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精神医学

2023年9月20日 (水)

日本人間性心理学会第42回大会(福井)参加について

今度の福井での 日本人間性心理学会第42回大会では、大会事務局に公式にご許可いただいて、書籍販売コーナーで、私自身が売り子となって、私自身の本を販売いたします。

そのため、ひょっとしたら、口頭発表に時間帯は書籍コーナーに詰め続ける選択をするかもしれません。

ただし、自主シンポには、S-07「医療領域におけるフォーカシング指向心理療法の実践」にフロア参加予定、そして、懇親会には出席できると思います。

懇親会が終わって、その晩のうちに東京への夜行バスで福井を後にしますので、残念ながら3日めの行事には参加いたしません。42_20230920113401

2023年9月 7日 (木)

ジャニーズ問題、「被害者」でもある東山紀之氏への「二次被害」への懸念とまで言い出すのはいかがなものか。【追記あり】

マスコミは「攻めて」こそのマスコミですからね。

最近のマスコミの多くはその「気概」を失っている。

だから、でしゃばるくらいの、

「キャシーンがやらねば誰がやる!」

が必要なわけで、

そうでないと、「アンドロ軍団」は倒せないわけで。

 

私の界隈では、望月衣塑子氏のやり方を「二次被害を増幅」という声もあります。

しかし、少なくとも東山氏のように、加害者にもなった被害者の「二次被害」はやむを得ないでしょうし、この事件の報道に関して、「二次被害の危険」と言い出すのは、きれいごと過ぎると思います。

被害者の「実名」さえ出さなければいい、で一線を引くしかないでしょう。

さもなくば、例えばPTSDとかDVとかはどんなものかを報道すること自体ができなくなるわけです。

名もなき人たちは「よくぞ言ってくれた!」が多数派だと思います。


***** 

 

【以下追記】:

複雑性PTSD についての当事者の本を読んだら、別の当事者がフラシュバック起こすリスクは常にあると思う。

この場合には、「安易に読まない方がいい」と言うしかない。

これに対して、ジャニーズ 事件の場合、テレビは見るな、SNSも読まない方がいいんじゃない?としか言えない。

そうでないと、被害の実情が報道できなくなる。

そうした報道すら「二次被害を招く」という理由で抑制されたら、いよいよこの問題は、闇に葬り去られる。

私が一線だと思うのは、自分からカミングアウトした被害者の発言を除いては、詮索されないことだ。

これは私の偏見かもしれないが、今回、報道の二次被害を訴える人たちがいると報道を批判するインフルエンサーの少なからずに、表現規制派がダブっているみたいに思えることだ。

もちろん実際にフラッシュバックしている人がいる、という指摘は重要だが、今の時代、ありふれた「正義の味方」ほど、当事者でない場合が多い。

結局、報道でフラッシュバックした人たちをサポートする体制を作るしかないと思う。

世界は、戦争で満ちている。

そうした戦争の悲惨さの報道が、「PTSDの被害者に二次被害を引き起こす」という理由で抑制されるようになったら、いよいよ恐ろしい世の中ではないか。

*****

ちなみに、私は、24時間電話相談を、正式にコースとして設定しています。

統合失調症の人が幻聴で苦しんでいるとか、自殺念慮に即座に対応しています。

依存が深まるのでは?と言われそうですが、こちらが自己一致した状態で接して行くと、症状も穏やかになり、電話して来る時間帯も改善します!

2023年9月 3日 (日)

「ウマ娘の精神分析」第1巻/第2巻 合本 イラスト入り 新装版 脱稿!!

イラスト挿入すると、なんと312ページになりました。

「厚い本」(^^;)

画面構成はこんな感じです。

Photo_20230903094401

2023年9月 2日 (土)

ハイデッガーの「世界-内-存在」と"Umheimlichkeit"(なじめなさ)

「アナタの人生は、アナタだけのもの」とよく言われますが、人間社会に「絡め取られ」過ぎている人への元気づけにはなりますが、所詮、人は社会の人間関係の中で生きるしかないのですから。たとえネット上でもね。

そもそも生物として生まれ、成長する過程は、他者(動物や植物を含む)との相互作用そのものですから。

ハイデッカーがいうが如く、「世界内存在」であり、「寄るべのなさ(umheimlichkeit 不気味さ、という定訳はよくない)」の中を生きるしかないものです。

「寄る辺のなさ」より「なじめなさ」がストレートか?
"um-heim-lich-keit"=「否定辞→故郷の→ような→名詞化」
実は、「世界- 内-存在(In-der-Welt-Sein)」以上の、ハイデッカーの「存在と時間」の鍵概念でしょう。

世界の中に、"umheimlichkeit"を体験しながらしか生きられない。

「寄る辺がない」からこそ、「自由」なのではないでしょうか?
「故郷(heim)」の因習にがんじがらめに絡めとられてはしまわれないからこそ。

これが、ハイデッガーの言う「実存」(「現存在」Dasein=「ここに-いる」)ということではないかと。

♪ここにいるよ、いつまでも
♪ポプラの枝になる

更に言えば、人間が他者と「共に-いる」ということは、#サリヴァン の言う「共人間的有効妥当性確認(consensual Validation)」が可能な状態でしか生じ得ない。

"con-sensual"=「共に-感じる」。

♪同じ花を見て、美しい
と同じように感じている、という、
「共同注視(北山修)」の「錯覚(illusion)」を、ある程度(!)、信じられること。

「脱錯覚=幻滅(disillusion)」との往復運動に耐えられること。

(以上、「若き臨床家のために」より)

*****

 この論考は、ジェンドリン と ヴィトゲンシュタイン の哲学とも更に絡めて「人間性心理学研究」 の 原著論文 として投稿します。


恐らく、第1稿は、今から2,3時間で書き上がる。

あとは、参照文献のページ探しのみ。

 

 

2023年8月31日 (木)

佐賀競馬の馬主さんと盛り上がる

私は、新しいチャレンジをしていく時になると、驚くほどに忘れ物、落とし物をはじめる(フロイト「日常生活の精神病理」)。

凄い集中力と、軽いADHDっぽさが同時に出るのだが、昨日も採用面接の後で、小さなショルダーバックが行方不明になった。
ホンモノのカンガルー革、手作り。
( ↓ これ)
Photo_20230831203801

写真に撮ってるってことは、「なんだ、結局みつかったわけじゃないの」と言われそうだが、本題はそこではない。

途中の鉄道とバス(どちらも西鉄)に忘れ物が届いていないことを確認した上で、自宅から歩いて5分の久留米警察署の忘れ物係(だいたい年4回はお世話になる)に向かったわけだが、そこに70歳くらいの親父が駆け込んで来た。

「千歳空港でカバン落としたと思ったら、荒尾駅(JR各駅停車の下りの終着駅であること少なくない)で見つかったとのことで。そしたら久留米の警察署に出向けと」。

「各種カード類も入ってましたが、30万へそくり貯めこんでたんです。失くしたと妻にバレたらこっぴどく怒られます」

職員がその親父の手続きのために奥に引っ込み、待つのが私と相席になったところで、私の方から、

「北海道に行かれていたのですか?」

親父:「ええ、ウマを買いに」

私:「佐賀競馬ですか?」

親父:「ええ、〇〇〇〇〇(馬名)の馬主です」

私:「先日佐賀競馬に行ったばかりです。馬主になるのには2000万所得がないとダメとか?」

(このへんで #ウマ娘 で仕込んだ競馬知識が役に立つ)

親父:「ああ、それは中央競馬の話ですよ。以前は2年連続2000万でしたが、少し前から3年連続になりました。更に、貯蓄が5000万口座にある必要があります。それは馬主申請をする時だけですから、他人からお金を持ってきて、すぐに返せば問題ありません。私は300万ぐらいですよ」

私: 「今、日高は日高本線も廃止されて交通も不便になりましたね」

・・ここで親父は窓口に呼ばれた。

2023年8月30日 (水)

9/10 こみっくトレジャー42 インデックス大阪 にサークル参加いたします。

正式発表。


ウマ娘の精神分析@ 9/10 こみっくトレジャー42 インデックス大阪 I46ab

サークル名「ケー・エフ・シー」

・・・実は二重申し込みをしていたんですよ(^^;)

おかげで、テーブル半分(1sp)ではなくて、テーブル1つ(2sp)独占です(^^)Snapcrab_noname_2023830_125453_no00

2023年8月26日 (土)

8月27日、#おでかけライブin高知(#高知市 #かるぽーと) A24  サークル「ケー・エフ・シー」特典 告知

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これからの各地の同人誌即売 共通のお品書き は以下の通り。

コミックマーケット103 で「ウマ娘の精神分析」新刊第3巻を出すまでは、基本的にはこの路線です。

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2023年8月21日 (月)

「うつ病は脳の病気」というの、やめません?

日本フォーカシング協会、フォーカサーの集いin福岡で、池見陽先生が言われたことで興味深かったのは、現在の「生理学主義」の蔓延に疑問を呈した点だった。

身体は絶えず環境と相互作用している。

しかしそれをすべて「神経学的」説明でまとめていいのか?

「身体の」反応に注意を向け、感じ取り、更に反応していく主体としての「私」は存在する。

私が思うに、「うつ病は脳の病気」という言い方、やめません?

確かに脳内の生理作用はある。

しかし、それを受け止める「私」がいる。

その私が、意識的、無意識的に、更に「反応」した結果としての「二次症状」を我々は体験している。
更に言えば、そういう人を周囲がどう受け止めるかも影響した「三次症状」。

ともかく、向精神薬がどれだけ発達しようと、病院で長期間伏せるしかない患者さんはいるわけだし、社会復帰しても、薬だけではバランスが取れない人は多い。

それって、その人の「認知の歪み」を解消すれば「社会適応」できるのでしょうか???

今より薬が「もっと」発達したら、確かに軽快する人は増えるだろうし、その価値は否定しない。

しかし、「それでも」心身が不調な人は、決していなくならないだろう。

2023年8月16日 (水)

「ウマ娘の精神分析」「若き臨床家のために」に対する、村瀬嘉代子先生と村山正治先生からの反響

村瀬嘉代子先生は、日本の心理臨床の世界の「女帝」です。

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村山正治先生は、日本のフォーカシング、いや、ロジャーズ派カウンセリングの最長老です。

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2023年8月 8日 (火)

今後の私のサークル、ケー・エフ・シーの同人誌即売会参加日程

今後の私のサークルの #同人誌即売会 巡業予定。

8/27 #高知 #おでかけライブin高知 #かるぽーと
9/10 #大阪 #こみっくトレジャー42 #インデックス大阪
9/24 #福島 #福兎会 第2回 #福島青少年会館
10/1 #佐世保 #佐世保市文化ホール
10/9 #静岡 #静岡コミックライブ222 #ツインメッセ静岡
10/22 #広島 #プリウマニティ広島杯8R #広島中小企業館
11/5 #金沢 #プリウマニティ金沢杯2R #金沢勤労者プラザ
11/12 #名古屋 #プリウスライン名古屋杯 #ポートメッセ名古屋
12/2 #福岡 #パカットマーケット #マリンメッセ福岡

ちなみに、私のサークル名は、#ケー・エフ・シー です

より以前の記事一覧

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トロントだより

  • 050601_0957
     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

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     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

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     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

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     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。