なるちゃんはかっこいい!! おわちゃん、Take care of yourself! (再掲)
届いた"psiko"5月号を読み始めたら、「雅子妃の未だに理解されない心の病」という記事にまずは読み入ってしまった。
私は、例の、記者会見で、「雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったのも真実です」発言をして、宮内庁ばかりか、お父様の天皇陛下と一時期気まずくなることすら厭わなかった「なるちゃん」こと皇太子殿下をかっこいいと思ったひとりであることは以前もこのブログで書いたと思う。
私の「浩一郎」という名前そのものが、数か月早くお生まれの「浩宮」様から取られたものである。小さい頃から何かというと浩宮様を親戚中から引き合いに出されて育ったせいか、顔立ちまで皇太子殿下に似ていると、人にもいわれるし、自分でも思う(^^;)
そして、雅子様と結婚された時、「いい人と結婚なさって、このこの!」とジェラシーを燃やした。
そして、雅子様が「適応障害」と診断されたことは、私にとって特別な感慨になっている。
なぜなら、私の診断名も「適応障害」だったから。
この、「適応障害」というDSMの診断名は、「社会不適応者」みたいに受け取られるので、個人的にはあまりよい命名とは思っていない。
「心身の症状によって、社会的役割に適応したくても適応できなくなること」
ぐらいにとらえた方がいいと思う。
わかりやすくいうと、鬱に限らない、様々な心身の不調の背景として、状況因の関与がかなりの程度想定できるもの全般を指す。曖昧な診断基準とも言えるけど、状況因のストレスが変化しなければ容易に軽快しないと判断できるという点では、意味のある診断基準だと思う。
それにしても、日本最高のセレブであるべき皇族方が、医療の面で、精神神経科に対する態勢をある時期まで一般の人よりも不自由な形でした持たなかったというのは、ある意味でとんでもない事態だったと思う。
侍医に精神神経科の担当医がそもそもいなかったのである。
オランダの開かれた王室でのご静養の日々は、いい形だったのではないかと、今にして思う次第である。
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