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2016年7月 9日 (土)

伝えられない医療改革、あらゆる世代が負担増に これでいいの?国民的議論がない参院選 (JPExpress)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47249

・・・・・投票前日ですが、最近読んでいて一番気になった記事です。

  • この4月から、「かかりつけ医ではなくて、大病院に紹介状なしで受信する場合、初診料は5000円になっている」そうです。・・・いくら日本で「大病院」と「かかりつけ医」の分業が曖昧なままで、大病院で待合室がごった返していて長時間待っての3分診療がまかり通りすぎ、日頃の通院は、患者の全体像を熟知しているかかりつけのお医者さんにひとりひとり丁寧に時間をかけて診てもらえる方がキメの細かい医療になるとはいえ、このやり方は強引と思います。大病院の方も「これからあとはかかりつけ医に診てもらいなさい」と患者を率先して差し戻すことがどれだけ普及しているか?(うちの母にはそういう対応をする大病院の医師に二人連続あたりました)。 またいわゆる「セカンドオピニオン」を自由に取りにいくことへの制約ともなります。日本ではセカンドオピニオンをとることが「医師に嫌がられる、影でこそこそやること」みたいにとらえられる風潮がまだ根強いのも問題なのですが。「・・・じゃあ紹介状書くよ」とオープンに請けおってくれると感じさせる医者が増えればいいのですが。
  • 同様に、「入院時の食事代の患者負担額も『1食あたり260円から460円へ』と70%もの値上げ」も4月から実施されています。
  • そして今後、

  • 保険給付は後発医薬品(ジェネリック)までとし、先発医薬品(オリジナル)との差額は自己負担。・・・ジェネリックって、安いのにオリジナルと同じ成分に見えますが、実際には効き目が異なることが少なくない。そしてきちんと在庫を整え、安定供給し続けてくれるかにも不安があるとのこと。
  • 「入院時の居住費(水光熱費)の負担増」
  • 「市販類似医薬品の負担増や保険外し」
  • 「70歳以上の患者負担上限額引き上げ」
  • 「介護利用料の1割から2割負担へと、負担上限度額引き上げ」
  • 「『軽症者』の福祉用具貸与などの保険外し」
  • ;結局、患者の自己負担が増えるばかりの政策なのですね。

    ある意味では、高齢化社会を抑制するために、貧しい人たちは病気を放置して早く死んでくれと求めているようなものです。

    ;いくら医療費の抑制が危急の課題とはいえ、こうしたやり方でいいのかについての議論はなされるべきかと思います。

    医療費の本当の無駄(例えば、出さなくてもいい薬を幾つもの病院に同時に通いながら多剤処方している傾向が強いのは事実)をシェイプアップした分、社会保障費は確実に引き上げる・・・というのなら、わからなくもないですが。

    Just MyShop(ジャストシステム)

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    トロントだより

    • 050601_0957
       The Focusing Instituteの第17回国際大会(2005/5/25-31)の開かれた、カナダ、トロントの北の郊外(といっても100キロはなれてます)、Simcoe湖畔のBarrieという街に隣接するKempenfelt Conference Centreと、帰りに立ち寄ったトロント市内の様子を撮影したものです。

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    • 050708_2036
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       このフォトアルバムは、その開催候補地の淡路島を、公式に「お忍び視察」した時の旅行記(だったの)です(^^)。
       フォーカシングの関係者の紹介で、会場予定地の淡路島Westinという外資系の超豪華ホテルに格安で泊まる機会が与えられました。しかし根が鉄ちゃんの私は、徳島側から北淡に向かうという、事情をご存知の方なら自家用車なしには絶対やらない過酷なルートをわざわざ選択したのであります。
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       震災記念公園からタクシーでわずか10分のところにある「淡路夢舞台」に、県立国際会議場と一体になった施設として、とても日本とは思えない、超ゴージャスな淡路島Westinはあります。

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       実は御印籠も買ってしまいました。

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    • 051012_1214
       日本フォーカシング協会の年に一度の「集い」のために小樽に向かい、戻ってくる過程で、他の参加者が想像だに及ばないルートで旅した時の写真のみです。かなり私の鉄ちゃん根性むき出しです。  表紙写真は、私が気に入った、弘前での夕暮れの岩木山にしました。