不滅の名指揮者、トスカニーニ(再掲)
イタリア出身のこの往年の名指揮者は、圧倒的な要求水準でオーケストラを鍛え上げ、今日に至るまで誰も達成しえなかった全く贅肉のない演奏スタイルを誇った。
まるでひとりの人間がすべてを演奏しているかのような、一糸乱れぬ演奏の凄まじさを堪能するためには、ますはヴェルディの歌劇「運命の力」序曲の鬼気迫る磨き上げの数分間がふさわしいだろう。
(↓以下の映像、多少ナレーションがだぶる箇所があるが、曲の勘所をうまくかわしているのが幸いである)
次は、本来ラジオ放送専門のオーケストラだったNBC交響楽団が、カーネギーホールでライブを行うようになった時の貴重な映像記録の中でも最も有名な、ベートーヴェンの第5ハ短調交響曲、すなわち「運命」の第1楽章。
この曲は、主観を排してひたすら客観的に演奏した場合に真の迫力が出るのだが、その典型のような名演である。
●Beethoven Symphony No. 5, 1st mvt--Arturo Toscanini/NBC Symp
*****
続いて、またもやウェルディだが、「レクイエム」より「怒りの日」の前半。
●Verdi Requiem - Toscanini: Dies irae (part1)
おしまいに、これまた永遠の名盤の誉れ高い、ウラディミール・ホロヴィッツのピアノと共演した、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第1楽章。
●Horowitz: Tchaikovsky Piano Concerto No. 1 i. (1943)
ベートーヴェン : 交響曲第5番 「運命」・第6番 「田園」・第7番・第8番
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