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福祉

2021年12月18日 (土)

「西梅田こころとからだのクリニック」放火殺傷事件に思う

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もとよりこうした放火殺傷事件の犯人は法のもとに裁かれるべきですし、被害者の方にはお悔やみ申し上げますとともに、幸い怪我ですんだ皆様に、身体の障害のみならずPTSDが残らねばいいがと案じております。

現時点ではまだ情報不足です。しかし敢えて10歩ぐらいまで先回りして、以下のことを述べておきたいと思います。

多くの病院は忙しいでしょうから、特別なことを訴えたり、面接予約時間以外に助けてくれと言われたり、書類申請とかでせっかちになる患者さんにぞんざいになりがちということには同情してもいいかと思います。しかし、そういう「特殊」ケースへの「危機管理」対応スキルこそプロの領域かとも思います。

援助的専門家には、自分に従順な患者以外には、ひどく冷淡な態度を取ることがあることが少なくないのが現実です。自分があがめたてられる教祖様になってしまうことの弊害に無自覚なのです。

むしろ「おとなしくしない」患者等との出会いこそ、治療者が成長する機会なのに。今回はこういうケースというのが私の勘です。

精神科医をはじめとする援助的専門家は、仮に善意の人であった場合すら(!!!)、自分が多くの人から慕われるようになればなるほど、自分の「影」が深くなることに非常に警戒すべきと思います。無意識に生じる「傲慢」の業(ごう)がいかに深いか。

今回の心療内科医が全くの善人であったと信じることとしましょう。しかし、唐突な連想ですが、親鸞 の「善人なおもて往生す。ましてや悪人においてをや(歎異抄 )」。悪人のほうが自分が悪いと自覚しているから極楽浄土に近いと親鸞は訴えたわけです。善人が浄土に行くのはもっとたいへんなんですよ。

もう、無茶苦茶なことを言えば、援助的専門家というのは、自分が人に「救って」欲しいから、患者さんとかに「癒やされ」「救われる」ために、そういう商売を選んだ可能性に自覚的であるべきです。自分が「救われて」おいて、金「もらう」立場にすらなってることがどれだけ「罪深い」か。

敢えていいますが、大学のセンセーとか病院勤務の援助的専門家は、自分が患者さんやクライエントさんや利用者さんに「食わせてもらっている」という立場だという「基本的構造に」一層無自覚かも。「お客様」に「救われ」、あがめてすらもらえるというのがどれだけのことか。けなされてナンボの立場。

そもそも多くの患者さんは、精神科医と接する際に、「精神科医の」機嫌を損なわないために、自分のできる範囲で、それはそれはものすごく「気をつかって」いるわけです。言いたいことの半分も言えていない。そのことに精神科医がどれだけ「助かって」いることか。

その道の専門家というのは、自分の能力にプライドと責任感を持つ一方で、自分が新たに遭遇する情報や事象や相手には、自分が実は全く無知で、これまで積み上げた能力や知識や能力が、通用しないか、弊害をもたらす可能性に開かれた姿勢を持つべきだろう。

およそ何かを「やりがい」「生きがい」にした場合、その分だけ誰かを(何かを)「搾取」し「隷属させて」いる可能性に自覚的であるべきだ。ボランティアでも趣味でも同じことかと。

少なくとも、日本的な意味での「謙虚な腰の低さ」って、実は厄介な人を引き寄せ、トラブルの種にはなると思います。

このお医者さん、自分で引き受けきれない要求まで引き受けようとしてしまったのではないか?・・・というのが私の勘です。

そして、日本的な意味での「謙虚な腰の低さ」を持つ人って、実は接する相手にすごくプレッシャーを与え、言いたいことを言えなくしてしまう気がします。自分を殺した分だけ、相手も自分を殺すわけです。 

自分が謙虚であろうとする人って、その態度を示すことで、相手を「統制」しようとしている面があることが多い気がします。そういう「謙虚な」人に、あけすけに言いたいこと言える人は少ないと思います。「処世術」にはなりますが、援助的専門家としてはそれだけではマズイ気がする。患者を萎縮させる。

そして、日本的な意味での「謙虚な腰の低さ」を持つ人って、実は接する相手にすごくプレッシャーを与え、言いたいことを言えなくしてしまう気がします。自分を殺した分だけ、相手も自分を殺すわけです。

患者(クライエント)さんの前で、多少はボヤきもユーモラスにつぶやける治療者に対しての方が、実は気易くホンネを口にできるわけですね。私が敬意を払う先輩方は、そういう人が多かったです。 「謙虚である」ことを含めて、無意識のうちに「統制」され、「マウントを取られる」ことに非常に敏感な人は結構いる気がする。非常に自覚的な形でですが、「つけいる(ツッコミをいれる)スキを見せる」ことは結構大事ではないかと。

情報不足の現段階で、このお医者さん個人を責めるつもりはないのですが、「謙虚な腰の低さ」と、無理なことは無理と相手に伝える力、そして、ある種のネゴシエーターとしてのしたたかさは、みな併せ持つ必要があると思います。

2021年12月 5日 (日)

同情心から動くことのダークサイド

学校に限らないことですが、特に日本の集団や組織には、難しい言葉で言えば「同調圧力」、わかりやすく言えば、「空気を読んで」ふるまうように求められるところがあります。

ひとと違ったところがあれば、たとえそれが優れたものと評価できる特徴でも、それだけで、いじめや、仲間はずれの対象となる。

そうした人と、わけへだてなく、あたりまえのように関わろうとする人もいるにはいることは少なくありません。

その人には、別に「寂しい人をなぐさめてあげよう」などという、余計な邪心すらないのです。

ところが、現実社会では、そうやって、集団から仲間はずれにされている人と、無邪気に友だちになろうとする人までが、今度はいじめや仲間はずれにあってしまうこともよくあるわけです。

不登校や引きこもりをする人には、いろいろな要因があり、一概に同じような人たちに分類するのは慎むべきでしょうが、この「空気を読みあう」、いじめやパワハラや仲間外れを生み出す学校や会社から敢えて飛び出す決断をした人も数多く含まれているかと思います。

すでに述べたように、そうした人たちを「かわいそう」と思うから手を差し伸べるというのは、実は無意識の中に「救済者願望」という余計な邪心が隠れていることが少なくないと思います。専門的には「パターナリズム」といいます。

これは実は、いかに本人は善意のつもりでも、強い立場にあるものが、弱い立場にある者の人生に介入し、干渉し、支配しようという「影」の側面に警戒せねばならないということでもあります。

差別やいじめにさらされている人の側にも、こうした「親切の押し売り」への鋭いアンテナを持っている人が少なからずいます。

余計な力みはやめましょう。もし、無邪気なまでにあたりまえに、そうした人たちと接していける自信のない人は、そういう人たちが、ひっそりと自分の世界を守れるように、普段は心を配るぐらいでいいのかもしれません。

もちろん、明らかにひどい扱いを受けている人たちのために、立ち上がらねばならない時もあると思います。しかし、その人たち自身に、最終的には、自分の人生を歩む権利があることを忘れてはならないと思います。

これは、カウンセラーなどという、人を救うことが仕事とされている(と世間に思い込まれている)ことをやっている私の、自分への戒(いまし)めの言葉でもあります。

*******

以上、私が今度刊行する本のある部分の原稿から、そのままコピペしました。

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2021年11月 6日 (土)

骨伝導ヘッドフォン OpenMove AfterShokz レビュー

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骨伝導ヘッドフォン は、聴覚障害の人が音楽を聴くためのツールでもあります。かの ベートーヴェン も、ピアノに棒をくっつけて、歯で棒を噛み、音を聴き取ろうと試みていた時期があります。

骨伝導ヘッドフォンは、その草創期に試聴して以来。

その時は、音質うんぬん以前の問題として、ちょっとあごを動かすだけで、音場が激変するのに辟易した。

この製品の場合にはまはやそんなことは全くなかった。

音質は、想像したいたよりずっとバランスがいい。意外と間接音・残響成分が聴き取れるものだと思った。

デサインが、非常に洗練されていると思う。

ただ、音漏れはもう盛大である。

耳が完全にオープンであることのメリットを享受するための製品だと思う。

最初は低音がモソモソ頬骨に伝わるのがこそばやゆかったが、すぐに慣れた。

その性質上、音量自体はそんなに出るものではないことは承知しておいて欲しい。


サイバーリンクパソコン工房

2021年10月20日 (水)

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2021年10月16日 (土)

このまる1日にnoteにアップした新記事の一覧

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こうしてまとめてみると、いわゆる左派リベラルのいう「差別はよくない」「多様性の尊重」という論調の底の浅さに違和感を覚えるのは今にはじまったものではないと感じます。

やまゆり園事件の時からなんですね。

 

 

2021年10月10日 (日)

宮内庁発表は、「眞子さまはたいへん傷つき、お疲れになっている」に留めてよかったはず。

私をはじめとする人たちが、「眞子さまが『複雑性PTSD』だったとしたら、記者会見などできないはず」とTwitter上で書いたことが、どうもネットニュースでもとりあげられるほどにも波紋を呼んでいるようですから、ここで正確を期したいと思います。

「複雑性PTSD」の定義とその多様性について様々な見解がある段階であることは認めます。

しかし、この診断を受けた「典型例」の当事者がさらされる偏見と不安、それどころか症状悪化への危惧をしないで、こうした診断論を交わすにとどまることは、専門家の「衒学的な」議論に過ぎないと思います。

私が繰り返しTwitter上で検索をかけた範囲では、「実際に」複雑性PTSD の診断を受けた人の中で、今回の「公表」を、これが自分たちの病気への理解が深まると「歓迎」している人は「皆無」、診断に「疑問を抱く」動きを必ずしもよいとは思わない人1名、診断の「公表」に異議を申し立てている人、50名近くにおよびます。

仮に医師の診断が有効という前提にたっても、宮内庁が、複雑性PTSDという診断であったと「公表」する必要性の積極的理由は「何も」認められません。

単に眞子さまへの「同情」を集めることを目的としてものであり、他方で更に追い打ちをかける勢力を生み出すことは、宮内庁もシミュレーションできたはずです。

宮内庁の発表は、

「眞子さまはたいへん傷つき、お疲れになっている」

に留めてよかったはずです。

******

今後、この論証に統一します。

これに反対できる方は、誰もいないと思いますが。

発達性トラウマ障害への治療ーCーPTSDへの簡易型トラウマ処理(杉山登志郎)

日本における発達障害治療の第一人者である児童精神科医、杉山登志郎先生の、発達障害と虐待問題、そして複雑性PTSDのリンクについての、たいへん先進的な内容の講演です。

2021年10月 8日 (金)

精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は(PREDIENT Online)

以下引用:

************

■「眞子さまはおそらく適応障害なのではないか」

 人格変化のために周囲の人が犠牲になることさえある。古くは永山則夫事件、あるいは大阪・池田小事件の宅間死刑囚、そして山口県光市の母子殺しの少年など、子供時代などに虐待を受けた人物が起こす重大事件は枚挙に暇がない。

 銃社会のアメリカでは、虐待を受けた子供が将来重大犯罪を起こすことが多いことも、虐待を受けた子供を親元に返さない大きな理由となっている。

 眞子さまの場合、もし、環境が変わり周囲の批判がなくなった結果、秋山医師が断言したように「健康の回復が速やかに進むとみられる」ならば、それは複雑性PTSDなどという心の重病でない。もちろん、私は直接診察したわけではないので100%そうだと言い切れないが、眞子さまに関してはおそらく適応障害(この疾患の詳細は、拙著『適応障害』宝島社新書を参照いただきたい)にあたるのではないかと思う。

 ただ、日本の場合、精神科の主任教授が臨床軽視・研究重視の大学教授たちの多数決で決まるため、私のようなカウンセリングや精神療法を専門とする大学医学部は全国どこを探してもない。そのため、複雑性PTSDであれ、適応障害であれ、よい治療者をみつけることはかなり困難だ。

 そういう点で、いい治療者を見つけるために眞子さまがご結婚されアメリカに行かれるのはいいことだ。

 複雑性PTSDについては予防の必要性は極めて高い。私は、アメリカのように、虐待が見つかったら原則的に親元に返さないできちんとしたチャイルドケアを受けさせるべきだと考える。そうでないと一生不幸を抱えてしまうことになりかねない。

 その一方、虐待をしてしまった親に対するカウンセリングも重要だ。アメリカではこれが盛んに行われ、カウンセラーが認めれば、子供はその親元に返される。

 日本の場合、残念ながら医学の世界、精神医学の世界がカウンセリングを軽視する傾向があり、見通しは暗いと言わざるを得ない。私の留学先のような「大学でない精神科医の養成機関」をかなりの数作らなければならないと思われる。

 

■「複雑性PTSDの患者は数十万人に達する可能性がある」

 実は、複雑性PTSDの患者はかなり多いと予想できる。というのは、虐待の数が想像以上に多いからだ。2021年8月27日に、令和2(2020)年度の児童相談所における虐待相談対応件数が発表されたが、ついに20万件を超えた(心理的虐待12万1325件:全体の59.2%、身体的虐待5万33件:24.4%、ネグレクト3万1420件:15.3%、性的虐待2251件:1.1%)。

 虐待された子供が新規で毎年20万人(実際はもっと多い可能性が高い)ということは、日本中に虐待経験者は全体で数百万人単位いるということになる。仮にその1割が複雑性PTSDになったとしても数十万人だ。これはかなり少なく見積もった数と言えるものだ。これから複雑性PTSDを増やさないだけでなく、現在複雑性PTSDの人たちを救うことが急務だ。

 今回の報道でもっと危惧するのは、複雑性PTSDになった人は周囲の人がやさしく見守れば、そのうち症状が緩和する軽い病気であるかのような誤解が広まることだ。

 あるいは、芸能人や政治家がバッシング逃れのために知り合いの精神科医に複雑性PTSDの診断書を書いてもらうケースが増え、この疾患に直面している人の苦しみをどこか軽んじるような風潮が世間に広まることもあり得る。

 複雑性PTSDという病名が世間に知られることは望ましいことだが、本当の実態が知られないと逆にいちばん迷惑をこうむるのは複雑性PTSDの患者であることも知ってほしい。

2021年10月 7日 (木)

羽馬千恵:「わたし、虐待サバイバー」目次

14歳のわたしへの手紙

 

■第1章 こうして「虐待」は始まった。

経済力のなかった母

愛情に包まれた柔らかな暮らし

幸せの雪うさぎ

母の再婚

妹が生まれて、変貌する家族

「人間は年齢ではない」と思い知らされた

妹を憎たらしいと思った日

俺はおまえの本当の父親じゃない

 

■第2章 「離婚」「貧困」「再婚」「虐待」でぐるぐる。

優しかった母までもわたしを傷つけた

離婚------最後にわたしを抱きしめた義父

食パンの耳で生き延びろ!

12歳で自殺を考えた

逃げ場がなくて頭が混乱していく

勉強の楽しさを教えてくれた、はじめての友達

母さん可愛くなったやろ

父親は、もういらない

くだらない! 教員たちのファンタジー

 

第3章 愛着障害 ~精神崩壊へのメルトダウン

再び 不登校になり、高校は中退

大学進学後、さらに精神を病んでいった

お父さんが欲しい!

「愛着障害」からトラブルに

恋愛感情って何ですか?

新たな依存先を求めて漂う

自殺未遂から医療保護入院に

閉鎖病棟での冷たい日々

人間を一番脅かすものはなんだろう

 

■第4章 大人になってからもトラウマは続く!

人生を受け入れるために、わたしがしたこと

就職活動に失敗しアルバイト生活の日々

社会が求めているのは結局「ふつうの人」だった

25歳、生活保護に頼るしかなかった

生活保護者は、病院を選べないんですよ!

職場はお父さん天国か、それとも地獄か

もう大人なのに....と言う医者

異常者に近づくな.....村八分になる

それでも、前に進みたい

 

■第5章 母の物語から見える虐待の連鎖

「お前のほうがマシと言う母のトラウマ

支援のなかった時代はそう昔ではない

母ににていく自分が悲しかった

「赤ちゃん日記」をつけていた

わたしにおきたある"変化"

 

■第6章 解離------虐待がもたらした大きな爪痕

虐待サバイバーの「病の来歴」

わたしが攻撃的人格に変わるとき

顔つきも、雰囲気も、口調もすべて別人に

加害者への治療と支援が必要な理由

虐待サバイバーは、悲しい別れを繰り返す

 

対談 和田秀樹✕羽馬千恵 虐待サバイバーたちよ、この恐ろしく冷たい国で、熱く生きていこう!

 

おわりに 虹色で、いい

 

2021年10月 6日 (水)

Yahoo! 知恵蔵で、眞子さまの「複雑性PTSD」診断に疑問を呈した人への私のコメント

●日本複雑性PTSD当事者支援協会が眞子さまの診断について困っているとHPに声をあげています。本当に眞子さまはこの病気だと思われますか?

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コメント:

私は一介のカウンセラー(病院臨床の経験はありますし、多重人格障害やPTSDの本は結構読んでいます)ですから慎重な発言をしたいと思いますが、少なくとも複雑性PTSDの「典型例」の場合、幼児期からの深刻な虐待やネグレクトがあるのが当然のことで、解離症状や自殺未遂など、深刻な病理があるはすです。

この点から考えると、仮に眞子さまが複雑性PTSDであったとすると、秋篠宮家内部で幼少期から深刻な虐待がなされていたということになり、小室氏の騒動の件など、症状形成にほとんど影響を与えていない筈という自己矛盾に陥ります。

そもそもすでに眞子さまの「複雑性PTSD」はすでに「治った」ということになっていますが、そんな簡単に「治る」ような疾患ではありません。

結局、今回の診断は、実は複雑性PTSDの患者を全く診たことがない医師による「過剰診断」としか思われません。

眞子さまはせいぜい「適応障害」でしょう。

診断を公表した宮内庁の判断は、はなはだ軽率なものです。

一般国民の同情を買うと思っていたんでしょうが、この精神障害の診断を受けた「典型例」の当事者に偏見と差別を生み出し、このニュースに接して、憤るくらいならいいのですが、症状の悪化すら生じさせている可能性があることを考えると暗澹たる状況です。

ところが、虐待問題に詳しいはずの精神科医や心理療法家のほとんど(和田秀樹氏を除く)が、この件について口をつぐむどころか、「これを機に皇室のメンタルヘルスへの理解が深まるだろう」などと、脳天気なことをTwitter上で平気で書いているというのは、もう無茶苦茶な事態です。

虐待問題についてここまで日本で専門家の認識が浅いとは思っていませんでした。

複雑性PTSD概念の提唱者である、ジュティス・ハーマンの「心的外傷と回復」など、著名でファンの多い中井久夫先生の訳であり、この本ぐらい読んでないと、専門家としてモグリだといいたいくらいです。

複雑性PTSDの当事者の手記としては、羽馬千恵さんの、「わたし、虐待サバイバー」がおすすめです。

今回、この件で、宮内庁の発表を盲信して、皇室に同情するだけの、ネット上のインフルエンサーやマスコミ各社のツイートに対して、私は逐一、この障害当事者への偏見と差別につながる危険を精査して、問題提起して欲しい旨、コメントを入れましたが、ほんの一部の無名な新聞記者さんを除いては反応を返してくれませんでした。

人々の多様性を尊重し、個人の権利を守ると日頃したり顔で論じているリベラル系の有名な方々がこの水準では、日本の未来は暗いと思います。

安全なところから自民党批判しているぐらいなら、この問題を啓発して欲しいのですが。

 ↓ のリンク元

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トロントだより

  • 050601_0957
     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

  • 050723_1544
     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

  • 051012_1214
     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。