コメント・トラックバックについて

  • このブログのコメントやトラックは、スパム防止および個人情報保護の観点から認証制をとらせていただいております。これらの認証基準はかなり緩やかなものにしています。自分のブログの記事とどこかで関係あるとお感じでしたら、どうかお気軽にトラックバックください。ただし、単にアフリエイトリンク(成人向けサイトへのリンクがあると無条件で非承認)ばかりが目立つRSSリンク集のようなサイトの場合、そのポリシーにかなりの独自性が認められない場合にはお断りすることが多いことを、どうかご容赦ください。

Twitter

若きカウンセラーに向けて

2021年11月26日 (金)

自分を変えるか、社会を変えるかの二分法ではない

ツイッターに流れて来たのですが、

  • メンタルヘルスが「流行り」になってきてる。対症療法的なことや過剰に適応させる技ばかり増えても本当はだめで、根本的な社会の問題を考え解消させていく動きが増えていかないといけないのだけど、むしろそこから目を逸らされているような感じがしてしまう。


こうい意見、ありがちなんですけど(ちなみにこのツイートした人は、産業カウンセラーですから、自戒の念を込めてでしょう)。

カウンセリングは、単に心の問題を解決することではないと思います。

自分を変えるか、社会を変革するかの二分法ではないと思います。

一見カウンセラーの仕事ではないように見えるかもしれませんが、問題のありそうな職場や学校や家族へ過剰適応している状況への介入や、現状で利用できる機関や制度の紹介とそのためのサポートなども心理専門家の務めと思っています。

これも「その人の置かれた生活空間」というミクロな「社会」を変えることです。

自分を変化させる方向へ一歩踏む出み出すということは、一人だけで頑張るのをやめて、他者(公的機関等を含む)に助けを求めることも含まれると思います。

カウンセリングは、自分の「心の中の」問題を解決するにとどまることでありません。ある意味では他者への「頼り方」を学んでいくことだと思います。

この点を勘違いしているカウンセラーも少なからずいます。

楽天トラベル

JAL 日本航空 国際線航空券

2021年11月24日 (水)

新著刊行についての今後の進捗(1)

明日、幻冬舎からの新著の刊行の正式契約をネットクラウドを通して取り交わします。

まさに今の社会情勢を反映した内容で、状況はあまりにも流動的、「旬」を逃すと明らかに売り上げにも影響するので、このブログへの新規記事を抑制してでも空き時間を執筆に傾倒、1月初めまでには完成原稿を送付できることはほぼ確実です。

内容は、精神分析をはじめとする、これまでの私のカウンセラーとしての知見の集大成と行っていいものになりそうで、現代の家族関係の問題を色濃く反映させたものとなるはずです。

すでに送った原稿は、担当編集者も予想以上の内容だと身を乗り出す感想をしてくれ、自分もそのテーマについていろいろ勉強してみたいと言い出しています。

自分で言うのも何ですが、非常に魅力的な文章と構成だろうと思います。

ただ、大出版社というのは、こういう時にできるだけ緊急出版する決断をするまでにはいろいろあるようで、当初私が想定していたより実際の刊行は遅れ、2022年夏になりそうです。

中学生ぐらいならスラスラと読める、一般の人目線の、誰もが我がことのように感じる、関心をもたれやすい題材と思いますので、是非期待しておいてくださいね。

私のこれまでの著書は以下のとおりです:


2021年11月22日 (月)

どんな分野でも必要な、「臨床的」姿勢

Ws000000_20211122053501

非常な極論を言えば、およそ「思想」というものを学ぶことには弊害しかないと思う。そこには、様々な現実と状況に置かれた個々の「具体的人間」というものが不在だから。

およそどんな技法であろうと、その標準技法を一度はきちんと学び、身につける過程を経る必要はある。後はその技法の「信者」にはならないようにしていくことだ。この段取りは決して飛ばしてはならないと思う。

「〇〇主義」の人間、「〇〇派」の人間、「〇〇党」の、「〇〇障害」の人間がいる前に、ひとりひとりのみんな少しずつ違う、「人間」がいる。そのことを忘れたら、単なる「ファントム(幻影)」を相手とした不毛な対立・抗争があるだけで、何も生産的なことは生じないだろう。

一次データ・資料(あるいは生身の人間)を前にして、一から自分の頭で考えてみて、それから理論や技法を学ぶという段取りが、分野に関係なく、日本の教育で忘れられてきているのではないか? 理論や思想に「あてはめて」物事を見ないのも、ひとつの「訓練」だと思う。
楽天トラベル

JAL 日本航空 国際線航空券

 

2021年11月 7日 (日)

フォーカシング技法と、その背景にある体験過程理論の、5分で読める解説

Ws000099

これから、私の拠って立つ流派、#フォーカシング 技法についての紹介をはじめます。

一番わかりやすい、しかも薄い本は、私自身のものだと思います。電子書籍版もありますので。


続いて、私自身のライブ映像。横浜で開業した20年ぐらい前のもので、恥ずかしくもありますが。


#フォーカシング は、#クライエント中心療法 の生みの親、#ロジャーズ の直弟子である #ジェンドリン (2,3年前亡くなったばかり。実際お話したのは一回だけですが)の開発した、心の中に生じる、言葉にならない漠然としたモヤモヤ(#フェルトセンス といいます)に少しずつ注意を向け、解明する技法。

#フェルトセンス とは、静かに注意を向けると身体に感じられてくる未分化で曖昧な「感じ」そのもののことで、身体症状や激しい情動とは少し違います。私たちは、フェルトセンスを「直接」対象化し、注意を向け、虚心に味わうことを、日常の中ではしないままのことが多いです。

私達は、生じてくる身体からの訴えに、性急に言葉を押し付けたり、振り払ったり、ごまかしたりしながら日常を送っているのが通例です。
そこに敢えて立ち止まって、少し間合いをおいてじっくり眺めてみるのが、#フォーカシング の基礎です(ここまで習慣化してできるようになれば、それだけで十分)。

私達は、自分の中から生じてくる訴えに対して、すぐに「お説教」をはじめることが多い。

「そんなの気のせいだ」
「そんなの、努力が足りないからだ」
「我慢しろ」
「そいういうのは他人に出してはいけない」


などと。

そういうのを #ジェンドリン は、「内なる批評家(inner critic)」と呼びます。


そうした声には、一定の役割があり、もっともなところもあるのかもしれませんが、いつもそうした訴えが自分の中から生じるたびに同じ反応をして、堂々巡りをしていることが多いものです。

こうした堂々巡りは、#認知行動療法 でいう、#スキーマ (信念体系)という概念と、大変似ています。しかし、認知行動療法では、これをより合理的な思考に置き換えようとするのに対して、#フォーカシング は、そうしたモヤモヤそのものから、心身の解放と共に、新鮮な洞察が生まれることをめざします。

ではジェンドリン自身の一般向けの本へのリンク。


私はこの本で「世界が変わって」しまいました。


でも、#ジェンドリン 自身の本より、私の海外の師である、アン・ワイザー・コーネル女史の本の方が、コミカルなイラスト入りで、わかりやすいかもしれない。

050531_2309b_20211107210601

アンさんのWebsite。

Ws000000_20211107215401

#ジェンドリン の #フォーカシング 技法の背景にあるのは、「人はどういう時に変化するのか」「流派を問わず、カウンセリングがうまく進む時には何が生じているのか」についての「体験過程理論」という革命的な理論があります。その論文がこちら


「#体験過程 理論」もできる範囲で簡単に解説します。

従来の心理療法(フロイトとかユングとか)の心の図式には「#意識」と「#無意識」というものがあった。そして無意識下に #抑圧 されているものを「おもてに出す」ことができるようになり、「洞察」を得ることで心身の再統合がなされると考えていた。

しかしこれらの古典的 #力動心理学 のパラダイムにはひとつの前提があった。


それは、心のなかに、あたかも「もの(entity)」のように、心の「内容(content)」が存在していて、それを「無意識」から「意識」へと移動させれば解決する、という図式である(「内容モデル」「抑圧モデル」)。

これに対して #ジェンドリン は #ハイデガー や #デュルタイ の哲学、#現象学 を援用して、「過程モデル」を考案。
人がまず #体験 するのは、非言語的な曖昧な「感じ」そのもの。これを「暗黙の意味(implicit meaning)」と呼ぶ。
これに直接注意を向け、参照することをdirect referenceと名付ける。

この「暗黙の意味」は、複雑な分析不能な細部を無限に持ち、特定の「内容(content)」の還元できない、それを超えたものである。
この、感じられた「暗黙の意味」に直接「持続的に」注意を向ける(direct reference)ことをしていると、そこに、自然発生的に、「ひらけ(unfolding)」と呼ばれる現象が。

こうした「暗黙の意味」への直接的注意から生じる「ひらけ」→「明示的な意味」の表出→「感じ」そのものの変化→その「感じ」の「暗黙の意味」への再度の直接的注意、という循環運動のことを、「#体験過程(experiencing)」と #ジェンドリン は名付けた。

*****

以上です。

もっと早くこういうエントリー、あげとくべきでしたね。

 

2021年11月 2日 (火)

すべての対人関係は、「政治活動」そのものである。

ひとりの #カウンセラー としての見地からいえば、#政治 の基本とは、自分が接する「ただひとりの」人間の心をつかみ、こころを通わせ、絆を結ぶスキルを磨くことに基礎を置かねば、どうにもならないと思う。

敢えて言うが、これができない人間は、実際に #社会 を変えていくことなどできないはずだ。

これは、その相手がネット上での一時的な関わりであろうと、友人であろうと、役場の職員であろうと、仕事上の関係者(上司や部下や同僚、クライアント)であろうと、陳情する相手としての政治家であろうと、同じことだと思う。・・・実は、一番難しいのは家族かもしれないが。

もちろん、これは単に有効的な関係を結ぶというだけのことではない。自分と敵対する人間との論争や、あえていえば「喧嘩」の場合にも言えることだ。

目の前にいる(ネットの場合は「目の前」ではないが)、直接接するただひとりの人間に影響力をふるえなければ、組織や社会を変えていけるはずもない。

実力のある政治家や、どんな分野でもいいが、影響力のあるリーダーというのは、実は、まるで「自分一人を相手に」語られているかのように魅了させてしまうスキルを持っている人間であるということは、多くの人が認めるところではなかろうか。

敢えて大上段にふりかぶったことを言えば、衆議院選挙があのような結果に終わった今、まずは「今日から」始めるべきことは、そのような、自分と「直接」接する人との関係の変革だと思う。

敢えて言えば、「すべての #対人関係 は、#政治活動 そのもの」である。

・・・なんか知らんが、我ながらかっこのいいツイート連投を、何となくできてしまったので、こうしてupしてみた次第です。

ちなみに、私は、「#家族の政治学」みないな、ミニマムな社会学系の本は読んだことはないですよ。

私の経験に基づく、思いつきを並べたに過ぎません。

私の職業って、究極的には、一般論や既成の理論にあてはめて、目の前にいるクライエントさんの #アセスメント や 心理療法の #技法 を適用することではないと思う。それらは腕を磨くための効率的 #手段 であるに過ぎない。最終的には、クライエントさんのために #一品料理 を作るスキルなのだと思う。
楽天トラベル

JAL 日本航空 国際線航空券

2021年10月29日 (金)

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」についての、カウンセラーの立場からの小考察(再掲)

Ws000016

この作品は、すでに観ている人が多いであろうし、その評価も定まっている。

ここであらすじについて今更紹介する必要もないであろう。

現在も、Neiflixに加入しさえすれば、いつでも観ることができる。


まず思ったのは、今、介護施設にいて、コロナ対策のため、完全面解禁止で、玄関で洗濯物の交換だけを棚でしている99歳の母親に宛てて、母親がこの世を去る前に、手紙を書きたいということだ。

でも、下手に書いてしまうと、母親が早死しそうで、ちょっと怖いのだが。

そんなに私の日常って変化はないし、繰り返して手紙を書こうとしても、書くネタはない。


******


「愛している」という言葉は、特に日本人は軽々しく使う言葉ではないだろう。

この言葉の安売りは、逆にウソっぽく、安易に口にすべきではないし、他人からきかされても、警戒すべきことのように思う。

ましてや、母親にこの言葉で現段階で表現するのは非常にウソっぽい。

「感謝している」とかいう言い方でもまだウソくさいかな。

内観療法で、年代ごとに、「していただいたこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」という3つのお題がある。

先日、「フォーカサーの集い」で、フォーカシングに内観療法を取り入れた分科会に参加した。

短時間であったが、「小学校3年生までに、自分にとって重要な人物について内観する」ことを課題として出されたが、不思議なもので、私の場合、父母など、身内ではなく、私をいじめからかばってくれ、「親友」と呼んでくれたクラスメートのことが想起された。それは意外だった。

私は現在でも亡き父と生きている母に「甘えて」いて、ひとりの他者として対象化できていないのかもしれない。


******


この物語で登場する、自動手記人形=ドールという仕事は、ある意味で、カウンセラーとも少し似たところがあると感じた。

クライエントさんの気持ちを聴くにあたって、ただ額面どおりに鸚鵡返しにしているのでは駄目で、ある意味では、この物語でいう、「言葉の表と裏」を汲み取れねばならない。

かといって、「察した」気持ちを、そのままクライエントさんに返してしまうのも「侵入的」過ぎる。

このあたりの塩梅が難しいと思う。

自分の「気持ち」に気づくのは、クライエントさん自身が物語るなかで自然発生的になされるように寄り添う必要がある。

しかもそれが、クライエントさん自身のための「自閉的な」コトバではなく、他者(この物語で言えば、手紙の宛先の、『大事な』特定の誰か)に通じるコトバになる必要がある。

ある意味では非常に禁欲的な仕事である。自分の経験・物語を勝手にダブらせてはならないし。

でも、恐らく、カウンセラーが自分の気持ちに気づいてる程度に応じてしか、相手の気持ちを汲み取れるようにはならないと思う。

この物語で、ヴァイオレットは、自分を育ててくれた少佐の最後の言葉、「愛している」とは何なのかを知りたくて、自動手記人形の職を選ぶ。

それは、彼女自身の気持ちに気づいていくための旅路でもあるが、このTVシリーズでのエンディングの時点では、非常に控えめなものである。

しかし、それが自然な気がする。

********

・・・などと、上から目線でスミマセン。

********

最後に、不幸な事件によって、亡くなった皆様に、哀悼の意を捧げます。

そして、傷を負われた皆様と、その皆様を支えている方々の、こころ(と、ひょっとしたら身体にも?)に永遠に残る傷についても、その痛みを少しでも汲みとれればと思います。

********

【第2版で追記】: この作品を見終わったのは昨晩の10時頃。すぐにこのエントリーを書いた。

今(翌日5時)、悪夢にうなされて「これはいかん、目を覚ますしかない」と感じて目覚めた。

それはどうも、この作品を観たことがひとつの刺激になっているからだろう、と、ベッドから離れて立ち上がった瞬間に思った。

私は生涯に渡り背負わねばならない「十字架」がひとつある。

それが暴露されたら、スキャンダルになりかねないものである。

この点については、私はこのブロク上でも、一貫して、現実を隠し、私が被害者であるかのような書き方をしている。

それを私が知らせた時、亡き父は、電話の向こうで、私が生涯一度しか経験してことがないのだが、号泣した。

そのことでは、父に「迷惑をかけた」こと以外での何者ではもない。

このことについては、父に受け止めてもらえたことに「感謝」する次第である。

私はやはり、この物語でいう「火傷」を追っており、むしろそのことによって「燃えている」のだと思う。

それが私のこころを「燃えさせて」おり、永遠の「贖罪」への旅を、うながしているようにも思える。

引き続き、

●「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」Extra episodeと、劇場版第1作、「永遠と自動手記人形」観た
のエントリーもあります。

楽天トラベル

JAL 日本航空 国際線航空券

2021年10月18日 (月)

境界例水準の人への逆転移が生じた時に、「解釈」を返す必要はない。

カウンセリング場面での、クライエントさんの延々とした沈黙にどう対処するかが苦手というカウンセラーは多い。焦りばかりが生じるからね。

境界例水準の人とのカウンセリングにおいては、カウンセラーへの逆転移 (特に 延々と続く沈黙)は 何ら「解釈」を返す必要はない。

治療者自身がマインドフルネスの状態に入って、リラックスした状態の中で、自分の中に生じる感情や想念を次々脇において、そばにたたずむだけで、有効な展開が生じるというのが私の経験。

私は、日本心理臨床学会で「沈黙のフェルトセンスを共有する」と題して、面接のたびごとに延々とした沈黙状態に入るクライエントさんにこのスタンスを一貫した事例を発表をして、後に日本精神分析学会の会長となる座長の藤山直樹先生に、「その調子でやりなさい」とだけコメントされたことがある。

私って、境界例の人に巻き込まれにくいし、そもそも対人関係の中で感情的になることが少ない(自分が軽躁的になって周囲に迷惑をかけることはあると思うが)。

まあ、唯一の例外だったのは、私の妻に対してであるが。

仕方ないではないか。24時間相手にするのだから。

これも自分ひとりでフォーカシングができるおかげである。
楽天トラベル

JAL 日本航空 国際線航空券

 

2021年10月16日 (土)

このまる1日にnoteにアップした新記事の一覧

Ws000004_20211016191501

こうしてまとめてみると、いわゆる左派リベラルのいう「差別はよくない」「多様性の尊重」という論調の底の浅さに違和感を覚えるのは今にはじまったものではないと感じます。

やまゆり園事件の時からなんですね。

 

 

2021年10月 1日 (金)

教え子が北朝鮮拉致から復帰してしてきた人間であるという夢

先程まで寝ていたのだが、かなり長い夢をみていた。

その流れの大半は忘れてしまったのだが、重要な流れとして、私の教え子の一人が、北朝鮮に拉致され、戻ってきた人間であることが、夢の中では「常識」とされているということだった。

監禁されていた時の様子、そこで敢えて面従腹背の態度を取り、テコンドーを身につけていく過程、塩酸のような、危険な薬品(正確には塩酸ではなさそう。夢の中では定番化している、独特の危険な薬品)を取り扱っているシーン・・・などが含まれていた。

これは私に限らず、日本人の多くの夢において言えることなのだが、「北朝鮮」というのは、無意識の中の、最も対極的な「影」の領域を指す。

「教え子」という点からすると、恐らく私にとっては3人の人間がオーバーラップしている。

3人に共通するのは、不登校などで苦労して、そこから高等教育を受け、今では専門的領域で活躍している(活躍に向かいつつある)という点である。

「テコンドー」のような武道は、私から遠い「スポーツ」の領域でもあるが、同時に、私は、心理療法家の「修行」というのは、実は「武道」めいたところがあると常々感じていることにも対応すると思う。

「面従腹背」というのは、現実適応に際しての「したたかさ」という因子と関係すると思う。

「危険な薬剤」というのは、「危険と隣り合わせて得られる、得難い宝」をイメージさせる。

あと、ひょっとしたら、「ウマ娘」のアクネスタキオンも関係しているかもしれない。

いずれにしても、この夢は、私が非常に危ない橋を渡りながらも、何かの財宝を得て、帰還しつつあることへの暗示であろう。

アグネスタキオン様:

Ws000001_20211001060301

2021年9月27日 (月)

私も後継の世代にたずなを渡すべき年齢か?

昨日、遠方に向かい、若い音楽関係者と会ったのだが、オーディオ談義も随分できたし、DTMにも詳しかったし、相川七瀬私のヘッドフォンで聴いてもらえたし、楽しい半日を過ごせた。

随分頑張って、精進してる様子であった。

私は、前回会った時よりは肩の力を抜いていたし、彼もその様子でしたが、それでも私は「燃え尽きて」いたようで、帰りの新幹線の「のぞみ」号は完全に爆睡していた。

「のぞみ」は博多止まりだからいいのでして、これが熊本や鹿児島まで行く「みずほ」「さくら」の自由席だったら乗り過ごす危険が高かったろう。

******

・・・で、今朝方に向けて観た夢ですが。

私は学会発表をひかえているのだが、その内容が全くつまらない、根拠のないものであることに直前に気づき、非常に落ち込んで、うろたえている。

鏡をみると、頭髪はひどく薄くなっている。

私の教え子が、どんどん頭角をあらわしつつも、風体が髭を伸ばし、別人に見えるようになっていたことを思い出す。ZOOMのネット学会の際には、SHRUEの高級マイクなどを用いていたが。

 ↓  恐らくコレ。

私は、自分が絶頂期に会った頃の学会発表すら、実は内容が空疎であったことに今は気づいている(ことに夢の中ではなっている。私の夢の定番ネタ)。

******

・・・実際にはかなり長い夢のように思われたが、非常に苦しい悪夢で、起きた時にはほっとした。

夢分析のプロである私は早速夢の理解を試みた。

夢の中と現実が何が違うかを重視するのも大事なことである。

まず、私は61歳になり、白髪こそ少し増えてきたが、髪の量は、母親譲りで極めて多い方に属する状態を維持している。

夢の中では、現実の変化が、より極端に表現されることはよくあることである。

私が、昨日の若い人との接触の中で、自分がずいぶん年長になってきたことをしみじみ感じさせられたことの影響が大きいであろう。

夢の中の私の教え子は、(リアルワールドの本人には迷惑かもしれないが)私の分身であり、後を託す人である。

私が自分の過去の学会発表で、今は内容が空疎だったと思っているものは確かにいくつかあるのだが、現実には、いくつか重要な功績を果たしたとは思っている。

恐らく、実は私はまだこれから成長の余地があり、努力を重ねねばならないことの示唆であろうか。

より以前の記事一覧

フォト
2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

トロントだより

  • 050601_0957
     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

  • 050723_1544
     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

  • 051012_1214
     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。