
11月21日に発売されたばかりの、Xperia最高峰、つまり日本のAndroidスマホの最新最高峰です。
Docomo等の大手スマホキャリアをすでに持っている人なら、金利手数料なしの長期分割でたやすく購入できます。
Qualcomm®Snapdragon™888 5G Mobile PlatformというCPUを用いている製品はまだ少ないですね。
まず気づいたのは、初期設定の際にアプリのダウンロードがむやみに高速ということ。まずはCPUの差が現れる事実です。
一見したデザインセンスはoppo Reno 5Aよりダサいと思います。しかし、ホーム画面の上下のスライドをうまく活用した切り替えは実に機能的。そしてキータッチが極めて優秀。
画面もたいへん詳細で、Youtubeも実に美しく観れます。
私にとって最大の関心だったBluetooth接続の音質ですが、私にはoppoとは相当違った音に聴こえます。クリアーで空間表現が豊かで解像度が高い気がします。「CTスキャン」ではなくて音の立体感も明らかにあるような。
そして、私が大衆の耳をハイファイから遠ざける悪魔の製品と言ってきたイヤフォンSONY WF-1000XM4が、純正の組み合わせの魅力を最大限に発揮して、シャキッっとしながらも中身の詰まったいい音に感じられるのは気のせいでしょうか。
音量調節には普通のボリウム調節のスケールのとなりに、本体を振動させる調節スケールが表示。
Victor HA-FW1000Tも解像度が上がった気がします。
ただ、かなり分厚い公式のケースを通しても、かなり発熱がある気はします。
ソニーがハイレゾウォークマンを捨てて歩んでいる道は十分感じられる気はしました。
冒頭の写真は右がoppoで左がXperiaです。
さて、上記の音質評価は、実は、SONY独自のDSEE Ultimateという、ハイレゾではない音源をハイレゾと同等にしてしまうシステムがオフの状態のレポートです。
音の違いがどこまでが気のせいかどうか自信がなかったのですが、オンの状態にしたら、「この音ははっきり言ってズルい」と思いました。
最強のストリーミング兵器。Youtubeまで凄い高音質になります。
これを使わないと音的にはXperiaにした意味もないわけですが。
ただ、これを使うとバッテリー消費が1.5倍には増えるらしいです。
また、本体にヘッドフォン・イヤホンを直接指すアンバランス出力は非常に良質かと思います。非常に透明度が高く、iFi GO bluに一度Bluetoothで飛ばしたものよりかなりいいのではないかと思います。
公式ケースが分厚いので、差せなくなる機種も出てくるのが難点ですが。
全く聴き疲れせず、アンバランス出力の音を一番評価する人もかなりいるのではないかと思います。ネット記事によると、出力がXperia5iiの40%増しとのことです。
私はもっぱらハイレゾ専用機(DAP)の代わりとしてこの機種の購入に踏みきったので、カメラも実に高性能らしいことや、ゲームの実力(更にはゲーム動画のキャプチャソフトは標準装備です)については、また改めて報告したいと思います。
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