ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー
私は「小説家になろう」系のライトノベルを読む趣味は基本的にはないのだが、「転生したらスライムだった件」は例外的に小説版で読んでいる。
珍しくアニメ版やコミック版より小説版の方が先行している。何で知ったのかは自分でも記憶がないがとにかくそうなのだ・・・あ、そうか、「小説家になろう」サイトで原型を読んだだけか。
暇つぶしに加入したAmazon Kindle Ultimateで「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー」というのをコミックス版で拾った。これも「なろう系」ライトノベルが原作らしい。コミック版が現在第3巻まで出ているようだ。
わかりやすく言えば、明らかにマリー・アントワネットをモデルとした20歳の姫が、革命により断頭台の露と消えた瞬間に転生し、12歳の自分の時間軸に戻る。
そこから今度は決して自分が断頭台に向かわすに済むようにという当初は自分ファーストな思いから、人生をやり直し、時間軸を捻じ曲げ始める・・・という展開なのが、気軽に楽しく読めた。
Amazonレビューを読む限り、傑作と名高い原作のライトノベルに対して、コミック版は原作を見事に昇華しているという好意的な評判が多いようである。
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どうも最近の私は結構暇していて、一日に活字の本一冊、コミック数冊という猛烈な勢いで読書に励んでいる。
次に何を紹介するかはわからないので、心して待たれよ。
そろそろ先延ばしにしていた、「累々」の読み時かな。
それにしても、こういう何でもアリで60歳なのは我ながらあきれる。ホント全然老いてないね。
今は一時期の暴走への反省から「禁欲」生活送ってるからなあ。
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