高校で成績低下に苦しみ、いじめを受ける夢
ちょっと久々の、私が見た夢の報告シリーズ。
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私は高校2年生。
私立高校に通っている。リアルワールドで私が通った高校だが、男子校だったのが、夢の中では男女共学となっている。
私は(夢の中では)1年生の時に、数学以外は抜群の優等生であったが、2年生になってから、学業への意欲を次第に失っている。
授業中に、繰り返し教室を抜け出し、トイレに籠もっている。
教室に戻ってみると、授業は進行していて、途中の内容がわからなくなっていることを不安に感じている。
しかし、頭の回転が急速に衰えており、とても去年のようにはできないと感じている。
特にもともと苦手だった数学の授業の際に、ただでさえ苦手だった科目がいよいよ授業の進行が意味不明になり、これで次の定期試験に点が取れるだろうかと不安になっている。
小グループに分かれて、テーマについて討論しながら進めるという、ある意味で進歩的な進め方をしている時限にも、最初から教室を抜け出して、しばらくして戻ってくるのだが、自分が今更どのグループかに入れてもらうことは無理だと感じる。
担任教師(リアルワールドでも担任だった数学教師)に、
「私は調子が悪かったので教室を抜けさせてもらっていたのですがどうしたらいいのでしょうか?」
とうち明ける。
教師は別に私を咎めだてすることはない。
その後教師が私にどう対応したかは夢の中では描かれていない。
******
シーンは飛び、私が授業をあまり受けていないことについていじめを受け始めている。
私は2人がかりで押さえ込まれ、そこにこれまた二人がかりで女子生徒が無理やり連れて来られ、スカートの中の女性器(毛が生えていない、肌色の、きれいな女性器である)を、私の顔にを無理やり押し付けて来ようとする。
私は、
「馬鹿野郎! 私は女性経験が豊富だから、女性器なんていくらでも見ているし、クンニ何のことはない」
と答える。
結局女性器は押し付けられることはなく、女子生徒も解放されたようだ。
私は、トイレに自分のリュック(リアルワールドで現在使っているものと同じ)を置いてきたままであることを思い出し、トイレの個室に向かう。
しかし、リュックの中の持ち物の重要なものは、消えている。
どう探すかについて、クラスメートに問いかけるが、その後の展開不明。
教室に戻ってみると、NHKのドキュメンタリーをもとに討論する展開の途中に出食わす。
私は、その中に参入できない。
*****
しばらくシーンが飛び、クラスに学年中から選抜された、20人程度の「リーダーと言える生徒」の集会が、円陣を組んで開かれているのに遭遇する。
その中のひとりが、
「去年のままの君なら、当然このメンバーの中に選ばれていた」
と言って来るが、私も
「確かにそうだろうと思う」
と答える。
*****
再び教室での通常の授業のシーンに飛び、私は、先程登場した教師にと生徒たちに、
「私はうつ病で、思うに任せない」
と打ち明ける.
*****
シーンは飛ぶ。
図書室に、「○○文庫」という、私の大学学部生時代の心理学の恩師の名を冠した大きな書棚がある。
夢の中の世界では、そういう書棚が登場するシーンはこれまでにもあり、いわば私の夢の中では「常識」となっている。
私は、恩師が実は学界では非常な業績を残した人物だったのだと、今更のように感慨にふける。
・・・・以上。
*****
「高校2年生になってそれまでの優等生から一転して、勉学への意欲を失う」
というのは、私の夢の展開として、非常によくあるパターンである。
これは、中学時代に、実際、1年生の時勉学意欲が旺盛だったのに、2年生になって急速にそれが萎えていったというのと符合する。
ただし、私は教室から抜け出すというようなことはなかった。
「途中でブランクがあるために、今更参入するグループを見いだせず、途方にくれる」
というのは、私が学界で実際に生じていた現象で、その原因が「うつ病」であるのも事実である。
(こう見えても、私は周期的なうつ病持ちであり、それがこのブログの、生産性が高い時期と、休止同然になる時期の繰り返しとも関係している)
実際には、復帰してみても、私はよく覚えてもらっていて、好意的に「久しぶりだね」と挨拶されるのだが、現在、母の介護のこともあり、再びグループに参入して、具体的な活動をしてはない。
・・・今思い出したが、来週には、ZOOMを通して、私が久しぶりに参入したグループのミーティングに参加することになっている。
問題の「いじめ」のシーンだが、持ち物を隠されるといういじめは、結構受けていた。
女生徒の性器を顔に押し付けられそうになるという、ある意味でこの夢のクライマックスは、意味不明だが、私が女性の性器などには平気であること、クリニングスなど何の抵抗もないのは事実である。
女性に関しては「現役」であることは、何度かこのブログでも言及した。
それがなぜ今夢の中に登場したかということになるが、2つ前のエントリーで、フロイト「狼男」症例を久々に読み返したことについて触れたが、狼男症例が、生々しい性描写と関係することの影響が大きいかと思う。
恩師の名を冠した図書館の文庫というのが、夢の中に何回か出てきたことがある展開だとはすでに述べたが、それが高校の図書館にあるというのは時代の転倒ということになる。
私の恩師(学部と大学院、ふたりいる)が、学界でも業績ある人物であったことは事実だが、図書館のひとつの書棚がいっぱいになるほどの著作があるわけではない。
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まあ、こんなところであろうか。
夢の中だから当然とはいえ、「頭がまわらない」のは結構苦しかった。
現実の私は、むしろ生産性を増し、頭の回転が向上しているのは、このブログの現状が示すとおりである。
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