私は、ここ数年間、携帯電話はJ-Phone→vodafone→Softbank、つまり機種は換えても電話会社の乗り換えをしてません。
そして、ここ数日、MNP(電話番号そのままの形での会社乗り換え)と、その際にソフトバンク主導でいろんな「乗り換えサービス合戦」が生じつつある話題で持ちきりですけど、乗り換える気はないです。すでに数年「操(みさお)を立てて」きたことによる料金面での割引メリットが大きい。
実は、昨年のカナダでのフォーカシング国際会議を前に、
A;「国際ローミングができる」
B:「カメラの画質優先」
(つまりデジカメを別に持ち歩かずに済む)
と思い、その時点で画質が一番いいとされたSHARPの902SHに変えてから1年半です。
でも、今回のMNP騒動の渦中、しかもソフトバンクは
「機種変更の場合も、お渡し時は『全機種』無料。ソフトバンクが利息分は持つ形での13ヶ月の長期分割払い」
という戦略を、確かMNP開始「前に」、一足先にやっていました。
前述の(←)こっちのフレームのトロントでのフォトアルバムにもあるとおり、この私が使っていた902SH機種の画像は、ある一定の明るさに到達すると、2年前の機種としては、オートフォーカスの携帯のカメラだと感じさせないくらいに、実に見事なものです。でも、やや暗い画面で、あるいは明るすぎるハイ・コントラストな場面の自動「フォーカシング」機能.....といってもカメラの「焦点」の話ですね.....と自動露出の性能にイマイチ物足りなさを感じはじめていました。
その一方、9月の台風や、この前の低気圧のような天候の急変に振り回される..ということもあって、地上波テレビも見られる機種も考慮に入れて、昨日、最新機種の「様子を探って」みました。
........念のため最初に申し上げます。
私は、
1.携帯で電話をかけることと、
2.デジカメ代わりに写真を撮ること
..........以外に、全くに近く無関心だった人間なのです(^^;)
携帯メールでのやりとりも、ほとんど使わないままの。
未だに、携帯の文字盤での打ち込みに四苦八苦しています(^^;)。
Sharpの私が使ってきた機種はIMEの次候補の表示機能がかなり優れていて、以前ほどは困らなくなったのですが。
私は、その間の時期、わずか2年ほど前にに、パソコンでもやっと「ローマ字入力」変換に乗り換えた人間でした。
******
そこで店員さんの丁寧な説明を聴いて気がついたことは、
前述の、
A:「国際ローミングができる」
B:「カメラの画質優先」
に加えて、
C:「地上波テレビが見られる」
D:「携帯メールが使える」
E.「インターネットの携帯サイトも、通常のインターネットも観られる」
F.ウィルコムのZERO3シリーズのように「スライド式標準キーボード搭載」
(SHARP WS004SH)
という機種は、世の中に存在しないということでした(^^;)
あの、液晶を横倒しにしてテレビが見られ、パソコンとのデザインポリシー共有で目を引く存在だった"AQUOS"(905SH)は、実は、「国際ローミング」ができない!!
ここで、
「国際ローミングができて、テレビも受信できる、そして、カメラも性能的には902SHより「低くはない」というのだったら、私は文句なく決めていました。
X0S1HTはウィルコムのZERO3シリーズとよく似たスライド式標準キーボードはついてるけど、インターネットのみ対応で「携帯メール」ができないし「携帯サイト」も見れない!!
*****
更に、私は、もう一つの具体的な比較の物差しを持っていました。
多くの人にとっては忘れられた存在になりかかっていた、旧WinCE,今で言う、Windwos Mobile 2005というOSに、やっと、Linuxと拮抗する存在意義を発見させ、PDA型端末の行き詰まりを打開したのは、結局、Palm OS採用のSONYのClieでもなかった。
その製品群は、独自のOSを搭載して、永年ある一定の評価と支持層を獲得し続け、小型・薄型化・PDA化を兼ね備えることへの最後の手段として、独自のOSからLinux OSへと慎重な形でハード・ソフトの機能と進化を重ねた。
以前からのユーザの、旧機種に蓄えられたデータを、新しい機種に移行するためのソフトまで几帳面に搭載して、顧客層に徐々に新機種への買い換えをサポートしていく。
まるで標準JISキーボードを持った「ミニチュア・携帯パソコン」のようでもあり、PDAとしても、スタイラスでタッチするPDAとしても使えるというリバーシブルさというという点では、過去のハードの便利な機能を見事に継承し、私の所有するSL-860などで完全に「再生」したかに見えた"Zaurus"シリーズ(俗称「リナ・ザウ」)の蓄積を持つメーカー、シャープの、新たな戦略だった。
"Zaurus"SLシリーズ(「リナ・ザウ」の「見開き型」の機種群。.....これこそ、汎用性の高い、多くの人が、理想として漠然ととイメージしていたものの実現としての、紙の「手帳」代わりの「電子手帳」の手軽さとコンパクトさだということになる!!
SL-C3200
結局、ユーザーは、PDAの のっぺりした形態以上に、
革張りで製本された、「昔の手帳」とそっくりな「見開く」スタイルの
「コンパクト性」
なおかつ、
「末永く」実用に使いたくなる「手応え(weight)」の「貴重品性」
(=ビジネスマンの実用的「愛玩ツール」性)
を選んだ。
更に、
1.インターネットの通常のウェブサイトを、そのまま、そのサイズの中で、文字も画像も超高細度で縮小してパソコンのようにフル画面表示させ、
2.しかもJISキーボードに近い配列のキーボードで、親指2本で素早く変換しながら文章を打てるという、
「ラップトップパソコンのそのまんまミニチュア化」の路線を支持した。
........恐らく、ゲーム器のコントローラーの「2本指操作」と似ていることもなじみやすかったのだろう。
****
その、Zaurusの変化しながらの「サバイバル」の過程に、携帯電話のメーカーとしてのシャープが、デザインや音質というより、多くの文字を漢字交じりで素早く打ち込む「文章作成機」としての携帯存在意義にこだわっていく過程が「相乗作用」を起こす。
.....シャープが、少なくとも携帯電話の文字入力のIMEの使いやすさという点で抜きんでていることは、どうも携帯ユーザーの間では共通理解だったようですね。そして高細度液晶による画面表示の点でも。
「文字メールを手早く打ち込む」しかも、漢字をふんだんに使う「オトナの」携帯としては、シャープはいつの間にか他社を引き離しはじめていた。
****
結局、シャープは、ザウルスをPDA化させて生き延びさせようという歴史過程で経験的にわかってきていたわけです。アルファベット26文字ではなくて、漢字かな混じりの文章が必要な日本で、小さなペン(スタイラス)でタッチするPDAの入力に熟練するよりは、まだしも携帯の「ボタン入力」で文字を変換しながら打ち込むことの方が幅広い顧客層に受け入れられるのだと!!
****
ここでシャープは、誰が仕掛け人がわかりませんけど、突如、一方で、OS面で再び過去と「断絶する」リスクを背負いつつ、「携帯」と「ザウルス」と「PDA」を全部統合する、画期的な商品を、AirEedge→ウィルコムという、PHS陣営で唯一の生き残りとなり、無線LAN以外ではデータ通信のためのカードモデムの高速性についての評価で圧倒的シェアを獲得しながらも、音声通話も、きらびやかな機種はないものの、地味ながら顧客層を大事にし続けた通信会社と連携する中で、実現させることとなる。
何と、その商品は、WindowsCEの後継、Windows Mobile 2005をOSとして突如採用、幸いそれは、ヒット商品となります!!。
ほっとしたのは、WinXP搭載の大型のタブレットPCの大失敗で痛手を受けた(というか、ハードメーカーと買ったしまったユーザーに「痛手を与た」というべきか?)、ビル・ゲイツさんとなるわけです。
それが、
"ZERO3シリーズ"!!
「携帯電話(PHS音声通話可能)」
であり、なおかつ、
「指で、JIS規格に準じるキーボード入力可能で、スタイラス入力も併用できる」という点では、
PDA化した「ザウルスSLシリーズ」の長所を受け継ぐ。
しかし、ザウルス伝統の、反転するリバーシブル構造は放棄し、
何と、キーボードを「スライドさせる」だけ、
という、
「コロンブスの卵」的なシンプルな構造と操作性に『割り切る』」。
こうして、
最初から、携帯でありつつPDAというシンプルなデザインの統合商品で、
キーボード入力がパソコン的にもできるという「奇跡の」商品が生まれるわけです。
*****
......やっと、私がとっくに
ザウルスからZERO3に「乗り換えていた」
ことを公言できました(^^;)
*****
ちなみに、私。
今、この「前編」の仕上げとして、
マイクロソフトのサイト自体でのこの商品についての関連記事へのリンクを探していて、
ほんとに記事アップする数分前に、はじめて「遭遇した」ことなのですが。
マイクロソフトのwebsiteに掲載されている、
「ZERO3開発ストーリー」の記事
まだ読んでいません!!
どのくらい私の「思いこみ」と一致するか、
お楽しみ下さい!!
****
この先、続編!!
携帯電話の今後の展開についての独自の「予言」へと突き進む!!
乞う、ご期待!!
最近のコメント