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2021年7月 9日 (金)

浜崎あゆみのアルバム、”(miss)understood"

個人的には、浜崎あゆみの最高傑作アルバムだと思っているが、私は引っ越しの際に紛失していた。

Amazonの中古で1円で投げ売りされていたので再購入した。

タイトルの、”(miss)understood"というのは、「理解された・・・いや誤解されている女」という意味であろう。

ともかく一曲も捨て曲がない、たいへんな密度のアルバムである。

まずは冒頭の、不協和音の激しいコーラスに始まる"Bold&Delicious"。直訳すれば「太くておいしい」だから挑発的で、歌詞全体も挑発そものである。

興味深いのは、基本はコーラスが主旋律を歌い、ayuはアドリブで後に続いている形の構成を取っている点だろう。これはゴスペルの様式だと思う。

そして、実はライブ・コンサートで、「みんなで一緒にもっと盛り上がろうぜ!!」という意図があり、歌詞の"Bold&Delicious"の箇所は、聴衆が拳を振り上げて唱和することを期待しているな、と予測した。

実際、このアルバム発売後のライヴに2回行ったのだが、コンサート本編の最後(アンコール前)で、大合唱となった。

2曲めの"Step You"は、軽快で少女のようなちょっと誘惑チックな曲。

3曲めの”Lady’s Night”は、失恋した友達を慰めるために、女友達集まって、さあ、一緒に繰り出そうぜ!という曲。発想が、松任谷由実のアルバム、”Voyager"の冒頭曲、「ガールフレンズ」に通じるところがあると思う。

4曲目の"Is This Love?'は、一見叙情的な曲だが、ライヴでは一転して、物凄いドラマチックな歌い方をします。男友達が別の女に視線を送っていること、自分の前では冴えない顔をしていることで、自分の中に嫉妬心が生じてきたことから「私はやっぱりそんなに深く恋してるんだ」と、切なさを歌い上げた曲。

そして表題曲、”(miss)understood"は、自分に好意的に寄ってくる人たちへの不信感を歌ったミディアム・テンポでじっくり聴かせるロック調のシャウトのある曲。

6曲めは"alterna"。ライヴでは宙吊りのかごの中に入って舞台の真ん中まで進み、身を乗り出して歌うという、危ないパフォーマンスをする曲だが、「変化を恐れるなら離れたところで見ててよ」と歌う、これも人間不信感と開き直りのある曲。

7曲目の"In The Corner"は、むしろ嘘をついてしまう自分への自己嫌悪を歌っている。

8番目のバンドだけのTaskingをはさんで、9曲目の"Crimial"は、繊細で弱い人にどのように近づこうかという無力感と許しを求めつつ、戦え!と促し、希望を込めて見守ろうとする曲。

10曲目の"Pride"は、空虚を共に抱えつつも、少女(観衆)とそれでも共に行こうと歌い上げる曲。

11曲めの"Will"は非常に儚げな曲だが、歌謡曲調。確かPVは花柳界の女性を描いた内容だったと思う。

この曲までは、このアルバム、数曲連続で鬱展開なのだが、曲想の変化はよくできている。

12曲めは、ayuのスローバラードの中でも「ネ申曲」と言いていい”HEAVEN'。この曲はツアーではアンコールとしてアコースティックバージョンで歌われる。

この曲、PVを観ると、福知山線脱線事故の犠牲者に捧げられられた曲だとわかる。

その次にまたTaskingを挟んで、一転してayuの恒例の夏向けソング、軽快なテンポで進む"fairyland"。

この曲、冒頭が少し神秘的で、徐々に明るくなるんだけど、確か宇宙を舞台としたSFアニメのテーマソングではなかったか?すごく人なつっこい曲である。

15曲めの"Beautiful Day"は完全に明るい曲。コンサートの、アンコール後のお開き向きの曲。

 

ところが、アルバムはここで終わらないのだ。

16曲目に、"rainy day"という、淡々とした静かな曲が付いている。

恋人との静かな雨の中での再会という感じの曲だが、ライヴでは、ステージに実際に雨の膜のようなものがさながらカーテンのように降り出し、そのカーテンで隔てられていた男性ダンサーとayuが最後に抱き合う。

ayuのライヴは男性ダンサーとの舞台上の絡みが少なくないが、こうやって激しく抱き合うのはこのライヴだけではないかな?ちょっと衝撃的である。

****

私は”(miss)understood Tour"に、長野と東京の代々木の楽日の2回参戦したが(2006年だからもう15年も前になるのか・・・)、長野公演に比して、楽日の、いろいろ推敲した上での完成度には非常に感心した。

アルバムとブルーレイで出ているライヴ、どちらもそろえて損はないと思います。

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トロントだより

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  • 050723_1544
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