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2021年10月 1日 (金)

眞子さまの件で、「複雑性PTSD」という診断名を「公表」してしまったことには弊害しかない。(第7版)

 

私個人は、眞子さま が #複雑性PTSD という診断名にまであたるのかどうかとなると、一応疑問符を置く。#フラッシュバック って、過去の記憶がぐいぐいと有無を言わせずねじ込まれてくる感じらしい。人格の 「解離 」(わかりやすくいえば、交代する「別人格」)まであるのか? ハーマン以来、深刻な虐待経験に使われてきた歴史があると思うので。

●複雑性PTSD(Wikipedia)

医者を始めとする治療者には、自分が会ってもいない人について診断(アセスメント)は控えるべきという倫理がある。「なんとかの倫理」、という名前があったはずだがうまくネット上では検索できない。どなたかご教授願いたい。

だから私は、以下の部分では、この診断そのものについての情報を紹介するとともに、この診断が「公表」されたことへの社会的影響という観点を以下で重視する。

言葉の安売りは、深刻な #虐待経験 の #サバイバー の人たちへの無理解と偏見も生み出す。

複雑性PTSD は、ICD11(世界保健機関 疾病及び関連保健問題の国際統計分類 第11版)で正式の診断名となっています。

一般に、医師によるこのICD11の診断名に基づいて障害年金等は審査される(DSM-5 ではないのですね)。

眞子さま がほんとうにこれに該当するかは別問題ですが。

「複雑性PTSD」の提唱者と言っていい、「心的外傷の回復」の著者であるジュティス・ハーマン については確かに批判もある。それは主に催眠的な方法によって、現実にはなかった、養育者からの性的虐待等の記憶が「捏造」されてしまう場合があることが証明されたためだ。

このハーマンの本への一般に手に入りやすい批判本はこちら。いろいろ問題もある本ですが、情報源にはなるでしょう。

しかし、実際に(必ずしも性的ではないとしても)深刻な虐待の結果ひどい症状になっている沢山の人達もいるのだ。

******

この「複雑性PTSD」との診断名の発表に対して「身から出た錆だろ」式のネットコメントがすでにあふれかえっているらしいが、これは言葉の一人歩きもいいところで、それこそ「二次被害」を招きかねない(眞子さまに対してだけではなく、この診断を受けているすべての人たちに対して)

しかし、それを防ぐために、コメント欄を封鎖すべき、みたいな小田嶋氏の主張は、何か違うのではないか。

コメント欄がなくても、SNSはある。

SNSの方が、この診断を受けた人を傷つける舞台となる。

この診断名を「公表」してしまうことの「二次」弊害を予想できなかったという時点で、専門家と宮内庁の想像力はあまりに貧しい。

これで国民の同情を買えると思ったんでしょうね。

正直言って、この診断をした関係者は、この診断をすることのほんとうの「深刻さ」にいろいろな意味で無自覚である。

この段階で、専門家として失格である。

「公表は控えた方がいいです」

と宮内庁に進言するのならまだしもわかる。

宮内庁から正式に「公表」された内容は当然「報道」される。

ネットニュースのコメント欄は解放されていて、誰でも、自由に書き込めるのは必要。一方的発信に対する異論反論の窓口が公開されていることを否定するならば、言論の自由について自ら首を絞めることでしかない。

コメント欄が一方向に流れ、それ以外の人が書き込みにくくなる現実はあるが、それを憂う人は、有志を募って、大量に異論反論を書き込めばいいだけのことである。

よほどとんでもない発言は削除すべきかもしれないが。

繰り返すが、宮内庁と、宮内庁に助言すべき専門家のシミュレーションの勘違いと判断ミスこそ責任。

*****

もとより、マスコミの側に、速攻の「検証」力が発揮されていないのも問題だ。

ただの宮内庁発表のたれ流しではないか。

そんなことだからコメント欄が荒れるだけになるのだ。

相対化の記事がすぐに後追いで出ないと。

すでに述べたように、自分が診たわけではない人について診断に口を挟むのは倫理的に問題があるので、多くの精神科医が取材に応じないのは理解する。

しかし、すでに、実際に「複雑性PTSD」の診断を受けた人のネット上の反響はいくらでもある。

マスコミは、こうした声を公正にすくい上げてみるのはどうだろうか。

そうした人たちが「三次トラウマ」にならないように慎重な配慮は必要だが、自分から語ろうという人はあるだろう。

*******
・・・・と思ってたらTwitterトレンドで流れてきた。

おい、安倍をうつ病だと言ったあの和田センセーしか引っ張り出せんのかよとは思うが、マスコミの取材にホイホイ応じてくれるのはやはりこのセンセーあたりなのかと思ってしまう。

でも、この件に関しては・・・

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