寝台列車

2009/12/24

サンタクロースは子供の肥満を促進する

という研究が発表された・・・・と、一昨日東京に日帰り出張した時、コンビニか何かで流れていたラジオのニュースで聴きました。

 つまり、あのでっぷりとしたお腹とクリスマスの甘いお菓子が「条件結合」して、子供たちを間食にや甘食に走らせるので、サンタももっとダイエットさせたイメージで描かれるべきである・・・・という。

 欧米の実験心理学者の研究って、時々、こういうトンデモすれすれのがありますが(^^)

 サンタは実は男性の姿をしつつも、実は「おふくろさん」的母性の元型の理想的投影を受けていると思うので、深層心理学的にみても、そりゃ無茶な暴論だと思います。

 それはそうと、私が海外出た一回はハワイで、5月でした。調べたところ、真珠湾(アリゾナ・メモリアル)というのが日本人向けのツアーで組まれることはないのが不満で、当時の連れ合いの提案もあり、公営バスを乗り継いで訪問したら、ちゃんと日本語の同時通訳器も安価で(注:初稿で無料と書きましたが、確かに数ドル払いました)貸し出ししてくれるし、もちろん日系人が多いということもあるのでしょうが、全然アメリカ人観光客たちに白い目ではみられませんでした。

 私もハワイに行くからには日本人として真珠湾を訪問するのがむしろ礼儀だと賛同したのですが、行く前はちょっと勇気がいりました。でも、案ずるより産むが易しでした。

 沖縄には、最初の独身時代(?)に、日本心理臨床学会大会で、観光も兼ねて8日間滞在して毎日国際通りで飯を食い、本島は北端の辺戸岬以外すべてまわり尽くしましたが、これが12月。

 気温28度でこっちが汗を流しながらソフトクリーム食べて南部戦跡をめぐっているそばで、現地の人たちは毛糸の帽子をかぶり、セーターを着ているのですね(^^) 冬にはコタツも出すとか。

 毛糸の帽子は、緯度のせいで日射が強いからという理由で売りつけられた(?)のをよく覚えています。

 いすれにしても、ハワイも沖縄も、もう一度じっくり滞在したい。

 ほんとうはオーストラリア大陸横断鉄道にも乗りたい私です。

●Indian Pacific in the Blue Mountains(YouTube)

*******

 以上、kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)の、「ハワイのクリスマス」というエントリーへの私のコメントの転載です(^^)

 ・・・・・クリスマスネタはこの後にこれこれに続きます(^^)

blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
携帯アクセス解析
ビジネスブログランキング
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへにほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ

2009/09/03

「カウンセラーこういちろうの雑記帳」の主要過去記事を一番簡単に一覧するには

 このブログって、すでに創設4年9ヶ月、過去のエントリー記事総数が、「この」記事で1,914本め、なのに一日あたりの新エントリー、平均1.10本以上を現在も維持、しかも長文が多いという、へヴィー級ブログです。

 おかげで、もはや@ニフティココログが割り振ってくれているサーバー負荷が相当なものになっているせいか、

  • 私の方からトラックバックを送ることがもはや機能しない
  • pingも自動では飛ばせない(その割には随分多くの読者の皆様が、新記事アップ直後においでいただけることを幸いだと感じています)
  • カテゴリーにすべての記事が反映しない(カテゴリーによっては300から400エントリー分表示されようとするわけで)

・・・・・という、新しくおいでいただいた読者泣かせのブログになっていると思います m(_ _;)m

****

 もちろん、バックナンバー全体を表示してくれる、『アーカイヴ』ページ(自身がココログユーザー以外の読者の皆様、お気づきでしたか??? 右フレームの「バックナンバー」という文字そのものをクリックするとたどり着けます)というものも、あるにはあるわけです。

 しかし、このページにお行きになっていただいたとしても、過去の個々のエントリー記事のタイトル一覧があるわけですらない

 このページからの「〇年〇月」を全部めくっていただくだけでも(全く休眠した数ヶ月を除いても、現在50か月分ほどあるわけですね(^^;)。その50ヶ月分、それぞれ月ごとに、毎月30から40エントリーずつはあるわけですから・・・・・

 つまり、私がこのサイトでこれまで書いてきた主要記事がどんなものか、新しい読者の皆さんにおおよその見当をつけていただくには、もうデタラメにご不便をおかけしていることと思います   il||li _| ̄|○ il||li

*****

 この問題を一気に解決し、

  • 新記事の方が上に来る形で、
  • 過去の記事に関しては私がある程度絞り込んでセレクトしたものを、
  • 数百記事ばかり、1ページをスクロールできる形で
  • ブログのような表示の重さがない形で一覧したいただける

そういうページが、実はずっと以前から存在します!!

●阿世賀浩一郎のホームページ/index

 開設1995年12月(つまりWindows95発売直後)開設、日本において、インターネットで個人サイトを作ることが本格的に普及し始めた黎明期から、何と基本的なデザインを変えないまま運営し続けているサイトです。

 かつては、ネットを代表するエヴァ・サイトのひとつ、「エヴァンゲリオン論考」で著名だった時代もありますけど、幸いにして著作化させてもいただきましたので、そのコーナーは全面削除いたしておりますが(「ちーちゃんの部屋」というアニメコーナーがかつて存在したことを覚えておられる方もあると嬉しかったりして ^^;)・・・・

そのトップページから、このブログでの新エントリー記事を書く度ごとに、固定リンクへのリンクを、たいてい速攻の連続作業でお貼りしてもいるのです。

 恐らく、皆様のRSSリーダーに反映するスピードの比ではない「即時性」で「新着情報」が掲載され続けています。

 同一エントリー記事の更新(改版)情報すら、可能な限り早くお伝えしています。

 

そこに並んでいる、当ブログ個別記事へのリンク数は、常時数百あるはずです(古いものから時々、精選のための「ダイエット」をかけますので、一定数以上には増えません)。

 しかし、敢えて今でも、基本的には「素朴なhtml言語の手打ち」に依存し、javaスクリプトすらないに等しいということで、このトップページそのもののバイト数の多さの割には、表示が圧倒的に軽い筈です(このブログのトップページを表示するよりは軽いと思いますよ)

 
当方のアクセス解析によって、「こっちのページで新着情報見つけるほうが手っ取り早い」ことにお気づきの、毎日数名以上の固定ユーザーの方がおられることは掌握しています(感謝!!)。

 しかし、そうした方の占める比率が以前よりもかなり減っているようにも思いましたので、改めてご紹介させていただきました。

 

今後とも、「カウンセラーこういちろうの雑記帳」をよろしくお願い申し上げます。

blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
携帯アクセス<br /><a href=ビジネスブログランキング
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村 音楽ブログ 女性ミュージシャン応援へ
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ

 

2009/06/16

「眠らないままでいよう」とする衝動を語った鬱の人

 不眠(正確には入眠困難)という現象は、一般に、「本人は眠りたいのに、どうしても寝付けないことに苦しんでいる状態」というふうにとらえることを、暗黙の前提にしているようにも思える。よりわかりやすくいえば、「寝つけないことに苦しんでいる」という状態である。

 もっとも、「夜遅くになっても、時間を気にせずに、何かの活動をを眠らないままやり続けたい(はじめたい)」という場合もあるだろう。これは一般に「夜更かし」と呼ばれる。

 もう1ついえば、「明日の朝までにやらねばならないことがあるので、眠い目をこすりつつ、嫌々ながらも、その作業を張り続ける」という場合もなる。これを「不本意ながらの徹夜覚悟の作業」などと名づけることもできよう。


*****


 ところが、ある、回復期のうつのクライエント、Aさん(男性 通院治療 投薬中 午後のみアルバイト勤務の日あり)の話を聴くうちに、私は、もう1つのタイプの「夜、眠らないまま起き続ける」状態がある気がしてきた。

 それを私は、「眠らないままで起きていようとし続けることへの、わけのわからない誘惑」と名づけることにした。


(以下、Aさんご本人の承諾の上で、事実の改変を交えながら書いて行きます)


 Aさんは、理系の大学卒業後コンピュータ業界で働いていたが、数年で鬱になって退職した。長身で、細身の男性である。

 自分なりに心理の本は結構読んでいて、自己分析能力・言語化能力に非常に長けている。繊細だが、非常に知性の高い方という印象がある。

 Aさんは、睡眠導入剤の処方はすでに数年受けていて、その効き目を十分に感じていた。ところが、ここしばらくのうちに、「眠りにつくのが遅くなる」傾向と共に、少し鬱が戻ってきたかなと不安を感じていたのである。


 Aさんは言う。


私の場合、世間で言う『入眠困難』というのに当てはまるのだろうか? と思えてきたのですよ。

目が冴えてしかたがないから起き続ける』というのとはまるで違う気がしてきたんです。疲れ切っているのは凄く自覚しているし。

 眠る前に、例えば本を読みたいとか、ウェブをしたいとか、そういう具体的な何かをしたいという思いが勝っているわけでもなくて。

 ・・・・自分でも説明がつかないわけですから、このへんを、お医者さんにうまく伝えたことなんて一度もないことに、気がついたのです」


・・・・と。


 Aさんに言わせれば、むしろ「自分を眠らないままでいさせようとする」わけのわからない衝動の方が先にあり、そうやって起き続けるのは何か手持ち無沙汰なので、何かやることを探し始めるらしい。

 例えば、TVで深夜時間帯の番組を見たりする。すると、そのうちに1,2時間で気分は落ち着いてくる。さすがにそのあとは眠りにつきやすくなることもあるが、場合によってはそれでも済ませれない。またしても「眠らないままでいさせようとする」衝動がつき上げてくることもあるとのこと。

 Aさんに言わせれば、「夜が明けてから、何かの活動をしていくことが不安だとか嫌なのかなとも考えてみたが、自分としては、こうしたことの繰り返しのせいで、昼間いい調子で活動できないことの不満の方が大きい」という。


*****


 なぜAさんの訴える現象に私が関心を持ったのかというと、彼の話を聴くうちに、今にして思えば、他ならぬ私が、数年前に、鬱になる直前の時期に、まさにこうした「自分を眠らないままでいさせようとする」衝動に衝き動かされる中で消耗し、うつ状態にどんどん近づいていく悪循環にはまったようにもまざまざと思えてきたからである。

 そして更に、私の中に、もっと昔の、ひとつの記憶がよみがえった。

 Aさんに、「私の連想を話してみていいいか?」と断った上で、以下のことを口にしてみた。


 私が若い頃から「鉄っちゃん」だったことはこのサイトでもカミングアウトしているとおりで、しかも、今はどんどん減っているブルートレイン(寝台列車)のファンである。

 「私は若い頃寝台特急に乗る時、せっかく寝台券を買っているにもかかわらず、夜通し、カーテンの隅を開けて、外の景色を見続けようとしていることが多かったんです。もちろん、明かりの消えた寝台車からだからこそ味わえる夜の車窓の景色に魅せられていたことは確かなのですが、とてもそれだけでは説明がつかないものがあって。中学生の頃からそうでした。・・・・・今、お話をうかがいながら、あなたのいう、『眠れないままで起きようとし続ける誘惑』というのと共通の何かが、その頃の私の中で突き上げてきていたような気が、してきて」

Aさんは、


「確かに、私のと相当似ているかも知れませんね」


とうなづいた。


*****


 そしてAさんは、更に次のように話し始める。


「まるで、自分の中のもう一人の自分が、『寝ずの刑』を自分に課しているかのようなんですよ」。


 これを口にしてしばらくして、Aさんはは突如苦笑します。


 「・・・・・今気がつきました(笑い)。

 その、『眠ずの刑執行人』自身もまた、自分も眠いにもかかわらず、目をこすりながら、サディスティックなまでに、鞭をふるい続けているんですcoldsweats01

 そして『私』もまだ、マゾっぽいくらいに、その『眠らずの刑』を、甘んじておとなしく受けている。

 ・・・・・・二人とも寝起きを共にする時間帯は同じなんです(^^)。ですから、二人して日に日に疲れていくんですね。・・・・・ほんとは、刑執行人の方も、サドというよりマゾなんだといますよ(^^)

 ・・・・・話していて、ちょっと楽になってきました。まるでコメディー映画のワン・シーンを見ている気もしてきて」


 私はここで、アン・ワイザーさんのフォーカシング技法(「フォーカシング ガイド・マニュアル」) における「2つ以上のものが出てきた時」(訳書pp.107-9)に、それぞれを「認めてあげる」にあたることを提案する。


「では、あなたの中の『寝ずの刑』の『刑執行人』の方にも、

『あなたも眠たいのに、たいへんですね』

と、労(いた)わってあげるようなつもりで言葉をかけてみるのはいかがでしょうかね。

 ・・・・・・・・そして、刑を『甘んじて受けて』いる側の『もうひとりのあなた』にも、労わりの思いを向けてあげるつもりで」


*****


 Aさんはそれを味わった後、更に次のことを口にした:


 「確かに、『眠らないようにする』ことは、どこか自分に対する処罰じみていますね。

 "punishment".........私は何を罰しているのかな・・・・・・・

 ・・・・・・ちょっと言葉にするかどうか迷いましたけど、先生が男性だがら率直に思い浮かんだことをいいます。

 中学生の頃、マスターベーションをしていて、もう全然快感を感じなくなっても、それでもサルのようにヌキ続けた頃のことを思い出しました。

 とっくに『空砲』になっても、それでも繰り返す・・・・『あんな』感じなんですよ。この『自分を罰する』かのように『眠りにつかせない』感覚は。

 もっと大人になってふと振り返ったことがあるのですが、マスターベーション、少なくとも「やり過ぎ」の域のそれって、実は性的な快楽を自分で得て、満たされるための行為ではなくて、むしろ自分の中にある、いきいきとした衝動性というか、感覚に開かれた形でものごとを楽しむ感性みたいなものを、片っ端から『芽を摘んでいく』ための行為のように思われ始めたんです。つまり、マスターベーションは『去勢行為』だって。

 今の私は、いったい私の中の何を『去勢』しようとしているのかな・・・・・とか、連想してしまったんですよ。

 私は、私の中で成長しようとしている、ある健全なエネルギーの芽生えを「摘み取ろう」という衝動に屈している気もする。

 『眠らないままでいようとすること』で、自分の中のそういう芽生えを『磨耗』させ、『すりつぶして』しまおうとすらしているような。

 「摘み取らない」ままでいると、私自身怖いのかもしれない。

 それは・・・・・

 まだ社会復帰途中の私は、実は自分の中に、すごい「孤独」や「疎外感」を感じているんです。そしてそれを癒したい・・・・という性急なまでの衝動も隠れている気がするんですね。そういう「孤独感」「疎外感」を癒したいという衝動と、まともに直面してしまうのが怖かったということでもあるのかな? という気もしてきました。

 それは中学生の頃の孤独にも通じる気がします。とても女性とつきあえるようにはなれないという劣等感もってましたし。自分の孤独をひしひしと感じたくなかった、だから、無感覚になるまでヌキくった・・・・それはいえるかと思いますね。

 でも、それだけでもなくて・・・・・私の中に、すでに何か、あるんですよ、本当はもっと積極的にバン!! と打ち出してしまいたい方向性が、芽生えはじめてきている気もするんです。

 確かに、今の私にはそれを焦ってやろうとしたら、とてもそれをやっていくだけのエネルギーはまだないと思います。そういう点では性急に動き出さない自重は大事かと。

 でも、そういう「芽生え」を自分の中で大事に育てたいとは思います。安易に「眠らないままでいさせようとする」ことで、自分を無感覚にしてしまい、芽生えを「摘み取ろうとする」去勢の誘惑みたいなのには屈しないでね。

 これからは、この「眠れないままでいさせようとする」誘惑を自分の中に感じたら、明かりを消して、きちんと床につくことにします。

 本当は眠くてたまらないんだから、「目が冴えて眠れない」というふうにはならない予感がしますしね」


 最後に私は、Aさんに、

お医者さんにも、そのような「眠らないままでいさせようとする」自分がいるみたいだ・・・・という思いを、丁寧に伝えてみたら? これまでの眠剤以外に頓服の眠剤の処方とかがあるかもしれない」

と提案した上で、終わりとした。


****** 


 一週間後に訪れたAさんは、

「実はあの3日後、念のためお医者さんで頓服の眠剤の処方をもらいには行ったのですが、実は試しに1回使っただけで使わずじまいで終わってます。

 ・・・・といいますか、あの面接の後、もう、その日の晩になったら、例の『眠れないでいさせようとする衝動』の方が、おとなしくなって、沈黙してしまっていたんです。

 まるで、そういう『眠れないままでいさせようとしている』もう一人の自分が、『私』に、その存在を気がついてもらえ、『私』に認めてもらえたことだけで、ほっとしてしまったと感じているらしいんですね。

 「やれやれ、やっと、俺の存在、俺の思いに気がついてくれたか」

みたいにして(笑)

 だから、『彼』は、もう、自分の存在に気がついてもらうために、夜な夜な、暗に主張し続ける必要はないようなのです。

 刑執行人の『彼』もほんとうは眠かったんですからね(笑)


 ・・・・・で、私のウツ友で、同じように少しずつ社会復帰し始めている彼女がいるんですが、彼女に、カウンセリングでこんなことに気がついたんだ・・・・と話したら、次のようなことを言われて。

 『あなたと電話していると、なかなか電話を切ってくれないのが気になっていたの。名残惜しいのはわかるし、名残惜しいのは私も同じ。あなたも、『私も眠い時がある、もっと私にも気を使え!!』という訴えをあなたなりに理解して、配慮してくれることも増えていたのは感じていたし』

『でも・・・・今の話を聴けてよかった気がする。私、鬱がひどくなりかけたのに頑張って会社に通い続けていた頃、そうした仕事の後で友達との飲み会に朝まで付き合うみたいな、すごい無茶なことをせずにいられなかった時期がある。

『だから、あなたの『眠らずにいさせようとする』誘惑みたいなものって、私のあの頃のと、すっかり同じではないかもしれないけど、十分実感が想像できる気がする。私の知っている世界だと感じられるよ』

『そして・・・・最近のあなたって、もし、途中で性急に電話を終わりにしてしまったら、その後何かアブナイんじないか?・・・・みたいに感じるところがあったの


・・・・彼女がそう言ってくれたんですよ」


 Aさんは続ける:


 「私はそうやって、彼女が僕のここしばらくの『何か』に気がついてくれていて、陰ながら配慮してくれていたことそのものに、心からの感謝を感じて・・・・・もちろん彼女にその思いを伝えましたよ・・・・・、更に肩の力が抜け、ゆったりと過ごせるようになりました」


*****


 Aさんの中の「眠れないでいさせようとする」衝動を鍵とする「負のスパイラル」はともかくも止まった。

 この日の面接の中で、それまでAさん本人の中でもはっきりしていなかった、これから焦らずに形にしてみたい「それまで思い浮かばなかった、いずれはっきり打ち出してみたい社会参加の行動」についての構想の一端も話していただけたのですが、現在進行形の内容なので、そこには触れないままにさせていただきます。

 
 「私と同じような鬱の皆さんが、不眠について考えていく上で、何か新鮮な一石を投じるものになれば嬉しい」と、進行中の面接過程に関して、ここまで開示することを快く許してくださったAさんに心から感謝申し上げます。


*****


 なお、こうした展開を読んでいると、専門家の皆様の中には、Aさんの中に、一種の「強迫性」の因子が強くあるとお感じの方も少なくないかもしれない。

 確かに、そのようにとらえてみることは妥当だと思えますが・・・・

 実は、Aさんは強迫性障害を意識した投薬治療もずっと受け続けているし、すでに示したように、非常に知的な方で、論理的、かつ感受性に豊んだ話し方ができる人であり、精神分析についても自分なりの読破し、ご存知なので、自分の「強迫性」について内省する力はすでに十分すぎるほど高度なのである。

 ご自身を「鬱にはなったけど、もともとは分裂気質的じゃないか。男性とでも、親密な付き合いは苦手で、『同性愛ショック』じみたところがある気もする。それが先生との面接に影響しないか心配なんですけど」とまで、面接初期に自己分析されていました(^^)

 Aさんにとって必要だったのは、もはや強迫性についての分析や解釈ではなかったのだと思います。更に、薬物療法の支えもあった。

 Aさん自身の中ですでに暗々裏に感じられ、進行している、悪循環を引き起こす負のスパイラルのなりゆき(sequence)について、Aさんなりの形で、新鮮な実感上の気づきとして、無理なく生じていくこと、そして、そうした自分の全営みを自然と愛しめるようになることそのものだったのだと思う。

 私は、Aさんのそうしたプロセスにさりげなく付き従って、最小限のアシストを差し上げ、共にし続けたに過ぎない。

 結果的には、しなやかに進んだ認知行動療法やABA分析、解決指向アプローチにも通じる側面があるかとも思いますが、こうしたあり方が、私の、普段使いの「フォーカシング指向心理療法」的な現場面接の典型と感じていただければ幸いです。


*****


 なお、この面接は現在も進行中ですので、このエントリーに関しては、コメントを受け付けない設定にさせていただきますことをお許しください。



ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
ビジネスブログランキング
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ

2009/04/04

2/7(土)-2/8(日)の第59回臨床心理士研修会(熊本県・八代市)参加報告....のはずが。

 ああ、この「参加報告」は、もはやあまりに旬を逸してしまっている(^^;)

 しかしこれは、私がネットから姿を消していた沈黙の数ヶ月が実はたいへんリア充な日々だったことのささやかな傍証になるであろう。

 ホント、この研修会での私のロビー活動の成果が一気に全開しているのが、ここしばらくの、このブログの快進撃の秘密なのである。


 マジに「ロビーで」、お酒もなしにドーパミン出しまくりで盛り上がった、まさか出会えるとは思えなかった先生方。

 阿世賀がこうしてあの日、いろいろご相談した成果を生かし続けていることをネットを通してご照覧でしょうか。

 S先生、K先生、M先生、そしてあまりに予想外の出会いだった水俣のT先生。

 私は先生方から、このエネルギーをいただきました。


 先生方は、私はその時お示ししたカードを、まだいくつも切らないままということにお気づきかと思います(^^)

090208k3100024_2
↑我がJR久留米駅

090208k3100027_2
↑新八代駅の九州新幹線、つばめ号

090208k3100028_2
↑同じホームの向かい側に止まるリレーつばめ号

K3100019_s
↑ん?

K3100020_s

K3100022_s

K3100024_s
↑少しぶれてるけど、2月限定で、本来上下2段式の2人掛けシートなのを3人掛けの指定席にするためのシールでした。この、寝台を使っていない時間帯の、ほんとんど「庶民的なセミ・コンパートメント」みたいなくつろぎがたまらないブルトレファンは多いよね(^^)

K3100025_s
↑これも手ブレですみません。こういう懐かしいタイプの洗面スペースも見納めか?

090208k3100050_2

090208k3100047_2
↑あの、2月限定、ブルートレイン「はやぶさ」号お別れ記念、熊本ー博多間上り一般席扱い指定乗車券をもろに使って、八代からの研修会の帰り、熊本から久留米に帰り着いたわけですね。


 ●富士・はやぶさ 上り一部区間で寝台券なしで乗車可(鉄道コム)

=====引用はじめ=====

JR九州は、寝台特急「富士」「はやぶさ」の上り列車の一部区間において、期間限定で普通車指定席の特急券を発売する。

設定日は2月1日~28日で、設定区間は、富士が大分~小倉間、はやぶさが熊本~博多間の東京行き上り列車。発売席数は1列車あたり45席で、富士の6号車、はやぶさの12号車が対象となる。

同列車の乗車には通常、乗車券や特急券のほかにB寝台券(6300円)などの寝台券が必要となるが、期間や号車など限定で、乗車券と特急券(指定席)のみでB寝台車両に乗車できる。なお、座席は3人がけとなり、寝台としての利用はできない。

きっぷは、乗車日の1か月前の午前10時から、全国のJRのみどりの窓口等で発売される。

同下り列車では、下松~大分・熊本間で、各列車30枚の立席特急券が、従来通り発売されている。 

=====引用終わり======

 この日、日曜日ということもあってか、他の車両も熊本からほぼ満員でした。結構、お年寄りのグループとかも多かったのは、団体旅行枠もあったのかな?


****


 大学合格以来、30年間の東京・横浜との往復の日々、何回も乗りました。

 「東京行き」が久留米のホームにもう入らないことは、心の底から残念です。

 はやぶさは、久留米と東京がひとつにつながっていることを安心させてくれていた、これぞ私の移行対象、いや、アンピリカル・ケーブルでした。

K3100011_s
↑こういうラストシーンにしてしまうと、映像演出上、狙い過ぎといわれるのは承知です。なお、よそ様のお子様ですので(新八代駅 ^^)


 BGMは、もちろん、みゆきの「ホームにて」しかないね(^^)

Ticket_to_ride_hayabusa



人気ブログランキングへ
ビジネスブログランキング
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 女性ミュージシャン応援へ
にほんブログ村

2008/03/22

鉄ちゃんの深層心理

 実家に車がなかったこともあって、車文化と無縁のままです。そのぶん鉄ちゃんなんですが。

 鉄道って、自分が運転する訳ではない「パーソナルスペース」じみたところがあります。

 もとより、車体の延長と自分の身体は一致しませんし、他のお客さんと一緒ですが、そこには、親の胸に抱かれて、あるいは乳母車(私の世代は「ベビーカー」ではありません!!)に載せられて移動していた遠い幼児期の記憶、更には子宮体験も反映していて、その中でだと安らぐというのは、そこにひとつの移行対象性があるからだと、昔から感じていました。

 「安心して身を委ねていると、景色が移り変わってくれる」

 更にいえば、そこには家族や見知らぬ人たちも「共に」乗って進んでいる。いろんな人が「乗り込んで」きて、いろんな人が「去っていく」。

 鉄道に乗ること自体が、「人生の旅の縮図の再体験」としての「祝祭性」がある。

 「鉄子の旅」の序盤で、マンガ家は、同伴する「鉄」の人が、行った先で観光もしないで平気なのにあきれますけど、その背景の心理はこうしたものではないかと思います。

 大阪行き夜行寝台急行「銀河」、3/14に廃止されましたが、私が住んでいる大船に停車する唯一の夜行寝台で,結構利用していたので残念です。

 もっとも、故郷久留米に停車する「はやぶさ」の方は、恐らく九州新幹線全通まで廃止はされないでしょう。

 「はやぶさ」には、通常のB寝台と同じ料金の「B個室」がついています。

 文字通りの「パーソナルスペース」で、故郷に降り立つまで、ユングのいう「夜の航海」ならぬ「夜の旅」に出て、家々の明かりに「そこにも生活がある」ことを確認したり、暗闇の中にうっすらと浮かぶ鮫島有美子 - 日本のうた・全曲集 - 朧月夜「見渡す山の端(は)陰り深し」を味わいながら外を眺めているというのは、私にとって、少なくとも1 年か2年に一度経験しないと気が済まない、「スピリチュアル体験」なんです。

「鉄」でない人にはいよいよ理解しかねるでしょうけど、

「寝台列車は、眠らないで外を見ているから楽しい」

 普通の客車では、夜でも「あの」暗闇体験はできません。寝台車だと、ガラス窓に車内の明かりが照り返すこともないわけで。

「故郷は遠いんだ」ということを忘れないためにも、本数が多くて運賃が安い福岡行き飛行機
だけに依存する気にはなれません。
 
3/15のダイヤ改正で、その味わいがあるブルートレインは、全国でわずか5本となりました。


050707_2303
「サンライズ瀬戸」B個室の車内


****


恒例、セーイチさんサイトのコメントより。

2008/03/19

さよなら銀河鉄道999

さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-

「後継世代のために自分は何を残せるのか」という観点から、自分の仕事のことを考えて、張り合いを見いだしていることが多いかなという気もします。

少なくとも、自分が栄達するとか、キャリアアアップするとかいうよりは、そっちの方がとっくに強いような。

いずれにしても、若い人たちよりは,自分は先に人生の舞台から「退場」して、その後も「劇」は続いているだろう、みたいな感覚。

その劇の中では、第一幕でしか登場しなかった人物は、舞台に立っていたことすら忘れられていくだろう、みたいな思い。

でも、自分の命は、個体としては忘れ去られても、そういう人たちの中に生きていくだろう、みたいな思い。

そのためには、自分が、若い人たちを「食いつぶして」はならないみたいな思い。

"999"ですか。私も高校生ですね。ぽっきさんのおっしゃった部分〔=鉄郎が永遠の命を求めることを捨てる価値観の大転換に到達するシーン〕は実は記憶からまるで消えているのですが、恐らく、劇場版2つめの、「さよなら銀河鉄道999」の方じゃないかと思います。

母を殺害した機械伯爵は,結局、鉄郎の父だった。そしてその父を鉄郎が殺すことになる。そのことはよく覚えています。

(このへんは、「スター・ウォーズ」のダース・べイダーの死も妙に彷彿とさせますが)

父親は永遠の命を求めてはならないのですよ。
子孫によって、殺され、食われてしまわないと。

[注:フロイトの「原父殺害」という考え方を参照〕


(作者の松本さん自身は、著作権に妄想的にしがみついて、今やayuの「同僚」になった「どんな時も」のお兄ちゃんを困らせるという老醜のさらし方になっちゃいましたが)


....そうねえ、そうやって、食われてしまう前に、この世の見納めとして、テレビやバーチャルではない形で、ヨーロッパ(特にドイツ)と、あと最近なぜか強く思うのは、オーストラリアの大地を、銀河鉄道ならぬ、"The Ghan"こと、大陸縦断鉄道(アデレード-ダーウィン)あたりで見せてもらえたら(あと、エアーズ・ロックね)、あとは贅沢言わないから、「食われてもいい」か。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、中学生の頃惚れまくった作品ですが、銀河鉄道が、「死者のための列車」だったことはいうまでもなし。

"999"が、不死を求めての列車だったことと対照的に。

もとより、そこでは、メーテルに象徴される、「永遠に女性的なるもの」が「我をひく」案内人となっている。

〔ゲーテ「ファウスト」第2部 終結の合唱 参照〕


メーテルは、機械伯爵が殺した妻の代わりに作ったアンドロイド=まさにゲンドウにとっての綾波であった可能性は否定できないが。

*****


.......以上、恒例、セーイチさんのブログでのコメントより転載。

(【注記】:転載する際に再確認して、例えば「機械伯爵」と「黒騎士」がごっちゃになっているなど、これを書いた時点で、私に、相当に記憶の混乱があることに気がつきましたが、もともと、劇場版の2本って、1作目で原作のまだ描いていなかった後半を先取りしたために、そういう混同が生じても、エッセンスの理解にはさほど影響しないところがあると思います)


●ラストラン「銀河」…ホームは連日の熱気(msn=産経)

2008/01/17

自分探しと恋人探し

 もう一本追加です(^^)

 どうして、対人恐怖のかたまりで、自分は一生女性とセックス(セルクス)なんてできないと感じていた私が、そこそこ女性との無理のない距離感作りに、ある水準の自信を持つまでに到ったのかなあ?

 (忘れないでね。私は、モチ、プレーボーイとは程遠い。恐らく、男女関係に積極的で、同時に冷静に経験値を積んでもいる、普通の高校生や大学生の水準に追いついたに過ぎないことを書いてるだけと思う。.....と、少し謙遜

 これ、あるクライエントさんと話していて、自然に思い浮かんだことなんだけど。


 私は、少なくとも当面、自分が社会人として進む道を、深い次元で納得しながら受け入れられる。

 大学教授になるのは、私の予定では、55歳ごろ。
 しかも、どこかからお呼びがあった時です(爆)

 それはあくまでも、

研究費と老後の生計の基盤が欲しいのと、
サバティカル世界鉄道旅行したいのと(カナダ横断鉄道が、アメリカ大陸横断鉄道が、オーストラリア横断鉄道が、シベリア鉄道が、TGVが、オリエント急行が、私を呼んでいる......爆)、

その頃になったら、
日本の心理臨床学の大学における学問的発展と、大学における研究者・臨床実践家の養成に関与することから逃げない責務があると思うから。  


*****


 でも、若い人の恋愛って、そういう心理=社会的なアイデンティティの形成課題と、伴侶の獲得っていう、二兎を追う時期って、遅かれ早かれ、どうしてもあるではないですか!!

 たいへんだよね!!


*****


 私は、その苦悩は感じないまま、結婚暦、育児暦まで経験させていただきました。

(今にして思えば、「キヨブタ」=「清水の舞台から飛び降りる」そのものだったな。恋愛結婚だったし)

 そういう意味では、いわゆる「自我同一性尺度」でいう、「早期完了型」のバリエーションそのもの。

 .....ま、多くの大学のセンセ、多かれ少なかれそうだけどね(^^)


*****


 更に、もうひとつ『贈る言葉』。


   経験を重ねることより、ひとつひとつの経験を消化していくこと。

2008/01/07

「銀河」廃止は寂しい!!

 ●駆け込み? 3月廃止の寝台急行「銀河」前年比32%急増(msn=産経)

 私が結構愛用した、上りが大船に唯一停車する寝台専用列車だったのだが。寂しいねえ。

 私は、時刻表(もちろん大型時刻表)を毎月買うことをもうしていないので、3月ダイヤ改正についての情報、知らなかった(;;)

 ちなみに、この上り「銀河」は、関東に住むトラファン御用達でもありました。阪神優勝の晩にたまたま乗り合わせたけど、みんな楽しそうでした。もとより、他の乗客のみなさんに迷惑などかけることなく、12時前に、少なくとも私の車両の人たちはみんなおやすみ!!

 考えてみたら、その日の朝には、皆さんお仕事だったのだと思う。

2007/06/21

大人の階段(今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 大人の階段
「大人になったなと思う瞬間をおしえてください。」
仕事でJRの特急や新幹線を当たり前のように使うようになった時だったかもしれない(^^)

2007/03/04

心のファイアーウォール、あるいは、「骨伝導」ヘッドフォンの今後の可能性(第2版)

 どうも私が神奈川県臨床心理士会に参加させていただこうとする際には、何か「悪霊」が取り憑くようで、今回は、私がパソコンの予定表に書き込んだ場所とは異なる開催場所だったようです(^^;;;;;)。

 うっかり、臨士会から頒布いただいた案内を持たないまま家を出たもので。

 私が神奈川に移住して、初期の頃「一回だけ」しかその建物に足を運んことがない場所が会場だったと、大船に帰ったあとで気がつきました。その場所である可能性をシミュレーションすることは、私にも全くなかったのです。「日付そのものを間違えた」可能性も感じましたし。

 臨士会事務局自体って、実は電話番号ネットでも104でも検索できないようになっているみたいでしたし。

 私は、東京の臨士会からの移転組で、実は携帯に連絡先まで入れているお知り合いはまだいませんでしたし、心当たりのある臨床心理士の方は、全員フルネームまでは覚えていないか、覚えていても、ご家族をお持ちの奥様の方ばかり!!

 「某ウェブメールサイト」lさえ開ければ連絡取れる可能性のある知り合いの方々がいたのですが、一時間以上、回線の遅いウィルコムZERO3と携帯のネットでも試行錯誤した(WEB2.0にブラウザ非対応の一世代前のZERO3!! ソフトバンクの方も、携帯を普段は「電話」としか思ってないので、あまりにも長いパスワードを携帯キーで入力することに失敗し続けた)時点で精も根も尽き果ててしまい、例えばインターネット喫茶に行ってまでその「わずかの可能性」(だって、その方々がメールをすぐに開いてくださる保証もない)に賭ける気力も喪失。

「またもや」参加を見送らせていただきました。スミマセン!!

......これもきっと、何か神様が仕組んでくださった運命の摂理(試練)なのでしょう。

 私はフロア参加の一聴衆に過ぎませんので、どなたにご迷惑をかけるというわけでもないし、実際に参加しないことで損をするのは私だけですし。会費も、「参加したら払う」システム。1000人に迫る会員を抱えた日本第2の規模の臨士会です。

......では、私が完全に勘違いして行ってしまった会場はどこか?......それは、この後最後まで読んでいただけると、地元の臨床心理士さんにはだいたい見当をつけていただけることでしょう(^^)

*****

 ここで、一見別の話題にまた飛びます。

 私のサイトは、トラックバックもコメントも掲載許可制にしています。@niftyのココログには、掲載前にエントリーから削除する際に、@niftyにそのトラックバックの情報をボタンひとつで送信できる装備があります。

.....もっとも、実は、私、頂いたコメントをこのブログ上での告知なしに削除したことは、過去にほんの2,3しか記憶がないのですよ(^^;;;;)

 何と言いますか、「心のファイアーウォール」(昔は「ATフィールド」とか呼ばれたものかもしれぬ)が強烈なサイトなのかな? と感じたりもしています。

 私がトラックバックをお断りする際の基準は、主として

1.「安易な金儲け」系、アダルト系のサイト(アダルト系サイトへの直接のリンク、および、トラクバック認可をしているサイト)

2.「ただリンクを機械的に寄せ集めているだけのサイトで、そこにマスターなりの目利きやポリシーがない、つまり単に「サイトアクセス数を自己目的的に伸ばすことだけしか考えておられないのでは?」 とお疑いするしかなかったサイト


です。

1.アダルト系サイトなるものがこの世の中にあることは、何も批判的に考えません。もっとも、子供を性的対象にするものは、写真サイトでも法的に厳罰で臨むべきと考える。「盗撮」を「フィクションとして」売り物にしているのは問題なしと考えるけど、ホンモノの盗撮は当然刑事罰の対象になると思う。あと、公正な料金支払いシステムを持つこと。ウィルスや悪質なスパイウェアの仕掛けがなければ。

 だけど、自分が直接リンクを這ったりトラックバックもらう「サイトに」アダルトサイトへの直接リンクやトラックバック許容があったら、そのサイトに書かれている内容に「よほどの固有の価値」があると私が認めないとトラックバック許可しない、すっごくハードル高いでしょう。これは私のポリシーというしかないですが。

2.より一般論としていえば、私がトラックバック認可の際に番こだわってるのは、「二次情報を利用するからには,そのサイトに何らかのポリシーが明確にあること」

3.例えば、ある商品を販売している会社「それ自体」からのトラックバックだった場合、私がその商品に相当の関心が持てたり、実際使用してその価値ありと認めたら、喜んで認可いたします。場合によっては、その商品の信頼性についての直接・間接の裏付けをとるまでに、かなり長期間「認可ペンディング」状態で、「審査」させていただく場合もありますので、何回も送っていただかなくて結構ですよ。

もとより、私個人の判断であるに過ぎないことをお許し下さい。

 最近補聴器関係のブログからのトラックバックをお受けしたのは、私の父がさすがに耳が遠くなりましてね。私のような息子の父のことだから(^^;)、「いかなる補聴器が望ましいか」について、「独自の」果てしのない研究調査試行錯誤の結果、納得いく結論に達するまで、燃えに燃えた探求心を発揮した経歴があったりしますから。それこそ、インナーイヤーのオーダーメイドの凝ったのを装着して、それで「音楽も楽しんで」いるようです。眼鏡や入れ歯と同じで、しっくりくる器具に慣れてしまうと身体の一部、という域に達するのだろうと思います(^^) 

.....幸い、今の「私の」部分入れ歯は、生まれてこの方出会ったことがないという域の、見事な歯ぐきへの吸い付きのものを、保険診療で難なく生み出す「達人」歯科医の先生によるもの。何しろ最初っから「調整不要」のまま!!(2カ所やってますが、型を取る際の、特に「外す」瞬間の技術に、年輪のたまものとしかいいようがない、「超職人テク」があるように感じました)

 それこそ、30年後の私は、「iPod向けヘッドフォン」ならぬ、

「歳を取って耳が遠くなったカウンセラーにふさわしい補聴機」

についての、実体験に基づくレビュー記事をネットで売りにしているかもしれない(^^)

*******

 これも実は「飛び入り」記事の前振りなのです。

 結局今日は、そうやって一度沈没して復活した後、まだ入ったことがなかった横浜ヨドバシの新しい「マルチメディア館」に、やっとはじめて行ってみました(私が普段、いかに長距離旅行以外は近場にすら出向かないかの証明みたいなものである)。

 ここのヘッドフォンの品揃えはたいへん豊富。何しろインナーイヤー型まで含めて試聴できる幅がたいへん広い。主要なヘッドフォンメーカーやヘッドフォンの種類についての解説のプレートまで何枚も出しているあたり、お客さんに親切な配慮である。

 そういう中に、「骨伝導ヘッドフォン」も、2機種だが、試聴できるようになっていたので聴いてみた。

 自分でもこの前の記事で、「聴覚とは耳で聴くだけのものではない」とたまたま書いたばかりだったことも、関心をそそりました。

 どうも現時点では、Filltune(フィルチューン)という会社のBCHS-FT001という製品が最前線の技術水準の製品のようである。
 

 「骨伝導」というのは、私の情報範囲では、携帯電話にそれを生かすというあたりのことが最初に私が得た話題でした。

 でも、内耳までは侵されていない、外耳・中耳性の難聴の補聴器としての開発も、大きなウエイトを占めていると後で知りました。

 このタイプのヘッドフォン、あるいはヘッドセットのもうひとつの利点は、外耳は全くオープンに開かれていますから、通信業務をしながらも、接客やまわりの社員からの声かけや異変への反応、対話などに支障を来たさないということを生かそうともしているようです。

 だから、当然、パソコン用ヘッドセットの領域でも期待されているし、あと、忘れてならないのは、自動車を運転しながらの電話連絡を安全に行える装置としての可能性の探究のようですね。

 骨伝導を「どこで」伝えるかというと、耳の横の頬骨のあたりに硬い振動板が来るようにするというのが今のところ一般的みたいです。

*****

 更に気になるのは、果たして、この骨伝導ヘッドフォンが、何かをしながら、楽しみのために「音楽を聴く装置」といえるところに、どこまで現状で肉薄できているかということです。

 この点では、他の試聴できた製品に比べると、確かにこの、BCHS-FT001は、音の細やかさというか、分解能は遙かに高いです。

 しかし、骨伝導ヘッドフォンは、ちょうどアクティヴノイズキャンセリングとは対極のことをめざし
ているわけです。

(そうそう、マクセルのHPNC22OHBK、私のiPodで試聴しましたが、恐らくBoseの、もはや旧製品となったQuiet Confort"2"の「技術供与」を受けていると思います。さもなければ「ここまで」構造や材質が似ていて許されるはずがない。しかも、コードが短くなり、インピーダンス切り替えをなくし、Bose臭さのかわりに、日立伝統の、いい意味での「四角四面さ」で音決めしているので、これはアクティヴノイズキャンセル型の日本製ヘッドフォンとしては最高級の水準が1万7000円の相場という,画期的な製品です)


 さて、Filltune BCHS-FT001という製品、ヨドバシカメラの店頭という、騒音が大きいところで聴くためというのも大きいでしょうが、私のように、音楽の「ながら聴き」は、読書か歩行中か乗り物の中でしかできないタイプにとっては、この、「外部の音が主で、ヘッドフォンの音はそれと判然と聞き分けられる「従」というあり方には違和感がどうしてもありました。

 私は、実はデスクワーク中や、こうやってブログの記事を書いている時は、たいてい音楽を聴いていないのです。つまり、どんな好きな曲でも、ムードミュージックですら、集中の妨げになるとしか感じなくなるタイプ。

 早い話、私の行きつけの外食の店に、浜崎あゆみの曲をオルゴール
でよく流してくれる店がありました。

これが私にはたいへん困った状態を生む。

 箸が止まって、オルゴールの音色をしっかり味わい、もちろん声は出しませんが、心の中で歌い出し、イメージにはプロモーションビデオが浮かび始める!!(^^;)

 おかげで、今やたらとayuの"A Best 2"との遭遇率が高い「旬」そのものなので、今日のヨドバシカメラでも、

「......ええっと、私は何を今探していたのだろう」

状態に頻繁に陥りました。

「トムとジェリー」にありましたね。サーカスを逃げてきた熊が、音楽が鳴り出すとすぐにトムとダンスを始める話が.......

 ayu様の曲は、今の私にとっては今はそういう存在......というだけではなくて、たとえそれがELTであっても、クラシックであっても、お店の微かなBGMに過ぎなくても、私が好きな曲だともうダメ。すべての他の作業が止まります。

 こういう点では、マルチタスクが全く効かない!! 

 読書であっても、ちょっと本の方に熱中し出すと思わず曲を止めるか、あるいはiPodつけていることの方を完全忘却!! 曲が終わっても(寝てなくても)しっかりヘッドフォンしたまま2時間ぐらいは本を読む場合もある(^^) ひどい時には、ヘッドフォンをつけたまま、「ヘッドフォンはどこに置いたんだ?」と探し出す(^^)

 音楽と完全に両立し、両方をしっかり堪能しているのは、そう......中・長距離の鉄道で景色を眺めながら味わっている瞬間だけでしょう(ああ、もう2時間でまたその「至福の時」が.....)

 私には「ながら」は存在しない。むしろ、ひとつの特定のことをやりながら、同時にその内容に関連してマルチタスクに連想ををめぐらし続けるという状態が「没頭」なんですね。

 ......だから、この「骨伝導型」ヘッドフォンを装着しないとならない環境って、きっと私には凄く苦手な状況設定だと思います。

 私は運転免許を生涯とらないかもしれません。なぜなら、音楽を聴きながら「自分で」運転しつつ、両方に身を委ねて。しかも注意力を保つ自身は今のところないですから。

 もっとも、それは私が、現段階では

「なぜ、運転する人って、みんな、対向車線の車とすれ違う瞬間に怖いと感じないのか?」

.....としか想像できないくらいに「身体的習熟スキル」の典型である、車の運転というのが、見当もつかない領域だからかもしれない(^^)

 逆に言えば、多くのフォーカシング関係者にとっては、私が何をテーマとして書いている時でも、フォーカシングの話に自然と移行したり、逆にフォーカシングの話題の自然な流れとして、ayuも「トムとジェリー」も同列でひょいひょい泳ぎ渡ることの方が、了解を超えた現象らしいので(^^;)

 だから、私も、車の運転をしながらayuを堪能しながら注意力も失わない、ということが、習熟すれば、きっと可能なのであろう。

******

 いつもより話が逸脱しやすくなっているのは、あと2時間後にせまった「デンシャ!! デンシャ!!」という、私のどうしようもない、3歳児並みの嗜好のなせる技だろう。

(ち、ちゃんと、国際問題に発展しかねない重要な任務を背負って(陰の声:勝手に「請け合った」んだろが全く)、「仕事」で行くんですけど。今回は途中から完璧に「仕事」=「旅行することそのもの」に一度なるもので.....)

*****

......さて、何が何でもあと十数分ぐらいで、「骨伝導」ヘッドフォンの話題をまとめよう(^^)


 現段階では、BCHS-FT001は、会話・通信用ヘッドフォンとしては、発音も聞き取りやすい域に達していると思います。

 しかし、"2chステレオ音場で”音楽を聴くという点では、未解決の問題も多い。

 まず、頬骨のあたりに振動板を当てるといっても、この当て方の微妙な加減で右チャンネルと左チャンネルの音質がまるで変わったり、音が一方に偏ったり、というのがいとも簡単に生じる。 

 これは、耳たぶという支点に明快に支えられ、しかも耳たぶそのものが「ずれないひっかっかり」として機能する通常のヘッドフォンの安定感がない装着になることが大きいだろう。

 ある意味では、誰もが、最初はシェアーE5c型のインナーイヤー型ヘッドフォン、特に耳び「引っかける」というより「耳栓」的にの奥深くに差し込むタイプの装着のバランスに戸惑うのと共通で、「慣れれば最適ポジションにさっと取り付けられる」となっていくのかもしれないが。

 もう一点は、頬骨のあたりって、結局声に出して話をすれば、かなり筋肉や軟骨や関節がが動く。だからどんどん場所がずれたりもするし、何より、ステレオの音の広がりの場の大きさが、まるでアルミでできたシートをパッコンパッコン歪めたら、「鏡」というには画面の凹凸が刻々と万華鏡のように変化しすぎるのとた似た現象が生じる。

 更に言うと、現行製品では、頬から骨に伝わる音と、それでも、振動板から空気を通して耳たぶに伝わってしまう音との間に、一種「こだま」的な「干渉」現象というか、音の混濁が生じることがまだまだ放置されている。

 というわけで、上記の機種、ステレオ音楽用ヘッドフォンとして、私もお奨めしませんし、もちろん買ってもいません。まあ、「2千円で」この音質なら、いろいろ実験すると面白そうなので、買ってるかもしれないけど。

****

 人間の耳の構造というのも頭の形というのもみんな違うのに、それでも基本的に同じように聞こえるところまで、ヘッドフォンというものの構造についての音響工学的・製品構造的・材質的・デザイン的な経験値が積み上がるまでにも長い歴史がかかった。

 値段もむやみと高いことでもあるし、現状では、「骨伝導型」ヘッドフォンは、まだまだ、それこそライト兄弟の飛行機の次の段階ぐらいの「開発実験」性があるのではないかとも思う。

 しかし、この前も書いたように、実は、ヘッドフォンの耳道と鼓膜だけをターゲットとして音を伝送するということそのものが、ある意味で人間の現実世界での音の体験としては「特異な」あり方であるとも言える。その点ではスピーカーの方が、「耳以外の身体にも響きが届いているという点では「自然」なのだ。一時期流行った、安楽イスそのものに低域の振動を伝える装置を組み込むというのも、ある意味では「自然な」音の体験に迫るひとつの方向性だったろう。

 「骨伝導」を、バーチャルな音楽体験のリアリティを高める為に考慮する装置は今後どんどん発展し、恐らく「頬骨を通して伝導する」必然性すらない形で、いわば人間の身体内部に、「電子レンジ」的な形で振動を体験させる装置とかもできるかも。

(ちょっとブラックな表現だったら許して下さい。.....でも、酸素も薄くて極寒、地上10キロの成層圏の空の上を、音速の半分近いスピードで、一日何十万人の一般の人が、狭い葉巻みたいな空間に数時間押し込められてのんびりくつろいでいる.....というのが「文明」です)

 あるいは、それこそ「千年灸」みたいな部品を身体の一角に貼り付けるだけで、目を閉じるとそこにはコンサートホールのオーケストラの響きが感じられる、という時代も来るかも。

 それを、「ちょっと恐ろしい」と感じつつ、しかし、まさに人間はそうやって「人工的な」環境を作ることで進化し、生き延びてきた現実と向き合いながら、どこをどう折り合わせるのがいいのか、矛盾に対峙し、絶えず悩み苦しんでいくのが、「人間として、あるいは自然の一部として生きる」ということの宿命なのだろうと思います。

*****

ラストでいきなり話が大きくなりました(^^)
 

コメント・トラックバックについて

  • このブログのコメントやトラックは、スパム防止および個人情報保護の観点から認証制をとらせていただいております。これらの認証基準はかなり緩やかなものにしています。自分のブログの記事とどこかで関係あるとお感じでしたら、どうかお気軽にトラックバックください。ただし、単にアフリエイトリンク(成人向けサイトへのリンクがあると無条件で非承認)ばかりが目立つRSSリンク集のようなサイトの場合、そのポリシーにかなりの独自性が認められない場合にはお断りすることが多いことを、どうかご容赦ください。

最近のコメント

はてなブックマーク


最近のトラックバック

last.fm


フォーカシングの本1

フォーカシングの本2

フォト
2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
無料ブログはココログ

banner

  • 携帯アクセス解析
  • Google Sitemaps用XML自動生成ツール
  • Firefox3 Meter
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

ブログパーツたち

  • track feed カウンセラーこういちろうの雑記帳
  • アクセス状況
    アクセス解析

カテゴリー