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音楽

2021年9月16日 (木)

ブラームス 弦楽六重奏曲第1番 メニューイン他

ブラームスの室内楽入門として最適の曲です。

殊に第2楽章の悲愴な変奏曲は、ルイ・マル監督の映画『恋人たち』で使用されて有名です。この楽章は誰が聴いてもハマります。

私の愛聴しているメニューインとその仲間たちの演奏で。

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2021年9月15日 (水)

相川七瀬:Treasure Box -Tetsuro Oda Songs

ZARDのエントリーで、相川七瀬つながりで、プロデューサーであり作曲家の織田哲郎人脈を体系的に聴いてみたいと書いたばかりだが、相川による織田哲郎作曲ばかりを集めたカバーアルバムがあると知り、しかもそれがApple MUSICにあったので早速ダウンロードしてみた。

※( )内は源歌唱者。

M1.世界中の誰よりきっと (中山 美穂, WANDS)
M2.いつまでも変わらぬ愛を (織田哲郎)
M3.チョット (大黒摩季)
M4.Precious Summer (浜田麻里)
M5.碧いうさぎ (酒井法子)
M6.世界が終るまでは・・・ (WANDS)
M7.君がいたから (FIELD OF VIEW 坂井泉水 作詞)
M8.咲き誇れ愛しさよ (Wink)
M9.BOMBER GIRL (近藤房之助&織田哲郎)
M10.翼を広げて (DEEN)

■ゲストミュージシャン
・つるの剛士 【M1】
・寺田恵子(SHOW-YA)【M9】
・杏子【M9】
・中村あゆみ【M9】
Chorus
・大黒摩季【M3】
・宇徳敬子【M4,5,6,7,8】
・柴崎浩(ex.WANDS)【M2,6,10】
・浅岡雄也(ex.FIELD OF VIEW)【M7】

正直言って原曲を知っているのは限られていたので、比較論はできないが。

******

まず、音質には・・・はっきり言って失望した。

相川のオリジナルアルバムとの落差はひどい。ひどく底の浅いお風呂場録音。ロスレス音源であることは表示されているのだが、これだけひどい録音は滅多にない。

編曲もチープでペラペラなのが少なくない気がする。

これだけ気の入れ方が違うとはね・・・

******

M1.これくらい当然知ってるし、持ってるわい。これ、全然おもしろくないです。ロック調に無理やりやっつけ仕事していて、しかもスベっている感じ。

M2.これは聴きやすい方だろう。それなりにだが。編曲もあっていそう。

M3.恥ずかしながら大黒摩季は聴いたことがない。代表曲らしいですね。そういえば聴き覚えがある気がする。この編曲はそれなりに気を入れているかな。ラップ入り。本人とのデュエットか。

M4.浜田麻里って、一枚ぐらい持ちたいと思っていたが買わないままだった人の一人。アレンジは相当力をいれてるかな。この曲に関しては十分満足。Amazon評には歌唱が本家に全然かなわないという意見もある。

M5.おいおい、これをやるかよ。CD持ってますけど。ロック・バラードという感じの仕上がりになってますけど、何かリミックスに相川がカラオケしてるみたいな感じ。似合わないなあ。

M6.WANSって、世代のはずなんですけど、如何せん私が一番負け組のクラいおたくだった頃だから、触れていないのだ。これはそこそこ音質がマトモ。編曲も凝ってる方かな。

M7.これは、ロック的に分厚くすることにこだわらず、それこそ早いテンポのZARDみたいにしてガール・ポップに開き直っているから、非常に聴きやすい気がする。

M8.Winkって、世代ですけど、持ってない。これは16ビートにして、ユーロビート風、あまりロック的に分厚くしてないままなので、意外と聴きやすい。でも、やはりどうしてこれを相川がやる必要があるの? カラオケじゃーという思いは残る。

M9.これもまたユーロビート的か。何か男二人の浪花節みたいな感じの曲ですねえ。

M10.DEENってのも、ビーイング系でしょ? 当時の私が住んでいる世界とは対極すぎて。これも、なんでこんな海辺でよろしくやってますみたいな曲を相川がやるのかようわからんなあという感じ。

******

全体として、メロディアスな曲を無理やりロックに乗せようとしている印象がある。しかもその編曲がやっつけ仕事っぽい。

ベスト“ROCK or DIE”の「六本木心中」のカバーの場合は、原曲を倍のテンポに引き伸ばして、ユーロビートをロックバンドでやってるみたいなグルーヴに乗せて、原曲解体に近いみたいにして、まるで相川のオリジナルみたいに聴こえる域まで凝っていた。編曲も細密だったし。

裏を返せば、織田がどれだけ若い頃の相川に気を入れていて、オリジナル曲を懲りに凝り性にして、緻密で凝集的で独自の世界を築くことに汗水たらしていたかがよくわかった。

やはり、根暗で生真面目に思いつめてツッパってるイメージがありだからこその相川七瀬なのではなかろうか?

*****

・・・なんか、さんざんなことを書いてしまった。

・・・あ、聴きながら同時進行で書いているうちに、そのまま相川のオリジナルアルバムにメドレーでつながった。

ファンになりたてなのに言うのもなんだが、故郷に返った気分だ。

*****

Apple MUSICではオリジナル・アルバムもたくさん落とせるので、それを楽しみにしておこう。

*****
最後にオリジナルのアーティストの動画をまとめて貼り付けておきます。

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相原七瀬は神

私にとって神になってしまった。

いろいろ御託を並べていましたが、ヘッドフォンの方が調教(エイジング)されてしまいました。

当然、他のCD音源を聴いても、音質が向上しています。もう、どんな曲を聴いても、キモチワルイ域まで音質が良くなった。1950年代の初期ステレオ録音のクラシックですら、まるで目の前のライブのように生々しく響くようになった。これだけの情報量がCDには詰まっていたのだと。

おそらく、この凄みは、有線ヘッドフォンではなくて、それなり以上のクオリティの、LDAC対応のBluetooth接続の本格的ヘッドフォンでないと真価は体験できないと思います。

以前のエントリーは、終わりの方だけ読んでください。

私がレビューしたベストアルバムはもはや廃盤のようですが、Amaozonには中古は安価でいっぱい出ているようだし、何よりApple MUSICに入っていれば、ロスレス音源ダウンロードできますので。

↓ こんな歌もあるんだね。

2021年9月14日 (火)

ZARDのベストアルバムをはじめて通して聴いた

2つ前の相川七瀬のエントリーで、「六本木心中」のYouTube動画で、坂井泉水、相川七瀬、アン・ルイスがワン・コーラスずつ歌ったものがあることを紹介した。

これは、坂井泉水がオーディションの時に歌った録音を、動画製作者が編集したものとの解説がある。

そのことがきっかけで、今日は、2週間に一度の福岡市への出張時の帰路から、実は15年も前に購入していた"Golden Best 〜15th Anniversary〜"をiTuneロスレスとしてとっくに取り込んでいたものを、スマホのApple MUSICを通して聴いていた(未だに、パソコン側でiTunesに取り込んでさえいれば、スマホ側でも自動的に再生できてしまうメカニズムはよくわからない)。

その後も25周年のベストなども出たにもかかわらず、現役盤のようである。

実は、正直に言って、ZARDについては、ご多分にもれず、アニメ「スラムダンク」の「マイ フレンド」で知った組であり、このベストを買った直後に、タイトルだけは知っていた「負けないで」を聴いてみて、あとは放り出していた。

ともかく、15年前の私は、CDを思いつくままに買い漁って身を持ち崩して(?)いたのであり、これはジャンル関係なく生じていたことで、クラシックでも、全く聴いていなかったもの、あるいは少し聴いて放り出していたものは山程ある。

そうしたCDを、久留米に帰って、決して高価ではないが、CD再生にとっては至極合理的な、フルデジタル環境を整備するに連れて聴き直して、「あれ、こんないいの聴いてなかったとはもったいなかったな」という思いにとらわれたケースは実に多い。

今晩はほんとうは、昨晩読んで非常に面白かった、セバスチャン・ハフナーの「ヒトラーとは何か」について書こうと思っていたのだが、この本のレビューを書こうと思えば、丁寧に再読しながらメモを取り、要点を抽出しないとその面白みをレビューできず、それをするには、外出の疲れもあり無理だと感じたことと、実際にベスト・アルバムを聴き通す中でかなり癒やされてしまったので、順序を入れ替えることにした。

ZARDの熱心なファンの方にはたいへん申し訳ないが、その程度の動機づけで書いていて、相川七瀬のエントリーのように、細かい訂正と増補改訂を重ねて突き詰めたエントリーではないことをお許しいただきたい。

******

坂井泉水の悲劇的な死については当時の報道で知っていたし、実は彼女の出身が私の故郷、かつ現住所である福岡県久留米であるという説とか、「蒲池氏」つながりで、松田聖子のいとこであるとかいう説があり、私はそれを信じていて、てっきり「久留米市出身の有名人」と思っていた。

だが、念のためWikipediaを見たら、神奈川県平塚市と書かれていて、あれーと思い、少し検索したが、昔のWikipediaでは久留米市出身と書かれていたこと、本人もそう発言していた時があるらしいこと、このことを吹聴したのが、実際に久留米市出身である宮崎哲弥であることがとりあえずわかった程度である。

なぜこのグループ(というか、早い段階で固定メンバーは坂井泉水のみになっていたらしいが)に非常に熱心なファンがついたのかとなると、同時代体験の外にいた私にはまだつかみかねるところがある。

今回聴き通してまずは感じたのは、実に平凡な言い方だが、「永遠の青春の歌」だなということ。

ファンの方には彼女の変化が実感できるのかもしれないが、とりあえず聴いてみた私のような人間からすれば、ある意味で坂井自身による歌詞のメッセージには一貫したものがある気がする。

曲想も、ペスト盤に収録されている曲だけを聴いていく限り、ある意味では驚くほど変化していない。

私はポップスの音楽用語となるとまるで素人なので、一応YouTube動画の音楽の基礎みたいなのを調べてみたが「8ビート」にあたるのかな?ともかく「タタタタ、タタタタ」というゆっくりとした控えめなギターの刻みの上に旋律が載せられていることが多いと感じた。ある意味では「安心のZARD様式」ということにもなるのだろうか。

それはデビュー曲、"Good-bye My Loneliness"から綿々と受け継がれていた様式のようですね。

むしろ「マイ フレンド」はやや例外的なやや速めなテンポということになるであろうか?

・・・と思っていたら、「スラムダンク」で聴いていた時は、もっと速いテンポと感じていて、こうして比較してみると、それほど差がないのに驚いているのだが。

試しに「スラムダンク」のエンディングの実際の動画を見てみたが・・・
やはりこのテンポであったか。当時は多くの人がこういう体内時計であり、今の曲がむやみに速くなっているということか?

オーディオ的にみて、相川七瀬のように特異的な面はないが、基本的には、安定の、抵抗ない、多くの人には柔らかいと感じられる音色であろう。

でも、そういうことを気にして彼女のアルバムを聴く人はいないであろう。

*****

何か、こういう書き方をしていると、ファンの方には冒涜と受け取られなけれまいかという懸念もあるが、「入門者」としてご容赦いただきたい。

*****

相川七瀬、ZARDと聴いてきて、結びめとして、プロデューサー、作曲家の織田哲郎という人の、驚くべき数のアーティストとのネットワークがあることを知った。

そうした関係性のあるアーティストのCDは、いくらでも手元にある。

そのあたりを少し体系的に聴いていって、新たなエントリーを書いてみたいとも思う。

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2021年9月12日 (日)

相川七瀬をオーディオ的に聴いてみよう(第3版)・・・というか、相川七瀬は神!!!

私は相川七瀬の熱心なファンというわけではない(【注】:後述するようにこれはもはや完全に「過去完了形」)が、特に初期の曲がオーディオソースとしてあまりにも興味深いので紹介しよう。

浜崎あゆみ好きになったものだから、一時期エイベックス漁りをしていたので、かなり以前にiTunesで釣り上げていた。

改めて2010年のベストアルバム、"Rock or Die"をダウンロードしなおした。ロスレス音源であるからCDと同じ音質である。リマスタリングされているかもしれない。

まずは、アルバム全体として総合的にみて、私が聴いてきた音楽ソースの中でもっともいい部類に入るということは申し上げておきたい。

ちなみに、これを超えるのは、欅46の「不協和音」ぐらいかと思っている(欅坂の他の曲はまるでダメです)。「不協和音」ほどまともに鳴らしにくくて、手ごわい音源はありません。でも、それは「不協和音」が録音が悪いということではなく、正反対です。値段は高くなくていいから、適切なオーディオ環境(このエントリーの最後に私が使用した機種と使い方を明示します)を与えると、物凄い完成度の録音であることは誰が聴いてもわかるはずです。

この、相川七瀬の音源も、必ずしも新しいものではないにもかかわらず、そうした極度に高度な録音であると言えます。

※なお、このベスト盤は、すでに廃盤CDのようです。困ったもんですね。むしろApple MUSIC入会者は、ロスレス規格定額ダウンロードし放題の対象となっていることを喜ぶべきでしょうね。

※なお、以下のレビューは、あくまでもロスレス音源についてのものでして、YouTubeの音の善し悪しとは関係ありませんのであしからず。

******

20歳デビューの「夢見る少女じゃいられない」が1995年だからayuより4年ほど早いことになるが、ある意味ではエイベックスらしくないハードなサウンドが持ち味だろう。

「ガール・ポップ」ということになるのだろうが、限りなくロックに近いと思う。

不良っぽい、ツッパった曲が多く、「夢見る少女じゃいなられない」の登場時は、かなり衝撃的だったのではないか。美人、というより登場時はカワイクもあったし。

今25歳以下の人は、生まれてもいないわけだから、是非この曲だけでもまずは聴いてみて欲しい。

この曲、オーディオ的に「物凄く」いいんですよ。

私はよくこの曲でオーディオ比較をします。

特にドラムスの打ち込みの音が「異様に」冴えている帯域も広いし、アンビエンス成分もたっぷりなのだが、とにかくハイスピードで音圧のある打ち込まれ方に録音されている。

これはYouTubeの音では恐らく持ち味がわからないと思う。ドラムスの音が完全にリミッターがかかった鈍い音に過ぎなくなっている。

だから、さっき書いたようにロスレスですから、Apple Musicで是非聴いてみて欲しい。

これで25年前だからたいしたもの・・・というより、正直言って、多くの歌手やバンドの録音って、この頃のが一番イイと思う。これ以降はどんどん退化している。

ベストアルバムでいうと、この曲に続く、2.バイバイ。-4.BREAK OUT!までは、このオーディオ的な冴えが持続している。これらは私にとって超Aクラスの録音ですね。

ドラムスの冴えは相変わらずだし、同じ一曲の中でもまるで違う音質を使い分けている。そして、ギター群が、非常に分厚くてなおかつ広がりがあり、一つ一つの楽器が聴き分けられる細やかさも持つ。人工的なエコー成分の付加によるごまかしもなく、空間に忽然と楽器とヴォーカルがシャープな存在感を持って並んでいるという、滅多に聴けない音響世界です。

*****

次の「恋心」はおそらく一番の人気曲で、メロディーも印象に残りやすいし、今の若いコもカラオケでこの歌だけは唄うのではなかろうか。

PVもたいへんな意欲作ですね。

ところが、ベストアルバムの「恋心」だけは非常にぬるい、録音としてはベストアルバムで最悪なのでありまする。音割れも少ししているし。情報量は非常に多いと思いますが、飽和している(ラウドネス・ウォーになっている?)。リマスタリングされてこの音質というのは、ホント困ったものです。

(でも、この水準にとどかないアーティストは山ほどいます)

困ったことに、YouTubeの古いはずのPVの音は結構バランス良く聴ける。音割れはしていますが。

え? ベストアルバムでこの曲の音質が一番良く聴こえるって? それは相当モンダイですよ。

「恋心」は、ある意味では、大衆向けに媚びた例外的な曲であるとも言えると思う。

******

この曲以降は、なぜか突然録音が一気に平凡化してしまう。

帯域の狭い、分離も良くない音で、私が「針金細工の音」と呼ぶ音に過ぎなってしまいます。

これは二度と改善されない・・・・かな?と思ったら、10. 「Nostalgia」よくなってます。

ポップで、わかりやすい曲ですけど、またドラムスの生々しくてj非常に切れ味がいいところ、1.- 4.並に復活です。

 

続く11.「Lovin' you」は、伴奏部はそこそこですが、ヴォーカルにいい潤いがありますね。ドラムスが音色的に目立たないのは、曲想を考えての意図的なものでしょうが。10.より更に帯域広め。いい曲だと思う。

低域が少し膨らんでます。

次の12.「midnight blue」は、帯域的には少し狭めかもしれないかど、非常に「立っている」タイトな音です。トラムスとギターの音が分離しないのは意識な音作りだと思います。

13.「SEVEN SEAS」は12.より音の広がりがあります。ドラムスは硬い。ちょっと音が飽和しているかな?

これでも、他のアーティストの大抵の曲よりは音質よほどいいです。

非常に音が悪いPVしかYouTubeにはなかったことをお許しください。

14.「六本木心中」は、もともとはアン・ルイスさんの曲。帯域はそこそこですが、音の広がりはかなりありますね。

ロックの楽器編成であるにもかかわらず、グルーヴ感のある、まるでユーロビートみたいな編曲ですね。少し音が暴れているかな?

オリジナルのPVは見つかりませんでしたが、ZARD(坂井泉水)、アン・ルイスとワンコーラスずつ歌ったおもしろい音源、発掘しました。

15.「Shock of Love」は、音に暴れはありますが、分解能が高く、いいサウンドの部類。周波数特性的な平坦さがあります。ドラムスは相変わらずギターに溶けちゃってますが。

でもオフィシャルサイトのPVなしの音源は、あまりにも音が小さすぎる。

そこで、画質は荒いですが、第3者のアップしたものを這っておきます。音はちょっと低域が薄過ぎになってますが。

ベストの最後を飾る16.「tAtto」は、久々にドラムスが生々しい立体感を回復している。初期ほどではないけど、「恋心」以降では最良サウンドでしょうか。 

 

・・・ここで唐突に初期、2.の「バイバイ。」を聴いたら、全然音がいいんですよ、やはり。

困ったものだ。

 

*****

彼女はその後、クラブミュージック的になり、前世セラピーとかに頼るようになり、更に現在は大学に入り直して神道の勉強をしているそうですが。本人も音楽的な行き詰まりにも苦悩していたんでしょうかね。

*****

ともかく、オーディオ的に、私が言いたいことが、一人のアーティストで非常によく識別できるケースですので、試しにオーディオソースにしてみてください。

私が言うような音の違いが聴き分けられれば、安い装置でも、いいバランスと音質と言えると思います。

  • なお、彼女の曲ごとの音質の善し悪しは、エイベックスのCDがHDCDかつCCCDとして発売されていた時期があることと連関している可能性があります。HDCDは20Bitの情報が含まれていますので、適切な環境での再生は音質の向上はありますが(Windows Media Playerなど)、そういう環境でないとかなり歪みが生じます。CCCDに至ってはコピー防止のために盤面に傷を入れているようなものですから、更に歪みを増加させます。もちろん現行ベスト盤の音源はHDCD規格の源音源を使用しているはずで、その分音がいい可能性もあるのですが。

ちなみに、公平を期すために、私が今回の判断をした環境を示します。

Bluetooth(LDACコーデック対応)接続の 、 Anker Soundcore Life Q35での聴取。

  1. Pentium-5i、32MBメモリの、マウスコンピューター製のデスクトップに収納されたiTunesのロスレス音源(Apple Musicサイトよりダウンロードしたもの)を44.1kHz、24bit出力と、少しだけアップコンバートし、USB外付けBluetooh5.0送信機(apt-xコーデック対応)で転送

  2. Apple MUSICアプリを使用したロスレス規格ストリーミング音源を、OPPO Reno 5AからBluetooth5.1 LDACコーデック(ハイレゾ対応)で転送

・・・この2つのケースを共に聴取しています。

電源の影響フリー、一切アナログ回路が介入していません。

以前も書きましたが、Bluetooh接続のほうがもはや有線接続の比ではない音質が可能というのが私の信念です。

音は1.と2.の間で特に違いは感じません。

******

【追記】:・・・・などどいろいろ御託を書いてきたが、何回かこのアルバムを聴くうちに、私のヘッドフォンのほうが見事に「調教」されてしまい、ホントにとんでもないことになってしまった。

ここまでの部分で「欠点」として書いたことは全部帳消しです。

全部美しい、そしであまりに激しくもある音の「個性の違い」に過ぎなくなった。

これは日本のロック史に残る奇跡の作品群ではないか。

そして、録音史に残る到達点である。

もう、中毒になっちゃうよ。

こんな音の世界があり得るとは思わなかった。

嘘だと思うなら、PC(Windowsである必要あるかも)にダウンロードして、このヘッドフォンで、しかも私がこちらのエントリーで強調した注意点(アプリによるファームウエアの設定)を決して忘れすに、10回ぐらい慣らし運転してみて欲しい。

音楽というもの、オーディオというものについての考え方が変わるから。

******

おまけで、2012年のライヴの「恋心」をupしておきます。この人、声はむしろ味があるようになったとも言えます。王子のきつねさんによれば、ブレスが悪くなっているそうですが。

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2021年9月11日 (土)

「レッドクリフ」Part 1 【ネタバレ全開】

この映画の存在は、記憶に間違いがなければ、エヴァ「序」の時にポスターが張り出されていた気がする。その頃は三國志についての知識も映像経験も皆無だったので「タイトルが洋風だが、中国の話みたいだな」ぐらいの認識しかなかった。

現在の私は、自分でゲームはしないものの、三國志についてはそこそこ詳しい方に入るようになったと思うので、知識の未熟さを恐れずに、裏付けをとらないまま、ネタバレ全開モードで書きます。

物語は、傀儡の献帝が、丞相曹操からの繰り返しの蜀呉征伐の勅命を発することを受諾するプロローグ。

そしていきなり新野を追われる劉備軍へとストーリーは進み、長坂の戦い、趙雲が劉備の子供の阿斗を救出するまでの大活躍の戦闘アクションへと進む。

井戸シーンは当然のように出てくるが、張飛の橋での仁王立ちはありません。

ここから呉の孫権との同盟づくりへとストーリーは進みます。孔明は使者として呉に向かい弁舌をふるうわけですが、いきなり論戦になるというより、まずは呉の軍の訓練を謁見し「古い戦術だ」とつぶやくところからはじまります。

この訓練をしているのが甘将軍といい、中村獅童が演じていますが、オリジナルキャラではないかな?

孫権と孔明を引き合わせる魯粛も登場。

呉の大都督、周瑜も登場、彼は孔明には疑い深いキャラというのが定石ですが、そういう面は、少なくともPart 1 ではほとんど描かれていません。

周瑜の妻、小喬も登場、仲睦まじさをみせます。

周瑜が音楽に秀でていることはどのドラマでも描かれて来たと思いますが、この映画では笛と琴をたしなみ、孔明と琴のセッションをはじめます。

このセッションが、琴の音色というより、スチールギターふうで、ひどく現代的なジャムセッションになっています。

これで二人の心は通い合ってしまう。

孫権もいろいろ迷いはしましたが、例によって、机の角を切り落として、蜀との同盟から後を引かないことを示します。

孫尚香も登場。

孫権の妹ですが、戦好きのお姫様という設定は「演義」以降定番で、KOEIをはじめとしてゲームの世界でも重要キャラクターですが、演義の流れではもっとあとで登場し、赤壁の戦いには関わらなかったと思います。

思いっきりファンサービスというか、やはり女戦士のキャラは欲しいよね。侍女たちと戦士軍団を作ったというのは史書にも伝えられています。

彼女が一番美人で現代的な女優さんで演じられていますね。

そして、実は彼女は後に劉備の妻となるのですが、これも前倒しの伏線気味です。

Part 1 のクライマックスは、赤壁の戦いの水上戦の前いくさとなった陸戦(名前は忘れた)。

ここで孔明は「八卦の陣」を使うわけですが、この陣立てでの延々30分近く続く戦闘シーンがすばらしい。

陣の構成と動きの変化が手に取るようにわかり、陣形が変わる度に、もう戦闘手段のデパート状態で技が繰り出されていく。私は映画でこれだけ飽きさせない豪華絢爛な戦闘シーンを観たことがない。

こうして、赤壁の戦いが今まさに始まろうというところでPart 1は打ち止め。

三國志ファンも、ここはこうであって欲しい、関羽や張飛や趙雲はこう戦って欲しいというイメージのままに、物凄いスピード感とキレの良さで、人民解放軍を10万ぐらい動員してないかい?というくらいの絢爛さで描くので、満足する人が多いだろう。2時間以上の尺があっという間である。

恐らく、三國志の世界を知らない人にとっては、冒頭の図解入りナレーションを除くと、情け容赦なく登場人物が現れるので戸惑うかもしれないが、ともかく展開にメリハリがあるから、「ベン・ハー」初見の日本人ほどにすら難解ではないのではないか。

さすがに「ベン・ハー」は今の時間感覚からすればのろいでしょうし。

とにかくスカッとしたい戦闘娯楽アクション大作を観たければ、異世界ファンタジーや超能力は出てこないし、CGには依存し過ぎないし、まずはオススメの映画ではなかろうか。

Part 2レビューに続く。

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2021年9月10日 (金)

ヴィキングル・オラフソンの、バッハ、追加

「レッドクリフ」Part1の感想が上がるまでは、この前のエントリーで書いた、ヴィキングル・オラフソンの、バッハの別の動画を見つけましたので、こちらでも聴いて、「耳直し」しておいてください。

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ポケカラで「うまぴょい伝説」と「うっせぇわ」、とりあえず歌ってみた

こういうエントリー混ぜるからこのブログに常連さんが定着しないのは承知なのですが、ここはあくまでも「プライベート」ブログなのだからどのような自己満足でも許してもらうしかない。

メロディ部分はさすがにURAファイナルズ優勝は当たり前になったからついて行けるが、ラップ部分はこれからの修練ですね。

今日思いつきでアプリをインストールしたばかりで、3回目ぐらいを録画したものですが、これから修練いたします。

*****

【追記】:「うっせぇわ」も追加。

 

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2021年9月 7日 (火)

とりあえずユングの「ヴォータン」読んだところ。

今、先日お約束した、「ヴォータン」所収の、ユングの「現在と未来」読んでますけど、「ヴォータン」をナチへの警鐘として読解しないのはやはり困難でしょう。ヒトラー名指しでの、ドイツの集合的無意識暴走への警鐘そのものだと思います。

むしろ1936年の時点で、隣国スイスでとは言え、このような評論を書くのは危険といっていいくらいかもしれません。小俣氏はどう曲解したのでしょうかね。

*****

ユングは、この論考を、

「水はいずれ堰を破るに違いない。その時はヴォータンが『ミーミルの頭と何を語る』かが明らかとなるであろう」

と結ぶのですが、

ユングが言わんとすることを理解するためには、「ミーミルの泉」「ミーミルの首」についての知識が必要です。

●【北欧神話ってどんなもの?】初心者でもよくわかる、北欧神話のあらすじと神々。

================引用はじめ==================

オーディン(北欧神話における、ゲルマン神話のヴォータンにあたる)が目をつけたのは、巨人の国へ伸びた大樹・ユグドラシルの根元にあるミーミルの泉でした。この泉の水を、口にするだけで優れた知恵や知識が授けられるという噂があったのです。

しかし泉を守る賢い巨人ミーミルは、オーディンに、泉の水を飲む対価として片方の目を差し出すように言います。オーディンは一瞬ひるむも、知識を得るためには安いものだと覚悟を決め、片目を差し出して泉の水を飲みます。その瞬間、オーディンの頭は膨大な知識で満たされるのでした。

片目と引き換えに知識を得たオーディンは、やがて「いつの日かアース神族は巨人族と戦い、世界とともに滅ぼされる運命にある」ことを予言します。滅びの日を回避できないと知った神々は、自らの運命を受け入れて戦への備えを始めます。オーディンもばらばらだった神々を組織化して協力体制を築いたり、戦力の増強を目的に勇敢な人間を集めたりと、戦の準備に余念がありませんでした。 

また、ファンタジー作品がお好きな方ならば、ルーン文字は一度でも耳にしたことがあるはず。実はこれも、オーディンが会得した知識です。ルーン文字のために、オーディンはユグドラシルの枝に縄を結んで自らの首を括り、9日もの間自分の身を生贄にしたのだとか。それも、自分が最高神であるため、生贄を捧げる相手が自分だったというのだから、驚きです。

==============引用終わり====================

ミーミル(ゲルマン神話におけるミーム)はオーディン(ヴォータン)の相談役なのですが、敵に首を切り落とされてしまいます。オーディンはその首だけを復活させ対話を続けます。

オーディンは、ミーミルのおかげで、知恵を獲得し、世界の未来を見通せるようになるのですが、そこで見いだされたのは、ラグナロック(世界の終末)でした。

ワーグナーの楽劇における、「神々の黄昏」ですね。

結局、ヴォータンは、世界を巻き添えに、自己破壊に至るのです。

ヒトラーは、意識的にはアーリア民族の世界制覇をめざしていたつもりでしょうが、実はアーリア民族、そして、他の民族も巻き添えにして、(自らの救済のために?)「自殺」をはかったようなものですね。

ユングは、「数十年後のことは予想できない」とことわってさっきのことを書いているわけですが、むしろヒトラー支配が「自滅」したあとの、世界の再生のことを見据えていた気がします。

それを、「ヒトラーは世界を制覇する希望の星」と近視眼的に読んでしまった人達がいるということですね。ゲルマン神話についての教養がないままに。

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2021年9月 6日 (月)

ジョン・コルトレーンの"expresson"

私はジャズは、そこそこ持っているものの、普段はあまり聴かず、ビル・エヴァンスの"Waltz for Debby"を別格に愛聴しているくらいですが、このビルのアルバムはクラシック愛好者に非常になじみよいことは周知の事実でしょう。

コルトレーンに至っては、"Ballads"と"expresson","A Love Supreme"の3枚だけですが、たまたまスマホでApple Musicをダンダム再生している時に、浜崎あゆみの"To be"つながりでAIが選んだのでしょうが、このアルバムの同名曲が流れてきました。

最初、現代音楽かな?と思い込んだくらいで、タイトル表示をみてびっくり。アルバム全体を聴いてみることとなります。

ある意味では、同工異曲です。でも、複雑だけど、非常に静かなアルバムであることに感銘を受けました。

コルトレーンは、"To be"ではフルートを吹いているそうです。遺作アルバムとのこと。

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トロントだより

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     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

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     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

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     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

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     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

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     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。