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2013年2月 4日 (月)

 評論 : 浜崎あゆみのアルバム、総レビュー (第13版)

ayuは、基本的にアルバムアーティストである。シングルで出た曲のみを追いかけていてはその真髄に迫れない。アルバムにしかない曲(一部はベスト盤にも納められたが)にも名曲が多いし、何より単独曲として聴くより、アルバムのコンセプトそのものが一枚一枚鮮明に異なっている。

そして、ayuのアルバムは、全体として録音ソースとしては、その時期のJ-Popの最先端を走ってきており、装置が下手にヤワだと、特に最近のアルバムの場合ほど、その本格的な再生ができない。それがアルバムの印象を誤解させるほどのものがある。

(このことは、iPodやウォークマンで付属ヘッドフォンを用いて聴いて十分に楽しめている人たち・・・そういう多くの人たちをけなして言うのではない・・・は逆に気づかすに済むかもしれない。「そこそこ音にも投資しよう」という人がハマる「泥沼」である)。

後述する"I am...""RAINBOW""Memorial address"の3枚はCCCD(コピー抑止リッピングCD)でありなおかつHDCDであるために、大抵の人の使用環境では、実は本来の再生がなされていない(大げさに言えば、昔のアナログカセットテープで、Dolbyオンの録音テープをオフで再生するくらいに音が実は歪んでいる)。iTunes Store頒布の音源の場合にはこれらの時期のアルバムも、256kbps止まりとはいえ「適正な音バランスで」リリースされているのは誠に皮肉である。

そして、(私の想像だが)恐らく"NEXT LEVEL"の段階で、源ソースの録音は24bit/192Khz???という、現段階では最もハイクオリティの条件下でなされたものをダウングレードして現行CD規格に合わせて販売している。

(そのように推測するのは、”NEXT LEVEL"でUSBリーダーバージョンも発売されたことにある)

ayuを制する再生装置はクラシックでも何でも、価格に関係なく、その装置なりにバランスの良い再生ができている」とはいっていいように思う。ayuのアルバムの音が「うるさい」と感じる人のご参考になればと思う次第である。

*****

前置きはこれくらいにして、本論。

私はayuのアルバムをこれまでで4つの時期に分類できると判断している。

【第1期】:"A Song for ××”,”LOVEppears","Duty"


いずれもayuが彗星のごとく登場して、ayu現象を全国に一気に巻き起こし、ファッション等を含めて「女子高生のアイドル」と呼ばれながらも驚くべき勢いで「進化」し続けた時期の名アルバムであり、評価が完全に定まっているだろう。

基本的には「歌謡曲的」「アイドル的」曲想が中心の1st、"A Song for ××"からして、歌詞の方は何か異様な急迫感に満ちた内容のものが少なくない。声の質も「練れていない」とも言えるが、どうしてここまで「張り詰めて」いるのか?

2nd"LOVEppears"はダンス・ミュージック中心で驚くほど勢いがあり、ここまで名曲揃いというのが可能なのは信じられない域(特にimmature"が好き)。録音ソースとしても当時としては過激、アルバム全体としてコンセプトも明瞭。J-Pop史上に輝く殿堂入りの名盤である。

"Duty"は、当時のayuの葛藤の深さから暗い曲が多いが、いわゆる「絶望3部作("vogue""far away””SEASONS”)」を収録しており、何より我が最愛かつ、独創的な名曲"SURREAL"もこのアルバム。

*****

【第2期】:"I am...""RAINBOW""Memorial address"

この3枚がCD再生環境的に厄介であることはすでに書いた。

この時期に入って、ayuはCREA名で作曲にも乗り出し、英語の歌詞もはじめて出てくるなど、実に色々な試みをしている。"RAINBOW”まではすでに古典としての評価を確立しているだろう。

個人的には、"Memorial address"に入った時点(私が「同時代」ファンになれたのはこのミニアルバムから)で、この3枚の時期の総決算をしている("ourselves"など独創的)と同時に、現状でやれることをやり尽くしたという思いもあったのではないかと思う。

ちなみに同アルバムの最終曲"Memorial address"は、恋人を失った哀しみの曲ではなくて、幼年期から離れ離れのままで死の知らせを聴いた父親への追悼曲であり、シンプルな中にも激情が詰め込まれた佳作である。

*****

【第3期】:"MY STORY""(miss)understood""Secret""GUILTY""NEXT LEVEL""Rock'n Roll Circus"

ここに至り、ayuは作曲陣を総入れ替えしてしまう。重厚なロックスタイルの曲も増える。私も"MY STORY"発売当初は、そのことに非常に戸惑った。"MY STORY"は、実際まだ試行錯誤の段階だったのだろう。

しかし、その次の”(miss)understood"という、ラディカルな超傑作アルバム(個人的には今でも溺愛している)を聴いた時点で、"MY STORY"が目指していたものが遡及的に素直に聴けるようになった。

"MY STORY"の中のシングルで発売されていない曲の中では、"HAPPY ENDING"や"walking proud"のようなスローなバラードにじっくり聴かせる曲がある。”MY STORY”は全体としては相当に「乙女チック」なアルバムであり、むしろ第2期までの曲が、実際以上にayuを神格化して背伸びさせざるを得なかったかに、逆に気付かされてくれる気がします。

さて、私の”(miss)understood"へのアマゾンレビューはこちらで読めます。いきなり"Bold & Delicious"の不協和音轟くロックテイストに始まり、歌謡曲調("Will")までなんでもござれ、そしてバラードのネ申曲"HEAVEN"・・・ともかく隙のない一枚。

話はライブに飛びますが、このアルバムを中心とした"(miss)undertstood Tour 2006"のライヴがまた素晴らしい内容です(私自身長野とトリの代々木2回ライブ体験。共に高水準でした)。アンコールの"HEAVEN"とTRF原曲の”Teens"カバーがまた素晴らしい。

このライブについては、こちらで記事を書いています。

さて、このアルバムの余勢をかって作られた"Secret"も、ガンガンロックで飛ばす曲と静かな曲のバランスが大変にいい。非常に洗練された熟度の高いアルバムである。録音的にも通常のオーディオ環境では一番美しく響くアルバムかと思います。個人的には"momentum"が、PVの素晴らしさと共に溺愛している曲です。

ところが、「第3期」の推進力は、次のアルバム"GUILTY"で転換点に立たされているように思う。"Talkin' 2 Myself”のようにラディカルな曲はラディカルだが、何かこれまでやってきた曲作りのスタイルが「頭打ちに」なりはじめている気がするのだ。

ちなみに私生活ではNくんと別れた時期でもあるが、どれだけ影響しているのかどうかはわからない。

このアルバムのayuは何か寂しげである。これには親友の死も関係しているという。

そして、”NEXT LEVEL"。このアルバムを「実験的ではあるが・・・???」という評価の人は少なくない。ひとつには、すでに述べたように、このアルバムから音源が24Bit/192khz???に移行しCD化の際にダウングレードしていると想定できることで、再生が難しくなっている、うるさく聴こえやすいこともあろうが、(【追記】:ハイレゾ音源で聴き直しましたが、ずっと聴きやすいです)ガンガンロックをやろうとしている割には何かが「生真面目に空回り」して一本調子、文字通りのNEXT LEVELが達成されたかどうかについて、評価が割れると思える。

ただ、このアルバムは2枚組になっており、2枚目は、ayuの古い曲のライヴが収められている。これがなかなかイイのだ。声の質が往時と異なることには異論もあろうが。

”Rock'n Roll Circus"では、前アルバムに比べると曲の多様性がバランス回復しているといえるだろう。シングル曲の"Sunset 〜LOVE is ALL〜"と"Sunrise 〜LOVE is ALL〜"が邪魔という意見もあるようだが、この親しみ易い2曲、そして中央に置かれた"BALLAD"が文字通り名パラードになり得たからこそこのアルバムは広がりがある。

・・・・しかし、このスタイルでの曲作りはもう限界といっていいところまで来ていたのではなかろうか。

*****

【第4期】:"Love songs""FIVE""Party Queen""LOVE""again""LOVE again"

ここで「第4期」とはっきり区切るのは、"Love songs"で作曲に全面的に小室哲哉を起用して、それまでとはまるでイメージが異なるアルバムとなったためである。

ただ、このアルバム、直前の"Rock'n Roll Circus"からわずか8ヶ月後に発売されている。ayuと小室のコンビはまだ「促成栽培」的だったのではなかろうか? あまりに小室さんの「いつもの」節回しが前面に出すぎて、確かに手堅いし、親しみやすくはあるし、編曲が不要に重厚になること皆無、グルーヴも効いて颯爽としているのはさすが職人小室だけれども、ayuが歌わねばならない必然性があるのだろうか?と感じた面もあった。

でも、恐らく一方には、このアルバムで久々に「聴きやすいayu」に出会えてスッキリしたという層もあるだろう。

次の”FIVE"は、1曲目めは「テイルズ」リシーズというゲームとのタイアップ。1曲めの"progress"は最初バラード風に始まり途中から急展開してしまう作り。その後に男性歌手をフューチャーした2曲、合唱付きの最終曲・・・と、内容は多様でコンセプトを「立てよう」としたミニアルバムだが、私個人としては"progress"以外は曲想に新味をあまり感じなかった

その後にくる"Party Queen"は、再び小室サウンドから離れて、一見、重厚な第3期の路線に回帰したかに見えるが、”NEXT LEVEL””Rock'n Roll Circus"の生真面目な「目一杯さ」とは異なり「はーい、エンターティメントします!」という心の余裕がayuに全然ある気がする。いい意味で曲も多様、遊び心満載である。ジャズ風の曲とか、これまでなかった。"Eyes, Smoke, Magic"など、曲の構成が変化に富み、面白い。

次の”LOVE"は、オリジナルは3曲だけなので、かろうじて「ミニアルバム」というべきだろう。これも「テイルス」シリーズとのタイアップのようだ。スリムな曲想。

その次の"again"は、最近3枚リリースのミニアルバムの中では曲としての完成度では一番高くて粒ぞろいと思うのだが、Amazonでの評価は割れている(^^;)いまのayuはこういうタイトでグルーヴのかかった曲の方がマッチングがいい気がする。小室とのコンビがいい意味で「成熟して」いるのを感じさせる。「ayuであり小室」なのだ。

最新のフル・アルバム"LOVE again"。"Love"と"again"を合わせたもの+5曲である。

こういう売り方に批判もあろうが、アルバム全体としての完成度は非常に高いと思う。やっと「第4期」の本格的名盤と言っていいだろう。

重苦しさを払拭した、いい意味でさわやかで風通しのいいサウンド。メロディーにもメリハリが効いている。このアルバムでの新曲もなかなかいいと思う。"Bye-bye darling"の歌詞はayuの実生活「文字通り」の内容、既出の"snowy kiss"をその延長としてつないでいる。

*****

以上、一気に駆け抜けたが、「昔のayuのようには一曲一曲に惹かれない」「まるでTeamAYUとの運命共同体みたいにして閉じた方向に果てしなく向かっていないか」と感じる人もあろう。

しかし、小室というayuインサイダーではなかった血を一度導入したこと、離婚して吹っ切れた分、今後のayuがどうなるのか、私はもう少し追いかけてもいい気がし始めている。

*****

・・・以下、2013/7/23に追加。

【第5期・・・というか、もう第6期に入ったのか?】:"A ONE","sixxxxx",""M(A)DE IN JAPAN"

"A ONE"は、録音も風通しがよく、とりわけ中盤の"anything For You","Last Minute""Zutto""Out of Control""Story""The Gift"と6曲続くバラードはどれも粒よりである。一曲ごとにパワー・アップする。このようなアルバム構成は異例だろうけど、非常に完成度が高い。何度も聴き返したくなる。お勧めである。ちなみに、最後のトラックに宇多田ヒカルの"Movin' on without you"のカバーが収録されています。

この後に"sixxxxx"ど題したミニアルバムである。1曲めの"Step by step"はNHKドラマ「美女と男子」のテーマソングとして著名。2曲め以降もさわやかなナンバーがそろい、前作に続いて、風通しいいアルバムだ思う。

"M(A)DE IN JAPAN"は、作曲陣をまたもやフル変更しての久々のフル・アルバム。タイトルどおり、琴の音色が耳につく曲が多い異色のコンセプト。また何かをやらかしてやろうという意欲は感じるのだが、その編曲の面白さに埋もれるのか、ayuの歌詞内容にあまり注意が向かなくなってしまった。聴き込めば印象も変わるのかもしれないが。

・・・これで最新アルバムまで追いついた・・・かな?

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コメント

はじめまして
以前ずっとこういちろうさんのブログを楽しみに
読んでいました。
去年のある日にブログが消えているのがわかって
元気でいらっしゃるのかしら、、、と気にかかっていましたが、
今日、新しくこのブログを見つけて、安心しました。
嬉しいです。

ご愛読いただき有難うございます。

新規一転して、マイ・ペースで進めて行きたいと思いますので、どうかよろしくお願いいいたします。

>本格的名盤と言っていいだろう

本当ですね!
BRAVO!!!

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組の
日本料理人・山本征治さんの回を観ました。

「権威」も「誇り」も「伝統」も、自分には縁遠いものですが、

『進化は、今を生きるものの使命』という言葉には、グッと来ました。

これはもちろん『業』です。つまり、新たな争いの火種となります。
しかし、『自分の心が崩壊する』・・・と。

行動と結果が、その者の資質を証明する

『海山かせぐ者』の一人として、
アカムツ食べたい(・△・)

「プロフェッショナル 仕事の流儀」の山本征治さんの回は観ていませんでしたが、本放送はかなり前(2012年4月8日)のようですね。再放送等があったのでしょうか。

前に進もうとし続けることは、ある意味では煩悩であり、その人自身を焼きつくすものなのだろうと思います。それは常に何らかの反作用を生み出し、一歩間違えば自己破壊か、自分が「影」の領域に侵食され、いつの間にか「悪」になることと隣り合わせのようにも思います。

それを歩めと誰にも強制はできない。だからこそ「業」であり、それを背負う人を静かに畏敬するというスタンスもあっていいのだと思っています。

>前に進もうとし続けることは、ある意味では煩悩であり、その人自身を焼きつくすものなのだろうと思います。

同感です。

>それは常に何らかの反作用を生み出し、一歩間違えば自己破壊か、自分が「影」の領域に侵食され、いつの間にか「悪」になることと隣り合わせのようにも思います。

全く同感です。


>だからこそ「業」であり、それを背負う人を静かに畏敬するというスタンスもあっていいのだと思っています。

・・・。
逆向きの「業」というものを、ずっと模索してきました。
希望は「業」です。
願望も「業」です。
「善し・悪し」という自分(人)の価値観に基づき、一方を肯定し、他方を否定するものだからです。
愛する者の笑顔は「好ましい」(善し)
愛する者の死は「好ましくない」(悪し)

極論すれば、国家間の戦争も、環境の汚染も、
全て、一人ひとりの個人の「善し・悪し」という価値観に還元されます。

集合の様相は、個の性質の反映・・・でしょうか。
「業」から脱却することは、人には不可能でしょう。

「悪」という言葉から想起する色は、黒でしょうか?
「玄」とは、暗くて黒い、ということらしいんですが、それだけではないそうです。
その黒の中にかすかに「赤み」がさしており、
そこから新しいものが始まる・・・。そんな意味だそうです。

「進化」とは本来、「適応と淘汰」ということだと思います。
しかし、それは「古い」と言ってしまいたいという思いがあります。

僕が「進化」という言葉でイメージするのは、「調和」です。

>前に進もうとし続けることは、ある意味では煩悩であり

人は「煩悩」から離れることは(どうせ)出来ないので、いっそ、もう一つ「煩悩」を追加してしまいましょう。

>その人自身を焼きつくすものなのだろう

「火」だけなら、自身を焼くでしょう。そうならないように、「水」を備える。
刀を鍛えるには、熱い火と、冷たく澄んだ水の双方が必要です。

>それは常に何らかの反作用を生み出し、一歩間違えば自己破壊か、自分が「影」の領域に侵食され、いつの間にか「悪」になることと隣り合わせのようにも思います

”そうならないことを目指す”という煩悩を追加し、
適応でも、淘汰でもない、
調和を求める
・・・・・という「業」。

確かに不可能であるかもしれません。
先人も挑み、果たせずに折れたかもしれません。

しかし、「伝統」には興味がないんです。
『進化こそ、今を生きる者の使命』
「前に進むことは、自己破壊または悪と成ることである」なんて伝統を、
次に繋げたくはない。

「新しい」形を、無駄であったとしても、模索したい。
調和こそ、今を生きる者の使命かな、なんて。


>それを背負う人を静かに畏敬するというスタンスもあっていいのだと思っています

この意味も、もちろん解ります。
しかし、
『それを背負う人』が、本当の意味で「背負っている」のなら、
つまり、本当の意味で『前に進もうとし続けること』を為しているのなら、
その人は無功徳の境地に達しているでしょうから、

『静かに畏敬するというスタンス』

は、全くの無意味です。

山本さんの映像を観ましたよ。

他の人のコメントにもありますが、「秘伝」にしてしまわないで、どうすればそれができるか、それはなぜなのかを人に伝えて、新しい次元の可能性を「共有」しようとしている山本さんの姿勢は興味深いものでした。

単に「自分にしかできないもの」ではなくて、いい意味で、新しい「伝統」、新しい、「古典」を生み出そうとしていく創造者の姿勢を垣間見ました。

私も時々思いますよ、

「もし、ベートーヴェンが今の時代にタイムスリップしてきたら、どんな作品を作り、どんな演奏をする気になるだろうか」

と。耳が聴こえたとして、いろいろな作曲家の作品や技法や演奏(そこには当然現代までのベートヴェン解釈も含まれる)に接し、楽器の性能が向上していて、CDなどのメディアがあるのも知って、どうするだろうか?・・・とか。


切れていたYouTUbe画像のリンクファイルを大幅に貼りなおすばかりか、曲も大幅に増補しました。これを機会に再度ご来訪ください。

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