WinCE

2009/10/14

カラーペーパー探して天神を巡る

 今日は福岡の天神近辺に所用もあって出かけたので、「久留米でうつと働き方を考える会」のチラシにふさわしいカラー印刷用紙も探す機会にすることにした。久留米あたりではそうやすやすとはパソコン使用に向いたカラー用紙は見つからなかったからである。

 探せば久留米でもあったのかもしれないし(久留米ICが目の前の東合川のベスト電器の久留米本店までは自転車でもさすがに距離がある)、注文すれば取り寄せてもらえるに違いなかったが、早く作りたいのと、すでに店に置いてあって、しかも安く売っているところを見つけたかったからである。

 個人的にはこんな萌黄色系のを捜し求めていた。国産のだとコクヨのKB-KC139NG みたいなの。

楽天だと送料込みで考えるとここのが一番安いかも?

 製造直販メーカーとしてはこんなところのもある。

ペーパーミツヤマ

 最初は以前から場所は知っていたダイソー(ショッパーズプラザ(ダイエー)の中にあります)とかにもないかと思ったが、「色画用紙」の世界に突入してしまう。2,3件文具屋も回ったが、紙質が厚過ぎるか、「お取り寄せ」扱いだった(たまたま運が悪くて、天神界隈でもきっとお店にもよるのだろう)。

 この段階で、私は、やはりビックカメラかヨドバシカメラのようなパソコン売り場面積の広い大店舗狙いだね! という方向に一気に切り替えた。あれば価格設定も高くないはずだし。

 ところが、博多駅近くにヨドバシがあるのは以前から知っていたが、天神ともあろう土地のどこにその種の大型カメラ店があるのか???

 渡辺通り側を見渡しても姿が見えず。何しろ久留米に帰ってから、天神に出たのはまだ数回めという有り様だったので。

 幸い、この日は、先ごろ私が現在携帯として使っているウィルコムの機種のカメラのピント自動調整がうまく行かなくなって、突然すべてピンボケになってしまったので、本体交換となり、その間のつなぎの代品(ネット関連で最低必要な、異様に偏った漢字変換能力しかないという、数年前の機種!)から本来の機種に再度交換してもらうためのサービスステーションでの受け取りも兼ねていた。

 そこの店員さんに「天神の大型家電量販店はいずこぞ?」と、ことのついでにお尋ねすることにしたのである。

*****

 ここで話は一度横道にそれるが、実は、福岡市、春日市より南は、人口30万を誇る福岡第3の都市、久留米市をを飛び越して、いきなり大牟田市まで、ウィルコムのサービスステーションは存在しない!!(もちろん新規購入できる場所は久留米にも幾つかある)

 最近でこそウィルコムは、"ZERO3"や"es"の成功を受けて、パソコン用の高速データ通信一辺倒路線から、"PHS携帯"としての路線を重視する方向に再転換したようだ。"es"登場以前は、通常の携帯会社より2年は遅れたデザインで平然としていたのが嘘のようである。だが、"es"の段階ではややマニアックな面があったと思う。

 Windows mobile(昔で言えばWindows CE)まで搭載しなくていい、あくまでも携帯専用OSだけでいい、フルキーボードも不要、でもデザインもおしゃれでもあるという、敢えて大手携帯3社に再挑戦しようという方向に、この1年ぐらいの間に、あれよあれよと急変貌。

 今一番売れているのは、HONEY BEE 2/WX331KCらしいし、これだとちょっと子供っぽく思える向きには、WX340Kもある。

"03"と名を改めた往年の記念碑的機種の後継機は、フルキーボード搭載だが、"es"に比べても、妙に操作しずらいゴテゴテ感が一掃され、機能性がぐんと高まった。

 一方、メカっぽさを強調して若い男性を意識したのが、X PLATE/SWX130Sシリーズだろう。

*****

 実は、つい先日まで、天神のウィルコムのサービスステーションは、福岡(天神)駅前のビルなのはいいが、日曜日は休業日だったのである!!

 サービスステーションが入っていたテナントビルが、官公庁出先機関が多く入居するタイプのオフィスビルで、ビル全体が日曜日シャッターが降りているという、今時信じがたいビルだったので止むを得なかったのだろうが、このことを知らないまま一度代品を受け取りに行った私は(他の仕事上の用件もあって天神に出たからまだよかったのだが)愕然としたのである。日曜日にサービスステーション閉めるなんて、本気で顧客を広げる気があるのかとも感じていた。

 ところが、いつの間にかサービスステーションの電話番号まで変わっていたので確認すると、西天神二丁目、つまり新天町を突き抜けて西鉄グランドホテルの向かい側、警固神社の北の方という、福岡(天神)駅から歩いて3,4分はかかる場所ではあるが、ちゃんと通りに直に面して、しかも年中無休で営業するようになっていたから、ウィルコムの新規開拓へのやる気は本物だと思った。

 そして、行ってみたら、いつの間にか「高校生なら3年間通話料半額、しかも3ヶ月間無料」キャンペーンまで張っている。九州という、au(CMが派手な割には、相対的に高額な料金体系や、次世代高速通信含めて、今後の戦略、大丈夫かね? 友人は今度携帯を代える時にはauやめると明言している)やソフトバンク(料金体系における、容易に他会社に乗り換えられない戦略がえげつないが、商売だから、こっちが購入時に賢くなるしかないか?)が強い土地柄に本気で挑んでいるようである。

ウィルコムストア

*****

 こうなると、実はそこから最寄りの大型家電量販店までは遠くないのでは? という勘はあたった。店員さんの教えてくれたビックカメラ天神店への道順はシンプルだった。

 なのになぜその存在に気がつきにくかったのかというと、2号店の場合には、駅との間に新天町商店街、その隣の岩田屋デパート本館と新館の大きな敷地、更に警固神社の鎮守の森が隔てていて、ビックカメラのビルがほとんど見通せないことが大きかったせいだと思う。周囲の他のビルに比べて高層というわけでもないし。

 1号館に至っては、灯台もと暗しをもろに地で行っていた。つまり、西鉄福岡(天神)駅と隣の薬院駅の間が高架になったそのガード下そのものに、ひょろ長く店舗を構えていたのだ。

 実は、高架下を横断する道ひとつを隔てて、福岡(天神)駅の一番南端の「南口」があるのだが、実はこの改札口は福岡(天神)駅で一番地味な改札口で、地下鉄七隈線の天神南駅(地下鉄空港線とは、地下街を延々歩くのを別にすれば全く接点がない)をはじめとする、そちらの方角に特に便利がいい人でないと気がつかない可能性がある。

 この前、福岡(天神)駅前に降り立ち、向かい側に横断して振り返ると、まるで「城壁」のように駅ビルが立ちはだかると書いたけれども、西鉄福岡(天神)駅は、私が大学時代に帰省するあたりまで慣れ親しんだ頃からすると南に二、三百メートルばかり移動させて、しかも駅中央口から南側に三越デパートを新規開店させ、ホームも10両編成まで対応できるように長くした(・・・・といっても西鉄の最長車両は今のところ7両に留まります)ために、東京駅から有楽町駅まで歩くのとちょうど同じくらいに南北に細長ーい、同じ高さのビル(しかも多少蛇行までする)になってしまっているのである。

 昔の西鉄福岡駅前(昭和51年だから私が西新の西南学院高校に通っていた時期ですね)と比較したい人にはこちらのサイト(西日本新聞社  TENJIN DETECTIVE)などいかがでしょう?(・・・懐かしいけど、今からみたらここまで古色蒼然としていたのか・・・)

 地下鉄空港線が横断している「天神」交差点側にしか普段地上に出ない人にとっては、「南口」まで渡辺通り側を歩く(まして改札を通らないま、いくつものテナントを乗り越えつつ駅ビル内を歩きとおす・・・これがホームと同じ2階において可能なのはよく設計されているが・・・・)というのは、ちょっと骨が折れることであると言っても大袈裟ではない。

 さすがに他所の人には実感がわかないことを書き連ねすぎたのでcoldsweats01、ここでビックカメラ天神店に置いてあるチラシの地図を引用することにしたい(ビックカメラ様、宣伝だから、転載許してくださいませ)。

Bigkameratenjinmap

*****

 さて、話を本題に戻します(^^)

 萌黄色系のはビッククカメラ「1号店」で、祝い目出度くも(・・・あ、これでは博多か)、実にあっさりと見つかったcoldsweats01

Biotopcplorgreeena8

 バイオトップカラーというシリーズ製品である。日本の総代理店(?・・・・Bio Top Colorで英語検索してもヒットしない。本国にドイツ語名の会社があるのかも)は銀座・伊東屋(ito-ya)

 伊東屋は知る人ぞ知る文具店で、輸入ブランド品から、オリジナルのさまざまなビジネスツールまで取り揃えた、センスあるお店だと知り合いから聞いた。

ito-yaのオリジナル文具を大量に取り扱っている楽天のお店。

 話を元に戻すと、私が買った上記のカラー用紙は、純正紙で、しかもオーストリア製だが、100枚で520円(もちろんポイントもつく)というのなら、直接買うのなら高すぎるとは思わなかった。

 通販でも、この商品はもっと高い700円前後の値段をつけているとことは少なくなかったし、すでに示した再生紙系の国産品でも100枚だと310円が相場、送料まで含めると、せいぜい100-300枚しか買わない限りは送料分を取り戻せる。

 もっとも、ビックカメラには120g/m2の製品しか置いてなかった。この点は、裏書きを読むと厚さに3タイプあることが明記してあったので慎重に確認した。

 でも、ますは最初に心を込めて作るチラシだと考えれば、120g/m2でも決して厚すぎることはないように感じ、200枚分投資した。

 80g/m2の厚さで十分という発想に立つと、通販も見逃せなくなる。この萌黄色系の製品番号BT106。80g/m2となると、楽天にも、100枚セットで495円、ポイントも通常の10倍(500枚なら2,139円)というお店も存在するようだ(PCでお読みの方はこちらの一覧を参照)。

*****

 ・・・・それにしても、天神を北から南まで、随分歩き回った一日だったcoldsweats01

【追伸】

 チラシは完成しています。こちらをクリックしていただけると、実物のPDFファイル(ただし背景は白紙)をご覧いただき、ダウンロードしていただけます(^^) 

 ところが、10/18に福岡臨床心理士会主催無料相談会に相談員として協賛するために再び天神に出向き、ビックカメラで追加購入しようと思ったら・・・・あっさりとコクヨの安い製品(500枚820円)が目に飛び込み、あっけにとられた私であった・・・・・coldsweats01

 楽天だと、もっと安い相場でも売っています。送料と個数込みで判断すると意味があるかもしれません。

【コクヨ】PPCカラー用紙グリーンA4サイズ1束(500枚)PPC-CA4G

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文具ついでに、私の愛用品。ウォーターマンのメトロポリタンシリーズのボールペン。

2009/09/03

「カウンセラーこういちろうの雑記帳」の主要過去記事を一番簡単に一覧するには

 このブログって、すでに創設4年9ヶ月、過去のエントリー記事総数が、「この」記事で1,914本め、なのに一日あたりの新エントリー、平均1.10本以上を現在も維持、しかも長文が多いという、へヴィー級ブログです。

 おかげで、もはや@ニフティココログが割り振ってくれているサーバー負荷が相当なものになっているせいか、

  • 私の方からトラックバックを送ることがもはや機能しない
  • pingも自動では飛ばせない(その割には随分多くの読者の皆様が、新記事アップ直後においでいただけることを幸いだと感じています)
  • カテゴリーにすべての記事が反映しない(カテゴリーによっては300から400エントリー分表示されようとするわけで)

・・・・・という、新しくおいでいただいた読者泣かせのブログになっていると思います m(_ _;)m

****

 もちろん、バックナンバー全体を表示してくれる、『アーカイヴ』ページ(自身がココログユーザー以外の読者の皆様、お気づきでしたか??? 右フレームの「バックナンバー」という文字そのものをクリックするとたどり着けます)というものも、あるにはあるわけです。

 しかし、このページにお行きになっていただいたとしても、過去の個々のエントリー記事のタイトル一覧があるわけですらない

 このページからの「〇年〇月」を全部めくっていただくだけでも(全く休眠した数ヶ月を除いても、現在50か月分ほどあるわけですね(^^;)。その50ヶ月分、それぞれ月ごとに、毎月30から40エントリーずつはあるわけですから・・・・・

 つまり、私がこのサイトでこれまで書いてきた主要記事がどんなものか、新しい読者の皆さんにおおよその見当をつけていただくには、もうデタラメにご不便をおかけしていることと思います   il||li _| ̄|○ il||li

*****

 この問題を一気に解決し、

  • 新記事の方が上に来る形で、
  • 過去の記事に関しては私がある程度絞り込んでセレクトしたものを、
  • 数百記事ばかり、1ページをスクロールできる形で
  • ブログのような表示の重さがない形で一覧したいただける

そういうページが、実はずっと以前から存在します!!

●阿世賀浩一郎のホームページ/index

 開設1995年12月(つまりWindows95発売直後)開設、日本において、インターネットで個人サイトを作ることが本格的に普及し始めた黎明期から、何と基本的なデザインを変えないまま運営し続けているサイトです。

 かつては、ネットを代表するエヴァ・サイトのひとつ、「エヴァンゲリオン論考」で著名だった時代もありますけど、幸いにして著作化させてもいただきましたので、そのコーナーは全面削除いたしておりますが(「ちーちゃんの部屋」というアニメコーナーがかつて存在したことを覚えておられる方もあると嬉しかったりして ^^;)・・・・

そのトップページから、このブログでの新エントリー記事を書く度ごとに、固定リンクへのリンクを、たいてい速攻の連続作業でお貼りしてもいるのです。

 恐らく、皆様のRSSリーダーに反映するスピードの比ではない「即時性」で「新着情報」が掲載され続けています。

 同一エントリー記事の更新(改版)情報すら、可能な限り早くお伝えしています。

 

そこに並んでいる、当ブログ個別記事へのリンク数は、常時数百あるはずです(古いものから時々、精選のための「ダイエット」をかけますので、一定数以上には増えません)。

 しかし、敢えて今でも、基本的には「素朴なhtml言語の手打ち」に依存し、javaスクリプトすらないに等しいということで、このトップページそのもののバイト数の多さの割には、表示が圧倒的に軽い筈です(このブログのトップページを表示するよりは軽いと思いますよ)

 
当方のアクセス解析によって、「こっちのページで新着情報見つけるほうが手っ取り早い」ことにお気づきの、毎日数名以上の固定ユーザーの方がおられることは掌握しています(感謝!!)。

 しかし、そうした方の占める比率が以前よりもかなり減っているようにも思いましたので、改めてご紹介させていただきました。

 

今後とも、「カウンセラーこういちろうの雑記帳」をよろしくお願い申し上げます。

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2007/06/09

「白鯨」読了

 小説嫌いのはずの私が、実質で5日ぐらい、ほとんど一気に、しかも電子書籍という形態で、この長編を一気に読めてしまった。

 ちなみに、楽天ダウンロードで購入した.zbnファイルを職場と自宅のVistaパソコンの両方に仕込み、更に寝っころがって読むときにはZERO3に仕込んだファイルで読む形でリレーした。文庫本で3冊になることもある長編を1200円なら中古で購入の場合とも引き合うと思えて試してみたのである。

 いずれもソフト「ブンコビューア」である。もともと.zbn規格はザウルス用を意図してシャープが開発したソフト規格だから、ZERO3を縦長に使うと、画面サイズ的にまったく自然に使える。途中で閉じても前の場所を自動で覚えていてくれるので不自由はしない。

 内容の性質上、紙の訳本には膨大な訳注がついているはずで、難解をもって鳴るこの小説、それなしでどこまで読めるかという思いもあったが、私の歴史と地理好き、そして、かってカール・ヒルティの耽読者だったおかげで、クリスチャンではない人間としては珍しい域に聖書の引用に躓かないことも幸いしてだと思う、むしろその膨大だろう訳注を読まなかったおかげでここまで「一気読み」できたのだと思う。

 私は恐らくグレゴリー・ベック主演の映画を観ていない(と思う。今度見てみるつもりだが)。ネットで多くの読者の感想を読むと、原作の文章の晦渋さと、なかなかストーリーが前に進まないで、すぐに語り手の若い船員、イシュメルの鯨についての果てしのない雑学を読まされるあたりにうんざりしてしまう人が多いようだが、私はそのことがまったく苦にならなかった。

 すぐに話題が横道にそれて、本題と無関係であるかに見える薀蓄を延々と語り始めてしまうのが、そもそもこのブログでの私の文章術そのものであり、ひょっとすると、メルヴィルという人は、そういう点では私と気質的にかなり近いところがあるのではなかろうか。私の理解では一種の執着気質ということになる。

 ただ、私に言わせれば、結局、この作品の「主人公」はエイハブ船長ではなくて、やっぱり、鯨に取りつかれたイシュメルという青年のような気がする。彼の語る捕鯨船員時代の最初にして「最大のエピソード」として、白鯨、モビー・ディックへの復讐の鬼と化したエイハブ船長の船なんぞに乗せられてしまったときの物語が語られているというべきなのでと思う。

 .....というか、このイシュメル君、この物語の冒頭で捕鯨船の乗組員として採用されるまでは、普通の商船で3年ぐらい船員をやっただけの新米に過ぎない。つまり、捕鯨船の物語世界の中ではまるで「ひよっこ」であり、主要な登場人物と対話するシーンがゼロである。どこまでも「その他大勢」なのだ。つまり、彼そのものが実は物語中の捕鯨の船乗りたちの世界の中では「疎外された局外者」に等しいことが実は巧妙に隠匿されている。

 つまり、イシュメル君、君はエイハブ船長との航海で生き残った後になって積んだ航海の経験や、陸に上がってからの鯨おたく研究によって、この物語を語る時点では、まるでエイハブ船長や、一等航海士のスターバック(知ってる人は知ってるでしょうが、あのコーヒーチェーンの名の由来だそうです)、そして、南洋の原住民出身の経験豊富な鯨の銛(もり)射ち、クーゲヴィックと同じくらいに、すでに捕鯨の現場を知り抜いていたかのように見せかけてるでしょ? といいたくなるところがある。

 というか、エイハブやスターバックやクーゲヴィックという「現場人間」と肩を並べ、追いつくために、その後の人生を「鯨おたく」として極めずにいられなかったんでしょ? といいたくなるところがある。

 そして、そうした過程で、エイハブやスターバックやクーゲヴィックといった人たちの思い出が、文学青年っぽいイシュメル君の「分身化」みたいな「投影」作用の中で純化されているけど、ほんとはこうした人たちとの荒っぽい係わり合いはすっげえトラウマだったんじゃないのとも言いたくなるのである。

 アメリカの出身地域のちょっとした私立高等教育機関に入れたと思ったら、実家の破産によって船乗りをして生計を立てずにいられなくなったメルヴィルが実生活で味わったものは、そうした辛酸だったというほうが現実に近いようである。

 そしてそこに、男だけの船乗り世界の中での、同性愛的虐待経験が想定できることは、行間から十分に伝わってくる。むしろそこには、テネシー・ウィリアムズの戯曲や小説(大学の英文購読のおかげで読むきっかけがあったのだ)にも通じる独特のニオイと感受性すら感知できる気がするのだが????

 延々と登場する鯨の解剖学的な構造と、油の採取についての具体的な解説を読んでいると、恐らくメルヴィル自身が、そういう一見血と油と生臭さにまみれた現場に、一種フェティッシュなまでに恍惚とした皮膚感覚的で全身的な快感と恍惚すら感じたであろうことが生き生きと伝わる。それこそ、私自身も自マッコウクジラからのとてたての油まみれになってお肌つやつやになったみたい、いや、脳油がたまっているという巨大な頭部の袋の中でおぼれてみたい.....みたいな妄想(?)にとらわれてしまうアヤシイ甘美さが、メルヴィルの描写にはある気がするのだ。

 一度クジラの解体作業が終わると、そうやって搾り取った残りかすで一度完璧に船室やデッキが清浄に洗い上げられ、船員も洗い立てのきれいなシャツに袖を通し、清潔そのものの船内での談笑に花が咲く、しかしそれは鯨が見えたという見張りの声と共に一点して命を懸けた捕獲と「と殺」、解体作業の血に塗られた修羅場に3日ぐらい一変する、その果てしない繰り返しになるあたりをイシュメルの口を借りてしつこく描写するシーンがある。

(もっとも、私は、断固として男と一緒には嫌だが。......突如だけど、藤原紀香さん、だんなさんの、一緒にお風呂入りたいという夢ぐらいかなえてあげなさい(爆))。

 もとより、同性愛の脈絡というのは、この作品のひとつの切り口に過ぎまい。何か、「自然」「身体性」....というよりも、もっと即物的に「イキモノ」といいたくなるのだが....としての「他者存在」に、実に不器用で屈折したやり方で依存せざるを得ず、愛憎支配欲を向けざるを得ない、自我を持った人間存在の、永遠に報われない愛のドラマという気もする。その意味ではエイハブもイシュメルも、鯨という、人間のちっぽけな自我を超えた圧倒的な「イキモノ存在」に魂を奪われた哀れな存在という点では実はお互いに分身同士であるに過ぎない。

 エイハブにおいては憎しみと征服欲が、イシュメルにおいては受け身的ですらある対象への憧憬が前面に出ているかもしれないが、実は二人で一人といいたくなるところがあるのである。そしてそこには、世界へのまったりとした一体感から疎外された「丘にあがれない」孤独な自我のさすらいと救済への希求があるのである。

 エイハブに、実際にモビー・ディックに勝利して、「彼」をと殺し、油を絞り取り、骨を加工して自分の勝利への記念とすることで光栄に満ちたその後の勝利者としての余生を具体的に夢見ていたかどうかとなると、そうではない気がする。

 彼は「愛する」モビー・ディックと再会し、ディックと血みどろの戦いを再度演じるところまでしか未来像はなかった。彼はいわば「死に場所」を求めているだけだったとも言える。モビー・ディックに脚を奪われた時点で、彼は自分の人生の悲劇と絶望を直視せざるを得なかったのであり、モビー・ディックの「ストーカー」になること以外の生き甲斐を見いだせない存在になっていたのだと思う。

 そうした彼の思いの一端は、ラストの方の、スターバックとの「正気の」会話のいくつかで溢れ出している気がするが。


******


 私には、ユングの自伝に出てくる、地下に降りていったところにそそりたち、そばにいた夢の中の母親が「あれは『人喰い』ですよ」とつぶやいたという、少年ユングの邂逅と何か非常に共通する質の「何か」を、白鯨、モビー・ディックとイシュメルの関係に感じるのだが。

 このことを、すでにユング派の誰かが言及しているかどうかは知らない。ユング自身がメルヴィルに言及することすら、時代的に可能だったと思うけど。

メルヴィル/「白鯨」 ダウンロード版 上巻メルヴィル/「白鯨」 ダウンロード版 下巻

これから、これを読みます。

これも、借りてきます。

ちなみに、これもあげときますね。

そして、あとは「白鯨」関連書籍無作為リンク。


2006/10/30

結局、今はワンセグチューナー付き携帯は当面買わないことに.... -私の携帯電話観(3)- (第2版)

 直前の記事は、携帯電話業界が今後どのような製品展開をスケジュールとして組んでいるかについての、相当リアルな予測の試みだったせいか、現在、トップページ以上のアクセス数を続けています。おいでいただきありがとうごさいます。

 以下の内容には直前に書いたことの一部訂正が含まれます m(_ _)m

******

 SoftBankが、機種変更の場合、26ヶ月払い、無利子という特別セールをしているのは、来年の1月15日までです。

 .....ということは、それまでに、2年間強は買い換えなくてもいいという確信がある機種へと機種交換すると、ものすごい値引きの恩恵を被るわけです。(ちなみに、この割賦料金は、確か、電話代と一緒に請求されることになっています)

 そうなると、結局、今"AQUOS"(905SH)に乗り換えると、26ヶ月間機種交換しないのであれば、一月あたり3000円前後という割賦購入ができてしまうのですが、本来6万数千円の機種ですから、途中でまた別機種に変えるとなると、違約金が9,500円かかるとのこと(10/31修正)。

 私は、この、国際ローミングができない機種を、1年数ヶ月後に乗り捨てたいわけですから。

 結局、私は、携帯で「TVを観たい」、という欲求の方を我慢することにしました(^^;)

 そして、来年初頭に予想される、SDカード式ワンセグシューナーが単体でも発売されることを信じて待つということにします。

 あとは、国際ローミングもできる、カメラが抜本的に凄い機種みたいな、910SHが、1月半ばまでに発売されることを祈ることにしました。

 何しろ、SW-003SHは持ってるわけですから、WinCEに対応してくれるSDカード型の汎用ワンセグチューナーがもし発売されると、あの「大画面」で地上波デジタルテレビが見られるようになる.....かもしれないわけでして。miniSDカードのワンセグチューナが出るか、そのための変換ソケットみたいのが発売されていれば....ですが(^^;)

 気象情報やニュースはどうするのか、ですか?

 当面、音だけで我慢します。

 いざという時、生き残れるように、TOSHIBA(東芝)防まつ形充電ラジオ「CUTEBEAT」TY-JR10Rレッド手回し式ラジオ兼充電器兼ライト兼.....はすでにいつもカバンの中に持ち歩いてます(^^)

 .....というわけで、結局「今すぐ」には携帯機種変更しない、という結論に達したこういちろうでした。

 カメラがいいのは確実な910SHが出たら、その時点で乗り換える、ということになるかと思います

*******

(数時間後の第2版)

.........と、思っていたら、こいつも国際ローミングに対応していない.......だって?

あのなー.........

 そ、それなら間を取って904SH......なら、カメラの性能も確実に前より上がって、手ぶれしにくくなって、国際ローミングできるわけだ......GPSにもなるし。

このへんか、落としどころは(ー ー;A

2006/10/29

「ワンセグチューナー」って、何?  -私の携帯電話観(2)-

 さて、ここからはじまったあくまでもソフトバンクの範囲内で、どう機種変更するかの物語は、前回のZERO3のご紹介という大迂回を経て、実はまだ続くのであります。

私は、結局、現状では、


「音声通信は携帯電話」、

「モバイルでのネットはウィルコムのPHSと無線LANの併用」


.....と使い分けるのが、コスト的にも適切
、ということまでは割り切っているのですね。

 更にいうと、実は、滅多に携帯サイトを使わない私ですが、楽天市場の「携帯サイト」で買う品物を「2ヶ月にひとつ」入れるとポイントの倍率が変わるのです。

 だから、「携帯サイトを見られる携帯電話」であることを維持することへのこだわりもあります。

 私は、これ以外の用途で「携帯サイト」を使うことはまずない。

 着ウタの設定すら覚えないまま(^^;;)。

*****

 さて、こういうわけで、手元にZERO3ある限りは、インターネットはそっちに任せるので、私が携帯の機種変更をするなら、「携帯サイト」に入れるだけので十分、というところまでは割り切りました。

 しかも、料金体系とIME性能、カメラの性能という点で

「ソフトバンクのシャープの機種」

ということも原則的に決まり!!


 一昨日の時点で、まだお店にはなかった910SHは、

「カメラが凄い」

と店員さんは言ってましたので、それを待つことにも心が動きましたか。


******


 しかし、私の中では、「テレビも観れる携帯」という欲求がくすぶっていたのです。  

 ニュースや気象情報は、ネットだけでは即時性に欠けると、台風や先日の巨大低気圧の大雨で思い知ったわけです。


 ......一昨日、結局、どうにもわからないのが、 


なぜAQUOS(905SH)の後継路線が「今現在の」のソフトバンクにないのかな?.....ということでした。 


 このことへの「違和感」を観じながら、店を離れた。 


*****


 そして、家に帰ってから、先日のZERO3の方の記事を書こうとする過程で

SW007SH、通称[es]についてのウィルコム公式サイトの記事を読むうちに、


「現在007とコンパクトに一体化できる「ワンセグチューナー」開発中

........とさりげなくなく書いてある箇所を見つけて、


「ワンセグチューナー」って何?


.......私って、それくらい、これまでの「パソコンおよび周辺機器の」地上波デジタル対応には、てんで無関心なまま過ごしていたのでした.....(^ ^ ;;;)


******


 そうやって、「ワンセグチューナー」って何?.......と思ってネット検索かけたら、LinuxとWindows CE系をOSとすることが可能な、SDカード型のワンセグチューナー(デジタルテレビチューナー)というものが発売されるのはもうすぐらしい(impressサイトの記事)ことを発見。

 それはOEM供給される......

******

 .....ということは、今回のMNPで顧客をつかもうという動きが「沈静化」した直後の

  1月ぐらいに、

  今度は、


「デジタルテレビ機能搭載」

をうたい文句にした携帯電話「新製品」が、

 「怒濤のように」各社から発売される


.......という「スケジュール」になっているのではないか?!


*****


......これだから、パソコンにも増して、携帯はいつ買いかえるかのタイミングの見極めが難しい。

 いずれにしても、携帯でテレビを見たい人はあとほんの2,3ヶ月で「もの凄い新製品ラッシュ」に巡り会える筈なわけです。

 ソフトバンクがここで一気にMNP0円という過激な選択をした裏には、この、もうすぐ「デジタルテレビ機能搭載」新機種が百花繚乱になるのを「見越した」形でシェアを上げたいという戦略があったのか!! ということになるのかな?

........これは、政府と携帯各社が結託した「カルテル」か???


*****


.......いや待て、地上波デジタルは、今どのくらい「全国に普及」しているのか?


(..............調べる..............)


おおお!!! 今年の12月で「全国制覇」ではないか!!

その時期に、ワンセグチューナーの小さなチップの開発の量産化をやっとのことで間に合わせたのか?

AQUOS(905SH)は「観測気球」的製品? ......これらの仮説が有望か?


******


 もう一度、シャープの905SHの性能の解説を読む。

.....え? 


「ワンセグチューナー(デジタル/アナログ)!!!


そうか!! 

この冬発売される機種だと、

デジタル専用ワンセグチューナーのみを組み込むか、

オプションのSD(miniSD)カードの追加購入のみでいいようになる。

つまり、AQUOS(905SH)よりも低コストで供給できる体制になるわけだ!!


 ひょっとすると、アナログTVチューナーつきという点では、AQUOS(905SH)は過渡期の、珍しい製品ということになるのかもしれない!?、


*****


..........このあたりのことは、
携帯をとことん「使いこなし」、
なおかつ「いつが買い換え時か」に常に関心を持ち、
情報アンテナを張り巡らせている皆さんは知っておられたことかもしれないけど、

意外と、機能の細かい差異となると.....という皆様もあるかと思い、
携帯を普段は「電話としてしか」利用していないオジサンなりに

「自分なりの試行錯誤として」書いてみました。

 こういう自分なりの試行錯誤の回り道ができる人間が、きっと最後には生き残れるだけの経験値を詰めるのであろう.........(^^;)


*****


......といいつつ、「揺れる」こういちろう。


 もうすぐ、名古屋と島根という、ふたつの地域への「旅行」が必要な11月に入るし.....

さっきの地図によれば、私の行く地域はすべて11月で「地上波デジタル対応」ではないか!!

 今度海外に出るとしても、恐らく1年半後だし、「減価償却」はできるか?


うーーーーむ。


推薦BGMは、懐かしいところで、 渡辺真知子/DREAM PRICE 1000 渡辺真渡辺真知子の「迷い道」(^^;)

*****

この項更に続く!!

ZERO3の記事補足

 ZERO3についてのこの記事の取りあえずの補足です。


 このブログの書き込みの数パーセントは、そういうZaurus→ZERO3「PDA的機種」でのインターネットフルサイズ表示からの書き込み→発信です(^^;)

  実は、私は、SL-860のブラウザに不満がありました。私のこのブログも、表示も書き込みもできるけど、標準ブラウザのNetfrontは、@niftyココログのjavascriptを、不完全にしか「表示」できなかった。そこで、熟考した上で、ZERO3(WS003SH)に乗り換えたのです。

 少なくともSL-860をウィルコムのカードモデム4倍速でネットのつないだ場合よりは表示が「遅くない」ことを店頭で実際に確認した上で、カードモデムの方は廃止して、AB割を引き継いで購入しました。

 何しろWS007SH以外のZERO3シリーズは無線LANも内蔵です。最近の大都市のビジネスホテルは、無線LAN可能なところが多いですから、最初からそういうホテルを選んでおけば、メモリが少ないWS003SHでも、トップページが重い私のブログすら、瞬時に画面表示されるわけですね。

 ちなみに、ブラウザは、標準装備のIEではなくて、OperaのZERO3専用版の方が表示性能が高く、Operaを使って、はじめて私のブログの横幅全体をミニチュアサイズで表示できることになります(^^;)。

 メモリの多いWS004SHが出た時点で、WS003SHの実売価格は在庫処分的に大幅に下がりだし、今や2万円しないことも多いはずなので、いろんな店を探してください。

****

 このZERO3、意外と「突然変異種」で終わるかもしれません。すでに人気のピークが過ぎたという意見もあるかも。

 もとより、PDAや携帯は、商品寿命が短いので、割り切って買うしかないでしょう。少なくともウィルコムが4倍速のデジタル情報通信サービスから仮に撤退したって、「無線LAN機能」は残るわけです。

 その意味では、PDA的というより、PHS携帯電話的にデザイン比重をかけたWS007SH[ES]の路線は、ブラウザが小さいし、無線LANも内蔵しないので、MNPブームの影に隠されて意外と伸び悩むのではないかとも思っています。

(......これから3ヶ月後はわかりませんが.....と、含みを残す)

******

 この後に、私の「携帯電話の」機種交換をめぐっての記事、別にupします。

 私は、携帯電話機能までウィルコムに乗り換えたわけではなくて、ソフトバンクの範囲内での機種交換について、今後の展開を含めて、例によって試行錯誤の実地検討を、あのあとどう続けたか、という続編ですね。


2006/10/28

”ZERO3”への道!! -私の携帯電話観(1)-

 私は、ここ数年間、携帯電話はJ-Phone→vodafone→Softbank、つまり機種は換えても電話会社の乗り換えをしてません。

そして、ここ数日、MNP(電話番号そのままの形での会社乗り換え)と、その際にソフトバンク主導でいろんな「乗り換えサービス合戦」が生じつつある話題で持ちきりですけど、乗り換える気はないです。すでに数年「操(みさお)を立てて」きたことによる料金面での割引メリットが大きい。

 実は、昨年のカナダでのフォーカシング国際会議を前に、

A;「国際ローミングができる」

B:「カメラの画質優先」

(つまりデジカメを別に持ち歩かずに済む)

と思い、その時点で画質が一番いいとされたSHARPの902SHに変えてから1年半です。

 でも、今回のMNP騒動の渦中、しかもソフトバンクは

「機種変更の場合も、お渡し時は『全機種』無料。ソフトバンクが利息分は持つ形での13ヶ月の長期分割払い」

という戦略を、確かMNP開始「前に」、一足先にやっていました。

 前述の(←)こっちのフレームのトロントでのフォトアルバムにもあるとおり、この私が使っていた902SH機種の画像は、ある一定の明るさに到達すると、2年前の機種としては、オートフォーカスの携帯のカメラだと感じさせないくらいに、実に見事なものです。でも、やや暗い画面で、あるいは明るすぎるハイ・コントラストな場面の自動「フォーカシング」機能.....といってもカメラの「焦点」の話ですね.....と自動露出の性能にイマイチ物足りなさを感じはじめていました。

 その一方、9月の台風や、この前の低気圧のような天候の急変に振り回される..ということもあって、地上波テレビも見られる機種も考慮に入れて、昨日、最新機種の「様子を探って」みました。

........念のため最初に申し上げます。

私は、

1.携帯で電話をかけることと、
2.デジカメ代わりに写真を撮ること

..........以外に、全くに近く無関心だった人間なのです(^^;)

携帯メールでのやりとりも、ほとんど使わないままの。

未だに、携帯の文字盤での打ち込みに四苦八苦しています(^^;)。

Sharpの私が使ってきた機種はIMEの次候補の表示機能がかなり優れていて、以前ほどは困らなくなったのですが。

私は、その間の時期、わずか2年ほど前にに、パソコンでもやっと「ローマ字入力」変換に乗り換えた人間でした。

******


 そこで店員さんの丁寧な説明を聴いて気がついたことは、

前述の、

A:「国際ローミングができる」
B:「カメラの画質優先」

に加えて、

C:「地上波テレビが見られる」
D:「携帯メールが使える」
E.「インターネットの携帯サイトも、通常のインターネットも観られる」
F.ウィルコムのZERO3シリーズのように「スライド式標準キーボード搭載」

W-ZERO3(メモリ増加機種) ウィルコムPHS携帯電話 willcom(ウィルコム)携帯電話 W-ZERO3...(SHARP WS004SH)

という機種は、世の中に存在しないということでした(^^;)

 あの、液晶を横倒しにしてテレビが見られ、パソコンとのデザインポリシー共有で目を引く存在だった"AQUOS"(905SH)は、実は、「国際ローミング」ができない!!

ここで、

「国際ローミングができて、テレビも受信できる、そして、カメラも性能的には902SHより「低くはない」というのだったら、私は文句なく決めていました。

X0S1HTはウィルコムのZERO3シリーズとよく似たスライド式標準キーボードはついてるけど、インターネットのみ対応で「携帯メール」ができないし「携帯サイト」も見れない!!

*****

 更に、私は、もう一つの具体的な比較の物差しを持っていました。

 多くの人にとっては忘れられた存在になりかかっていた、旧WinCE,今で言う、Windwos Mobile 2005というOSに、やっと、Linuxと拮抗する存在意義を発見させ、PDA型端末の行き詰まりを打開したのは、結局、Palm OS採用のSONYのClieでもなかった

 その製品群は、独自のOSを搭載して、永年ある一定の評価と支持層を獲得し続け、小型・薄型化・PDA化を兼ね備えることへの最後の手段として、独自のOSからLinux OSへと慎重な形でハード・ソフトの機能と進化を重ねた。

 以前からのユーザの、旧機種に蓄えられたデータを、新しい機種に移行するためのソフトまで几帳面に搭載して、顧客層に徐々に新機種への買い換えをサポートしていく。

 まるで標準JISキーボードを持った「ミニチュア・携帯パソコン」のようでもあり、PDAとしても、スタイラスでタッチするPDAとしても使えるというリバーシブルさというという点では、過去のハードの便利な機能を見事に継承し、私の所有するSL-860などで完全に「再生」したかに見えた"Zaurus"シリーズ(俗称「リナ・ザウ」)の蓄積を持つメーカー、シャープの、新たな戦略だった。

 "Zaurus"SLシリーズ(「リナ・ザウ」の「見開き型」の機種群。.....これこそ、汎用性の高い、多くの人が、理想として漠然ととイメージしていたものの実現としての、紙の「手帳」代わりの「電子手帳」の手軽さとコンパクトさだということになる!! 

【送料無料】SHARP Zaurus SL-C3200 【送料・代引手数料無料】 ※台数限定大特価!SL-C3200

 結局、ユーザーは、PDAの のっぺりした形態以上に、

革張りで製本された、「昔の手帳」とそっくりな「見開く」スタイル

「コンパクト性」

なおかつ、

「末永く」実用に使いたくなる「手応え(weight)」の「貴重品性」

(=ビジネスマンの実用的「愛玩ツール」性)

を選んだ。


 更に、

1.インターネットの通常のウェブサイトを、そのまま、そのサイズの中で、文字も画像も超高細度で縮小してパソコンのようにフル画面表示させ、

2.しかもJISキーボードに近い配列のキーボードで、親指2本で素早く変換しながら文章を打てるという、

「ラップトップパソコンのそのまんまミニチュア化」の路線を支持した。

........恐らく、ゲーム器のコントローラーの「2本指操作」と似ていることもなじみやすかったのだろう。


****


 その、Zaurusの変化しながらの「サバイバル」の過程に、携帯電話のメーカーとしてのシャープが、デザインや音質というより、多くの文字を漢字交じりで素早く打ち込む「文章作成機」としての携帯存在意義にこだわっていく過程が「相乗作用」を起こす。

 .....シャープが、少なくとも携帯電話の文字入力のIMEの使いやすさという点で抜きんでていることは、どうも携帯ユーザーの間では共通理解だったようですね。そして高細度液晶による画面表示の点でも。

 「文字メールを手早く打ち込む」しかも、漢字をふんだんに使う「オトナの」携帯としては、シャープはいつの間にか他社を引き離しはじめていた。


****


 結局、シャープは、ザウルスをPDA化させて生き延びさせようという歴史過程で経験的にわかってきていたわけです。アルファベット26文字ではなくて、漢字かな混じりの文章が必要な日本で、小さなペン(スタイラス)でタッチするPDAの入力に熟練するよりは、まだしも携帯の「ボタン入力」で文字を変換しながら打ち込むことの方が幅広い顧客層に受け入れられるのだと!!


****

 ここでシャープは、誰が仕掛け人がわかりませんけど、突如、一方で、OS面で再び過去と「断絶する」リスクを背負いつつ、「携帯」と「ザウルス」と「PDA」を全部統合する、画期的な商品を、AirEedge→ウィルコムという、PHS陣営で唯一の生き残りとなり、無線LAN以外ではデータ通信のためのカードモデムの高速性についての評価で圧倒的シェアを獲得しながらも、音声通話も、きらびやかな機種はないものの、地味ながら顧客層を大事にし続けた通信会社と連携する中で、実現させることとなる。


 何と、その商品は、WindowsCEの後継、Windows Mobile 2005をOSとして突如採用、幸いそれは、ヒット商品となります!!。

 ほっとしたのは、WinXP搭載の大型のタブレットPCの大失敗で痛手を受けた(というか、ハードメーカーと買ったしまったユーザーに「痛手を与た」というべきか?)、ビル・ゲイツさんとなるわけです。

 それが、

"ZERO3シリーズ"!!


「携帯電話(PHS音声通話可能)」

であり、なおかつ、

「指で、JIS規格に準じるキーボード入力可能で、スタイラス入力も併用できる」という点では、

PDA化した「ザウルスSLシリーズ」の長所を受け継ぐ。

しかし、ザウルス伝統の、反転するリバーシブル構造は放棄し、

何と、キーボードを「スライドさせる」だけ、

という、

「コロンブスの卵」的なシンプルな構造と操作性に『割り切る』」。


 こうして、

最初から、携帯でありつつPDAというシンプルなデザインの統合商品で、

 キーボード入力がパソコン的にもできるという「奇跡の」商品が生まれるわけです。


*****


 ......やっと、私がとっくに

 ザウルスからZERO3に「乗り換えていた」

 ことを公言できました(^^;)

*****


ちなみに、私。

今、この「前編」の仕上げとして、

マイクロソフトのサイト自体でのこの商品についての関連記事へのリンクを探していて、

ほんとに記事アップする数分前に、はじめて「遭遇した」ことなのですが。


マイクロソフトのwebsiteに掲載されている、

「ZERO3開発ストーリー」の記事

まだ読んでいません!!

どのくらい私の「思いこみ」と一致するか、

お楽しみ下さい!!


****

この先、続編!!

携帯電話の今後の展開についての独自の「予言」へと突き進む!!

乞う、ご期待!!

2006/01/02

ブログのカテゴリー分けをより具体化させる形に徐々に更新していきます(第10版)

@niftyのココログって、一度凝り出したらカスタマイズがし放題に近く、しかも文の長さにも制約がないので、ある程度HTMLタグを自分で打ち込めるくらいのホームページ制作能力があれば、凝り出したら切りがないのが特徴です。

同時に複数のカテゴリーをいくつ指定してもいいし、オリジナルカテゴリーも無尽蔵に作っていいみたいなんですよね(^^)


私のブログって、私の文章の「ワープ」的越境能力をとことん駆使してやろうという方針ですから、一つの記事について10幾つものカテゴリーを設定するという「荒技」を駆使してきました。

しかし、現在の@niftyココログのシステムからすれば。例えば「心理学」「心理療法」「精神療法」「カウンセリング」「開業カウンセリング」「サイコセラピー」「セラピー」などというふうに微妙な表現の間の違いでも、例えばこれらの言葉と「ヘッドフォン」との間にある差異と同じくらいに、「意味論的差分」の上で等価的/並列的に別のカテゴリーになってしまうことにもなります。

私はこれを、インターネットが「フラットランド」と呼ばれるものであることの「諸刃の剣」の側面についてのひとつの理解であると思っています。

ちょっと難しい言葉でいうと、「階層的分類」というものには、実は凄く個人的な側面があり、どうしても、誰もが納得する分類分け(パソコン風に言えば、「ツリー構造」)などあり得ないということになります。

その意味では、実はカテゴリーのパーソナライズを、完全に増えるに任せて野放しにしている@niftyのココログの方針は、「現実主義的に見て」、無難でしょう。さもないとクレームの山に忙殺されてしますでしょうから。

****

もっとも、記事をアップする前に、内容から自動的にカテゴリー「候補」を選び出し、作者に表示するまでなら、単語のデータベースとかと連動させれば、今のサーバー管理コンピュータでも容易にできるでしょう。

もっとも、アップロードまでのトラフィックがいよいよ渋滞する危険は高いですが(^^;)

しかし、今のコンピュータは、まだ、文章の本格的な「意味論的解析」という点では、まだ開発の歴史の初期段階なのは確かでしょう。最優秀といわれる自動翻訳ソフトの現状をみればどなたもお分かりですよね(^^)

「心理療法用語をまるでひとつも使わずに」カウンセリング関連の奥深いエッセイを仕上げるなんて、少しキャリアをつめば、ある程度できるようになりますから。


******

いずれにしても、私のブログ、カテゴリーの設定の個別化・具体化・パーソナライズという点では、これまでほとんど手を付けていない分、新たな読者の皆様を増やし、読みたいタイプの記事を過去に遡って検索して頂くには実に不便な状態だったと思います。

なんらかの意味でカウンセリング・マインドに関わる記事については、敢えて「手作業で」、「ウェブ上のカウンセリング論集 index」を制作してあり、右側(この点改訂)のテーブルの、ずずずず〜っと下の方に常設の入り口があります(以外と気づかれてなかったりして)。

でも、これじゃ、純粋の音楽系、例えば「J-POP」や「歌手別」の検索や、「オーディオ系」の記事は、はみ出してしまうわけですよね。


*****


そこで、本日、オリジナルカテゴリーの大量設定に踏み切りました。

先ほど述べたような理由で、極論すると、「心理療法」「精神療法」「サイコセラピー」「セラピー」という用語の間の違いですら、これらの言葉と「ヘッドフォン」「HDCD」という言葉の間にある差異意味論的「差分」の上で「等価」というのでやむなしというのが@niftyココログの「方針」(個人の「パーソナルな世界観」を尊重する開かれたネットワークを目指す限りこの方針はぜひ守り続けて来ださい!!)のようである限り。

私は敢えてこれらの「同義」の言葉を並列的に別のカテゴリーとして登録することに決断しました。

カテゴリーのリストがかなり長大化することは、どうか皆様お許しください。

なお、この記事で「だけ」、今後私が普段使用するカテゴリー「ほとんどすべて」にリンクを張っています。@niftyココログの「標準カテゴリー」の中で、ここにに含まれていないのは「ギャンブル」「スポーツ」「ファッション・アクセサリ」「グルメ・クッキング」など、ほんの幾つかということになりますが、こらら幾つかのカテゴリーですら、過去すでに適切と判断して使ったことがあります。

「ギャンブル」で意識的に私がどの記事でリンクを張ったか、すぐに思い当たる方は、相当ディープなこのブログの読者の方ですね(^^)

しかし、こういう「告知記事」でそこまで含めるのはそのカテゴリーの読者に迷惑なだけと考えて、敢えて今回は外しているだけです。

普段はもっとすっと短いので、どうかご安心を、

******

もっとも、私のブログの場合、個々の記事について、カテゴリーの再分類をするのは、なにしろこれが1年ちょっとなのに、すでに272件、しかも長い文が多い私のブログの性格上、とても一気にはできません。

最近の、しかも皆さんの関心を引く度合いが高そうな記事からカテゴライズの再構築をボチボチしていきますので、どうかじっくりお待ちください。

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