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2021年12月30日 (木)

心理療法の、流派や技法の違いって、実はあまり関係ないんじゃないか

私の知る範囲で言えば、例えば精神分析と認知行動療法のどちらが「優れて」いるかとか、全く「対立」する技法であるとは感じられない。「適用対象」が歴然と違うとすら感じない。要するに、そのセラピストが使う熟練の「道具」が違うだけであり、その結果生じてくることは予想外に類似している気がする。

それより、どの流派をorientationにするか以前の問題として必要な、クライエントさんとの関係性の樹立のためのペースラインというものがあり、それさえ実現されていれば、流派も病理水準も意外とあまり関係ない気がする(乱暴な言い方と取られるのは承知しているが)。

そういう意味では、カウンセリングの専門性を高めようとする人は、あまりいろんな「技法」を学ぼうと「彷徨」する前に、自分がとりあえず主軸に据えた技法の「現場」臨床で成果を上げる大家が、その技法の見かけ上のテクニックの背景で大事にしているものを掴もうとすることが大事だと思う。

例えば、セミナーに参加してみると、行動療法の大家の山上敏子先生も、認知行動療法の大家の伊藤絵美先生も、クライエントさんとの関係性の樹立を大事にされていること、実はロジャーズ派の臨床実践の大家の先生の共感センスのようなものをお持ちには変わりないと感じた。

伊藤絵美先生は、「共感」という言葉がお嫌いのようで、ちょっとステレオタイプ化されたロジャーズ派観をお持ちかと感じたが、実際には関係性樹立への繊細な感度を感じた。

ところが、例えば山上敏子先生の技法の信奉者のはずの人が、全然先生と同様の成果はあげられず、「荒っぽいな」と感じたり、行動療法をはじめたばかりの入門者で、やたらと現場臨床の感度が高い人などを、事例発表で感じたことがある。

フォーカシングでも同じことで、同じフォーカシング指向心理療法を掲げていても、「現場」臨床のセンスと蓄積がある方とそうでない人とではまるで実力差がある気がするのだ。私もそうした「現場」臨床センスが高度な方にはとてもかなわないと感じることがある。

結局、臨床家が自分で熟練した「道具」をどれだけ掌中におさめ、しかし虚心に個々のクライエントさんに向き合う実践を蓄積してきたがどうかが成果をわけてしまう気がする。

そういう意味では、各技法を「比較する」形での「エビデンス」など容易に検証できないのは当然だと思う。

はっきり書くが、#村瀬嘉代子 先生が #公認心理師 制度を樹立する際に発揮した「政治的」振る舞いに対して議論があることはある程度承知している。 しかし、嘉代子先生ご自身の臨床センスというものが、滅多に真似できない境地であることは疑い得ない気がする。

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トロントだより

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     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

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     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

  • 051012_1214
     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。