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2019年7月10日 (水)

ちーちゃんは悠久の向こう

やっと書くという約束を果たせる。

なぜこの作品と巡り合ったのかはもう忘れた。たまたまネットサーフィンしていて出食わしたのは確かだが。

私はが「ちーちゃん」という名前に過剰反応したのは確かだ。

「セーラームーン」の前作品であった「きんぎょ注意報」に出てくるお嬢様キャラ、藤ノ宮千歳のあだ名が「ちーちゃん」である。

私はこのキャラについて「アニメージュ」の読者投稿欄におちょくる投稿を何回かした。

そして私のハンドルネームの"chitose"というのも、一応故郷久留米を流れる筑後川の別称、「千歳川」からとったことにしているが、実は「きんぎょ注意報」の藤ノ宮「千歳」も意識している。

・・・・まあ、この小説と、これを原作とする映画とは全く無関係のことだが。

*****

この作品は日日日(あきら・・・と読む。「晶」に置き換えて「日」3つに崩して表記したもの。1986年生まれ)という人が、まだ高校生時代に書いた2005年の作品であり、新風舎文庫大賞を受賞している。これを原作とする映画は2008年。以下では映画について述べる。

ちーちゃんとは怪談が好きな「千草」という女の子。幼馴染のもんちゃん(久野)に布団の中で怪談をして怖がらせていた。

その二人は高校一年生になり、クラスメート。

もんちゃんは弓道部に、ちーちゃんはオカルト研究会に所属するようになる。

オカルト研究会には林田という女生徒がおり、一年留年したのを引きこもりだとかうつ病だったと噂されていたが、実は脳梗塞のリハビリだった。

ちーちゃんともんちゃんは毎日屋上でちーちゃん作った弁当を食べるのを習慣としている。

二人は、「学校の七不思議」と呼ばれる場所を探検するが、何も起こらない。

ところが、もんちゃんは、弓道部の先輩の武藤と微妙な関係になる。それに嫉妬するちーちゃん。

ある日、林田は再び脳梗塞を起こして死んでしまう。「人は死んだらどこに行くのだろう・・・」とつぶやくちーちゃん。

すったもんだのあげく、ちーちゃんは見てはならないものをみてしまう。それは・・・

ここからどんでん返しがはじまり、感動のラストへと向かうのだが、それはオフレコね。

****

ちなみにちーちゃんは若き日の仲里依紗が演じている。

彼女は前年公開のアニメ版「時をかける少女」(細田守監督)の声のヒロイン役でもあるが、何とエンディングが・・・聴いて一声でわかったが、「時かけ」と同じ奥華子である。

非常にピュアーな青春映画であり、ストーリーメイクも達人である。これが同年代の高校生が書いたものとは信じがたい(アマゾンレビューによれば「原作と違う」という指摘もあるが、おおむね好評である)。中高生世代には必見だろう。

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トロントだより

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     The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

神有月の出雲路2006

  • 20061122150014_1
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    ご存じの方は多いでしょうが、出雲の国には日本全国の神様が11月に全員集合することになってまして、「神無月」と呼ばれるわけですが、島根でだけは、「神有月」ということになります。(後日記:「神無月」は10月でしたよね(^^;A ........旧暦なら11/23前後は10月でせう....ということでお許しを.....)  
    ちょうど紅葉の時期と見事に重なり、車窓も徒歩もひたすら紅葉の山づくしでした。このページの写真は、島根の足立美術館の紅葉の最盛期です。

淡路島縦断の旅

  • 050708_2036
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     このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
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     大地震でできた野島断層(天然記念物になっています)の震災記念公園(係りの人に敢えてお尋ねしたら、ここは写真撮影自由です)にも謹んで訪問させていただきました。
     震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

水戸漫遊記

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     友人と会うために水戸市を訪問しましたが、例によって鉄ちゃんの私は「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」に乗れることそのものを楽しみにしてしまいました(^^;)。
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     実は御印籠も買ってしまいました。

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  • 051012_1214
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