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2013年1月20日 (日)

フェミニズムとしての「まどか☆マギカ」(再掲)

【注記 13/1/20】:

 

以下、さして新鮮な観点とは思いませんが、前回の記事の再掲が、個別記事で今更のようにヒットしているので再掲することにしました:

 

=======(再掲=========

 

前回の補足。

 

ある意味で「コロンブスの卵的」な、平凡な理解かもしれませんが。

 

「なお、まどか☆マギカ」+「フェミニズム」でGoogle検索かけたら、

 

長野明氏による『まどか☆マギカ』最終話までのフェミ的感想Tweet

 

というtogetterも発見。

 

そちらでは、本作品における「魔女」の画像とその象徴的な扱い、そして、「魔女狩り」の観点中心にフェミとの関わりがいろいろ指摘されていて、なるほどと思いました。

 

【追伸】:

 

ユリイカ臨時創刊号にはフェミニズム的視点からのものは本格的にはありませんでしたが、斎藤環氏の評論の中に「フェミニズム的にも擁護される」という一節はある。

 

*****

 

 

すでに「魔法少女」と「魔女」の関係、ひとつの願いの代価の大きさ、ソウルジェムの持つ象徴性などについて触れましたが、何より8話の、電車の中での2人のホスト同士の対話。

 

Ws000002

 

以下、もう、ネタバレ承知で、全部書き起こしてしまおう。

 

トップページからおいでの読みたくない人は、以下の「続き」を押さないでください:

===========

 

ショウ:「言い訳とかさせちゃダメっしょ。稼いできた分はきっちり全額貢がせないと。女ってバカだからさア、ちょっと金持たせとくと、すぐくだらないことに使っちまうからね。ヤア~、ホント、女は人間扱いしたらダメっすねえ。イヌかなんかだと思って、躾(しつ)けないとね。アイツもそれで喜んでるわけだし。顔殴るぞ!って脅せば、まずたいていは黙りますもんね。

 

・・・・ケッ!ちょっと油断するとすぐつけ上がって籍入れたいとか言い出すからさあ、甘やかすの禁物よ。全く、テメえみたいなキャバ嬢が、10年後も同じ額稼げるかっていうの。身の程わきまえろっていうんだ、なあ」

 

B:「捨てる時もさあ、ホントうざいっすよねえ。そのへんショウさん、うまいから、羨ましいッすよ、俺も見習わないと」

 

==========

 

 

 

この対話を聞いていた、すでにソウルジェム真っ黒で自暴自棄のさやか。

 

「ねえ、その人のこと聞かせてよ」

 

このあとどういう応酬となり、その結果ホストはどうなってしまったか?

 

 

 

 

 

・・・・お察し下さい。

 

*****

 

なお、このセリフが、脚本の虚淵さんが電車の中で実際に聴いた会話だということについてはファンには知られていることでしょう。

 

虚淵さん自身が意図的にフェミニストしているわけではないとは思いますが。

 

 

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トロントだより

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