京都アニメーション放火殺傷事件から2年。思い込みの激しさでは私も同じだった。
「殺されると思った」 京アニ事件から2年、青葉真司の近隣住民が明かす事件直前のトラブル|ニフティニュース https://t.co/E0m3Op3OAv #京都アニメーション #殺人事件 #放火 #社会 #ニフティニュース
— chitose (@kasega1960) July 17, 2021
ひとりの思い込みの激しい男が引き起こした悲劇。
彼は小説家志望でもあった。
京アニは原作小説を公募してコンクールをする会社でもあった。そこで受賞してアニメ化されたのが、あの空前の名作、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。確か彼はその公募に落選し続けていた。
私も結構思い込みの激しい人間で、若い頃は「アニメージュ」の常連投稿者、その誌面に掲載された投稿を作者が読んでいて、作品に反映させているのではないかとマジに信じ込み、その旨作者にファンレターを書いたりした。
その監督は、何と私に会いに来てくれて、私の作品論を面白がってくれ、新作の裏ばなしなども語ってくれるささやかなひとときを持てた。それから数年年賀状のやり取りをした。
優しい誠実なアニメ作家さんだったと思う。
私は恵まれていた。
当時のアニメを観ていた人にとっては、誰も名前を知らないものはない方です。
こういう書き方をすると、悲劇的な事件にかこつけて、自慢話をしているかのようにも見え、不謹慎でしょうが、犯人も孤独な、人との関わりを求める男だったのだと思う。
もちろん、ああいう形でしか「行動化」できなかったことは許しませんが。
私の場合など、関わりを求めての「正面突破」でしたから。
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