コメント・トラックバックについて

  • このブログのコメントやトラックは、スパム防止および個人情報保護の観点から認証制をとらせていただいております。これらの認証基準はかなり緩やかなものにしています。自分のブログの記事とどこかで関係あるとお感じでしたら、どうかお気軽にトラックバックください。ただし、単にアフリエイトリンク(成人向けサイトへのリンクがあると無条件で非承認)ばかりが目立つRSSリンク集のようなサイトの場合、そのポリシーにかなりの独自性が認められない場合にはお断りすることが多いことを、どうかご容赦ください。

Twitter

« NHK土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」前編 短評 | トップページ | 大学の変化、大学生の変化、学生相談室の変化 »

2021年12月18日 (土)

私の「ボーダーライン(境界例)」観

私は、いわゆる「境界例」の人のかなりの部分が、歴代の医者やカウンセラーによって「こじれさせれている」とみている。専門家はいつの間にか「人工的な」態度が身についていて、その「鎧」の隙間からちらつくものを敏感に察知できる人たちなのだと思っている。

そういう「鎧」の隙間に、とことん「負荷試験」をかけてくるわけである。それはある意味で「当然の」ことなのではないか? それをもともとの「病理の深さ」とか「巻き込み」とか言っている側が実は火種を巻いているわけだ。治療者が病を「作った」とは言わないが「負荷試験」をかけてくる心情は当然。

これ、もともと、自分の自己愛には自覚的なまま自分の地金を出すタイプだった私の経験則。一回「目の前で」盛大にリスカされ、とっさに腕を縛り上げ、保健室に非常ブザーを押したことはありましたが、終始冷静にやったら、そのあとは非常に安定した絆が築けました。立派に就職して安定して過ごしてます。

この1例以外、自分を振り回してくる「困ったちゃん」になってしまうクライエントさんと会ったことがないですね。まあ、私の前では「病理」示せなくて、「偽りの自分」で通したので気づけなかっただけかもしれないけど。でも病理を露出させて「解剖」しないとセラピーではないという見方には私は懐疑的。

変な言い方かもしれないけど、「セラピー」して「治して」あげないととか思っていると、クライエントさんの病理を「深刻化」させることがある気がする。そしてそれを「幼児期からの深刻な生育歴」があるはずとか言い出すわけで。「現在」その人がどうあるのか自体が、セラピストとの関係性の関数なんだと思う。

 広い意味で、対人援助職の人は、「使命感」に燃えて「身を犠牲にして」仕事しないほうがいいと思う。それをやるから、相手は「退行」して「困ったちゃん」になるのである。卵とニワトリが反対なのである。

もちろん、これって、治療機関や施設で勤務して仕事してたら、自分はどうであろうと他の職員や治療者によって引き出され、増幅された人を相手にしなければならないわけで、一筋縄ではいかないことは理解します。私が今は個人開業だから楽してるのかも。

そういう「自己犠牲」を強いる職場環境、そしてそれを生み出す制度、ひいては政治・社会のあり方まで問題にすべきではありますが、ともかく「使命感に燃えて」、対人援助的専門家になるな、という「逆説」は強調したいです。

 ともかく、ホントに「人助け」したいなら、「使命感に燃えて」「自分の身を犠牲にして」仕事しようとするのはやめておけよとはいいたい。自分が、「ふさわしい」生活の糧を得るためだと思う方がいい。間違っても「人間中毒」になってはならない。孤独に趣味に没頭できる時間とか無理してでも持つべき。

パーソナリティ障害と言われる人たちは、生まれついての敏感さと、子供時代の(ネグレクトを含む、少なくとも精神的な)被虐待歴があることが少なくないかと思いますが、それに加えて、治療機関での「専門家」の、無理した「人工的な」仮面をかぶった態度と、それが破綻することによる「二次被害」の犠牲者であることが多いと思います。 

**********

以上、「てめえはホントに深刻なパーソナリティ障害の人と会ったことがないだろ」と言われるのを覚悟で書いておきます。

楽天トラベル

JAL 日本航空 国際線航空券

« NHK土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」前編 短評 | トップページ | 大学の変化、大学生の変化、学生相談室の変化 »

学問・資格」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

心理」カテゴリの記事

健康」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« NHK土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」前編 短評 | トップページ | 大学の変化、大学生の変化、学生相談室の変化 »

フォト
2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

トロントだより

  • 050601_0957
     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

  • 050723_1544
     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

  • 051012_1214
     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。