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2021年10月23日 (土)

おーい、杉山登志郎先生まで、眞子さま複雑性PTSD診断に加担するのか?

私は、ネット毎日新聞の有料読者だから、全文暴露してしまおう。

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●眞子さま「複雑性PTSD」 続く中傷、関係者「回復に影響ないか…」(毎日新聞)

「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」との診断が明らかになった秋篠宮家の長女眞子さま。誹謗(ひぼう)中傷と感じられる出来事が続いたことが原因とされるが、小室圭さんとの結婚については今も中傷と言える書き込みや、批判的な報道が続く。

 「もうやめてください。こんな結婚」「世間知らず」「結婚詐欺だ」――。最近のインターネットでの書き込みだ。病気そのものを「詐病」と決めつける書き込みもあった。

 眞子さまの診察にあたった医師は病名公表時、「周囲の方々の温かい見守りがあれば、健康の回復は速やかに進むと考えられる」と話していたが、当時より状況が好転したとは言いがたい。

 宮内庁関係者は「病名公表後も週刊誌報道の批判的トーンはほとんど変わっていない。回復に影響を及ぼさないか心配だ」と話す。

 眞子さまは2018~19年ごろから「人間としての尊厳が踏みにじられている」と感じ始めたとされるが、公務への影響がないことから病名は公表されなかった。眞子さまの意向もあったという。

 ある宮内庁幹部は「診断を聞いたときには衝撃を受けた。精神的苦痛はお察ししてはいたが、そこまで追い詰められていたとは」と驚きを隠さない。

 一方、病名の公表のタイミングに疑問を投げかける政府関係者もいる。

 「唐突感が拭えず、『結婚も決まったのでもう何も言わないで』というメッセージと受け取られかねない。眞子さまのご意向だったとはいえ、もう少し早い公表でも良かった」と話す。

 複雑性PTSDはICD(世界保健機関による国際疾病分類)の第11版で、18年に新しく導入された診断名だ。

 PTSDは災害や事件・事故被害などの一時的な強い恐怖体験によって引き起こされる。それに対し、複雑性PTSDは「長期間繰り返し大きな心的外傷(トラウマ)体験にさらされ続けた時に起きる複合的な症状」と福井大子どものこころの発達研究センターの杉山登志郎客員教授(児童精神医学)は解説する。

 代表的な例が、子どもの虐待や長期間にわたるドメスティックバイオレンス(DV)だ。

 杉山氏によると、つらい記憶が鮮明によみがえる「フラッシュバック」といった従来のPTSDの症状に加え、複雑性PTSDの患者には、感情のコントロールが困難▽自己無価値感、恥辱感▽他者とうまく付き合えない――といった特徴がある。

 複雑性PTSDの症状は人によって異なるのが現実だ。しかし、杉山氏は「日常生活に大きな支障が出ることが多く、治療には特殊な心理治療が必要。最重度のPTSDであり、完治までには数年以上かかるのが普通だ」と強調する。

 宮内庁は眞子さまの判断力に問題はなく、公務にも支障がないとの説明を繰り返している。実際、眞子さまはこれまで、公務を滞りなくこなしてきた。

 一方、婚約内定の延期が続くなか、2人の婚姻が認められたのは「このままでは眞子さまのお気持ちが持たない」と周囲が判断したことも背景にある。

 30歳の誕生日を前に、側近は現時点での眞子さまの体調について「特段お知らせするようなことはない」とだけ説明した。【井川加菜美】

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杉山先生は、発達障害の関しては日本のNo.1と言っていい先生で、児童虐待が発達障害と結びつくという、「発達性トラウマ障害」の権威です。 

 杉山先生は、自分へのインタビューがこのような形に記事としてまとめられることを確認しておられなかったのかもしれませんが。

 

「解離」についての言及はやはりありませんものね。

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トロントだより

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