「サンライズ出雲」(車両写真は、東京から岡山まで並結のこちらのアルバム「サンライズ瀬戸」を参照)で岡山を早朝に出発すると、岡山県側の伯備線沿線はほとんど常に進行方向左手高梁川が流れ続ける。「スーパーやくも」でだと指定席で「A席」側である。振り子電車ではない「サンライズ出雲」は、そこをゆっくりと遡るかたちになるが、ちょうど紅葉の季節に巡り合わせ、しかも寝台車だと室内の明かりが消せるので、朝靄(もや)にけぶる山々の間を流れる高梁川の水面(みなも)の上に、紅葉の絶景を眺め続けられ、こうして、ほとんど窓の反射なしに写真撮影できるというわけである。携帯の機種を904SHに変更していたおかげで、走行中にもかかわらず、手ぶれ補正が完璧であった.....もっともこの機種、意外と、白熱灯の柔らかい夜の光には、順応性が低い。