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Twitter

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2021年11月 2日 (火)

私なりのTwitterサバイバル術

これは以前書いた以下の記事の続編なのですが。

●私なりの、SNS上で傷つかない、サバイバル術

人の言葉の「裏を読む」シミュレーション能力は、それが一面的なものでなく多角的な視点をもつものなら、磨いていいスキルだと思うのだけれども、実際に人と接する際は、敢えて相手の言うことを「額面通りに」受けとめて、紳士的に対応する、一見「お人好し」の戦術のほうが実は強いと信じている。

●「思い込みが過ぎる」ことを、実社会を生きるしたたかなシミュレーション能力に「変換」させよう!!

相手に悪意があるという前提で実際に反応していると、むしろ悪意あるレスとかもTwitter上で引き寄せるのではなかろうか。相手の中にみるものは、実は自分自身の「影」の心の部分だったりするのかもしれない。

TLの幾人かの人が使っていて知った言葉なんですが、「#エコーチェンバー」。Twitterって、いつの間にか自分と似た意見の人しかTLに流れてこない状況を容易に作れる。でも個々をとってみると見解の違いがある場合がある。そういう意見はむしろ傾聴すべきかと思う。

自意識過剰、被害妄想になるのはよくないが、自分のTLに、自分に直接「絡んで」こなくても、さりげなくこちらを牽制したりなだめたり皮肉を言っているかに見えるツイートが流れて来る場合もある。そういうツイートは虚心に我が身を振り返るために受けとめる方がいいと思う。

繰り返しますが、これはサバイバルのための「戦術」です。相手の嘘は嘘と見抜こうとすることは大事です。そうした上で、単に感情的に反論するのではなく、紳士的にこちらの言いたいことに巻き込むやり方のほうが賢いのではないかといいたいだけです。相手に賛成するフリをしてこちらの異論を納得させるという。

今思い出したけど、「まずは賛成意見のフリをしろ」というのは、私が中学時代から愛読した、民衆派弁護士だったスイスのカール・ヒルティが「幸福論」の中で勧めているアプローチです。

彼のこの発言は、手練れの「法廷闘争」術から出たものなんですね。

スイスの宗教的エッセイスト、「幸福論」のヒルティとフォーカシング

「幸福論」のヒルティいわく、「仕事は一つの仕事を集中的に片付けようとするのではなく、いくつもの課題を交互に少しずつすすめていくのがいい」・・・何かADHD向けのアドバイスみたい。

Twitterとかではおもてに出ない形で、別の場所に、ひとりでいいからダラダラとしたホンネのグチや策略を書いて、ウラの顔をみせて行っても、適当にスルーしならそれを許してくれるネット友達をひとり作っておくと、非常にいいガス抜きになったりします。そういう人には感謝しかないですが。

Twitterという、実は風さらしの場でホンネをグチっていると、誰がそれを読んでいるかわからないので、余計な「絡み」を誘発したり、リツイートされたくないツイートをリツイートされる危険があると思う。「いいね」にとどめてくれる自制心と良識ある判断をしてくれる人ばかりではない。

でも私のTLを見渡す範囲では、苦しい状況にある人のボロっとホンネのつぶやきに、リツイート皆無、「いいね」だけは数十以上というケースもみられるから、デリカシーのある人は結構いるものだなとは思います。

とりあえずの限界の5000人フォローしていると、フォロー返しができないのは申し訳ないですが、物凄い勢いでTLは流れます。それを集中的に追っていくのは一日の限られた時間しかできないわけですが、実にいろいろな意見と情報に接することができ、テレビや新聞に目を通すことなんて興味なくなりますね。

私のTLに流れてくるツイートで、普段は全然リツイートをかけないでいる人たちや、ジャンルもあります。おたく・ウマ娘系のイラストとか、競馬や鉄道の話題とか、平手友梨奈関連とか。猫写真も、時には癒やしにもなるかなと思ってリツイートしますが、いずれにしても氷山の一角ということになります。

ウマ娘関連なんて、カテゴリーごとフォローしているから、実に膨大な二次創作が流れてくる(みんなうまいねえ。私のところに流れつく時点では1万「いいね」あたりまえ)んですけど、特別な場合を除いてリツイートはしません。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」はちょうどTV放映の時期なので例外。

ともかくフォローしている人とフォロアーに、まじめな政治系の人や障害当事者の人も多いから、これでも普段から気をつかっているつもりでもあります。特に最近はそうしてきているかな。

Twitterでは別に仕事用のアカウントも持っていて、そっちは専門の心理系のツイートしか流しません。こっちのコピーも多いですが。基本的にこっちは、これでも「プライベート」用のつもりだったりします。こっちのアカウントが、クライエントさん誘致に役立ったことなど、全然といっていいほどない。

個人的には、SNSと比較してマスコミをおとしめるような論調は好きではないです。地震や災害・事故などの時に大活躍するのは評価するしかない(大震災の時は目を見張りました)。マスコミの個々の報道について批判の目を向け、正しい情報をSNSで粘り強く広め、拡散しようとするのは大事だと思いますが。
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トロントだより

  • 050601_0957
     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
     「フォーカシング国際会議」が、2009年5月12日(火)から5月16日(土)にかけて、5日間、日本で開催されます。
     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
     フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

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     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

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     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。