社会福祉士、藤田孝典氏はいずれ全体主義者に「かつがれる」存在になる?
私は一昨日、DaiGo氏の「差別」問題について社会福祉士、藤田孝典氏にTwitter上で論戦を挑んだが、20回ぐらいコメントしたにもかかわらず、ことごとく無視された(^^;)
その内容がどのようなものであったかは、私のコメントはすべて藤田氏のツイートへの引用つきリツイートでしたから、私のTL(chitose@kasega1960)を追っていただきたいが、私以外を含めて、彼の発言で違和感があるものを幾つか並べてみたい。
何という、差別、ヘイトクライムと言わないまでも、十把ひとからげの「決めつけ」満載でしょうか。すごいですね。老人差別、若者差別。MMT理論やベーシックインカム反対についても主旨をうかがいたい。#藤田孝典 https://t.co/g08z2UbIXi
— chitose (@kasega1960) August 16, 2021
これと、彼のよくする、「自己責任」批判の論調は矛盾しないだろうか?
続いては、すでに幾つか前のエントリーでも言及した、恐らく彼最大の問題発言。
繰り返しますが、このツィートだけは許し難いです。どこからこういうアセスメントが出てくるのか。素人性丸出しです。軽卒すぎます。それこそこれらの診断を受けた方々への偏見を広める「ヘイトスピーチ」ですよ。謝罪を求めます。 https://t.co/Mlm7FRiQ5a
— chitose (@kasega1960) August 17, 2021
引き続いて、彼の「恐怖政治」的制裁論について。
もっとわかりやすい「日本語」で書いてくれませんか。#藤田孝典 #DaiGo https://t.co/yS8gFv2zF4
— chitose (@kasega1960) August 17, 2021
あ、少し「解読」できました。要するに、恐怖心をあおって服従させることだけが抑止力というわけですね。#藤田孝典 #DaiGo https://t.co/yS8gFv2zF4
— chitose (@kasega1960) August 17, 2021
彼の、自分を批判するものに、十把一絡げに「差別擁護者」という独特のレッテルを貼ることについて。
「差別擁護者」という「独自の」テンプレをよくお使いになることに危惧を覚えます。コメントされて来た方には、誰ひとりそういう方はいなかったと思います。どうもこういう言葉をお使いになる時に限って、物凄く短いセンテンスを畳み掛けて圧倒しようとすることしかできないのは、あなたの限界ですね。 https://t.co/yJMvvYvaRe
— chitose (@kasega1960) August 17, 2021
DaiGo氏の取り巻き呼ばわりするのって、コメントする方々に失礼ではないでしょうか? これらの方々は「差別擁護」のつもりはないと思いますが。#藤田孝典 #DaiGo https://t.co/40ezguTkC0
— chitose (@kasega1960) August 17, 2021
私には、彼を「マッチョメンタル」と呼びたいところがある。このお方が、若い頃、底辺の福祉の世界で、利用者さんに細やかにやさしく接している姿がどうしても思い浮かばない。
どうも、彼は、生活保護受給者をできるだけ無償で援助することとはまるで正反対のことを10年前にはしていたようである。
いわゆる「貧困ビジネス」をしていたようなのだ。
以下はWikipediaからの転載なので、本来は慎むべきことなのだろうが、ここで述べられていることは事実であろうから:
===============================================
月刊誌『選択』は、藤田が過去に貧困ビジネスを行っていたと報じている[4]。
さいたま市議会議員の吉田一郎は、以下の行為が貧困ビジネスではないかと主張している[12][13]。
生活保護の申請支援、申請同行及び審査請求、不服申し立て手続の支援を『生活まるごとコーディネートサービス』と称して4万2000円で行っていた[12]。
吉田は、非弁行為として法律に抵触するとしている[12]。
8万円程度で一軒家を借りてグループホームという形式で運営し、1軒に5人程度ホームレスを住まわせて市からの住宅補助4万7000円と入居者から共益費として1万円を受け取っていた。吉田は、毎月20万円程度の粗利が上がっていたと見ている[13]。
そうした住居を15軒所有し3年間で2000万円以上利益を上げていた[13]。
代表も役員報酬として413万円を受け取っていた[12]。
この他にも吉田は、ほっとポットが不当に補助金を受けていたとして、監査請求を提出している[14]。
参議院議員の片山さつきは参議院の総務委員会で、以下のように発言している[15]
・・・お手元に配らせていただいているこの「ほっとポットとは」、「生活まるまるコーディネートサービス利用契約書」。
実は、このほっとポットの代表理事の方は、今、生活保護の審議会、政府の審議会、厚生労働省の審議会の委員なんですよ。
ところが、この方は、生活保護者に帯同し、場合によってはその審査請求や不服申立ての手続支援をするという、これ普通書かないですよね、
弁護士法七十二条、七十三条、行政書士法十九条、普通書かないですよ。でも、書いちゃって、お金を四万二千円取っておられるんですね。
・・・地方自治体や、本当にプロとして、士業として認められた人たちの意見をきちっと聞いてならいいですが、位置付けがはっきりしないNPOが、本当にボランティアで親切心だけならいいんですよ。だけれども、じゃ、何で一件四万二千円が必要なのかということを誰でも思うので、
この件は、実はこの起こった政令市において議会で問題になっているんですよ。それに対して政令市の担当局長が何と答えているか、こういう方々が一緒に付いてきても何のメリットもありませんと答えているんですよ。つまり、こういう方々が付いてこようが付いてこまいが、生活保護は自分で申請するものですから、変わらないと。・・
================================
・・・まあ、あの生活保護不正受給者批判の片山氏がいうことですが、事実は事実でしょう。
私が感じるのは、彼が非常に極端な二分法を好み、差別者とされる人物への「上からの」制裁を志向し、実は「権力主義」の側面を持つということである。
彼は、異分子を排除するという、裏返しの「差別」意識を持っている気がする。
実は全体主義との親和性があるのではないか。まるでロベスピエールですね。
いずれ、むしろ右翼サイドにすら利用され、祭り上げられる存在になるように思う。
« 母の認知症は進行している | トップページ | 今日は日帰りの長距離旅なので恐らくブログは、久々のお休みです。 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 水道橋博士への議員休職という対応に対する田中信一郎氏の批判は間違っている。(2022.11.04)
- カウンセリングルーム ケー・エフ・シー 公式サイト Openいたしました。(2022.10.20)
- アントニオ猪木の死にあたって、敢えて諸富祥彦先生に捧ぐ(2022.10.06)
- 永野希さん出演のミュージカルで直筆サインいただきました。(2022.10.03)
- 「カウンセリングルーム ケー・エフ・シー」福岡市天神に10月27日(木)開業予定(2022.09.22)
「学問・資格」カテゴリの記事
- 【ウマ娘】:ワンダーアキュートいきなり初育成(2022.11.25)
- 「ウマ娘 の精神分析」新刊第2巻(コミックマーケット101で発売開始)の表紙装丁(2022.11.24)
- 阿世賀浩一郎 著 「若き臨床家のために」Amazonで発売開始(2022.11.24)
- カウンセリングルーム ケー・エフ・シー開室(Linkedinより転載)(2022.11.20)
- 母が天寿を全うしつつあることについて(2022.11.15)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 広島同人誌即売会で、TAMさんにまどマギの「コネクト」リクエストした。(2022.11.07)
- 水道橋博士への議員休職という対応に対する田中信一郎氏の批判は間違っている。(2022.11.04)
- カウンセリングルーム ケー・エフ・シー 公式サイト Openいたしました。(2022.10.20)
- 合同会社ケー・エフ・シー 公式Webサイト、10月20日(木)Open予定!!!(2022.10.17)
- 「若き臨床家のために」目次(2022.10.09)
「心理」カテゴリの記事
- 【ウマ娘】:ワンダーアキュートいきなり初育成(2022.11.25)
- 「ウマ娘 の精神分析」新刊第2巻(コミックマーケット101で発売開始)の表紙装丁(2022.11.24)
- 阿世賀浩一郎 著 「若き臨床家のために」Amazonで発売開始(2022.11.24)
- カウンセリングルーム ケー・エフ・シー開室(Linkedinより転載)(2022.11.20)
- 母が天寿を全うしつつあることについて(2022.11.15)
「精神医学」カテゴリの記事
- 阿世賀浩一郎 著 「若き臨床家のために」Amazonで発売開始(2022.11.24)
- 母が天寿を全うしつつあることについて(2022.11.15)
- 水道橋博士への議員休職という対応に対する田中信一郎氏の批判は間違っている。(2022.11.04)
- 「ウマ娘の精神分析」新刊第2巻の表紙のラフあがりました。(2022.11.03)
- カウンセリングルーム ケー・エフ・シー 公式サイト Openいたしました。(2022.10.20)
コメント