CDプレーヤー

2009/09/03

「カウンセラーこういちろうの雑記帳」の主要過去記事を一番簡単に一覧するには

 このブログって、すでに創設4年9ヶ月、過去のエントリー記事総数が、「この」記事で1,914本め、なのに一日あたりの新エントリー、平均1.10本以上を現在も維持、しかも長文が多いという、へヴィー級ブログです。

 おかげで、もはや@ニフティココログが割り振ってくれているサーバー負荷が相当なものになっているせいか、

  • 私の方からトラックバックを送ることがもはや機能しない
  • pingも自動では飛ばせない(その割には随分多くの読者の皆様が、新記事アップ直後においでいただけることを幸いだと感じています)
  • カテゴリーにすべての記事が反映しない(カテゴリーによっては300から400エントリー分表示されようとするわけで)

・・・・・という、新しくおいでいただいた読者泣かせのブログになっていると思います m(_ _;)m

****

 もちろん、バックナンバー全体を表示してくれる、『アーカイヴ』ページ(自身がココログユーザー以外の読者の皆様、お気づきでしたか??? 右フレームの「バックナンバー」という文字そのものをクリックするとたどり着けます)というものも、あるにはあるわけです。

 しかし、このページにお行きになっていただいたとしても、過去の個々のエントリー記事のタイトル一覧があるわけですらない

 このページからの「〇年〇月」を全部めくっていただくだけでも(全く休眠した数ヶ月を除いても、現在50か月分ほどあるわけですね(^^;)。その50ヶ月分、それぞれ月ごとに、毎月30から40エントリーずつはあるわけですから・・・・・

 つまり、私がこのサイトでこれまで書いてきた主要記事がどんなものか、新しい読者の皆さんにおおよその見当をつけていただくには、もうデタラメにご不便をおかけしていることと思います   il||li _| ̄|○ il||li

*****

 この問題を一気に解決し、

  • 新記事の方が上に来る形で、
  • 過去の記事に関しては私がある程度絞り込んでセレクトしたものを、
  • 数百記事ばかり、1ページをスクロールできる形で
  • ブログのような表示の重さがない形で一覧したいただける

そういうページが、実はずっと以前から存在します!!

●阿世賀浩一郎のホームページ/index

 開設1995年12月(つまりWindows95発売直後)開設、日本において、インターネットで個人サイトを作ることが本格的に普及し始めた黎明期から、何と基本的なデザインを変えないまま運営し続けているサイトです。

 かつては、ネットを代表するエヴァ・サイトのひとつ、「エヴァンゲリオン論考」で著名だった時代もありますけど、幸いにして著作化させてもいただきましたので、そのコーナーは全面削除いたしておりますが(「ちーちゃんの部屋」というアニメコーナーがかつて存在したことを覚えておられる方もあると嬉しかったりして ^^;)・・・・

そのトップページから、このブログでの新エントリー記事を書く度ごとに、固定リンクへのリンクを、たいてい速攻の連続作業でお貼りしてもいるのです。

 恐らく、皆様のRSSリーダーに反映するスピードの比ではない「即時性」で「新着情報」が掲載され続けています。

 同一エントリー記事の更新(改版)情報すら、可能な限り早くお伝えしています。

 

そこに並んでいる、当ブログ個別記事へのリンク数は、常時数百あるはずです(古いものから時々、精選のための「ダイエット」をかけますので、一定数以上には増えません)。

 しかし、敢えて今でも、基本的には「素朴なhtml言語の手打ち」に依存し、javaスクリプトすらないに等しいということで、このトップページそのもののバイト数の多さの割には、表示が圧倒的に軽い筈です(このブログのトップページを表示するよりは軽いと思いますよ)

 
当方のアクセス解析によって、「こっちのページで新着情報見つけるほうが手っ取り早い」ことにお気づきの、毎日数名以上の固定ユーザーの方がおられることは掌握しています(感謝!!)。

 しかし、そうした方の占める比率が以前よりもかなり減っているようにも思いましたので、改めてご紹介させていただきました。

 

今後とも、「カウンセラーこういちろうの雑記帳」をよろしくお願い申し上げます。

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2008/07/29

おすすめオーディオ買い取りショップ。

●オーディオエイブイドットコム
http://audio-eibui.com/

首都圏全般に出張して買い取ってくれます。

希望日に来てもらうには2、3日前には予約のこと。

買い取りの際の輸送費用は請求されません。
最悪で無料引き取りです。


******


ともかくオーディオのプロが訪れての査定が丁寧でした。

動作確認を丁寧に音まで聴いてやりますので、セッティングは崩さないまま通電状態で待っているのがいいかと思います。

「これ売れない?」 を続々追加しても、嫌な顔一つせずに対応して、売れるものを増やすのにご協力下さいました。

ヘッドフォンでも、箱付きで美品なら良心的に買い取ってくれました。
例えば、シェアーの530は2万円。

相当使い込んだ、傷だらけの箱なしのパソコンでも、例えばmacのiBook3Gに「万」の値がつきました。

regaのアナログプレーヤー(箱、説明書あり)は、実は買ったときより高く売れました(^^)

オンキョーのシスコンフルセット、説明書なし、スピーカーに傷ありで2万円。

電話での見積もりのときよりも4万近く高くなりました。

****


 ちなみに、ここはオーディオ以外でもいろんなジャンルを買い取ってくれます。

 家電でも、使用が3年ぐらいまでなら、だいたい本来なら引き取りに「お金を出す」分の2倍ぐらいは価格査定は出ました。

 ただし、もはやブラウン管テレビは売れませんよ!


 おかげで、九州までの引っ越しにも関わらず、引っ越しと「お掃除隊」、旅費等の支出を除いてもモノの見事に黒字です。

2007/05/09

Windows Madia PlayerをHDCD対応に設定する方法

 意外とこの件については情報がないと見えて、本日も既にこの件で3名様検索でおいでいただいていますので、解説します。

 ここではVista版のVer.11をもとに解説しますけど、基本はVer.9以降は同じですので。


1.Windows Media Playerを立ち上げる。
2.「ツール(T)」→「オプション(O)」→「デバイス」→「スピーカー」をクリック。
3.これで「スピーカーのプロパティ」が開いているはずです。
 ここの「パフォーマンス」、「オーディオCDに24ビットオーディオを使う」にチェックマークを入れる。(デフォルトではオフになっています)

Hdcd

4.Media Playerを一度閉じて再度立ち上げる。(忘れずに!!)


*****


 なお、一部のサウンドボードでは非対応の機種もあるらしいですが、私は巡り会ったことがありません。数年前私の勤務していた大学のNT4.0のパソコンですら対応していました。

 USBの外付けサウンドボックスやUSB端子から電源や音声をoutputするタイプのスピーカー、ヘッドセットでも対応機種が「多い」ようです。

 もっとも、このあたりの「機種別の対応」についての問い合わせとになると、ほとんどのお店の店員さんに知識がないものとお覚悟のほどを。

 なお、私はMacの機種で、HDCDに対応する方法があるという情報を持っていません。MicrosoftがこのHDCD規格の特許を持っているPacific Microsonics(PMI)という会社そのものを買収していますから(^^;)

(このPacific Microsonics社買収についての古い記事はこちらに今もあります) 

 ちなみに、自作ファンの皆様のために申し上げると、HDCDデコードのみのチップというものはこの世には存在しないのですね。DACのチップに最初から組み込まれているものなのです。DVD用のDACのチップは、シスコン用、携帯DVDを含めて「かなりの場合」これに対応しています(これもすべてではない)。

●Microsoftサイトの「HDCDについて」

Adobe CS3

2007/03/15

「退屈」こそが生きるエネルギーの源である。

msn=毎日の「日本ファッション・ウィーク:タイクツは幸福だ」を読んだ。

.........などと、私がファッションネタを書き始めると、驚く人もあるかもしれないが、まあ、読んでみて欲しい。


 退屈はいいことだ−−。東京コレクション注目ブランドのひとつネ・ネット(高島一精)が、今シーズンも”キモカワ“ワールド全開のショーで魅せた。仕事に学校に家事……繰り返される「退屈な日常」も、裏を返せば幸せな証し。そんなメッセージをネ・ネット流のユーモアにくるんで表現した。

 ネ・ネットの会場は、顔のない不気味な人形「タイクツくん」がずらり。モデルが歩くのに合わせて首を振る凝った仕掛けだ。服には「退屈」のモチーフが満載。体が前傾するようなケープは、つまらなそうに下を向くポーズから。パッチワークは、四角や三角のピースを組み合わせて形を作る暇つぶしゲームの柄だ。袖に量感と丸みをもたせたジャケットなどしっかりトレンドのシルエットもおさえ、巧みに高島が目指す「日常着」に仕立てている。


.......これだけ私らしからぬ「用語」が並ぶと、それだけで、ネット検索で、偶然私のブログにたどり着く新規読者層が開拓できるかなと苦笑したが、それを狙ってるわけではないので念のため。(^^;)

......それに、私はayuのファンになることによって、女性のファッションやメイクについての「審美眼」を急速に鍛えられたようにも思わなくはない。

それは置いといて。


******


 私は「退屈」という言葉が好きなのである。

 「つまらない」という言葉は、やまとことばであり、より感性にヴィヴィッドに響くので、更に好ましいと思う。

 このように思うきっかけは、次の通りだった。


 若い頃、私は、自分のことを「無気力で怠惰な」人間だと思っていた。ものごとをはじめるのが億劫で、やらねばならない課題に手をつけるのが遅い。

 ずるずると始めるのが遅れ、ぎりぎりになってとりかかると、今度は、手抜きしたり、程よいそこそこの水準で、あっさり仕上げるということができない。もの凄い熱中とのめりこみで、自分のイメージした通りの仕上がりになるまでやらないと、私の中の「何か」が決して私を許してはくれないのである(^^;)。それは、苦しくはあるけれども、異様な充実感に満ちたひとときとなる。

 私は、自分の中の、「熱中」「没頭」と「怠惰」「無気力」「億劫」の落差に振り回されていた。

(その点からすれば、このブログ、記事を書くペースがよくもまあここまでコンスタントに安定して来たなとも思う)


*****


 ところが、ある時......恐らく、24,5歳の頃である。

 無気力と怠惰と億劫さの泥沼の中で、私はある日忽然と気がつくのだ。

 「私は『退屈』だったんだ」

と。

 この時から、私の中の何かが変わり始めた。

   要するに、
   ものごとを、
   「退屈にならない」やり方でやればいいい。

   あるいは、

   「退屈だ」ということは、
   今はこれを、
   少なくともこのままのやり方では
   やりたくないということ。
   
   そのことを今、
   無理して始めるのではなく、
   「退屈に感じない」事柄からはじめれば、
   それでいいではないか。

  「退屈」という感覚そのものの中に、
  ものごとを、
  自分が納得いく、
  充実感のある形で、
  自分にとっておもしろくなるような形で
  進めたいという
  「秘めたる思い」と、
  それをどうすれば実現できるかの方向性についての
  「嗅覚」のようなものが、
  すでに
  暗黙のうちに含まれて(imply)いる。


......そのことに気がついたのである。


「好きなことしかやらないでいいのか?」

という声もあるかもしれない。


 しかし、私には、この段階で、ある確信があった。


  好きなことから徹底的にやって行けば、
  じきに、それに「退屈する」時が来る(爆)
  
  そうなると、それまで興味がなかったことが、
  順送り式に(^^)
  「興味深く」感じられて来る筈だ。


.........こうして、今の私が形成されたわけですね(^^;)

 ものごとへの関心領域の幅がむやみと広くて、思いもよらないジャンルを次々と関連づける才と蓄積に恵まれた、理論にも技法にも強く、しかも自分の流派にとらわれない、「現場」カウンセラー

.......なるものが(^^)

 残りは、英会話力だけだが、恐らく、これから2年後の日本での国際会議という「締め切り」が迫って来たので(爆)、私の中の「何か」が私を許さなくなるはずである。

 気がついてみたら、もともと潜在力があった、世界史への関心を「再賦括」することによって、要するに「世界の人たちが何に関心を持って、どのようにとらえ、具体的にどう生きて来たか」についての網羅的関心の方を先に高めたというのは,私の場合は全く無理のないステップの戦略(といっても,仕組んだものではないが,結果的に)だったろう。

 要するに、英語使って、何を話題にして、何話すの? という点で、動機づけが必要ではないか?

 (こういちろうが現段階で国際会議招聘することに一番積極的なひとりだったというのは、実は自分の英会話力を高めざるを得ない状況を引き寄せたかったがための「壮大なわがまま」なのかもしれぬ)


*****


 それはそうと、「退屈」の話に戻ろう。

 すでに先ほど書いたことを意識的に繰り返そう:


  「退屈」という感覚そのものの中に、
  ものごとを、
  自分が納得いく、
  充実感のある形で、
  自分にとっておもしろくなるような形で
  進めたいという
  「秘めたる思い」と、
  それをどうすれば実現できるかの方向性についての
  「嗅覚」のようなものが、
  すでに
  暗黙のうちに含まれて(imply)いる。

  だから、

  自分の中の「退屈感」を受容できれば、
  その人は、
  その人なりに、
  人生に前向きに生き始める

  のである。


*****


 考えてみたら、


「無気力で怠惰な日々」


という言い方はよくするけど、


「無気力で退屈な日々」


という言い方は、あまりしないと思う。


  「退屈」と感じる人は、
  すでに、
  「目覚め始めて」いるのではないか?

 
「つまらない」

とおもうから、

「つまる」

ようにしたくなる(?)

のである。


そして、


退屈を本当の意味でまぎらわせてくれるものを、

他人が与えてくれることはありません。

*****


BGMは、浜崎あゆみの

浜崎あゆみ - LOVEppears - Trauma"trauma"(アルバム"Loveppears"収録)、


そして、私の溺愛する、
浜崎あゆみ - Duty - Surreal"SURREAL"(アルバム"duty"収録)

......歌詞を諳(そら)んじている方には、意図伝わるでしょう(^^)


****


 ちなみに、2曲を両方収録しているのは、"A BEST"("A BEST 2"じゃなくて)のみ。

 HDCDなんですけどね。私はLINNという、HDCD本来の音を聴ける装置を持ってますので。

 あとMicrosoftのMedia Playerが、一カ所設定変えるとHDCD対応していることと(だから,実は「誰でも簡単に」HDCDエンコードをデコードした場合とそうでないまま聴く場合の音の違いを「比較」できることは意外と知られていない。多くの皆さん、パソコンででも,この違いを聴くと、絶望感にとらわれます、きっと。Dolbyやdbx処理したテープを対応してないカセットプレーヤーで聴いてたみたいなものですからね!!)。

 更に、DVDも観れる安めのシスコンの中にHDCD対応機種が少なくないことは意外と知られていない。

 あと、単体のこれとかこれみたいな、比較的安めの(携帯)DVDプレーヤーも結構対応してます。

 HDCD対応については、ヨドバシカメラクラスになっても、店員さんは知らないことがほとんどなので、対応機種をネットで事前に調べること。

2007/02/25

受験生の受難は必至だって、わかる人には聴かなくてもわかるのにな.....(および、「モスキート・トーン」「オーディオ機器のエージング」について)(第4版)

恒例、msn=毎日新聞サイトより。

センター試験:リスニング機器、性能劣るのを承知で採用

 この記事、

 音質面では、採用されたプレーヤーについて「一世代前の音声圧縮法」とし、競合プレーヤーは「最近の標準的な圧縮法で音楽の再生にも用いることができ、音質は優れている」と記している。

 再利用については、採用プレーヤーは「記録方式が独自でパソコンの入出力と互換がなく、再利用に大きな障害となる」と記述。競合プレーヤーは「パソコンと互換があり、デジタルカメラなどのメモリーに利用できる」と優位性を認めた。

 「ここまで」上から読めば、オーディオマニアだったら、採用プレイヤーのメーカー、わかっちゃうんですよね(^^;)。

 恐らく「採用さなかった」のは、

仮説1.シャープ
仮説2.パナソニック。

(パイオニア、東芝もありだけど,確率的には上記の2つかな)

のマイクロソフト.wmv系音声圧縮。

「値段が高過ぎるので,最初から検討から除外された」のは、Apple=iPod系(AAC形式)かもしれない。
 もちろん、「理不尽な不採用」を食らったのがMP3系の可能性もあるけど、サードパーティのいろんなメーカーが安い製品を出したMP3系製品より、ソニー独自のMDやATRAC3plusの圧縮形式の製品の方が「高い」って印象があるもので......

 そして、いずれにしても、AACもWMVもMP3も「国産の」音声圧縮フォーマットではない。そして、多くの携帯のメモリーがminiSDカードないし SDカードの時代に、メモリースティックもソニーだけだけの規格だから。こういう「すべて自社独自規格」路線で生き残ろうと思ったら、Apple=macクラスのクオリティと洗練がないと「割高でも信頼される」という形で支持を維持できないのに....。

 そのAppleすら,intelのCPU導入のタイミングを間違えず、むしろそれをプラスに生かして,今後の対windows系陣営への拡大戦略という点で、根っこのところで有利に展開できる布石を打った(携帯市場への参入だけが、特に対日本戦略という点ではリスキーなんだけどb、そのことは十分わきまえてしか今後も事業展開しないだろう)

 それにしても、選考にあたる文部省のお役人さんに、ちょっとまともなオーディオファンがいれば.....。はっきりいって、すでに数年以上前から、ソニーは、モバイルを含む音響機器の分野では迷走し続けてます!! .....どうもそれが「音だけではなくなってきた」のが、ゲーム界でのPS2から一転してのPS3の苦境だったりするのかな.......

******

 ソニーの音響技術者の人たちって、普段からどんな装置で音を聴いているのかしらと思う。CDやMDの規格を生み出した頃の過去の栄光にしがみついて、他社の装置を謙虚な耳でいろいろ聴いてみる姿勢がないのか????

 更にいえば、「1年で使い捨てるのではなく、3年はリサイクルすれば?」という参考意見がついたという点は、ほとんど、「税金を払ってる国民を愚弄するな」の世界です。こういう点からこそ「予算引き締め」すべきなのだ。

 新品でも、初期故障、ないし、初期の作動不良の確率と、最初はきちんと動作して、使用開始から一年後に壊れている確率は、どっちが高いかなんて、よほどプアーな製品でない限り、はっきりしてます。1年後ちゃんと作動するかどうか再検査をメーカーに委託したとしても、新品購入よりは安いはずでしょ。

 ......となると,リサイクルを前提に立てば、少し値段が上でも、「ソニーでない方」を選んだ方が安かったりするのは当たり前。いまだにソニーというだけで「いいメーカー」というブランドイメージが国の役人さんにあるとすれば、あの,現在の経済市場でのソニーの評価がどうなってるのか、その背景に、製品に関するどのようなユーザーの評価と,販売戦略の格差が生じているかとか、政府は「何も知らないまま」とはいわせませんけど....に,尽きます。国の経済感覚はもうどうしようもないのでは???

 以上、最近のソニーの製品を「自分なりに使い込んで」「自分の耳で比較して」、それでも気に入っている人まで批判するつもりは『全く』ありません!!

******

 あと、参考までにいいますと、日本語よりも、英語の方が、「子音」の周波数特性成分が高い周波数帯域にあります。リーダーやグラマーの成績ならかなりいい人でも、日本人が英語の特にネイティヴの人の「ヒアリング」となると,最初の壁を突破するのが結構たいへんなのは、普通に日常に言葉を話す時に、その「子音」帯域への感受性と識別力が経験的に自然に訓練/学習されいく環境にない以上、やむを得ないかと思います。

 平均的英語教師の皆様の発音も、この子音周波数の違いまで完全にネイティヴの人並みということはないと思います。私はミッション校出身でしたから、何人か外国人の英語の先生がおられましたが、日本に来られたばかりの、今思えば完全に「米語」発音の先生の、全く平易な内容の英会話の問いかけが、話す言葉が出ない以前に、何回か繰り返してもらっても、そもそも発音がまるっきり「聴き取れない」ことにかなりショックだった記憶があります(直前の日本人の先生が、正反対に、古風なまでのキングス・イングリッシュ発音("either"を絶対に「エイザー」に近い発音でお読みになる)だったのでなおのことだったんでしょうけど。

 そのへんを「聴きやすく」「弁別しやすく」なるか否かを重視する形で、欧米の音声圧縮形式、そして機器そのもののチューニングは当然のごとく作り込まれます。

 ちなみに、この子音成分への敏感性という点だけ取り出すと、これまた母国語の子音の性質に拠るのでしょうが、ドイツ系の音響機器メーカーのものが一般にみてすごく水準高いのです。

 ヘッドフォンでいえば、なぜかAKGには趣味があわないのですが、ベイヤー、ゼンハイザー、B&O、そしてまだ日本ではあまり普及してませんが、UlTRASONE、そしてオランダですが、フィリップスの製品系列の中に、声の生々しさと、息づかいを含めた空気感の生々しい再現という点で、日本製品にはない「はまっちゃう」音の製品を「どれか」見つけられる可能性は高いのです。

 映画のセリフ、いや、地上波テレビで昔のモノラルのアニメの「日本語の」セリフでもいいので、イギリスやドイツ系のスピーカーの「バランスのいい音(値段は無関係)」を聴かれると、その「生々しさ」に、初体験のときからぎょっとすることになる場合もあると思いますよ。私が30年以上前のタンノイスピーカー(いつもお書きするように「スターリング」)を使い続け、テレビの音声や映画まで、このAV対応まるでなしの2チャンネル再生で満足しているのか???? 生々しいんですよ。声の帯域が。それと、「音から音への移ろい」みたいなものに敏感。映画館の空気だけは、ドルビーサラウンドなしでも結構再現できるのです。

 BOSEやJBLは、アメリカ系の、全く違う基準での音作りですが、やはり質的には全く次元が違うけど、「子音成分にこだわった生々しさ」はある(ピーク成分の置き方の発想がヨーロッパ系とは全く異質にしても)と思うし、「ジャズやアメリカのハードロックははJBLでないと」という人のお気持ちも理解できます。

 不思議と、オーディオの世界となると、フランスのメーカーが「全く」かすんでしまうのも、フランス語という言語の性質と関係あると思います、イタリア製や北欧製の方がまだ高級市場では結構「知る人そ知る」の製品群があります。ただ、これらの国々はヘッドフォンは自社開発しないことが多いので。

******

 ちなみに、17キロヘルツの「モスキート・トーン」のことがいろいろ話題になるようになりました。例えば、Pc Viewサイトのこの記事

 「モスキート・トーン」とは「一般に大人になると聴こえなくなる周波数帯域」の音のことです。私も30歳過ぎから聴こえなくなりました。

 蛍光灯がずっとついているときの「シーーーーーン」という感じの音が近い帯域。これはもちろん、英語やドイツ語のヒアリングに決定的な子音の周波数帯域よりは、かなり上です。

 でも、この問題についての現時点での紹介記事の多くは、大いなる誤解を引き起こす危険に満ちています。

「CDの周波数帯域が高域20kHZまでになったのは、人間の耳の性能がそうだからと教わったけど」

→「そんなら、中年のオーディオオジさんには17kHZすら「聴こえていない」のだから、その人たちの語る蘊蓄には全く意味がないのでは?」

 それをいったら、楽器の演奏者だって、歌手だって、CDやPAを操作する技術者だって、オーディオエンジニアだって、30歳過ぎたらみんなお払い箱にすべきなの?

 ......になるわけでして。

 なるほど、17KHzの音「だけ」を流されたら、30歳過ぎた人はまず「聴こえ」ません。ところがどっこいギッチョンッチョン、「聴こえてもいる」のです(^^)

 わかりやすいのは、いわゆる低周波騒音。今度は逆に20Hz以下なので人間の耳には「聴こえない」のに、なぜ健康被害になるのだと思いますか???

 17kHzのモスキート・トーンであっても、一定以上の音の大きさで延々聴き続けたら、若者にも「大人にも」ものすごいストレスになる筈なんです。

 いわゆる聴覚器官の「刺激域」の外側の音を、人間の「身体は」何も感受していないわけではない。脳細胞そのものは、内蔵は、骨は、直接その振動を受け止めているはず、と考えてみればわかりやすいでしょう.

*****

 だから、実は、例えば大人の「耳の」周波数帯域である20Hz-16kHz以外の周波数特性の部分に、変なピーク成分があったりする音響機器は、実際に耳で聴いているよりもはるかに「大きな音」を「身体で」受け止めている可能性があります。これじゃ身体に変調が生じてあたりまえ。少なくとも聴いているうちに疲れて来て当たり前なんですね。

 ヘッドフォンでも、中級以上の製品になると、スペック上、高域が30kHZまで周波数特性が伸びているものがたくさんあります。こうした機器の中で秀逸製品、しかもエージングをきちっとやって十分慣らし込まれた製品の音は......意外でしょうが、新品を買った直後を別にして高い音が決してキンキンうるさく「ない」はずです!!

 むしろ、なんでかしらないけど、音の広がりの空間のスケールが大きくて、ホールに響く残響や、間接音成分、ピアノのタッチ、歌手の歌い回しが繊細に響く。一般的にいうと、透明感と音の解像度、ステレオ低位の細やかさが増して、ふと、機械の音を聴いているのを忘れて、ヘッドフォンの外からの音と勘違いする.....

 そういう、「これみよがしではないさりげなさ」、「機械の音を聴いていることを意識しないで済む」という方向に聴感上はむかうはず。

 なぜなら、自然界には、その可聴帯域外の周波数の音が、「全く自然な周波数特性」で存在するから。自然界の周波数特性は0Hz-無限Hzでしょうから!!(そりゃそうだ!!これこそA=Aのトートロジー(同義反復。前期ウィトゲンシュタインはこの点では正しい)。

 ただし、人間が存在する通常の環境における物理学的周波数帯域の「高域上限」はあるかも。電子や原子の振動以上の帯域なんてないでしょうからね!!

 これらの周波数の中で、人間の「心身機能全体に」何らかの影響が「ない」周波数帯域ってのがほんとはどのへんか? までくると、まだ科学的に真相は究明されず、いろんなオカルトまがいの似非科学が流通している段階でしかないのではなかろうか???

******

 更に、オーディオ機器の「エージング」について触れます。

 エージングとは、音を繰り返し鳴らし込む過程で、アンプやCDプレーヤーの中の様々な部品、ケーブル、スピーカーなどの音を発生させる部分が電気的に、あるいは物理的に「使い込まれて」装置本来の性能を発揮できる方向に少しずつ「馴化して」、しなやかな、うるささのない方向に音質が変化して行くこと、あるいは、それを意図的に促進することです。

 論理的には、ある『寿命」を経過すると、今度は電子部品や機器のサスペンションや可動部分、スピーカーのコーンそのものの性能の自然劣化がはじまることにもなります。でも、部品に良い質の素材を吟味した良い設計の製品だと、この「マイナスのエージング」はなかなか生じないまま、いわば年代物のワインやウイスキーみたいな「熟成」がどんどん進むことになります。どんどん「オトナの音」としての持ち味が出てくるわけですね。

 ところが、たいていの人が聴く音楽ジャンルは偏ってますし,本当にバランスいい録音は少ない。
 だから,音楽をただ大量に聴き続けているだけでは,エージングのスピードとバランスはいびつなものになります

 (意外にも、ayuの最近のCDなら、ayuの片耳難聴をサポートして来たスタッフの耳が凄くいいんでしょう、もともとオーディオ的にひどく凝り性な上に、最近のayuのレパートリーは、アコースティックからテクノ、ハードロック系まで一枚のアルバムにすごい多様性で入っていて、ともかくバックのバンドの曲ごとのアレンジのひねり具合とパートの重ね方が壮絶の域、なのに欧米の超一流クラスの音作りの洗練に比べると「冒険的に過ぎる」スリリングなミキシングバランス(^^;A)なので、エージング効果は高い筈です。マジに、ayuを聴くようになって、うちの装置はクラシックすらウェルバランスになる方向に向かい続けて来たのである)この,音の複雑性と多様性、周波数レンジの広さという点では、今でもavexで,制作コスト「特別扱い」以外の何者でもないと思う....。もとより、その最近のayuのアルバムを気持ち良く聴けるところまでエージングするには、どうしたらいいの? となると,以下の内容を読まれたし)

 理想としては、ジャズもクラシックも、バリバリのジャーマン系トランス・ミュージック(これ,特に高域の周波数特性、のっけから自然にない人工音だから、とんでもないパルシブなこと,特に本国ドイツ盤のマスタリングでは平然とやります)も、ワールドミュージックの太鼓の音も、教会堂の音も、波打ち際などの自然界の様々なサウンドも、SLやF1やジェット機の発進の生録音,高域成分に独特の美しさのあるグラス・ハーモニカ(音階に調節された多数の水を入れたワイングラスとかの縁を指で濡らしてならす、あれのこと)の音や古い大仕掛けのオルゴールの音、梵鐘の音、尺八の音、雷の音も、花火の音も。

 そして、それこそ17kHZのモスキート・トーンや低周波の一定周波数のピンク・ノイズの、それぞれ1分程度の持続音、およびそれらの周波数特性を波を打つようにゆっくり行き来する音、同じくその周波数の音を徐々に1分ぐらいかけて減衰していくサンプル、更にすべての周波数の音が同時にランダムに響く音=「ホワイト・ノイズ」と呼ばれるもので、チャンネル設定されていない、画面は「砂漠」状態のときのテレビの「ザーッ」という音をもっと広帯域に広げたと思ってもらうといいでしょう)さらに、手を「パン!!」とたたく時のような瞬発的な"clap音"の繰り返し。そして左右のチャンネルをわざと逆相にした音(これは,スピーカーケーブルのつなぎかたの極性の確認だけではなく、ステレオアンプのチャンネルセパレーションに関わる回路にとってはエージングの意味があるだろう)

 ......ゼイゼイ(^^;A

 これくらいの、広帯域の良質な録音のサンプルだけを集めた一枚のCDとかを「通して」再生すると、エージングは高スピードで万遍なくすすみ、新品の機器ばかりではなく、既に長年使い込んだ音響機器でも、この種のCDを「数回通して」鳴ら込んだだけで、アンプやスピーカーやCDプレーヤーの音が「ドラマチックに」音が整い、美しくなることがあります。まるで、汚れとほこりだらになっていた眼鏡をきれいに拭いた後の「見える」爽快感に似ています。
  
(ただし、近所迷惑にならないように(1分間ずーっと、"ピーーーーー””ボーーーーーー””キュイーーーーン””ドン!!」,更にそれの繰り返し.......ってな具合なので,音楽が微かに聴こえるのなら平気な隣室の人も怒鳴り込んでくる危険はある(^^;)),機器を逆に痛める危険を回避するために、ボリュームをあげ過ぎないことに注意!! このあたりは,この種のCDに録音されたナレーションで口をすっぱくして「おせっかいなまでに」次のトーンを出す前に「事前警告」してくれますが。

 この種の「オーディオ・チェックCD」とか「XLO CD」「Burn-in CD]と呼ばれるものは、いわば機器の潜在力をめいっぱい活性化させる「虎の穴」の特訓じみたCDなので、ずーっと真面目に聞いていると怒濤のように神経が疲労するので(波の音や花火の音に、ほれぼれと身を任せ、「自然界にはこんなにすばらしい音の世界があるのに,音楽に熱中しているだけではもったいないな」と思わず感動したりもすんですけど、念のためにいますと、ヒーリングCDとかに入っているそういう自然音は,必ずしも高品質の録音のものばかりではありません)、適当に、CDプレーヤーをリピートに設定してリスニングポジションを離れてほっとくぐらいでいいです。

*****

 この種のCDは,何と、iPodやその対抗製品群、MDプレーヤーにコピーしても、エージング効果が鮮明に出ます。当然ヘッドフォンにも!!

 私は、すでに20年は前に買った、"The sheffield/XLO Tests & Burn in CD"とい製品宝物にしています。そしてiPodに、トラックをセレクトしてですがロスレスでコピーして、 iPodやヘッドフォンに「寝起きの悪さ」を感じた時には、機器に「活を入れる」ために活用していますいます(このCDタイトルを読んで、懐かしい思いにかられた古くからのオーディオ・ファンの人、少なくないでしょう。↓これですねね)

Burnincd

 現在発売されているこの種の"Burn-in CD"を探してみましたが、

Burn-In-CD:EMZ zounds Power Disc

XLO/Reference Recordings Test&Burn-In CD RX-1000

が楽天で見つかりました。後者はHDCD用ですが,恐らく普通のCDプレーヤーでの再生もできます。

 あと、高級なオーディオ機器の中には、この種のCDが製品とセットでついているものもあるみたいですなので,特にCDプレーヤーやスピーカー、ヘッドフォンの部門に目を光らせてみるのもいいかもしれません。

(後日記:ULTRASONの高級機になると最初からこの種のCDついてるみたいです。"From a northern place"(by "Blue Yuta"氏)というブログ(私なんか、てんでかなわないくらいの「ヘッドフォン専門Site」ではないか!!)のこのベージのぐぐぐーっと下の方の記事参照。けっこうエージング後の音の変化について、私の述べたこと,私よりディープなマニアの方が裏付けて下さる内容と思います)

.....最近、この種の、音楽再生機器の「エージング」問題についてのまとまった情報、あまり見かけないので,この記事も,当ブログの「意外な長期ヒット記事」になっていくかも......

1.今週のセール(週替わり)

2007/01/11

序章:めぐり会うまで -中島みゆき「夜会 Vol.13 24時着 0時発」(1)-(第2版)

 実は私の中島みゆきファンとしてのキャリアには大きなブランクがある。

 中島みゆき - 私の声が聞こえますか - 時代「時代」は発表当時から知っていたし、ファーストアルバム「私の声が聞こえますか」(このアルバムについての拙論はこちら)から、「予感」までは、アルバムによっては少し時間をさかのぼりながらであるが、LP時代に「同時代的に」親しんでいる。
 ところが、アルバム「はじめまして」を聴いた段階で、デジタル録音をアナログ盤で聴くという形になったことが災いして、音がたいへん硬いものに感じられたのがきっかけだと思う。一度関心が離れてしまうのだ。アナログ録音の最後の2枚、「寒水魚」と「予感」が、アナログ録音の秀作で、カートリッジをおごっていくと、絶妙なまでに香り立つ繊細さと、ベースやドラムスの鋭くて重量感のあるインパクトが共存する名録音だったのである。この2枚のアナログ録音への愛着が、その後のみゆきへのこだわりそのものを断ち切ってしまったのである。

 (一方、今から振り返れば、初期のCDプレーヤーは何とも音か硬くて荒れて聴こえたものだ。これは、アナログプレーヤとCDプレーヤー以外のオーディオ機器そのものが、このアナログからデジタルへの変換に伴う音作りの抜本的な変更に追従しきれていなかったためだろう。今では、いわゆるシスコンのCDの音ですら、当時の単体製品のコンポーネント(合計価格は今のシスコンの10倍近くだったろう)よりはずっと「バランスよく」は聴こえる)

 もっとも、「はじめまして」は、みゆきにおける作風の転換を明らかに示し始めたアルバムで、当時の私の感性が、それについて行けなかったためとも思える。このアルバム前後から、後のみゆきが「ご狂乱の時代」と自ら振り返る転換期に入ったと知ったのは最近のことである。

 私は、中島みゆき - Singles 2000 - 空と君のあいだに「空と君のあいだに」、の大ヒットすら、曲そのものは何かの機会に耳に入ってもそれ以上の関心を持たなかった。

 私の中でのみゆきへの関心の復活は、NHKの「プロジェクトX」の開始である。私は、この番組の最初からいきなり「番組全体への」ファンになったひとりである。その証拠としての、この番組開始一ヶ月後の段階での、某メーリングリストの書き込みがある。

 NHKの火曜21:15の「プロジェクトX」は毎週ホント楽しみにしてます。どこか「戦後しばらくの日本人にはこんなに素晴らしい気骨ある人たちがいたんだよ! 私たちも頑張ろう!」と高度成長期を懐かしむようなノリがありますけども、ともかく何かで賞をとってしかるべきと思うくらいに毎週の粒が揃い、元気が出る番組です。コンセプトとフォーマットの勝利と感じます。これに比べると同じ時間帯の水曜の歴史物は、何か生ぬるく、以前の同じ時間帯の歴史番組よりかなり微温的と思っています。

([focusing-net: 1660] Thu, 12 Oct 2000 23:36:16 +0900より転載)

 番組放送開始が2000年4月ですから、半年後に書いているということになりますね。まだこの番組について大ブーム化するよりは前です。

*****

 みゆきの中島みゆき - 短篇集 - 地上の星「地上の星」中島みゆき - 短篇集 - ヘッドライト・テールライト「ヘッドライト・テールライト」もテレビで聴いた段階ですぐに好きになった。そして"Singles 2000"で近年のみゆきの代表曲に接した段階で、みゆきが現在たどり着いている境地の深みに圧倒されることになる。特に中島みゆき - Singles 2000 - 瞬きもせず「瞬きもせず」に鳥肌が立った。

 こうして、私は、その途中の十数年というブランクを、徐々に埋め始めることになる。曲はすでにすべてて手元にあるが、丁寧に聴きなおす段階に至っていないアルバムも実は多いままである。

 (みゆきにしても、浜崎あゆみにしても、アルバムそのものを「ひとつの統合的な『作品』として聴いた時にはじめて感じられる持ち味が実に明晰にある。埋め草のような意識でシングル発売曲以外を「寄せ集めて」作っているに留まるケースは皆無である。私はそれこそ交響曲やソナタの各楽章を聴いて行くような意識で二人のアルバムに接する)

****

 最近のみゆきのオリジナルアルバムでは、まず最初に「恋文」が全体としてしっくりくるアルバムとなった。続いて、「はじめまして」の再発見、その後で「歌でしか言えない」、「転生」という順になる。

 既に一度この時の記事で、敢えて暗示的に示唆したけど(^^;)、アルバム『転生』が、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」へのみゆきなりのオマージュというコンセプトを鮮明に持っていることは、「銀河鉄道の夜」を溺愛する人なら、一聴してわかることのはずだ。そしてそれが表面的な借り物などでは決してないことも。
 中島みゆき - 転生 - 命のリレー「命のリレー」一曲取り出しても、宮沢賢治の世界観へみゆきの深いシンパシー、みゆき自身の世界観との「高次元での共振作用」がなくては生まれない曲である。

****
 ところがどっこいぎっちょんちょん、私のみゆきへの十数年のブランクは、最近のみゆきのファンなら「当然の常識」すら知らないままでいる状態を生み出していた。つまり、私は、『ダ・ヴィンチ』2007年1月号でのみゆきへのロングインタビューを読むまで、アルバム「転生」が、そもそも、みゆきの、ミュージカルともコンサートともつかない特異なライブ、「夜会」のVol.13、「午後24時着 0時発」のCDアルバム版であるということそのものに「気がつかないままでいた」のである!!

 「夜会」については、数年前にNHKBS2で放送されたドキュメンタリーで、その特異な舞台世界に気づかされてはいた。でも、「夜会」の各回がどういう内容かについては全然情報収集しないままだったのである。「夜会」のDVDの全容まで体験して堪能するとなると、とても今の私の時間と資金力(^^;)では消化しきれないので、全面的に先送り、と、かなり前から決断していたのである。

 ところが、「ダ・ヴィンチ」のみゆきのインタビューでその事実を知ってしまったらどうにもならない。小説が苦手な私にとって、宮沢賢治の童話集は、すでに中学時代から、例外的な溺愛の対象だったのである。アルバム「転生」にも十分なじみ、聴き込むうちに「命のリレー」以上に中島みゆき - 転生 - サーモン・ダンス「サーモン・ダンス」にぞっこんになってきていた私にとって、これは中古市場で探して、ダイエットの励みにしてでも(爆)入手せずにはおられなくなったわけである。

 その結果、私は、

「そうか、あの曲が『こう』使われていたのか!!」

ということに、たいへん新鮮な感動を覚えつつ、このDVDを堪能できた。

 歌詞の字幕OFFのままでも、いきなりDVDと一緒に口ずさめるのが嬉しかったりして。

 「夜会」のストーリーを全く知らなくても、アルバム「転生」には自立した音楽的な深さがある。中島みゆき - 恋文 - 情婦の証言「情婦の証言」(これのみアルバム「恋文」の方に収録)や中島みゆき - 転生 - ミラージュ・ホテル「ミラージュ・ホテル」中島みゆき - 転生 - 無限・軌道「無限・軌道」そして何より「サーモン・ダンス」は,アルバムの中ですら、見事なイマジネーションを喚起する名曲なのだ。

 その「アルバムだけで」喚起できるイマジネーション深い味わいから予想できる期待を、「夜会 Vol.13 24時着 0時発」は全く裏切らなかった。そして、そこでのみゆきの存在感ある演技と歌唱に圧倒された。何より、お気に入りになっていた「サーモン・ダンス」が、ああいうふうに歌われ、演じられるようになって「いた」ということを体験できたのは、知らなかったがゆえにこそ、何とも感慨深いものがあったのである。

*****

 この連載(!)、次回は、この「24時着 0時発」を、ひとつの演劇作品としてとらえ、この作品の背景になっているみゆきの思想と、その背景についても迫る内容にしたい。

同時連載何本抱えるんだと思われそうですが、こういうやり方の方が、今の私の場合には、発想の「促成栽培」にならず、内容の密度を上げられるということに、最近の私は確信が出て来ましたので。以前とは異なり、ちゃんと続きは遠からず書かれます。)

Apple Store(Japan)

2006/08/10

今どき、携帯CDプレーヤを買い替える!!(第2版)

 すでに一度この記事で書きましたけど、日本の携帯CDプレーヤは、iPodとmp3旋風が吹き荒れた時点で、致命的な戦略ミスをしたと思います。

 その時書いたことを、多少増補して再整理しますと、

1. ある世代以上は、実はそんなに急激にダウンロード音楽購入になじまず、CDを買い続ける。

2. CDショップからの帰りがけに曲を聴きたくなる層は決してなくならない筈。

3. iPodユーザーでも音質にこだわる層は、「Appleロスレス」のような、可逆圧縮の、CDの情報量を全く落とさない形でのCDコピーに固執する以上、CDそのものは買い続ける筈。

4.多くのシスコンのCDプレーヤー部の、どうしようもない音の悪さ。

5.「長時間再生能力重視」路線アンプ部の電力消費を押さえ込む結果、音にゆとりが失われるということ。

 こうした結果、たとえ電池消耗が早くても、単3電池2個で稼働する、薄型・多機能路線にも背を向けた、しかしLINE OUT端子付きの「シンプルで安価な」携帯CDプレーヤーを、ニッケル水素電池で駆動したら、たいていのシスコンが逃げ出すくらいに音がいいのが現状なわけです。

******

Kosscoplayer 実は,これらのことに気づかせてくれたきっかけとなった、1年前のカナダのトロントでのフォーカシング国際会議からの帰りに空港で買って以来使っていたKOSSのKS5303なんですが、ついに故障しました。

 日本のどこでも売ってない商品ですから、修理してくれる場所もなし。

 そこで、この機種から学んだ経験則をそのまま適用、

「単3電池2個で稼働、
薄型・多機能・長時間再生路線にも無関心、
しかしLINE OUT端子つきではあるぐらいの、
シンプル機能で安い機種」

だけを基準に探したのです。

コイズミ ポ−タブルCD【税込】 SAD-3901-W [SAD3901W]SOUNDLOOK(コイズミ)SAD-3901-W

 この機種、ACアダプター端子はあってもアダプターそのものは付属していない、というあたりまで徹底して、余計なものが何一つ付属してません。CD-Rに対応はしますが、いわゆる「ダウンロード」された音楽媒体への対応は、mp3すら無関心。HDドライブやSDなどのメモリーを使うプレーヤーへの対応やMDとの互換性すら全く無関心。ほんとに、10年前のCDプレーヤみたいな作りです。

 しかし、音質は......

大当たりでした。

イッセルシュテット/ベートーヴェン:交響曲第2番/第4番クラシックの名盤でも余裕綽々、

(これ、アナログ期のデッカを代表する名録音です。リマスタリンクも恐ろしくいい!! 内容的にも、ベートーヴェンの交響曲第2番は未だにこの、シュミット=イッセルシュテット/VPO盤を凌駕する演奏なし!!

浜崎あゆみ/BLER BIRD (DVD付) target=浜崎あゆみの最新盤も全く見事!!

 少なくとも、音の広がりのたっぷりとした余裕感だけは、iPodのロスレスですら、ややチマチマしたものに感じさせるくらいです。

 ちなみにヘッドプォンは我が愛機の最高峰、グラド プレステージシリーズ【税込】 SR325I(GRADO) [SR325IGRADO]GRADO SR325i

あるいは、外出用の最高峰、

HEADPHONE(ヘッドフォン)STANTON(スタントン) DJPRO3000STANTON DJ PRO 3000

を、自分でブチルで鳴き止め処理した、ステレオミニジャックへの、オール金属削り出し変換プラグを通して聴いた結果です。

 電池は、サンヨー 単3形ニッケル水素充電池「eneloop」 4本パック HR-3UTG-4BPサンヨーのニッケル水素単3、"eneloop"です。

2006/07/25

オーディオにおける接点復活剤について(第3版)

 カウンセリングの話でこれだけ盛り上げている最中ではありますが、久々のピュア・オーディオネタで息抜きさせて下さい(^^)

(これだけのハイ・ペースで、仕事や日々の雑用の合間にカウンセリング関係の記事(しかもそれぞれが一本の論文にできそうな水準の記事)を連日書き続けられるというだけで、ほとんど奇跡的だと我ながら感じていますが、取りあえず今日の段階では「在庫一掃」できたかなとも思いますので。(明日になるとわかりませんが.....)

 インシュレーターの記事が大好評でしたので、今度は、それと並んでオーディオ・ファンを「混乱」と「不毛」の坩堝(るつぼ)に陥れている、接点復活剤の問題について、いかにも私らしい観点から書きましょう。

******

 接点の保護の問題については、全く無関心な人から、【送料無料】STEINMUSIC シュタインミュージック接点活性剤CCS数ccで万単位の値段の復活剤をありがたがっている人まで、両極端です。

 しかし、後者を海抜8000メートルのヒマラヤ山脈だとすれば、この接点の問題については、我が故郷、久留米の南側に連なる、耳納(みのう)山地(地質学上では、「傾動地塊[けいどうちかい。こちらも参照]」、つまり、斜めの断層が浸食された地形の代表的な例)の、そのまた一番久留米市内寄りの、日本で一番無名な「大社」である「高良大社」を頂く、高良山(こうら)山(標高312 メートル)ぐらいの高さのところに、真の落としどころがあります。

******

 1.接点は磨くべきである

 機器と機器をつなぐラインケーブルにせよ、電源のソケットにせよ、ブラグにせよ、アンプのスピーカーやヘッドフォンの端子にせよ、頻繁に抜き差しする場合も、つなぎっぱなしの場合も、一定期間ごとに接点の掃除はすべきです。錆びている場合もあるし、ほこりがたまっていたり、カビが生えている場合もあります。

 それらの不純物は、単に音質に影響するだけではなく、「電気抵抗」としての働きをしますから、一つ間違うとそこから発熱し、ついには「漏電事故」火事になる危険すらあります。

 その意味では、オーディオファンでない人でも、特に古くからの賃貸アパートなどにお住みの方は、まずは、引っ越してきたら、電源のソケットの掃除をする必要があると私は考えます。前に借りていた人が出た後のハウスクリーニングでそこまでしてくれてるとはとても思えませんからね。自宅にお住まいの方でも、ソケットの中の掃除なんて長年考えも及ばなかった皆様にも言えるかもしれませんが。

 もとより、濡れた手や、金属で掃除したら感電します。

 一番無難な方法は、軸が紙でできた(これ絶対!!)、しかも赤ちゃん用とかの「細身の」綿棒で掃除することです、太い綿棒だとソケットを痛める危険があります。

 しかも、その細身の綿棒の綿のついた先っぽではなくて、二つに折り、紙の軸の方ではじめは掃除する方がいいでしょう。これでけでも、綿棒数本必要なくらいに真っ黒になるはずです。

 その後で、細身の綿棒の先っぽの綿のついた方で仕上げをする。

 なぜこの「紙製の軸の方」→「綿のついた方」という順序をお薦めするかといいますと、いきなり綿のついた方で掃除すると、不純物や錆による「摩擦抵抗」が大きすぎて、コンセント内部の接点の方を痛める危険があるからです。

 プラグの方も、これと同じ要領で磨くといいでしょう。ちなみにライン端子のメス側の中は、決して「太い」綿棒の「綿のついた側」では掃除しないこと。メス側端子を基盤に止めている半田付けがはがれてしまう可能性があります。

 また、特にラインケーブルの場合、綿棒とかを固定して、ブラグの方を回す掃除の仕方は厳禁です!!

 ラインケーブルの断線や、プラグとケーブルの半田付けやスポット溶接されている部分が外れたりゆるんだりしますので。

 いずれの場合も、丁寧にやらないと、今度は綿の先っぽや軸の紙の部分が端子の中の奥深くに取り残される危険があります。多くの場合、これだけでは故障の要因にはならず、回路上は無害な場所に自然と落下するだけですが、この点は自己責任でやってくださいね。

 ライン端子の場合には、安全を期すなら、オーディオテクニカから出ているクリーニング・スティック・セット AT-604を使うのが無難でしょう。

*****

 2.接点復活剤は少な過ぎるくらいに
  決して直接吹き付けるべきではない

 ただ、綿棒や上記のクリーニングスティック「だけ」だと、「摩擦抵抗」が大きすぎて接点を壊す危険もあります。ですから、いわゆる接点復活剤ほんの少し併用することがお薦めなんですが、間違ってもコンセントの内部やラインメス端子の内部に直接スプレーしないで下さい

 接点復活剤の成分は、ほとんどの場合、プラスチックなどの「石油製品」を、長期的には脆(もろ)くする副作用があります。

 ですから、クリーニング用の布や綿棒にほんとに最小限含ませるつもりで使ってください。

 それこそ、瞬間接着剤を何かを貼り合わせる時に使うのと同様な、圧倒的慎重さで最小限でいいのです!!

 ちなみに、私は、いわゆる「オーディオ用」の接点復活剤は使っていません。

 値段が高いばかりのような気がして。少量の無水アルコールでもいいでしょうが、私は接点保護効果も求めて、次のものを「慎重に」「微量」使っています。東急ハンズなら、恐らく大抵の店にわずか数百円で売っています。

接点復活剤 クレ(KURE)CRC2-26

接点復活剤 クレ(KURE)CRC2-26

価格:661円(税込、送料別)

 自転車とかの油差しにも使えますし、家具の金属の蝶番(ちょうつがい)がギーギー言い出した時や、鍵穴の抜き差しが堅くなった時の「すべり材」としても使えますから、一本持っているだけで生活に重宝します。最近の自転車用ライトとか、ほとんど電池式になりましたけど、電池を入れる接点にだけ綿棒で少し塗りつけるとか。

  繰り返します!! 絶対に直接スプレーしないでください、最悪なのは電池を取り付けたままスプレーすることです!! 電池の爆発等の危険すらあります!!

*****

  3.プラグを抜き差ししたり、
   スピーカーコードを取り付けた直後の
   装置の音は、まだ安定していない

 以前の私もですが、接点復活剤マニアになると犯しやすい過ちは、そうやって接点を接点復活剤で磨いた直後の音の透明さがすぐ失われてしまうので、繰り返して頻繁に復活剤の使用とクリーニングを繰り返し過ぎた挙げ句、接点や装置を傷めてしまうことです!!

 実は、接点とは、取りつけた後、かなり長期間にわたって金属と金属の分子がお互いに密着していく過程を経て、接点の金属同志の接触面積が広がった時、はじめて音は安定するものです。

 つまり、接点復活剤を使った直後の音は、その装置の本来の音ではないのです!!

 接点復活剤を使ってしばらくして、あなたが装置の音がまた悪くなったと感じるのでしたら、それが「本来の」その装置の音ですとしか申し上げられません。

 ただ、これを機会に申し上げると、オーディオ製品の試聴室とかで、装置の比較のために、次から次へとプラグやケーブルを抜き差しする光景が見られます。これは、先ほどいった意味で、接点がまだお互いに融和していない段階の音ですから、装置本来の性能の公正な比較になりようがないのです。これなら、優秀なサウンドボックスの切り替えで音を比較する方がまだましかもしれません。

 特にデジタル機器の場合、こうした端子やケーブルの頻繁な付け替えは、はっきり耳で聴いてわかるくらいに、音をノイジーに汚します。

 端子をつないで、数時間から数日経過した時点での音こそ、あなたにとっていい音になるとしたら、あなたは、少なくともあなたにとって望ましい装置の選択と結線、セッティングにたどり着けたということです。

******

 ちなみに、私は、iPodについては、数日に一度、乾いたクリーニングクロスや細身の綿棒「だけ」で接点を掃除するくらいしかしません。一度塗った接点復活剤の効果は、乾(から)拭きされても、長期にわたり持続するので、それでいいのです。

ピュア・オーディオやAV機器に関しても同様ですが、それは頻繁に抜き差し御する端子のみ週に一度の乾拭きでいいでしょう。もし装置の結線を全くいじらないというのなら半年から1年に一度、上記の本格的な接点クリーニングで十分過ぎると思います。

 というわけですから、接点復活剤へのあなたの投資は、月当たりに換算すれば、数円もしないはず、となります。

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2006/07/16

先週の人気記事ベスト20!!(最終確定版)

 @NIFTYココログの、月曜日-日曜日の「先週」記事別アクセス解析機能を使って、客観的データとしてはじき出してみました。

 ただし、トップぺージへのアクセスではなくて、固定リンクでのアクセス率のみから集計しています。

第2版の数値は16日(日)24:00での確定値です。

 今後、毎週月曜にはこの週ごとのランキングを定期連載にしたいと思います。

 このランキングの掲載の結果、まあ、ワールドカップの終了後の連休2日めで皆さんにネットをじっくりと読んでもらう余裕があったのでしょうが(新規記事がないにも関わらず、17日の延べアクセス287)、明らかに、過去の古い記事を含めて、どの記事が読まれるかに、すでに明白に「異変」が生じました。

 もっとも今回は、この記事「初版」を日曜19時頃載せてから5時間の間に生じた影響バンドワゴン効果?)も含まれていることになりますが。

 次回からは、「完全に」日曜24時締めの「先週」ランキングが、1週間、アクセス解析記録として表示されたままですので、忙しければ、月曜でなくとも、翌週の暇な時にいつでも作れます。

 もちろんそれでも「バンドワゴン効果」は残るのですが、いい意味で古い記事を掘り起こして読者の皆様に読んでいただけるのは、私にとっては「過去の遺産」を埋もれさせずに読んでいただき、「新たな読者の皆様の当ブログへの勧誘」を検索エンジンやSEO対策にのみ頼らなくていいので、生産的意味があると思います。( )内は7/16の19:00からの5時間の間に生じた変動です。

********

1.あなたの身近な「町のカウンセラー」を目指しています。(→)

2.フォーカシングは、分野に関係なく、その人が「現場経験」から学び取る力を圧倒的に高める(→)

3.子供との関わりのためのフォーカシングの本、新刊(↑)

4.音抜けが圧倒的に良く、決して低域がダブつかない、究極のオールラウンド密閉型ヘッドフォン!(↓)

5.「死にたい」と言ってもらえること(↓)

6.クライエントさんに「共感できない」気持ちを糸口に、クライエントさんへの深い「共感」への道を開くこと (↑↑)

7 . 夢フォーカシングについてNEW!

8.「共感的に」人の話を聴くとは?(入門編)(↑↑)

9.「『信』なき理解」(↑)

10.欝とは、自分が無理をしていることを認識できなくなる時期にすでに始まっている(↑↑)

11.続・『信』なき理解 -援助職の人自身の人間関係の光と影-(↓)

12.目覚めれば午後3時半(↓)

13.プロ・カウンセラーの6つの条件("7.11 Asega Doctrine")(↓)

14.ヘッドフォンと共に過ごした「安息日」(↓)

15.インシュレーターは使わないに越したことはない(↓)

16.単なる「ロールプレイ」より効果的なカウンセラー訓練(↓)

17.真っ白な灰には決してならないうちに、(予告付)(↓)

18 .今週の人気記事ベスト20!!(初版)NEW!

19.あなたの身近な「町のカウンセラー」を目指しています。(への「コメント」(↓)

20.iPod向けヘッドフォン・イヤフォン・小型スピーカーの記事index(↓)

********

こうしてみると、私のページが、現状では、

カウンセラー(およびカウンセラーを目指して勉強中)の方々と、

iPod用のヘッドフォンを探している人、

ピュア・オーディオ・ファン、

向けのサイトであり、

浜崎あゆみ中島みゆきサイトではない!!

というリアルな現実やはり私は直面せざるを得ないのであった(^^;A

 .....まあ、ある意味では、特にこの3週間ぐらい、若いカウンセラーの方に読んでもらうことに、実際私も「一番」力を注いで来ましたので、本望といえば本望そのものの結果です。

 これからも、どうかよろしく!!

2006/05/26

ドヴォルザークの交響曲第4番(コシュラー/スロバキア・フィル)との再会(第3版)

突然、このブログで初の、クラシックの「特定の」CDの紹介記事です。

クラシックで輸入盤中心に所有CD1000枚以上、中学時代からの30年以上のクラシックファン、かつては本部サイトで、シューマン専門の「ロベルトの部屋」やっていたくらいですから、これまでこのブログで、時々、その「片鱗しか」見せていなかったのが不思議なくらいです。

*****

その理由は、

1.一度はじめると止まらなくなり泥沼にはまることを恐れていたから

.......私が、およそ何に関しても、ある種の「強迫的完全主義者」であることは、このブログの継続的読者をしておられる皆様ならおわかりでしょう(^^;)

だから、好きなことをはじめてしまうということは、その対象に「憑依」され、「奴隷」となり、

自分の中のフェルトセンスの要求水準に応えるために、

「歓喜にうち震えつつ、こき使われる」

という、「あの」、マゾ的な悦楽の園幽閉されてしまうと思うと、すごく自分で億劫(おっくう)になるのです。

*****

2.iPodと拮抗する、私が満足するピュアオーディオの再生装置セッティングをしていなかったから。

セッティングをするのがおっくうだった理由は、結局、「1.」に戻ってしまうんですけど(^^;)

その設定の問題(接続ケーブルや電源のテーブルタップやインシュレーターの吟味etc.)をシンプルにしたいからこそ、オールインワンのおしゃれで簡単操作!LINN製 CLASSIKシリーズ CLASSIK MUSICLINNCLASSIKに、以前から持っていたSTIRLING-HE【送料無料】【チャレンジ0518】TANNOY スピーカー「スターリング」(1台売)STIRL...タンノイのスターリングHWをつなぐという超割り切りにしたはずでしたが。

ちなみに、結局私は、前の記事で書いた、iPodからの「最短直接LINE入力」で聴くことが多いです。

つまり、

私のピュアオーディオ=LINNとTANNOYでのiPod Audio

という,過激な取り合わせです。

iPodを使っておられる方はご存じのように、曲の途中でトラックが変わると音切れするので、【音楽CD】ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67《運命》(1)交響曲 第7番 イ長調 作品92(2)ベートーヴェンの「運命」のフィナーレへのアタッカとか、カラヤン/R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りきR=シュトラウスの交響詩とかで悲惨なことになるのはわかっていますが、

AppleのロスレスでCDからコピーすると、CDプレーヤーの読み取りのサーボが音を汚す側面がなくなり、

いわゆる「デジタル臭さ」が皆無になる

ので、驚くほどバランスのいい音になります。これで「A」「H」「&」に続く、スペシャル夏マキシが登場!未定【浜崎あゆみ】ハマサキアユミ浜崎あゆみの新しいアルバム(といいつつ、6月発売の「次回新作マキシ」にリンク)
【Rock/Pops:ロ】ローリング・ストーンズRolling Stones / Jump Back: Best Of 71-93(CD) (A...ストーンズクラシックの新旧の録音がみんな不満なく聴けてしまいます。CDを取り替える手間もなくなりますし。

*****

さて、私に、今回、

「クラシック音楽全般における、私の無茶苦茶好きなCDの紹介シリーズ」

という、その、

「好き」ゆえにはじめるのが「おっくう」を越える

「禁断の扉」を開かせたのは、

昨日大船の街に出た時(といっても自宅から歩いて5分ですが)、全くの偶然で、私が20年以上探していたCDに出会ってしまったからであります!!

Dvosaksyuphonie_1

ドヴォルザーク/交響曲第4番ニ短調Op.13
ズデニエック・コシュラー/スロバキア・フィルハーモニー
(BRTLLIANT CLASSIKS 99565)

******

確かまだ大学に入った頃、FMで聴いて気に入り、3番から5番まで収録のLP2枚組のをすぐに買って愛聴していたのですが、Opus(オーパス)というマイナーなレーベルから出ていたこと(日本での発売元はビクター)、そしてその後ソ連崩壊、東ヨーロッパの社会主義政権崩壊、更にチェコとスロバキアの分離という時代の波をかぶったせいか、いろいろ調べてもCD化された形跡がないままで、すっかり諦めていたのです。

それが昨日、電球を買いに行ったついでに立ち寄った新星堂のクラシックコーナーで目の前に「交響曲全集」、7枚組なのに激安で並んでいたのに遭遇した時には狂喜乱舞したのでした

ただ、なぜか8番メニューヒン、9番ヤルヴィの指揮でロイヤル・フィルです。

*****

先にこのメジャーな2曲を紹介すると、

メニューヒンの「8番」「弦楽セレナード」は、さすが往年の名バイオリニストだけあって、特に弦楽器の細やかな歌わせ方への行き届いた統率力があり、弾けるようにリズミック。

「8番」は、私の場合、後に紹介するカラヤン/ヴィーン・フィルのDeccaによる旧盤のスリリングな演奏が絶対的に好きだったのですが、やや録音の古さとマスターテープそのものの音質劣化が気になっていたところ、このメニューヒン盤は、ほぼ同じスタイルなのに、クリアーなデジタル録音、上品で,ホールトーン豊かだけど混濁皆無の臨場感あふれるもので、今後カラヤン盤の代理をつとめてもらえそうで、これもまた掘り出し物。

ヤルヴィの「9番」は、録音はメニューヒンの8番と同傾向の、きわめて上質で美しいもので、演奏の完成度も高いのですが、曲の解釈がやや演出過剰とも思えます。第1楽章の導入部のティンパニや、第2主題のあとの、「あの」フルート・ソロにはじまる経過句(第3主題)とか、ここまでやるのという気もしますが(後者の経過句を全く自然に、ぶっきら棒にも意味深にもなりすぎずに演奏するのはなかなかたいへんでしょうが)、もしこれと同じ演奏が一発勝負のライブで聴けたら感動するかもしれない。

余白の、私が大好きな序曲「謝肉祭」(これに関してはこれまた後で紹介してるライナーの演奏が完璧!!)は中の上くらいの演奏だし、最後の「スケルツォ・カプリオーソ」は、「この曲を見直させてくれた域の、いい演奏です。「スラブ舞曲」アンソロジーみたいな曲というとわかりやすいかも。

スラブ舞曲集は、クーベリック/バイエルン放送響盤が、やや荒っぽい演奏かもしれないけどノリは最高。

*****

さて、今回のメインテーマの、コシュラー指揮による第4番

ドヴォルサークの第4交響曲、といって、すぐにメロディが浮かぶ人は限られているでしょう。しかし、私はこの曲、しかもコシュラーのこの演奏が、でたらめに好きなのです。

この曲、解説では、

「ブラームスの影響の元、ドイツの交響曲を手本に作られた曲で、ドヴォルザークとしては民族色が薄い」

などとあしらわれていることも少なくないのですが、

何の何の、

第8番と、ライナー/ドヴォルザーク:交響曲第9番第9番「新世界から」を別格にすれば、

みずみずしく流麗そのもののメロディ、

(第4楽章の第2主題なんて、メロディの美しいドヴォルザークの作品のなかでも私が大好きなものの一つです)

構成的な見通しのよさ、

そしてヒロイックな盛り上がり

という点で、むしろドヴォルザークの初期交響曲の中では魅力的な隠れた名曲と断言したいですね。

少なくとも、交響曲第8番や、スメタナ:交響詩「わが祖国」スメタナの交響詩「我が祖国」全曲を好きな人なら結構気に入る筈です。

*****

この第4交響曲、私はすでにクーベリック/ドヴォルザーク:交響曲第3番&4番クーベリック/ベルリン・フィル盤ドヴォルザーク:交響曲全集ノイマン・チェコ・フィルの新盤を持っていまして、どちらも水準以上の演奏とは思いますが、

この曲を盛り上がる曲として過剰に演出しようとするあまり、逆にこの曲本来のみずみずしいヒロイズムを損なっている気がします。

コシュラーの演奏は、テンポを恣意的にいじること皆無で、アナログ最末期の録音も流麗。CD化の際のマスタリングも、ホールトーンがたっぷりとした弦の響きも美しく、しかも私の20年以上前の当時のアナログ装置では聴きとれなかった、ディティールの深みまで聴こえてくる、たいへん良心的なもの。

ある意味で、ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルのべートヴェンの交響曲全集(恐らくこのシリーズの次の次の回に紹介)に通じる、

「演出臭さがない」

けれども

「凡庸だと、絶対こうはできない」

曲そのものじっくり味わえる演奏の典型といえます。

******

私は、指揮者や演奏家の自己主張のかたまりの演奏も好きなのですが、

その一方で、いろんな解釈を聴いたあとで、

「この曲のこの部分はこういうふうに鳴って欲しい」

という期待をなぜか決して裏切らない、

「黄金の中庸」といいたくなる不思議な「標準原器」性

を感じさせてくれる指揮者や演奏家録音(たいてい70年代以前のもの)も敬愛しています。

*****

次回は、上記のCDと同時に発掘した、

「まさか『この』放送録音CD化されたとは!!」

という奴を紹介。

今度のは、普遍性もオーソドックスもくそ食らえ的なタイプのもので、私が高校時代に

オープンリールテープデッキで

「エアチェック」(若い人にはわからない用語か? )したものを、

実に繰り返し堪能していたものの、まさかのCD化です。

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