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2021年9月29日 (水)

ゲーミングヘッドセット JBL QUANTUM 800 レビュー(第4版)

★★★★★いかにもJBLらしい上質な音。音楽用としても十分

まだ初回充電したばかりで、「調教(エージング)」していない初期段階であり、ゲームには活用してはいないが、すべての設定デフォルトのままでとりあえずのレポートをしたい。

まず、JBLサイトからのQuantumENGINEソフトのインストールと、ファームウェアのアップデートは必須である。この作業に難渋し、うまくいかない方もあるようだが、私の場合は全く順調であった。デフォルトでも高域が若干伸びるように思う。

なお、このソフトのインストールにより、Windows側のいくつかのドライバのアップデートが必要になるようだ。ドライバアップデートソフトをお持ちの方は試して見て欲しい。

初期段階での音は、私が愛用しているAnker Soundcore Life Q35と比べると、帯域は若干狭いと感じる。しかし、ある意味で上品でノーブルな音の輪郭をしており、透明度は高く、周波数特性的にはフラットだと思う。音のスピード感も良好。

ドンシャリとは縁遠い音質である。

所有しているJBLスピーカーと比較しても、非常にJBLサウンドであるように思う。

低域にちょっとゴリゴリしたパンチがある点では、Ankerより優れているかもしれない。

LGBライティングをOFFにすると、高域のノーブルさは若干失われるが、音の立ち上がりは良くなる気がする。

ノイズキャンセリングの効果は大きい。聴感上の高域は伸びるが、低域はややだぶつくようになる。ちょっと音が安っぽくなる。私としてはノイズキャンセリングなしで使いたい。

Bluetooth LDACコーデック(ハイレゾ)対応のスマホとのペアリングも試したが、残念ながら最低限のSBC止まりであり、aptXですらなく、周波数特性が上に伸びているこのヘッドフォンの本来の性能は発揮できていないように思う。実際、スマホで聴く場合のほうが帯域は狭い(上品ではあるが)。もっぱらPCとのUSB外刺し送信機(オリジナルのものが付属)を介しての環境とすべきであろう。

しかし、スマホとのBluetoothペアリングでも、音は透明で実に聴きやすく、ノイズキャンセリングもあるので、これで外部にかなりの音漏れがあるという現実がなければ、外出時にも使用したいところである。

ただ、困ったことに、有線接続を試みると、ボリウムが一気に下がってしまい、最大にあげてみても、音が小さすぎる(繊細そうではあるが)。恐らくこの環境が、この装置本来のハイレゾ環境が生かされるのではないかと思うが残念である。もう少し試行錯誤してみようかと思うが、ひょっとするとUSB外付けインターフェイスが必要なのかもしれない。

【追伸】:ifi Audio DAC iFi micro iDSDを通して聴いてみたが、音の立ち上がりがよく、硬くて引き締まった音となり、これは病みつきになりそうである。

ゲームによる使用、ブルーレイの視聴、サラウンド効果、マイクの性能については後日追加でレポートしたい。

******

【第2版で追記】:

Xlo Reference Recordings Test & Burn in CDというエージングCDや、相川七瀬でバリバリ放置したまま繰り返し3時間ほど鳴らし続けて、再びいろいろ聴いてみましたが、もう見事な音質になってきました。

この段階でも私が聴いてきたヘッドフォンの頂点でしょう。

ホント、スマホでのBluetooth接続がSBCコーデック止まりで貧相なのが残念。そうでなければ外出時も携帯してます。

【第3版で追記】:

マイクの性能を、「ウマ娘」のYouTube実況で試してみたが、多くのレビューで言われているような低音質のものとは思えなかった。

サイバーリンクパソコン工房

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トロントだより

  • 050601_0957
     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
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     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
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     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

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     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

  • 051012_1214
     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。