大船

2010/11/25

「1カ所限定『どこでもドア』、行き先はどこにする?」

ブログネタ: 1カ所限定「どこでもドア」、行き先はどこにする?参加数拍手

 今回のお題への私の答えは、「東京駅丸の内口」でしょうかね。

 30年も関東に住みましたが、ひとつ思い入れのある場所を思い浮かべようとすると、こうなってしまう。八王子と横浜と鎌倉に住んでいたんですけど、ひとつには、月一度ぐらいの非常勤の勤務先が九段下でして、神奈川県在住時代に、横須賀線か東海道線で東京駅に出て、東西線の大手町駅まで丸の内口から地上を数百メートル歩いていた印象が強いからかもしれない。

 あと、有楽町駅との間にある「東京国際フォーラム」が、学会とかの行事が頻繁にある場所だったことも大きいかもしれない。

 八王子時代は新宿に出向くこと多かったですけど、鎌倉・大船時代は新宿とは縁遠くなって滅多に行かなくなっていたし。

 今は、倹約して生活すれば時間だけは有り余っている。

 ですから、関東への「恋しさ」の象徴は「東京駅」ということで。

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2009/09/20

日本心理臨床学会第28回大会には、残念ながら参加しておりません。

 このシルバー・ウィーク期間中には、私が数年前まで学生相談センターに勤務していた明治学院大学が当番校となり、東京国際フォーラムを会場とする形で開催されている筈ですが、つい数週間前に人間性心理学会の方に参加したばかりですし、今年は参加を見送ることにしました。

 これが大船に住んでいた時代だったら、両方とも参加する気になれたんでしょうが・・・・

 人間性心理学会は、来年(2010年)熊本大学で開催されますので、熊本まで特急でわずか1時間のところに住んでいる私は、通いですら参加できます(私の現在の研究実践テーマが思っていた以上に時間をかけて熟成しないとまとめられないことに気づいたので、今年は先送りにしましたが、来年こそは、個人発表などを含めた形で「大暴れ」するつもり・・・・え?今年の「8つの発表連続でのフロアからのコメント」だって大暴れだって?)。

 だから、来年の心理臨床学会が日本のどこで開催されようと、参加スケジュールを組むと思います。

 それにしても、(大会プログラムをとりあえず目を通しただけで見落としがあればたいへん失礼なことになりますが)、フォーカシングおよびフォーカシング指向心理療法関連の個人口頭事例発表では、日笠摩子先生ご発表、池見陽先生座長という、世紀の最強タッグ(?)での大会場での催しを除くと、どうも見受けられない気がしたのは、私としてはちょっと寂しい気がします。

 5月の淡路でのフォーカシング国際会議、先日の人間性心理学会の大会と立て続けで、フォーカシング関連の諸先生方にとってはほんとうにお疲れの状態でこの大会をお迎えというスケジュールになっていることが大きく影響しているかとは思いますけど、私としては、他流派の人たちとの交流の機会が多い、この心理臨床学会でこそ、フォーカシングの存在感をアピールし続けることが肝要だと信じています。

 この前書いたことにも繋がりますが、どうか若い世代の研究・実践化の皆様の側からこそ、率先して蛮勇を振るう勇気をふるって欲しいと思います。

 いずれにいたしましても、今回の大会のご盛会を、心からお祈り申し上げております。

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2009/09/03

「カウンセラーこういちろうの雑記帳」の主要過去記事を一番簡単に一覧するには

 このブログって、すでに創設4年9ヶ月、過去のエントリー記事総数が、「この」記事で1,914本め、なのに一日あたりの新エントリー、平均1.10本以上を現在も維持、しかも長文が多いという、へヴィー級ブログです。

 おかげで、もはや@ニフティココログが割り振ってくれているサーバー負荷が相当なものになっているせいか、

  • 私の方からトラックバックを送ることがもはや機能しない
  • pingも自動では飛ばせない(その割には随分多くの読者の皆様が、新記事アップ直後においでいただけることを幸いだと感じています)
  • カテゴリーにすべての記事が反映しない(カテゴリーによっては300から400エントリー分表示されようとするわけで)

・・・・・という、新しくおいでいただいた読者泣かせのブログになっていると思います m(_ _;)m

****

 もちろん、バックナンバー全体を表示してくれる、『アーカイヴ』ページ(自身がココログユーザー以外の読者の皆様、お気づきでしたか??? 右フレームの「バックナンバー」という文字そのものをクリックするとたどり着けます)というものも、あるにはあるわけです。

 しかし、このページにお行きになっていただいたとしても、過去の個々のエントリー記事のタイトル一覧があるわけですらない

 このページからの「〇年〇月」を全部めくっていただくだけでも(全く休眠した数ヶ月を除いても、現在50か月分ほどあるわけですね(^^;)。その50ヶ月分、それぞれ月ごとに、毎月30から40エントリーずつはあるわけですから・・・・・

 つまり、私がこのサイトでこれまで書いてきた主要記事がどんなものか、新しい読者の皆さんにおおよその見当をつけていただくには、もうデタラメにご不便をおかけしていることと思います   il||li _| ̄|○ il||li

*****

 この問題を一気に解決し、

  • 新記事の方が上に来る形で、
  • 過去の記事に関しては私がある程度絞り込んでセレクトしたものを、
  • 数百記事ばかり、1ページをスクロールできる形で
  • ブログのような表示の重さがない形で一覧したいただける

そういうページが、実はずっと以前から存在します!!

●阿世賀浩一郎のホームページ/index

 開設1995年12月(つまりWindows95発売直後)開設、日本において、インターネットで個人サイトを作ることが本格的に普及し始めた黎明期から、何と基本的なデザインを変えないまま運営し続けているサイトです。

 かつては、ネットを代表するエヴァ・サイトのひとつ、「エヴァンゲリオン論考」で著名だった時代もありますけど、幸いにして著作化させてもいただきましたので、そのコーナーは全面削除いたしておりますが(「ちーちゃんの部屋」というアニメコーナーがかつて存在したことを覚えておられる方もあると嬉しかったりして ^^;)・・・・

そのトップページから、このブログでの新エントリー記事を書く度ごとに、固定リンクへのリンクを、たいてい速攻の連続作業でお貼りしてもいるのです。

 恐らく、皆様のRSSリーダーに反映するスピードの比ではない「即時性」で「新着情報」が掲載され続けています。

 同一エントリー記事の更新(改版)情報すら、可能な限り早くお伝えしています。

 

そこに並んでいる、当ブログ個別記事へのリンク数は、常時数百あるはずです(古いものから時々、精選のための「ダイエット」をかけますので、一定数以上には増えません)。

 しかし、敢えて今でも、基本的には「素朴なhtml言語の手打ち」に依存し、javaスクリプトすらないに等しいということで、このトップページそのもののバイト数の多さの割には、表示が圧倒的に軽い筈です(このブログのトップページを表示するよりは軽いと思いますよ)

 
当方のアクセス解析によって、「こっちのページで新着情報見つけるほうが手っ取り早い」ことにお気づきの、毎日数名以上の固定ユーザーの方がおられることは掌握しています(感謝!!)。

 しかし、そうした方の占める比率が以前よりもかなり減っているようにも思いましたので、改めてご紹介させていただきました。

 

今後とも、「カウンセラーこういちろうの雑記帳」をよろしくお願い申し上げます。

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2009/05/23

豚骨ラーメンちょっちゅう食べても脱メタボ・減量できる?

 本日、これからまだ外に出てひとつやることがあるこういちろうですが、今日久々に体重計に乗ってみる機会がありました。

 少なくとも過去20年で一番低い数値でした(^^)

 もうちちょっとで、夢の「王台割れ」に到達ですが(何十キロ台かは秘密)

 昨日の学会で久々に会った知り合いからも、「ずいぶんスマートになられましたね」とのお言葉を頂き(^^)

 この数ヶ月、久留米の豚骨ラーメンにはまっていて、それ以外を含めて、以前よりも脂っこいものが好きになっているにもかかわらず、私のいろんな検査数値の中で唯一イエローだった血中中性脂肪濃度もイエローを脱して、メタボ体質から遠ざかりつつあります。

●ラーメンカロリー算出表

↑のはずで(しかも大砲ラーメンの昔ラーメンのひいきで、いつも替え玉せずにいられないの)ですがcoldsweats01

 大船時代と違い、職場オフィスと自宅が同じになったにもかかわらず、更には自炊のままなのに、外出頻度は遥かに増加、自転車でちょっしゅう、久留米の郊外、ゆめタウンより向こうの東合川の量販店街まで飛ばしていることも大きいでしょう。

 もう少し資金的余裕ができたらコアリズムに挑むという噂もある???


Selfportrait090509
↑2週間前の近影

 
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2009/05/18

「私はフォーカシングができているのでしょうか?」

 先週開催されておりました、「第21回国際フォーカシング会議in淡路島」は、参加者数300名近くを集め、無事、成功裏に終了したことを、大会準備委員会メーリングリストでの池見陽準備委員長のご報告を通して知りました。

 久留米への移住問題を抱えていたことと、申し込み当時の体調・経済(^^;)不安定要因も考慮し、ご迷惑をおかけしないために、私は残念ながら参加を見送る選択をしましたが、多くの若い院生の方が参加されたとうかがっています。

 会場となったウェスティン淡路は、ある意味で「日本にいるのを忘れてしまう」くらいの、すべてにおいて国際規格のリゾートホテルです。明石海峡を越えた、比較的「孤立性の高い」場所にあるこの地は、日本人参加者にとっても、外国からおいでになる方と同じくらいに「異国に来ているかのような」錯覚に陥れる場所だったはず。関西空港からのアクセスも良く、神戸の市街地や京都や姫路に足を伸ばすアクセスにも恵まれていましたしね。

 実は、池見先生の提案を受け、候補地を最初に下見をして、選定の段階で積極的に関与した私が注目したのは、この地のそうした無国籍性でした。

 「日本にいるのにもかかわらず、あたかも外国の国際会議に出席したかのような擬似体験になること」

 敢えて、外国からの参加者を「ジャポ二ズム」に引きずり込みたくなる誘惑から意識的に遠のけ、日本からの参加者と外国からの参加者が対等にコミュニケーションできる場を設定することが、私の深謀遠慮だったのです。

 だって、例えば、「ドイツ的フォーカシングのあり方」なんていう話、聴いたことありませんでしたからネ!!

 お医者さんに比べると、臨床心理系の国際会議に参加する機会は、日本ではあまり多くないかと思います。そうした中、体験された貴重な経験を、殊に若手の臨床研究者の皆様、現場カウンセラーの(・・・をめざす)皆様、どうか、今後への刺激として是非生かしていただければと思います(^^)


*****


 昨日も、「久留米でフォーカシングを学ぶ会」をささやかに開催しました。そうやって国際会議で刺激を受けた若手の皆様が、九州の福岡県の久留米という、日本の中でひどく偏った土地にいる私ですが、今後うまく利用してくださることを歓迎いたしております(^^)

 昨日も感じたのですが、大船での「学ぶ会」時代から常々感じていたことをひとつ書いてみましょう。

 表題の、

「私はフォーカシングができているのでしょうか?」

 という質問を、こうした催しの中で頻繁にいただきます。フォーカシングを学び始めて数年以上を経た方からも結構うかがうことです。

 私はそうした問いに接するたびに、「なぜこうした問いが繰り返されるのか?」ということに思いをめぐらせて来ました。

 いくつかのことを述べてみたい心境です。

1.フォーカシングがあなたにとって成果を上げているのかを判断できるのは、あなたの実感だけです。フォーカシングを先に勉強してきた人やフォーカシングのトレーナーがそれについてどのように答えてくるかをすべて脇において、あなたの実感だけで判断していいのです。

2.仮に、体験過程のステップが前に進むということについて、的確に観察し、判断する方法論があったとします。そして、その基準に基づくと、あなたの中にステップが生じていたことになるらしいことが「理解できた」としますね。でも、それがあなたにとって何か言葉にならない違和感や欲求不満をもたらしたり、確かに自分のもの見方、感じ方が「落ち着いた」とか「変化した」とか、「その場に居やすくなった」という実感を感じさせてくれないままだとしたら、それはあなたにとってどんな意味があるというのでしょうか??

3.ジェンドリン自身、どの著作かで、「フォーカシングだけが人生に役立つわけではない」という、ある意味でひどく当たり前のことを書いていたと記憶します。フォーカシングでうまく成果が上がらなければ、たとえばちょっと休憩したり、ストレッチしたり、音楽を聴いたり、ひとりになってみたり、そうしたことを自由にやっていくのは全く自然なことです。

 毒舌に響くかもしれませんが、今回の国際会議や、あちこちで開かれているフォーカシングの集い(私の主催するものをも含む)やワークショップに参加してみて、それまで抱いていたフォーカシングへの関心がむしろ醒めてしまったり、幻滅してしまった人すらあるかもしれない(この世にある「イベントへの参加」とは、ayuのライブ体験から新装開店のスーパー、異性とのデートまで含めて、およそそのような参加者を「ある一定の比率で」含むはずのことでしょうし)。

 そうした時に、フォーカシングと関わることを一度止めてしまったりしてみるのも健全な選択でしょう。ただ、あるひとつの場での、一回の印象で、その対象や相手についての判断を生涯にわたって恒久的に決め付けてしまうことだけはしないで欲しいなあ、というのが、私の自然な思いでもあります。


*****


 こうした一般論を書いた上で、それでも敢えて、当初の問いかけに答えてみましょう:

1.フォーカシング技法において、教示というのは、あくまでの刺激剤であるに過ぎません。一つ一つの教示がピンとこなかったとしても、それはフォーカサーとしてのあなたの責任では全くありません。

 教示の進行と関わりなく、体験過程のステップは、セッションの中の、いつ、どこでも刻まれ始め可能性があるのです、それは「向こうからやってくる」ものであり、「引き起こす」ものではありません。

 いや、敢えて言いましょう。

セッションが終わった後の雑談の中で、
ふと、ひとりでお手洗いに立った時に、
帰り道の電車の中で、
夜寝る前に、
数日後、職場の中で、

突如ステップの進行が実感できることなど、ありふれているということを。

「お告げ」は、その人がその人が何をしているかなんかにお構いなく天から降ってくるから「お告げ」らしいのかも。教会でのミサの祈りのさなかにではなく(^^)

 フォーカシングのセッションのただ中で、自分がシフト体験できないとならないなどという思い込みは、むしろ捨ててしまう方がいいと思います。そうした思いは、フォーカシングの集いの「優等生」として認められたいという「煩悩」に過ぎないとすら思い定めてもいいかもしれない。


2. フォーカシングに伴う身体の感じや居心地や気分の変化というのは、それが一見かすかなものだったとしても、一度体験してしまえば、生じたかどうかについて迷うことは生じません。

 それが持続性に乏しい、短時間の変化や安らぎに過ぎず、しばらくたつと移ろい去ったり、見失うことはよくあることです。

 そういう時には、そうした変化や安らぎや変化が生じた少し前のところまであなたの記憶と実感のビデオを巻き戻してみるのはいかがでしょうか。

「ここまで」は以前と同じ、「こんなふうな」感じだった、「ここ」で、思いもよらないきっかけで「こういう」感じやイメージや連想が自分の中に生じて、その後で、自分の身体の感じや居心地が「こんなふうに」変わった。 

 そのときの実感が、仮に今はかすかな痕跡、ないし余韻のようにしか「再現」できなかったとしても、こうした「反芻(すう)的な味わいなおし」を何回か繰り返してみるだけで、それをしないよりは、その後に何かいい影響が残るものです。

 「反芻する」うちに自然と実感がよみがえり、更なる続きのプロセスが勝手にはじまることもありふれていますし、少なくとも次にセッションを持つ機会があった時、前回の続きをやろうと全く意識しなくても、セッションの展開がいつの間にか前回の続きになってしまい、少しだけ前回より先まで展開するなどという可能性を増してくれるかと思います(^^)


******


 日本のフォーカシング関係者の大半の皆様、私と最後にお会いしてから2年近く立っておられる方がほとんどかと思います。皆様もきっとお変わりかと思いますが、私もまた、皆様の記憶の中にあるこういちろうとはどんどん別人になってきているかと思います。

 そうしたあたりの片鱗は、ネットでの私の文体のトーンまで含めて、実は現れているとお気づきの方もあるかもしれませんが(^^)

 再びお会いできる日を楽しみにしております。

*******


「久留米でフォーカシングを学ぶ会」次回は、普段どおり、第2日曜日、6/14に開催の予定です。

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2009/03/13

認知行動療法について -NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」への感想(6 一応の最終回)- [第6版]

 さて、いよいよこの連載、前回に引き続き、このエントリーで最終回です。

 前回で紹介した、「非定型うつ病」の現在の診断基準と、その具体的治療法については、実に様々なサイトですでに詳しく言及されておりますので、そうしたサイトをご覧になる読者のご判断にお任せいたします。

*****

【ここから第2版で追加】

 でも、「非定型うつ病の人は、認知行動療法によってアサーティブさ(自己主張能力)を身につけることが必要

という意見を読むと、

「日本人は、うつ病に限らないこととして、むしろ心理療法全般を受けることによって自己主張能力を身につけたおかげで、周囲との摩擦に耐え、孤高の道を歩む苦しみを感じているんじゃないか」

とも思うし、その一方、

「今の若い世代は、生きる糧を得るために働くという経験に乏しく、自己主張的になっているので(!)、昔の人のように、典型的(=DSM-IVで、過去の遺物から突如復活(^^;)した、「メランコリー型」)うつ病になれなくなっている」

という全く正反対の記事を読むと、

「ああ、オヤジの『今の若い者は』のバリエーションに過ぎなくなってる。要するに、古典的うつ病の人のほうが従順で、扱いやすかったという医者本位の愚痴なんじゃない?」

と感じてため息をつくのは、私だけではないと思います。

 繰り返します。DSM-IVでの診断基準に適う意味での「非定型うつ病」と同じ病態の人は、昔も今もたくさんいただけです....と。

 【ここまで第2版で追加】

*****

 さて、いよいよ、番組後半で取り上げられた「認知行動療法」に関してですが。

 認知行動療法についても、この番組に関する、しないにかかわらず、様々なサイトを見ていくと、バランスのいい記事もたくさん見受けられます(お医者さんによるもの、実際認知行動療法を受けた人の体験談etc.)ので、多くはそちらにゆずるとします。

【ここから第5版】

 私としての推薦は、

●【認知行動療法とは】 (インチキWriterの棲みか by isshy☆さん)

 うつの人のではないのですが、「プロのライターさん」がマジになって書いたら、専門家の入門の文でもなかなか読めないような、これだけ小気味いい紹介の文章になるというあたりに注目!です(^^)

【ここから第4版】

 ただし、英語ですが、次の記事の存在は是非お知らせしておきます:

●Petition Against Over-Regulation of Psychotherapy(心理療法への過剰規制に反対する嘆願書) (Moving Toyshop)

この記事は、裕さんのサイトの、

* イギリスにおけるセラピーに対する国家の規制

というエントリーで紹介されていたものです。 

 これについての私の意見はこちらの記事で紹介。

【ここまで第4/5版】

 そして、次の点だけ、開業臨床心理士としての私のスタンスを明言させていただきます。

 私は、基本的に、ある特定の心理療法が他の心理療法と比較して優れているかどうかという論の建て方に懐疑的です。

 いいカウンセラーにめぐり合えば、それが精神分析でも行動療法でも箱庭療法でもフォーカシング指向心理療法でも(!)、さらに特定の心理療法流派を標榜しないカウンセラー(例えば村瀬嘉代子先生や増井武士先生.....来年度から九州産業大学です....)でも、うつ病に関するカウンセリングに関して、的確な見立てと、個々のクライエントさんにふさわしいカウンセリングの進め方、医療の必要性まで、クライエントさんの考えも尊重して、一緒に納得のいく解決を模索していく力があります。

 このNHK特集でたっぷりと矢面に立たされたお医者様たちへの公平のために申し上げれば、カウンセラーや臨床心理士の場合にも、専門能力として不十分な場合が「同じくらいにたくさん」見られる点では同じかもしれません。私もまた、多くのクライエントさんに、「未熟なカウンセラー」として記憶に残っていることも少なくないであろうことは十分認識しています。

 しかし、それでも敢えて断言します。

 標榜する心理療法の流派やアプローチの違いと、「現場」カウンセラーとしての力量とは無関係だと。

 むしろ、カウンセラーは、経験を積めば積むほど、

「他の流派のカウンセラーでも、現場臨床的に力量がある人は、根本的なところでは自分と共通のことを自明の前提としてやっている」

ことに気づき、そうした技法についても実際に謙虚に学んでみる姿勢を保てるカウンセラーこそ、実は、その人の標榜する心理療法に限定しても、奥の深い現場臨床での実力を持っているものです。

●参考記事 : 「「オモテ」技法と「ウラ」技法 または収穫逓減の法則(久留米フォーカシング・カウンセリングルーム)

 誠に僭越ながら、私が目指しているのも、まさにそのような、他の心理療法や技法に偏見のないカウンセラーに他なりません。

 私がそういうカウンセラーにどのくらいなっていて、現場臨床でも有能かを評価するのは、おいでいただくひとりひとりのクライエントさんに他ならないと思います。

 それどころか、クライエントさんに限らず、どんな人間同士でも、他人が自分のことを「誤解する権利(!)」が保障されていなければ、それは「支配」を原理とするファシズムであり、むしろお互いに更に理解を深めるきっかけを失ってしまうものだと確信しています。

(もちろん、「理解を深める」なんてしてほしくない、というクライエントさんの訴えがあれば、それも大事にしたいと思っています。自発的に訴えて下さらなくても、「私はこのクライエントさんにすでに踏み込み過ぎ、それを苦痛とのみ感じさせてはいまいか?」という自問自答はいつもして、チェックしているつもりではいます)

 クライエントさんからのどんな苦情や不信の念もぶつけてもらえることを、「クライエントさんが心の中でいつまでも抱え込んでいるだけにならずに済んで良かった」と、少なくとも心の中の「一方の自分」は受け止め、仮に、「他方で」、クライエントさんの誤解を解きたい気持ちがどうしてもカウンセラーの中にある場合にも、そのことでクライエントさんとの溝を深めるだけにはならないだけのことができること。

 更に、それが単にクライエントさんの「言いなりになる」ことではなく、クライエントさんにほんとうに役立つ援助へと前進するきっかけになるということが、絵に描いた理想ではなく、試行錯誤を重ねつつも、クライエントさんと共に実現に近づけるカウンセラーでありたいと思いながら、ひとりひとりのクライエントさんと毎回お会いしているつもりです。

 そして、「どうしてすぐに治してくれないの?」というお話に対しても、一方的な説明にとどまることがないように努めているつもりです。

 これを読んだ私のクライエントさんたちへ:

 今度お会いした時に、これを機会にこれまで言えなかった本音をいってくださっても歓迎します(^^) 
 今度ではなくて、もう少し先のいいタイミングで言ってみよう、でも自分の中で決して忘れないではおこう、というのも歓迎です(^^)

*****

 更に、私のカウンセリングルームの宣伝めいたことも、もう少しさていただくことをお許しください(^^)

 私は、まだまだ不十分かと思いますが、精神分析、行動療法、認知行動療法(まもなくこれに「最新の」臨床動作法が加わる予定です)など、様々な心理療法流派の、現場で一流という評価がある先生方の研修会に参加するように努めてきました。

 私の『普段の』カウンセリングをお受けになったクライエントの皆様の中には、私のカウンセリングを、例えば「認知行動療法」っぽいなと感じた方も少なくないようです。

 別の方は「まるでユング派みたいだ」とお感じかと思います。

 更に別の方は「ゲシュタルト療法みたいだ」とお感じの方もあるようです。

 なんだ、普通のロジャース派(来談者中心療法)と何も変わらないではないか、とお感じの方もあるでしょう。

 通常の面接の際には、「どこがフォーカシングなのか見当もつかない」とすら言われます。

 なのに、フォーカシングを技法として教える教師としては、

 「これほど理論や技法に厳格で、実践的な指導を具体的にしてくれるトレーナーにはこれまで会ったことがない。どんなぶしつけな質問をしても答えてくれる」

というご意見と、

 「こんな和気あいあいの自由なフォーカシングを学ぶ場を体験したことがない」

というご意見が両方あるのです。

 更に、

 「私の個性が強過ぎる」

というご批判と、

 「ネットの記事から想像していたよりは、よほど控えめな方ですね」

という感想も両方いただきます(^^)

*****

 しかし、このように、おいでいただいた皆様によって全然異なる感想をいただけることは、「フォーカシング指向心理療法」本来の性質に、ある意味で厳格に従っている結果だという少なからぬ自負もあります。

 「フォーカシング指向心理療法」という著作のなかで、創始者ジェンドリンは次のように繰り返して書いています。

 「フォーカシング指向心理療法は、単に技法としてのフォーカシングを面接のさなかに時々部品として差し挟むような次元にとどまるものではない

 「フォーカシング指向心理心理療法は、それがどんな技法的アプローチであるかに関係ないものである。さまざまな技法的なアプローチをそれぞれ別種の「エンジン」だとすれば、フォーカシング指向心理療法はどのエンジンであるかに関係ないで生かせる「エンジンオイル」のようなものだ。

 「フォーカシング指向心理療法」の特に下巻は、まさに、そうやってさまさまな流派ややり方にフォーカシングをさりげなく生かすための、ジェンドリンなりのヒント集です。

 この下巻の、「認知行動療法的アプローチ」に関する章は、私が特に熟読して来た章のひとつです。

【ここから第3版への追加】

 私なりの部分的には認知行動療法的といえるアプローチのバリエーションのいくつかの具体は、こちらこちらで紹介しています。

【ここまで第3版への追加】

【ここから第6版への追加】

 私なりのフォーカシング指向心理療法的認知行動療法的アプローチとりあえずの総括(まだまだ不勉強で、初期の探索段階だと思いますが)を、やっとご紹介できました。ご参照頂ければ幸いです。

●フォーカシング指向心理療法の認知行動療法的活用についてのとりあえずの覚え書き(当サイト)

 

【ここまで第6版への追加】

 もとより、私よりもより優秀な「認知行動療法」本来のセラピストが、皆さんのより身近にもいらっしゃることを、私は心から祈っています。

*****

 ●謝辞●

 この記事を書くために何らかの意味で参照させていただいたサイトは、記事の途中でご紹介したサイトのみならず、非常に多くのサイトです。

 しかし、この記事を書くそもそものきっかけとなったのは、Lithiumianさんという方から3ヶ月ほど前にいただいた、私のプライベート・サイトのある記事への厳しいご批判でした。その方から、推薦サイトをいくつかご紹介いただいたことがそもそものきっかけです。Lithiumianさんには、特に篤く御礼申し上げます。

 更に、「ブログ論壇」というサイトを運営されている、ともあきさんから、最初は別の記事にいただいたトラックバックの記事の内容にも励まされました。この「精神療法の荒廃」と題するエントリー記事では、このNHKの番組の再放送を含む放映日程が詳しく紹介されているばかりか、この番組についての様々なコメントも掲載され、更に、ともあきさんご自身の認知行動療法体験についても、簡潔に自己レスコメントをされています。

 実は、私の方からも、今回の連載が進むたびに、繰り返しトラックバックをともあきさんサイトに差し上げ、ともあきさんからもトラックバックをそのたびごとに返していただきましたが、私の方のトラックバックの欄に見かけ上同じ記事からのトラックバックが並び過ぎてしまいますので(^^;)、私の勝手な判断で、私の方の表示はふたつに集約させていただきました。ともあきさん、どうかお許しください。

 更に、これまた少し以前の別の記事にトラックバックをいただきました、このサイトでもすでに具体的にご紹介した、ご自身精神科医である猫山司さんのブログ、「メンタルクリニック.net」の、他の様々な記事もたいへん参考になりました。私の愛読サイトになりました。ありがとうございます。

*****

 最後に、私は福岡県南部(筑後地方)に、私が知らないだけの、十分な診断と薬の処方をしてくださるお医者様が少しでも多いことを信じたいと思っております。

 筑後地区の病院のお医者様、あるいはこの地区の病院に通う患者様の中で、ご不快であったり、ご不安を増してしまわれた皆様もあるかと思います。

 まだ実際にクレームをいただいた例はございませんが、これからも、不適切な表現が見つかりましたら、できるだけ変更してまいります。 

****

 そして、何より、これまで私のカウンセリングルームに相談して、話を聞かせてくださったクライエントの皆様にこそ、ほんとうに厚く御礼申し上げます。

 この3ヶ月の間、この問題について私なりに猛勉強する中で私の認識が急に変化したことは、もう読者の皆様もお気づきかと思います。

 ここに書いたような、恐らくまだ不完全であろう認識すら不十分だった、久留米での開業初期にお会いした皆様、神奈川・大船開業時代のクライエントさんを含めた皆様、「もし現在お会いしていたら、まだ何かお役に立てたのでは?・・・」という後悔の念を禁じ得ないでいます。どうかお許しください。

(実はこの連載、ここで終わりませんでした

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2009/03/12

医者選び、ここに注意 -NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」への感想(3)- [第2版]

 前回に続き、連載3回目である。

 前回までに述べて来たような理由で、実は、うつ病治療において最優秀クラスの病院ですら、患者さんを相当程度長い経過で診たり、場合によっては、それまでの過去の他の病院での処方を全面的に再検討しないと、適切な診断と適切な投薬はできないものなのである。

 当然ながら、診断は適切でも薬の処方が不適切な病院、あるいは、誤診こそが問題で、もし誤診でなかったとしたら、その診断に「適切」といえる投薬をしている病院も多数みられることになる(得てして、診断と投薬の両方に問題がある)。

 例えば、前回述べた、双極性II型という診断が正しいのに、単極性うつ病と誤診されてきていたことを「長期的に」判断し、更に、躁鬱の波そのものを緩和する「気分調整剤」中心の処方に切り替えていくための投薬スキルが十分な病院は日本にどれだけあるか?

 地域差もあり、番組で描かれたとおり、医師の間でもこの点についての学会あげての研修が急速に広まりつつあるとはいえるが、「4つにひとつ(25%)」という数字を挙げてもまだ高すぎるという意見も出そうなくらいなのが現状らしい。

 仮にその地方で有名で、かなり大規模で、入院設備もある精神科の単科専門病院であっても、予想外にこうした状況にない。恐らく、評判もいい開業クリニックや専門病院のなかのごく一部+意外と無名な開業クリニックの一部に、こうした点で優秀な病院が散在しているというべきだろう。

 私が久留米でカウンセラーとして開業して、特にこの3ヶ月ほどの間に、主として福岡県南部=「筑後地域」、プラス福岡市南部を含めた領域から来談されたクライエントさんからの相談を受けて検討してきた範囲では、この点で、診断および薬の処方の面で順調と確実に判断できたケースは、今のところ、まだ多くはない。

 [第2版で追加] やっと、久留米フォーカシングカウンセリングルームにご連絡頂ければ、福岡市と久留米市の開業クリニック数件をご紹介できる体制を確保いたしました。

 特にここ数ヶ月、私が勉強を重ねた結果としての「現在の」私の知識水準(そこにたどり着く過程で勉強不足をこれまで何回か当ブログでも露呈したようにも思います)から振り返って判断しても、神奈川県横浜市南部と鎌倉市の境界(大船)で開業していた当時、この点で信頼おける病院に通う、(関東全域から)私のカウンセリングルームに来訪したクライエントさんは、何人かは、確かにおられたように思う。

 もとより、久留米に開業カウンセリングの地を移して、まだそうした「うつ病で通院中」のクライエントさんからの相談は10件程度の時点なので、もっと情報が集れば、そうした優秀な病院が徐々に発見できていくとは思っています。

 専門家の方・非専門家の方からを問いません、特に筑後地区でこの水準を満たす病院についてメールでの情報提供歓迎します。


******


 さて、日本うつ病学会理事長の野島総一郎医師自身が、番組の中で紹介している「医者選び、ここに注意」のリストを紹介しよう。

以下のような項目に当てはまる医師には要注意!!ということである。
(恐らく、うつ病に限らず通用する)

Nhkdep3

1.薬の処方や副作用について説明しない。

(野村氏の口頭による補足:「薬を渡す際に薬局で同時に手渡される薬の効能についてのやさしい解説文だけでは、医師自らがきちんと言葉で説明したうちには入りません


2.いきなり3種類以上の抗うつ薬を出す。

(抗うつ薬以外の抗不安薬や睡眠誘導剤まで含めると、もっと数が増えることもありますが、投薬初回において、抗不安剤も3週類、睡眠誘導剤2種類も同時処方となると、どの薬が効いているか、その薬が副作用なのか判断しようがないので、要注意!!)


3.薬がどんどん増える


4.薬について質問すると不機嫌になる

(患者さんからの訴えは感謝すべき貴重な情報のはずである!!)


5.薬以外の対処法を知らないようだ

(野村医師がここでいう、「薬以外の対処法」とは、薬も大事だが、お医者さん自身の話の聞き方、信頼関係の築き方なども、治療に大きな影響を当えている.....という、何とも初歩的な次元でのことを指す。これすら認識していない医師が現場にたくさんいるということである)


(第4回に続く)


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2008/10/21

「風のガーデン」こそ近年のテレビドラマの頂点!!(.....「篤姫」も実にいい) 〔第6版〕

 ●お読みになる方へのご注意●

 この記事で私が用いている時間軸は、あまりに飛躍がありますので、ついて行けなくなる可能性があります。ご注意ください(^^)

 でもこうやって書かないと、リアルな私の感性がネットを通しては伝わりようがないことにようやく気づきました(^^)

******

 9/30のドラマ開始記者会見後、10月5日(日)の緒形拳さんの「肝癌破裂」による急な訃報によって一躍「時のドラマ」となった「風のガーデン(フジ系 木 22:00-22:54)」

 このドラマは、緒方さんの訃報抜きでも、私が子供時代から大人のテレビドラマを「ジャングル大帝」「ウルトラQ」と同列で当たり前のように見て来た40年来の経験の中でも、映像文法や演出術、実は現段階での医療の水準、実際に病院内にいるすべての専門家や患者さんから見ても考証に耐える内容を持っていて、「いくらでも現実に生じている水準」でのリアリティを極め抜いていると思う。

 はっきり書くけど、まさに「今」の男女の機微も「常識」も、このドラマで描かれている水準だと、私は日々実感しながらあたりまえに生きている。(マジ)

 そのことを語り尽くすために、この記事は、「とてつもない回り道」をします。


*****


  この作品の真のキーワードは「癌(がん)」ではない!!

 私は「白い巨塔」といえば、1966年版映画1967年版TVドラマ1978年TVドラマ版をすべて観ることが出来た世代であり,この作品を「風のガーデン」の源流とみるというのは、あまりにも筋違いどころかとんでもない勘違いとしかみていない。この「風のガーデン」では、医大という世界の腐蝕を描いているのではないからである。

(1978年以降のドラマ化は、観てもいないし、内容も何も知らない)

 もちろん、田宮二郎と違って、中井貴一個人は、まずもって「鬱病」とは無関係であるし(^^)


*****


 私自身、尿管結石(結石そのものは実際には「音波による爆破〔=体外衝撃波結石破砕術〕」で「粉砕」された)の「胴体全体の」各種輪切り撮影検査過程(素朴な言い方!)で浮上した、胆囊(たんのう)の内部の突起が、良性ポリープで当面手術の必要がないけど「今は5ミリ。これが1センチに育ったりでもしたら、半端じゃないことになるから」という「最終」診断されるまでの過程(わずか2,3年前)で、このドラマで描かれている「検査」を恐らくすべて受けたことがある。(

 鬱の本格治療に入る前には首から上だけのCT-MRIも受けている。


*****


 この映画で描かれつつある発達障害(「岳くん」は「知的障害」でだけはあまりに不十分な捉え方!)の描き方が超リアルであること認めざるを得ない関係者は多いと思う。

 老人の認知症ですら、そんなにおかしな描き方ではない筈だ。緩和ケア終末期医療のリアリティは、私はつい去年(2007年)まで、親族(わたしの母方のおば。92歳で2007年永眠)について、久留米に帰省する度にお見舞いに行く形で体験したことがある。

 叔母は最後の5-6年には、ついに、帰省した私の顔を見た時に私を思い出せているのかどうかも曖昧な水準の認知症になりました。

 いずれにしても、第1話冒頭で大滝秀治さん(!)が演じた水準のものも、「あるタイプ」の「ある段階」の患者としてみたら典型そのものとおもいます。


*****


 私も、ここ数年、鬱病という現実の中でどれだけ何回死を意識したかわからない。中井貴一(「ぶぞろいの林檎たち」第1シリーズ(1983)からのファン)演じる白鳥貞美は、いろいろな意味で、「等身大の私」の心境に近い。

  (ドラマの少なくともここ(2話)までの展開の中の貞美センセには、まだ鬱の形跡はない)。

 二人の息子たちとはすでに数年音信が途絶えてもいるし。実質的な離婚(ドラマの貞美先生は奥さん死亡)の後に何名かの女性(かなりの年下含む)と「つきあって来た」のは確かですし(^^;) 

Sadami_1_2
↑疲れ果てたこういちろう、もとい、中井貴一(^^)


 白鳥雅美の恋人の無名歌手、氷室茜(23)役を、主題歌を歌うばかりか、ドラマの中でも見事な弾き語りをしている平原綾香さんが、何と初の女優挑戦で見事な存在感でこなし続けている。

 彼女の2003年平原綾香 - Jupiter~平原綾香ベスト~ - Jupiter"Jupiter"でのデビューは18歳の筈。

 だから、ドラマ収録の「昨年(2007年)で実年齢=23歳の役。

 彼女自身がサックス奏者で、音楽家一家の生まれというのは有名でしょうが、バレエが「超本格」だったのを除き、俳優としての演技(訓練)の経歴はこのドラマまで,全くのゼロのようですね。

Nakai_and_ayaka
↑中井貴一の恋人「役」は、マジに平原綾香さん(24歳)


 更に言えば、キャンディーズのランちゃん(伊藤蘭=53歳!!)中井貴一の愛人役(ドラマの中では45歳!)

 中井貴一のチェロもまた、地デジの画像/音声レヴェルで細かく見ても、本人が弾いているとしか思えません(私のmacパソコンはすでに対応!!)。


*****


 そもそも緒形拳さん(71歳。ドラマの中では75歳)は、NHK大河ドラマ「太閤記」(1965年)(!)からのおつきあいであった(私は記憶の彼方から大河ドラマを見て育った。マジにはじめてストーリーを意識したのは「太閤記」からでっす。満3歳から記憶があり、東京オリンピック(1964)のテレビ中継(開会式や東洋の魔女の記憶が十分ありますから)。そうとくれば、もちろん、「弁慶の仁王立ち」といえば緒形拳さんのそれ(1966年 私5歳)が私の弁慶イメージを作った。

 「ケネディ暗殺(1963)」こそ「記憶にない」けど、「ジョンソン大統領」「北京政府」「北爆(1965年)」という言葉がNHKニュースで繰り返し普通に使われていたのをよーーく覚えている(田中角栄首相就任が小学6年生になって程ない、まだ11歳の時(1972年7月)という世代をなめてはいけない)

 (私は、1960年生まれの48歳!!=中井貴一よりちょうど1年前の9月生まれ!!)


*****


 「長女」役の黒木メイサは、やっと顔と名前が一致した。

 我が最愛のNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」(2001)以来というタイムスパンが私の側にあったため、このドラマでは5話までしか出演しない、二神香苗役の国仲涼子ちゃん(.....29歳)を最初identifyできなかった(^;;)

*****

 弟(白鳥 岳)役の少年が、あくまでも演技として演じているのはすぐに気がついたが、とてつもない役作りを周到に重ねた「天才子役」に違いない、と連想した。

 私は、今(2008年)から5,6年前、大学学生相談の領域で「広汎性発達障害(ADHD、学習障害(LD)、アスペルガー障害を含む)」の大学学部学生(!)と当たり前のように接した最初のひとりである。単なる知的障害と、「広汎性発達障害」の違いについて精神科医に叩き込んでもらえた先駆的最前線にいた。

 (この今から5,6年前の時点で、中学生までの児童生徒を相手にするスクールカウンセラーなら、この障害について学ばずにはいられなかった事柄ですら、その世代の「子供たち」がもはや大学にまで「普通に」入ってくる「瀬戸際」あるいは「序盤」という事態が生じ「ている」ことをほとんど誰も予期していなかった)。

 数年後の今(2008年)は、広い意味での「発達障害」や「自閉症スペクトラム」について、「大学」学生相談のカウンセラーで当然知ってないとやれない時代になった。こういう学生たちは、単に「学力不足」と安易に混同されては、たまったものではない。

 もっとも、臨床心理士会の研修会水準ですら、「発達障害」の研修会があれば誰も誰もと押し寄せる現象は、この1,2年である(^^;)。

 .......そういう経験から、容易に、「岳くん」の障害について「見立て(assesment)」が出来たのである(敢えて世間のカウンセラーの皆様を試したいので、これ以上の正解は伏せる)。ちなみに、役中の「岳」くんは施設でかなりいい教育を受けた結果としてあのようにふるまえると見立てるのが一番リアルであろう。

 岳君を演じる役者、それがあの「神木隆之介」だということは、私の「親友」からきかされて知る始末(^^;)

  私の方が、その親友に、神木君が完璧に演じる障害について、すでにドラマの中で「描かれて来ている」山のような根拠を解説する必要が生した。親友は普通の社会人だから、これは止むを得ないのだが。

 ドラマの映像と神木君の演技の中でこれだけ「大盤振る舞い」ですでに「暗示」されているのに気づけないなら、もうこれからの時代、教育者やカウンセラーは務まらない。

 敢えて言えば、神木君の演技力は、「レインマン」 (.....うう、どうしてこの、私が大学院生として、日本公開時点で映画館からパンフかかえたまま研究室に戻って、故・村瀬孝雄先生に「すごくよくできてます」と報告した映画(1988 日本公開1989)が今から19年前の映画になってしまうのだろう)におけるダスティン・ホフマンのそれに劣らないどころか、ずっとずっと高度かも? とといいたい域なのだ。


*****


 ちなみに、私にとっては倉本聰「富良野シリーズ」初体験である(いよいよ年齢不詳 ^^;)

 (ああ、俳優名と役名の「誤字」をなくすためにネットでいろいろ調べたではないか!!)


*****


 私の今のテレビ俳優を知っている水準なんてそんなもので、最近CMにもたくさん出てる「篤姫」のヒロインの名前をやっと「宮﨑 あおい」さん(22歳....だが彼女は既婚者である)覚えることが出来ただけでその「親友」に爆笑されたくらいである(^^;) 

 さて、「篤姫」も、大河ドラマの歴史に残る傑作と思ってます。「風のガーデン」とは別な意味でドラマとしてよくできてます。もう繰り返し飽きるほど「幕末維新もの」大河ドラマとして観て来た世代としてみても、「画期的」に近い。

 会話は一見あきれるほどに現代的な面があるのに、時代劇の文法にも忠実、かつ、驚くほどに「史実の裏付け」があるわけです。

 完璧に、「 於一→篤姫→天璋院」と「肝付尚五郎→小松尚五郎→小松帯刀(清廉)」の視線から歴史を眺め続けていることを含めて。小松帯刀(清廉)はほんとうにあのくらい「若かった」のですよ!!

 脚本がよくできているのは、作中の天璋院さまが「わからぬangryと真面目につぶやくのは「マジにわからない場合だけ」であるということ。

 ........以上のウンチクは、「貞美先生」が「歌詞志望の23歳の女の子、茜」に酒場でささやく(上の写真のシーン直前「フランス語」についてのジョークのような意味でのジョークでは全くない


*****

 
【このネットのこういちろうファン向け(?)「超裏話」】

 最近このネットに時々登場させる私の「親友」は、似ている女優といえば、大げさでも美化でもなく、マジに、国仲涼子さんでっす。

 涼子ちゃん(独身だし、「ちゅらさん」ファンの世代だ、許せ)の現在の「実年齢」と限りなく近い(^^).....このドラマでの二神香苗=涼子ちゃんは、役の上では23歳という「無茶苦茶初々しい」設定の役柄だけど、このドラマで「二神香苗ちゃん」にときめいた皆様、涼子ちゃん現実にはもう29歳です。

 想像して下さい。実は出会いから一年半、何と関東から九州への移住すら障害になっていないで継続できている、「中井貴一」(=役中も現実もほとんど私と同い年)と実年齢相応(^^;)の「国仲涼子」との深ーーーーーい、「真剣な」、おつきあいを(^^)

Nanae_and_sadami_2
↑こういちろうとその人が「盗撮」されたら確実にこう見える.....もとい、中井貴一(現在47歳)と国仲涼子(現在29歳)(^^;)

 もっとも、涼子さんは、
Ryoko
↑2009年1月公開の映画「感染列島」記者会見より。公開段階でも30歳になってないまま、このお姿らしい(^^)

 「私の涼子さん」が、私に、畏れ多くも、ノーベル賞の「益川教授」に似ていると言ってくれたのである.......

  先日、彼女に『私は「緒形拳」ではなくて、よほどドラマの中の「中井貴一」だけど「緒形拳」でもあるよ』と言ったら、リアルに納得してもらえた(^^???)


******


 このように書くくらいだから、まだドラマで描かれていない、現状で掌握可能な「風のガーデン」の設定まで、私は調べられる限り調べ尽くしています(きっぱり)。

 そして、さすがにそこのあたりになると、すでにこのドラマにどっぷりとはまりまくっているその彼女にも内緒にして、楽しみを奪わないようにしているのです(^^)


*****


 今度、四半世紀前(25年前、私は当時23歳)の時点、小此木啓吾先生の「モラトリアム人間の時代」が出版された頃の新聞やマスコミの用語と文体のままでひとつのカウンセリング記事を書くという大冒険をしてみますので、皆様、お覚悟のほどを(^^;)


追伸:どうだ!! 今の段階でこれ以上内容誤字年齢の修正できるか(^^) 

......ちなみに誰もクレーム入れて来てないですよん。もちろん「親友」からも(爆)


【第6版での追記】 彼女は、

「私は平気だけど、こうちゃんが気分が違う時に読み直した時の方が心配だよ(^^;)」

とのこと(^^)v



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2008/10/12

速報!! 「久留米でフォーカシングを学ぶ会」、ついに成立!!

 「久留米でフォーカシングを学ぶ会」
http://kasega.way-nifty.com/kurumefocusing/cat20590332/index.html

9/14の第1回めは、エントリーいただいた方の都合が付かなくなり、成立しませんでしたが、第2回の、本日10/12は、ともかくも行うことが出来ました

 今回の内容については「久留米フォーカシング・カウンセリングルーム」サイト(=【開業サイト】)の方で、おおよその「枠組み」がどうだったかはこの後ご報告するつもりです。


**** 


 ただ、私としては、神奈川県大船での「大船でフォーカシングを学ぶ会」、最終回から約2ヶ月半ぶりのものであったにもかかわらず、久留米に移転してからの「学ぶ会」が、大船時代より確実に2周りはバージョンアップした水準で今後も実現できそうだということを強く確信しました。

 一応定員8名様となっていますが、これは上限であるに過ぎません。

 参加希望者がある限り、1名様でも2名様でも実施する予定です(月2回制の大船時代も、参加者2-4名程度の日がほとんどでしたので)。

 さすがに1名様の時には、次以降の開催日以降に移っていただくか、時間短縮のご提案をいたしますが。

 何しろおひとり様の場合90分8,000円(日本フォーカシング協会メンバー〔年会費3,000円.誰でも入れます〕のみ7,000円)のフォーカシング個別指導コース(日時は自由に設定可能)より格安ですので、むしろ参加者がすごく少ない日は「狙い目」かも知れません。

 個別指導の3名様でのお申し込み(180分)の場合の割り引き料金(一人あたり6,500円 協会メンバーの場合だとひとりあたり5,500円)と比較しても安くなるシステムにしています。

 「学ぶ会」料金は4,000円で、原則毎月第2日曜日開催という限定はありますが、昼食時間を除いても5時間半が標準設定ですので、他の方が同時参加されることを別にすると、圧倒的なコストパフォーマンスが生じるように敢えて設定しています。

 フォーカシング個別指導コースには二の足を踏まれる方も、「お試しコース」的な意味で参加なさってみることをお勧めします。


 「学ぶ会」は、繰り返し参加する常連中心のクローズトなグループではなく、大船の「学ぶ会」時代も、実は参加者の半分はいつも新規参加の方々という、一番オープンなブログラムだったのですね。

 このあたりのことを、まだ【開業サイト】側ではわかりやすく解説できていなかったように思います。

 この点については更に工夫したいと思っています。


******


 .....以上、とりあえず速報いたします。

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2008/09/24

昨日からにほんブログ村に参加しています。どうかよろしく!!(第2版)

 すでにお気づきの方もあるかもしれませんが、やっと昨日午後から参加しています。

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 私のプロフィールはこちらです。


 《2008/9/25 19:08更新》

・メンタルヘルスランキング 573位 -5167サイト中
 └心理カウンセリングランキング 14位 -130サイト中
・音楽ランキング 1022位 -9033サイト中
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 └ニュース批評ランキング 60位 -226サイト中
・総合ランキング 29793位 -218968サイト

です(^^)

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