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2021年9月15日 (水)

相川七瀬:Treasure Box -Tetsuro Oda Songs

ZARDのエントリーで、相川七瀬つながりで、プロデューサーであり作曲家の織田哲郎人脈を体系的に聴いてみたいと書いたばかりだが、相川による織田哲郎作曲ばかりを集めたカバーアルバムがあると知り、しかもそれがApple MUSICにあったので早速ダウンロードしてみた。

※( )内は源歌唱者。

M1.世界中の誰よりきっと (中山 美穂, WANDS)
M2.いつまでも変わらぬ愛を (織田哲郎)
M3.チョット (大黒摩季)
M4.Precious Summer (浜田麻里)
M5.碧いうさぎ (酒井法子)
M6.世界が終るまでは・・・ (WANDS)
M7.君がいたから (FIELD OF VIEW 坂井泉水 作詞)
M8.咲き誇れ愛しさよ (Wink)
M9.BOMBER GIRL (近藤房之助&織田哲郎)
M10.翼を広げて (DEEN)

■ゲストミュージシャン
・つるの剛士 【M1】
・寺田恵子(SHOW-YA)【M9】
・杏子【M9】
・中村あゆみ【M9】
Chorus
・大黒摩季【M3】
・宇徳敬子【M4,5,6,7,8】
・柴崎浩(ex.WANDS)【M2,6,10】
・浅岡雄也(ex.FIELD OF VIEW)【M7】

まず、音質には・・・はっきり言って失望した。

相川のオリジナルアルバムとの落差はひどい。ひどく底の浅いお風呂場録音。ロスレス音源であることは表示されているのだが、これだけひどい録音は滅多にない。

編曲もチープでペラペラなのが少なくない気がする。

これだけ気の入れ方が違うとはね・・・

 

******

M1.これくらい当然知ってるし、持ってるわい。これ、全然おもしろくないです。ロック調に無理やりやっつけ仕事していて、しかもスベっている感じ。

M2.これは聴きやすい方だろう。それなりにだが。編曲もあっていそう。

M3.恥ずかしながら大黒摩季は聴いたことがない。代表曲らしいですね。そういえば聴き覚えがある気がする。この編曲はそれなりに気を入れているかな。ラップ入り。本人とのデュエットか。

M4.浜田麻里って、一枚ぐらい持ちたいと思っていたが買わないままだった人の一人。アレンジは相当力をいれてるかな。この曲に関しては十分満足。Amazon評には歌唱が本家に全然かなわないという意見もある。

M5.おいおい、これをやるかよ。CD持ってますけど。ロック・バラードという感じの仕上がりになってますけど、何かリミックスに相川がカラオケしてるみたいな感じ。似合わないなあ。

M6.WANSって、世代のはずなんですけど、如何せん私が一番負け組のクラいおたくだった頃だから、触れていないのだ。これはそこそこ音質がマトモ。編曲も凝ってる方かな。

M7.これは、ロック的に分厚くすることにこだわらず、それこそ早いテンポのZARDみたいにしてガール・ポップに開き直っているから、非常に聴きやすい気がする。

M8.Winkって、世代ですけど、持ってない。これは16ビートにして、ユーロビート風、あまりロック的に分厚くしてないままなので、意外と聴きやすい。でも、やはりどうしてこれを相川がやる必要があるの? カラオケじゃーという思いは残る。

M9.これもまたユーロビート的か。何か男二人の浪花節みたいな感じの曲ですねえ。

M10.DEENってのも、ビーイング系でしょ? 当時の私が住んでいる世界とは対極すぎて。これも、なんでこんな海辺でよろしくやってますみたいな曲を相川がやるのかようわからんなあという感じ。

******

全体として、メロディアスな曲を無理やりロックに乗せようとしている印象がある。しかもその編曲がやっつけ仕事っぽい。

ベスト“ROCK or DIE”の「六本木心中」のカバーの場合は、原曲を倍のテンポに引き伸ばして、ユーロビートをロックバンドでやってるみたいなグルーヴに乗せて、原曲解体に近いみたいにして、まるで相川のオリジナルみたいに聴こえる域まで凝っていた。編曲も細密だったし。

裏を返せば、織田がどれだけ若い頃の相川に気を入れていて、オリジナル曲を懲りに凝り性にして、緻密で凝集的で独自の世界を築くことに汗水たらしていたかがよくわかった。

やはり、根暗で生真面目に思いつめてツッパってるイメージがありだからこその相川七瀬なのではなかろうか?

*****

・・・なんか、さんざんなことを書いてしまった。

・・・あ、聴きながら同時進行で書いているうちに、そのまま相川のオリジナルアルバムにメドレーでつながった。

ファンになりたてなのに言うのもなんだが、故郷に返った気分だ。

*****
最後にオリジナルのアーティストの動画をまとめて貼り付けておきます。

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トロントだより

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     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

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     11月の勤労感謝の日の連休に、日本フォーカシング協会の「フォーカサーの集い」のために島根県の松江に旅した時の旅行記です。https://focusing.jp/  
    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
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     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
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     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

  • 050723_1544
     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
     仕事中の友人と落ち合うまでに時間があったので、水戸市民の憩いの場所、周囲3キロの千破湖(せんばこ)を半周し、黄門様の銅像を仰ぎ見て見て偕楽園、常盤神社に向かい、最後の徳川将軍となる慶喜に至る水戸徳川家の歴史、そして水戸天狗党の反乱に至る歴史を展示した博物館も拝見しました。
     最後は、水戸駅前の「助さん、格さん付」の黄門様です。
     実は御印籠も買ってしまいました。

北海道への旅2005

  • 051012_1214
     日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。