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2018年7月 3日 (火)

父親に親戚の葬儀に行かなかったことを褒められる夢

"chitiseの部屋"で私の長大なシューマン論(ちなみに私はピアノも弾けない、音楽学も学んでいない人間である、主として外国語盤のCDの英語のライナーノーツと自分の見解を書いている)や浜崎あゆみ論「セーラームーン」論の長大さと「粘着性」に圧倒されるばかりで、正直言って付き合わされるのかたまらない読者の方も少なく無いかと思う。

 

しかし、これが20年‐30年前の私の文のスタイルである。すでに書いたように、今の私には、これだけ長文の文章を書く才能は枯渇している。

 

だが、どういうわけか、自分の見た夢についてだけなら連投できるので、今度も書いてみようかと思う。

 

 

 

******

 

 

 

火曜日は母がデイ・ケアに通う日なのだが、月曜日の夜は衣装選びが大変である。母はそれくらい衣装持ちなのだ。

そして「もう行く時間やろ」と言って深夜3時ぐらいには起きてくる。

おかげで、97歳の母と一緒に先日のワールドカップの日本×ベルギー戦を観るという珍妙な光景が繰り広げられてしまった。

 

実は対ポーランド戦の時も時も一緒に観ていて、母の

「どうしてゴールの前に人が立っとると? あれじゃ点が入らなかと?」

....とか、

ポーランド戦で

 

「なぜ負けとるのに勝っとると?」

とか、頓珍漢な質問に応えねばならなくなる。

対ポ―ランド戦で日本が決勝トーナメントに進めたのは、ご存知の通り、勝ち点で並んだセネガルとイエローカードの数で少なかったという理由だったが、

「選手が乱暴なプレーをすると審判は黄色い札を出すんだよ。その数が日本は前に戦ったアフリカのセネガルという国よりすくなかったから次の試合に進めたんだよ」

....というところから説明しなければならなくなる。

・・・・少し話が脇道にそれたが、こういった具合なので、私も月曜の晩は午前様となる。

そして母親がデイ・ケア中に、もしものことがあったら大変なので、私はカウンセリングルームの仕事を火曜日が定休日にしている。

そして、火曜の昼は寝て過ごすというわけだ。

以下に示すのは、今日火曜日の昼寝の、できたてホヤホヤの夢である。

 

****

 

 

 

私はどういうわけか、その時間久留米の家を抜け出して、何と仙台-京都間を走る538系の16両編成の在来線の特急列車に乗っている。

 

Img_3244

 

 

(実は私は右サイドの「旅」系フォトアルバムで示すように「鉄っちゃん」でもある。私のオタク系の趣味の広範さに呆れられるかもしれないが)

・・・それが普通の乗り方ではない。

 

列車の外側の窓枠の上に延々とレールのようなものが敷かれ、それを大勢の人がぶら下がりながら辿っているのである!私はその両隣の人としきり会話をしている。

その過程で、車内では、市長の殺害という事件が昔のアクション映画のように繰り広げられている。

私は終着駅に着いた後にも延々と続くレールのようなものを滑るようにだどっている。

こうした「脱走」が終わって家に引き返すと、亡き父が電話をかけてくる。

そして、親戚の一人が今日死んだことを言ってくる。

当然その日の昼の間に葬儀など行われるわけがないのだけれども、

「どうして葬儀に参列しなかったのだ!」

と私を責めてくる。

私は、(実際には家から「逃亡」していたのに)、

「だってお母さんの身に何かあった大変じゃないか!」

・・・・と言い返す。

そうすると、父は、

「そうか、よくやった。お母さんのことを大事にする方が大事だ」

と褒めてくる。

 

 

 

・・・・まあ、そんな夢である。

:****

この夢の解釈にはいくつかの示唆がある。

ます、夢の中の私は母のデイ・ケアの間、実は家に大人しくいなくて、鉄道なんぞに「現実逃避」している。しかも夢の中では非常にスリリングな形で。

この「現実逃避」というのが今の私にぴったりだと思う。「過去の遺産」に依存して新規の記事など書かない。

そして(詳しくは書かないが)今の私は、現実世界の中で、非常にスリリングな戦いに直面している。

 

更に言えば、私の父は、「エヴァンゲリオン」のシンジの父、ゲンドウのように、優秀だが、およそ何を考えているのかわからない家の独裁者であった。

およそ父は私を褒めてくれることがなかった。どんなに私がいい成績を残しても。お金は出してくれるが、ともかく褒めることを知らない。おかげで私は勉強する意味を見失い、最初は哲学、続いて大学院では心理学に転じるに至る。。

(このへんの私のゲンドウ論は、私の書いた「エヴァンゲリオンの深層心理」を読んで下さい)

その父が、夢の中とは言え、私を「褒めた」。

私の中の「超自我」が、現状の私が現実世界の中でやろうとしている「大挑戦」のスタンスと決意に、支持を表明したように思える。

 

.

 

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