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2022年10月11日 (火)

諸富祥彦 著「人生に意味はあるか」への短い感想

アントニオ猪木の死の件で、諸富祥彦さん(フォーカシングと人間性心理学会で多少のおつきあいがあった)の「人生に意味はあるか」を読んで、さんざんけなしてやろうかと思ったが、それをやる気は失せた(いい意味でも)。

ただ、私をTwitterでフォローしている方々は、読む必要はないです。

その必要がないくらいに(日常や専門の)「現場」で具体的に日々サバイバルして来られているから、この本を読むと、ある意味でいよいよ「窒息」しそうな、あるいはブラックホールに吸い込まれるような目に遭いそうに思います。

何か、「身体」と「アタマ」が離れてしまっている世界の住人だな、と。

ご本人は、会ってみると、ほんとうにエネルギッシュな方です(少なくとも20年-15年ぐらい前はそうでした)。

ただ、私のように、映像と音楽にどっぷりつかり、フィクションと現実を自由に行き来できるタイプではない。

私も読んでる「ファウスト」だけは出て来るけど。

私は「夜と霧」以外の フランクルは読んだことはないですが、

「人間が人生の意味と闘う前に、人生の方が問いを発して来ている。だから人間は、ほんとうは、生きる意味を問い求める必要はない」

というのはまさにそうだと思う。私はフランクルとは相性がよさそう。

「すべての人は、その人だけの『隠れた使命(ミッション)』が与えれられている。人は、自分だけに与えられた『ほんとうの人生=見えない(未完の)シナリオ』を生き、現実化するためにこの世に生まれた来た」

これは諸富さん自身の言葉かと思う。

これについては、まさに「見えない未完のシナリオ」に操られている中、それをうまく「演じ抜こう」としているという、私の今のありありとした実感に符合する。

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トロントだより

  • 050601_0957
     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

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     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

  • 051012_1214
     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。