トランス・ミュージック

2009/12/20

浜崎あゆみの"Connected"のPVってアニメなんですよ。

 "Connected"は、ayuの曲の中でも、作曲・編曲:Ferry Corstenという、バリバリのトランス・ミュージックとして、知る人ぞ知る超名曲です。

Ayu/Connected

 ドイツ輸入盤ですが、このバージョンがお勧め。音質もデタラメにいいです。

 さて、この曲のPVが、もろ"AKIRA"調の、全編アニメーションということを知っている方は、ayuファンでも限られているかもしれない。

●浜崎あゆみ / Connected(YouTube)Connected

 ただ、このPV、ayuのPVとしてはほんとうの成功作かどうかという思いがあります。

 なぜなら、ayuがこの曲で「私たちはどこでも繋がっている」と歌い上げているのは、こんな「電脳空間での猥雑なconnection」の次元なんてはるかに超越したスピリチュアリティに開かれたものだから。

 この曲に対する、実験的な「ひとつの解釈」として受け止めておくのがいいかと思います。

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2009/12/19

「リア充の科学」 (第2版)

 恐らくニコ動貼り付けるのは初めてですが、ともかく内容の摩訶不思議な完成度と、読者のつっこみコメとのコラボ含めて、いやに納得してしまったもので(^^)

 肖像権もへったくれもありませんが(^^;)

●【ニコニコ動画】リア充の科学

【第2版で追記】

 これはこれでいい意味で笑えたので追加。初音ミクの力借りてるとはいえ、こういう曲を作れる人のセンスはうらやましい。

【ニコニコ動画】【初音ミク】 リア充爆発しろ! 【オリジナル曲】

 おまけで、某所で見つけたこの図版も妙に納得した(^^;)

Netculturetable

 今日はこのあとにお仕事が詰まっているこういちろう。

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2009/09/03

「カウンセラーこういちろうの雑記帳」の主要過去記事を一番簡単に一覧するには

 このブログって、すでに創設4年9ヶ月、過去のエントリー記事総数が、「この」記事で1,914本め、なのに一日あたりの新エントリー、平均1.10本以上を現在も維持、しかも長文が多いという、へヴィー級ブログです。

 おかげで、もはや@ニフティココログが割り振ってくれているサーバー負荷が相当なものになっているせいか、

  • 私の方からトラックバックを送ることがもはや機能しない
  • pingも自動では飛ばせない(その割には随分多くの読者の皆様が、新記事アップ直後においでいただけることを幸いだと感じています)
  • カテゴリーにすべての記事が反映しない(カテゴリーによっては300から400エントリー分表示されようとするわけで)

・・・・・という、新しくおいでいただいた読者泣かせのブログになっていると思います m(_ _;)m

****

 もちろん、バックナンバー全体を表示してくれる、『アーカイヴ』ページ(自身がココログユーザー以外の読者の皆様、お気づきでしたか??? 右フレームの「バックナンバー」という文字そのものをクリックするとたどり着けます)というものも、あるにはあるわけです。

 しかし、このページにお行きになっていただいたとしても、過去の個々のエントリー記事のタイトル一覧があるわけですらない

 このページからの「〇年〇月」を全部めくっていただくだけでも(全く休眠した数ヶ月を除いても、現在50か月分ほどあるわけですね(^^;)。その50ヶ月分、それぞれ月ごとに、毎月30から40エントリーずつはあるわけですから・・・・・

 つまり、私がこのサイトでこれまで書いてきた主要記事がどんなものか、新しい読者の皆さんにおおよその見当をつけていただくには、もうデタラメにご不便をおかけしていることと思います   il||li _| ̄|○ il||li

*****

 この問題を一気に解決し、

  • 新記事の方が上に来る形で、
  • 過去の記事に関しては私がある程度絞り込んでセレクトしたものを、
  • 数百記事ばかり、1ページをスクロールできる形で
  • ブログのような表示の重さがない形で一覧したいただける

そういうページが、実はずっと以前から存在します!!

●阿世賀浩一郎のホームページ/index

 開設1995年12月(つまりWindows95発売直後)開設、日本において、インターネットで個人サイトを作ることが本格的に普及し始めた黎明期から、何と基本的なデザインを変えないまま運営し続けているサイトです。

 かつては、ネットを代表するエヴァ・サイトのひとつ、「エヴァンゲリオン論考」で著名だった時代もありますけど、幸いにして著作化させてもいただきましたので、そのコーナーは全面削除いたしておりますが(「ちーちゃんの部屋」というアニメコーナーがかつて存在したことを覚えておられる方もあると嬉しかったりして ^^;)・・・・

そのトップページから、このブログでの新エントリー記事を書く度ごとに、固定リンクへのリンクを、たいてい速攻の連続作業でお貼りしてもいるのです。

 恐らく、皆様のRSSリーダーに反映するスピードの比ではない「即時性」で「新着情報」が掲載され続けています。

 同一エントリー記事の更新(改版)情報すら、可能な限り早くお伝えしています。

 

そこに並んでいる、当ブログ個別記事へのリンク数は、常時数百あるはずです(古いものから時々、精選のための「ダイエット」をかけますので、一定数以上には増えません)。

 しかし、敢えて今でも、基本的には「素朴なhtml言語の手打ち」に依存し、javaスクリプトすらないに等しいということで、このトップページそのもののバイト数の多さの割には、表示が圧倒的に軽い筈です(このブログのトップページを表示するよりは軽いと思いますよ)

 
当方のアクセス解析によって、「こっちのページで新着情報見つけるほうが手っ取り早い」ことにお気づきの、毎日数名以上の固定ユーザーの方がおられることは掌握しています(感謝!!)。

 しかし、そうした方の占める比率が以前よりもかなり減っているようにも思いましたので、改めてご紹介させていただきました。

 

今後とも、「カウンセラーこういちろうの雑記帳」をよろしくお願い申し上げます。

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2008/02/29

浜崎あゆみのプロモーション・ビデオ、iTunes Storeですべて大放出!!(第2版)

 すでに少し前から気がついていたのですが、ここでの記事にするのが遅れていました。

 浜崎あゆみのプロモーション・ビデオのすべて【第2版で改定 増えた!?】が、iTunes storeで配信されるように一気になりました!!

Ayupvitunes

 いわゆる「絶望3部作」("SEASONS"含む)のメドレーが、3曲別々に切り離されているのは残念で、どうして一気にメドレー全体で1ファイルにしてくれなかったのかとは思いますが(100円上げても許す)。

 お勧めは、もちろん、まずは、

SURREALSURREAL(PV)

でっす!!

 「ヒョウあゆ」であまりにも有名なPVですが、ここで駆使されている「死と再生」をめぐる象徴表現の深み!! 一瞬も目を離せない域までさまざまな意匠が張り巡らされている、J-POPのブロモーション・ビデオの歴史に残る傑作だと思っています。

 若い頃のayuがほとんどすっぴんで出演していることも注目!!

"SURREAL"のPVの私のレビュー、iTunes Storeのレビューに掲載されています!!)


 あと、変り種は、Connected"Connected"のPVでしょう。

 曲も、日本の生んだトランス・ミュージックの傑作ですが、もろ、"AKIRA"ばりの全編アニメーションです。こんなのがあるとayuファンでもまだ知らない人、おられるでしょうね!!

 iTunes Store(Japan)←これもPVへのリンクでっす(^^)

2007/06/23

宝物(今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 宝物
「あなたが大切にしている宝物ありますか?」
「物」でなくていいというのなら、結局、他ならぬ私自身がフォーカシングを使いこなせること....ということになるかと思います。

そんなにのように人生の課題が解決するわけではない。しかし,結局、自分をこれ以上深く見つめさせてくれ、ものごとを深く味あわせてくれるものはない。

私のフォーカシングの「最終兵器」的使い方は、寝る前に、自分の中の漠然とした言葉にならない感じそのものを十分につかみ、それとただ共にいる形で,いつの間にか寝てしまうのでよしとすることなんですね(^^;)

 そうすると、たいてい、とんでもないくらいに奇想天外な夢を見ることができる。

 意識的にフェルトセンスをつかんだ上でいつの間にか寝入ってしまう時と、それをしないままに夢を見る時とでは、夢の生産性の質が違うとははっきり感じてます。世の中に、自分が「覚えていられる夢を見たい」という願望を意識的にかなえることができるテクニックは、あまりないと思いますが(^^) フォーカシング身につけている人みんながそうかはどうかはわかりませんけど。

 ちなみに「フォーカシングしながらいつの間にか寝入る方が、それをしないまま眠り込むよりマシ」という主張は、私がフォーカシング業界に文章でデビューした、「日常におけるフォーカシング」フォーカシング・フォーラム 第4巻 1号 日本フォーカシング研究会事務局 1987で、つまり、ちょうど20年も前にすでに書いていることです。

 目が覚めて来て、その余韻をじっくり味わうだけでも、自分の中の「何か」がまだ果てしなく生産的な活動をして、自分の人生と全身全霊で戦い、味わえる森羅万象を味わい尽くそうとしているのはわかります。

 自分の心とからだはまだこんなにも必死にいきいきと活動し、体験を消化しようとしている。しかもその内容と展開のバラエティと新鮮さは、どこまでも果てしないもの。

 仮に昼間の現実生活が膠着し,活路が見出せない時でも、夢の中では、スリルとサスペンスに満ちたファンタジックなRPGが毎晩一からライブで生成されているみたいなものです。起きてから夢でよかったとほっとするくらいにスリリング過ぎる内容のことも多いのですが(^^)

 これだけ含蓄の多い夢を連発で見続けられる限りは、私の心身はまだ可能性に満ちていると思えてしまう....

****

 そういう、フォーカシングとの「パーソナルな」絆が強過ぎることが、私に人に頼ることに対する消極性や,外的な行動面での抜本的な思い切りのなさを生み出してはいまいかとすら思う時もありますけど。

 でも、「自分の(自分のための)」フォーカシングに対するある種の「片意地さ」(早い話、自分以外の「誰も」その点では信じていないとすらいえる)ってのが、結局私の最後の「砦(とりで)」という気はします。

 その私なりのフォーカシングへのこだわりと折り合えるところにしか、私の未来は開けないでしょう(^^)

 それまでは、しぶとく「生き延びる」と思います。


****


 あと「物」的に言えば、書物で言えば、結局、中井久夫先生の著作が、最後には一番虚心に読める、癒される著作群と感じます。

 そして、すでに10年近く前に1000枚を超えていたクラシックのCD群。そしてそれを新鮮な形でiPodで聴きなおせる、遂に出会った究極のお気に入りヘッドフォン、ALESSANDRO(アレッサンドロ) MUSIC SERIES PRO(「今現在は日本に「入荷済み」の店はない??? あればめっけものです。ここで「予約注文」はしてますが)ということになりますでしょうか。

 音の質は、敢えて言えば「すごくスピード感があって透明度も高く、分解能もいい、しかもタンノイのスピーカーのような音」。プラスティック系の部品で作られた部分がほとんどなく、フライホイールがマガボニー削りだしであること、UHPLC銅線がそういう音の印象に相当影響しているはず。弦やヴォーカル、ピアノの音の、ボディのしかりとした繊細な生々しさは、滅多にない水準でしょう。でも、「やわらかい、おだやかな」音ではない。

このヘッドフォンの最近気がついた使用ノウハウ追加。付属の延長ミニブラグを使う場合は、ステレオ標準ブラグとそれを差し込む標準ジャック側の内側を、少量の接点復活材で「これでもか!!」というくらいに磨き上げること!! 銅メッキによると思える緑青の青さが綿棒などに全くつかなくなる域までそれをやると、驚くほど透明度が向上するのである。基本的に音楽ジャンルはオールラウンドで、本場ドイツのトランス・ミュージックとかの解像度と瞬発力もたいしたものですが、アナログマスタリングのクラシックのCDが、ほんとにアナログレコードを思い出させる繊細なニュアンスがiPodで聴けることがあります。マスタリングが冴えない古いCDと思っていたものほど,このヘッドフォンを通すと驚く新鮮さになることが多い。
 

Alessandro

2007/03/31

iPod向け「超」高級ヘッドフォンの世界!!(+α増補)

 わたしにとってもまだ手が届かない、コンデンサー型「でない」ヘッドフォン、オープン型と密閉型の「頂点の世界」の音を、知人の協力で体験できたので紹介したい。

 

ALESSANDRO MUSIC SERIES PRO(後面解放型)

(こちらも参照)


 わかりやすく言うと、私の愛機、GRADO SR325Iのハウジングを、アルミ削り出しから、マガボニー材を削り出したものに置き換え、更にヘッドバンドとつなぐ金属のスライド式調整棒を丸から四角の棒にして堅牢化するなどのマイナーアップデートをしたものと思って下さるといいでしょう。

 同社の同じようなマガボニーのフライホイールの高級機、RS-2などとはフライホイールのサイズ等、若干異なり,大きめで,ダイナミックレンジ、周波数レンジも広い、より新しい製品のようです。

 ALESSANDRO(アレッサンドロ)というのは、人の名前(George Alessandro)で、エリック・クラプトンをはじめとするハイエンドのギタリストの楽器や周辺機器のオーダーメイドを請け負ってきた人らしい。この人の楽器製作で培われたセンスと,グラドの技術が結合した製品なのですね。GRADO SR325Iですら4万円なのに,更に2万高いです(^^;)

 SR325I信者の私からすると、もうここまで来ると○△□☆※!!な領域の音!!

 ある意味で音のスコーンとした「抜けのよさ」はSR325Iより落ちます。SR325Iも、きちんとした装置と電源管理で聴く限りは,決してキンキンの音にならない筈なのだが、こちらは微妙にくすんだ,更に「艶(なまめ)かしい」音調になる。

 それは、まさに木のスピーカーの、あのくすんだ暖かみと陰影なのだ。タンノイスピーカーの愛好者である私からすると、ヘッドフォンでこういう音調が聴けるということ自体驚き。ある意味では、たしかにこれは「楽器の音」である。ただ、時としてこういう木製ハウジングの高級ヘッドフォンにある、穏やかになり過ぎて、音のレンジ感が狭くなり、透明感が失われる印象が非常に少ない。

 つまり、ロックやトランス・ミュージックやayuのようなパルシブなソースでも「おとなしくなる」印象がなくて、分解能が高くて瞬発力を持ちながら、ひとく貴族的に、しかしめいっぱいバリバリ鳴らすという、ギリギリのバランスがとれている。

 なのに、「艶かしい」。何度もいいたくなるけど。この、絶対矛盾の自己同一の上にある(?)製品。

 そして、SR325Iの欠点である、低域がやや野放し的でボテっとしてしまう面が見事にコントロールされ、変わって、上質の楽器の「胴鳴り」のような、上質の引き締まった響きに置き換わる。クラシックとか、もう、言語を絶する生々しさになる。

 これ、ひとつあれば、「私の」理想に限りなく近いと思う。


うううううう。.....稼ごう。


******



ULTRASONE Proline 750(密閉型)

(こちらも参照)


 トランスミュージックのお膝元のドイツのメーカーでっす。だからカタカナ読みなら「ウルトラゾーネ」でごさいます。

 この製品の上位に、更に"EDITION 9" という、25万円する化け物機種(>* o, *<)があるらしくて、そっちは冗談みたいな「雲上界」だけど、こっちはSR325Iより安めで実売3万強くらい。

 しかも、この機種にはオーディオチェックとエージング用の、広帯域収録の音楽+生録CDが付録でついてます。「スペースインベーダー襲来の砂漠の嵐」を無機的に延々聞かせれるくらいなら(これだけで意図がわかる人にはワカル)、大波ドドーン!! の遙か彼方に「霧笛」が微かに聞こえるのに浸って瞑想するのも一興かもしれない(^^;)。この付録CDだけでも売りに出せる水準かも。

 これはALESSANDRO MUSIC SERIES PROとは文字通り正反対の路線の音。ある意味で何ともサラサラとした「超ネアカな」」音。細やかな陰影で聴かせるタイプではない。音に「陰影」と「深み」と「コク」を求める人にはまるでピンとこない音だろう。

 作りもそうなのだが、何かすごーく「プラスチック臭い」音なのだ。ゴリゴリしたリアルさからはほど遠い。

 でも、だからといって、日本で言えばテクニカ的なストレート・サウンドを想像すると、またピント外れになる。

 全然音が硬くない!!

 ではソフトで「眠い」音質なのか?
 
 いや、これほどレンジが特に上の方に伸び、細やかな分解能で、音の粒子が細かく鮮明に飛び散り、ハイスピードで、広大なステレオ空間が定位する製品は珍しいだろう。

 S-LOGICという技術が、この広大なステレオ音場に関係するらしい。誤解なきように言うが、これは電子的なサラウンド回路とかではなくて、あくまでも構造的なメカニズムである。

 ある意味では、ayuのアルバムのサウンドがここまで細かく分解して細部まですっきり見通せる製品は聴いたことがない。

 しかし、低域は、ソフトで、ややボタっとしているし、暴れまくる。

 何より音色の深みが感じにくいのだが、この製品のケーブルのブラグは両端ともミニステレオジャックで、ヘッドフォン本体側はねじ式の着脱できるタイプなので、それを差し込む部分のかなり小さい口径と一致する、短くて高品質のステレオミニ×ステレオミニのケーブルとかが見つかれば(自作すれば)、この独特の「能天気過ぎる」「浅い」音色を改善できるのではないかとも思う。

追記:80センチのステレオミニジャック仕様ショートケーブルが1800円で別売りとのこと。ネットでのショートケーブルのみの単独注文はここでできます)


******


 なお、どちらの機種も基本はステレオ標準プラグです。

 ALESSANDRO MUSIC SERIES PROには、本体直つけのケーブルの末端につなぐ、15センチぐらいの、ミニプラグへの、同じ材質の「変換ケーブル」が標準装備。でも、アルミ削り出しの変換ブラグをブチルで縛り上げて泣き止めした私の「自作改良型変換プラグ」に比べると、皮膜材質がビニール系なので響きの反応の瞬発性と低域のレスポンスのインパクトが微妙にのろく、甘くなります。

 ところが、GRADO=ALESSANDROのヘッドフォンのケーブルって、UHPLC銅線という上質のものを使っている(これが音質にかなり決定的な筈)。だから、この短い変換ケーブルをULTRASONEのステレオ標準ブラグの先につないで、聴いてみる、という、天をも恐れぬ(?)アイデアを思いついた。

 ケーブルとは、直列につなぐと、接点での劣化はあるにしても、短くても、より高品質のものの方の材質の音色が支配的になるという法則があります(スピーカーケーブルも)。

 予想通り、ある程度、ですけど、ULTRASONEの響きが、「ネアカな性根はどうにもならないけど、少しだけ端正でまじめ」な方向に変化しました(爆)


※なお、URTRASONEには、iCANという、まさにiPod向けを意識したネーミングの小型軽量機もあるようです。私は未聴ですが、上記で紹介した機種の、圧倒的にたっぷりとした音の広がり感までは,価格相応にないらしいです。石丸電気(アキバだけ?)では試聴態勢があるとのこと

 更に、。このiCanシリーズには、上位機種として、下から順に"Okta""Naos""Aurum"とあるそうです。詳しくはこちらをどうぞ。


※この記事を書く上で、「ためごろうのヘッドフォン日記」を参考にしています。このサイト、ヘッドフォン情報にほんとにディープにお詳しいので、皆様にも参考になるかと思います。


●おまけ:
少しソニーを弁護したくなった
(そんなに悪いか? この機種)

ソニーMDR-D777SL-S  今、楽天で個数限定で安いので、それだけで思わずご紹介してしまう。

 はっきり書きますが、評判は良くなかったみたいで、現在あちこちで安売りされています。

 ただ、あれからもう一度自分のiPodつないで試聴しなおして、何か複雑な思いに駆られたので、敢えて珍しくソニー弁護の論陣を張るぞ。

 確かに一見地味な音かもしれないし、安い製品と見かけが変わらないし(^^;)、ケーブルが頼りなく見える。

 高域がすごく「上品」なので(帯域的に出ていないのではなく、ある意味では「実に素直に」伸びているのは宣伝通り)、アウトドアでの使用だと「エッジが立たない」ことが音を物足りなく感じさせる可能性はある。

 しかし、それは,以前にも書いたように、「高域」というものへのありがちな誤解によるものが大きいだろう。5KHzから12KHzのあたりにどこかピークを持たせさえすれば、シャリシャリと「高域が伸びている」印象を持たせるのは容易なのだ。

 低域は「実は」随分伸びていて、なのに引き締まっていてドロンドロンせず、すっきりしたスピード感があるののは密閉型としてはむしろ「上質」で、なかなかないだろう。この点では既に紹介したテクニカのATH-ES7よりもかなりいい。(逆にいうと、あれだけ薄型でこっちより定価で1万安いのに、低域以外はこちらを凌駕する、私の好みの「実直さ」に徹しているES7はたいしたものだ)

 見かけ上(聴きかけ上?)の高域に、「外国語の子音に鈍感そうな」、伝統の「勘違いした聴きやすさ」のソニー臭さ(^^;)がまだやはりあるが、全体として、間接音成分がすごく上質。

 ある意味では、周波数特性的にはフラットな振動版を「強迫的に」開発し、コンパクトなプラスティックのハウジングとフライホイールで可能な範囲で、不快な音が出る要素をとことん「制御」してしまい、「鳴き」が出ないようにしたことが不評につながるという、不幸なボタンの掛け違いがユーザとの間に生じた製品。
 
 ちなみに、「外の音を聴くための」スライド式のポートというのは余計な仕掛けと思う。音楽が流れていない時にすら、このポートを開けても閉めても「ほとんど」外の音の聴こえ方が変わらない(爆)。これのために少し音質的にマイナスになる構造を呼び込まなかったか?

 テクニカES7はステンレス製ハウジングによる「構造のシンプルな堅牢さ」というところにベースを置いたのでこうならずに済んだのだと思う。

 ヘッドフォンの好き嫌いが凄く激しい私が敢えて言うが、「7000円のヘッドフォン」としてみたら、日本製ではかなり上質、こういうのを「フラットな,超カマボコ型特性」というのだと思う。


 もっとも、イアパッドが上質であることが、逆にかけ心地の上で「うっとおしく」感じさせるという矛盾に陥っているかも。装着感が良すぎることで逆に「耳が」一瞬「閉所恐怖症」に襲われて「こわい考えになってしまう」のがむしろ嫌われるか? 夏場は耳がムレそう(^^;)

 エージングすると思ったより音は「伸びて」聴こえ出すタイプかと。

 全般に、ソニーのヘッドフォンって、ある意味で、通俗的な意味で「オーディオチック」というより、耳にやさしい,繊細な聴きやすさはあると思います。パッと聴くといい音なのに、何か飽きやすい音(^^;) でもこの「平凡さ」は、実は「偉大な平凡さ」かも?。聴いているうちに、耳が痛くなって不快になるよりはいい。いい意味での「日本的な」ヘッドフォンらしさがある。ちょっと線が細い、「蒸留水性」があるんだけど。

 下手にインナーイヤーにこだわるよりは、よほど、余裕感はあるし。

 もっとも、ayuを「極める」とか、細かい音までどんどん訴えてこないと、という人には"?"かもしれない。音のバランスはすごくいいけど、すごく「優等生」のayuになってしまう(^^;)

 ただ、こういうヘッドフォンの音を聴くと、ayu自身が、ライブの際には、パナソニックではなくて(爆)、ずーっとSONY愛用者で通しているのも悪くはないかなと思う。耳に負担にはならないし、パートがごとの音が自然と聴き分けやすいのはソニーの伝統。

 それに、ヘッドフォン(イヤフォン)は、一度好きなのが決まったら、むやみと変えない方が、自分なりのモニター的音の聴き分けの勘は狂いません。いくら倖田やマドンナ(マドンナのはコードのみかけとその後ろ向きの引き出し方と跳ね上がりぐあいはどうみてもE5cのシルバー色ケーブルなのに、装着部は、肌色の耳をきれいにふさぐデザインなのでオーダーメードと思う)がシェアー系でも、我が道を行くべきです(きっぱり)

 ayuをひたすらネアカでもいいから(爆)そのサウンドの細部まで「3万円前後出して」堪能して聴くなら、URTRASONEのPROline750にショートケーブル追加投資の方が、いくら低域がボテボテ暴れようと、「遥かに凄い」、滅多には味わえない領域とは断言しますが(^^)、「7000円払うヘッドフォン」なら、このソニーも、かなりいい方です。


 でも、これが「売れなかった」と知って、何か変だよと言いたくなった私。


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2007/02/25

受験生の受難は必至だって、わかる人には聴かなくてもわかるのにな.....(および、「モスキート・トーン」「オーディオ機器のエージング」について)(第4版)

恒例、msn=毎日新聞サイトより。

センター試験:リスニング機器、性能劣るのを承知で採用

 この記事、

 音質面では、採用されたプレーヤーについて「一世代前の音声圧縮法」とし、競合プレーヤーは「最近の標準的な圧縮法で音楽の再生にも用いることができ、音質は優れている」と記している。

 再利用については、採用プレーヤーは「記録方式が独自でパソコンの入出力と互換がなく、再利用に大きな障害となる」と記述。競合プレーヤーは「パソコンと互換があり、デジタルカメラなどのメモリーに利用できる」と優位性を認めた。

 「ここまで」上から読めば、オーディオマニアだったら、採用プレイヤーのメーカー、わかっちゃうんですよね(^^;)。

 恐らく「採用さなかった」のは、

仮説1.シャープ
仮説2.パナソニック。

(パイオニア、東芝もありだけど,確率的には上記の2つかな)

のマイクロソフト.wmv系音声圧縮。

「値段が高過ぎるので,最初から検討から除外された」のは、Apple=iPod系(AAC形式)かもしれない。
 もちろん、「理不尽な不採用」を食らったのがMP3系の可能性もあるけど、サードパーティのいろんなメーカーが安い製品を出したMP3系製品より、ソニー独自のMDやATRAC3plusの圧縮形式の製品の方が「高い」って印象があるもので......

 そして、いずれにしても、AACもWMVもMP3も「国産の」音声圧縮フォーマットではない。そして、多くの携帯のメモリーがminiSDカードないし SDカードの時代に、メモリースティックもソニーだけだけの規格だから。こういう「すべて自社独自規格」路線で生き残ろうと思ったら、Apple=macクラスのクオリティと洗練がないと「割高でも信頼される」という形で支持を維持できないのに....。

 そのAppleすら,intelのCPU導入のタイミングを間違えず、むしろそれをプラスに生かして,今後の対windows系陣営への拡大戦略という点で、根っこのところで有利に展開できる布石を打った(携帯市場への参入だけが、特に対日本戦略という点ではリスキーなんだけどb、そのことは十分わきまえてしか今後も事業展開しないだろう)

 それにしても、選考にあたる文部省のお役人さんに、ちょっとまともなオーディオファンがいれば.....。はっきりいって、すでに数年以上前から、ソニーは、モバイルを含む音響機器の分野では迷走し続けてます!! .....どうもそれが「音だけではなくなってきた」のが、ゲーム界でのPS2から一転してのPS3の苦境だったりするのかな.......

******

 ソニーの音響技術者の人たちって、普段からどんな装置で音を聴いているのかしらと思う。CDやMDの規格を生み出した頃の過去の栄光にしがみついて、他社の装置を謙虚な耳でいろいろ聴いてみる姿勢がないのか????

 更にいえば、「1年で使い捨てるのではなく、3年はリサイクルすれば?」という参考意見がついたという点は、ほとんど、「税金を払ってる国民を愚弄するな」の世界です。こういう点からこそ「予算引き締め」すべきなのだ。

 新品でも、初期故障、ないし、初期の作動不良の確率と、最初はきちんと動作して、使用開始から一年後に壊れている確率は、どっちが高いかなんて、よほどプアーな製品でない限り、はっきりしてます。1年後ちゃんと作動するかどうか再検査をメーカーに委託したとしても、新品購入よりは安いはずでしょ。

 ......となると,リサイクルを前提に立てば、少し値段が上でも、「ソニーでない方」を選んだ方が安かったりするのは当たり前。いまだにソニーというだけで「いいメーカー」というブランドイメージが国の役人さんにあるとすれば、あの,現在の経済市場でのソニーの評価がどうなってるのか、その背景に、製品に関するどのようなユーザーの評価と,販売戦略の格差が生じているかとか、政府は「何も知らないまま」とはいわせませんけど....に,尽きます。国の経済感覚はもうどうしようもないのでは???

 以上、最近のソニーの製品を「自分なりに使い込んで」「自分の耳で比較して」、それでも気に入っている人まで批判するつもりは『全く』ありません!!

******

 あと、参考までにいいますと、日本語よりも、英語の方が、「子音」の周波数特性成分が高い周波数帯域にあります。リーダーやグラマーの成績ならかなりいい人でも、日本人が英語の特にネイティヴの人の「ヒアリング」となると,最初の壁を突破するのが結構たいへんなのは、普通に日常に言葉を話す時に、その「子音」帯域への感受性と識別力が経験的に自然に訓練/学習されいく環境にない以上、やむを得ないかと思います。

 平均的英語教師の皆様の発音も、この子音周波数の違いまで完全にネイティヴの人並みということはないと思います。私はミッション校出身でしたから、何人か外国人の英語の先生がおられましたが、日本に来られたばかりの、今思えば完全に「米語」発音の先生の、全く平易な内容の英会話の問いかけが、話す言葉が出ない以前に、何回か繰り返してもらっても、そもそも発音がまるっきり「聴き取れない」ことにかなりショックだった記憶があります(直前の日本人の先生が、正反対に、古風なまでのキングス・イングリッシュ発音("either"を絶対に「エイザー」に近い発音でお読みになる)だったのでなおのことだったんでしょうけど。

 そのへんを「聴きやすく」「弁別しやすく」なるか否かを重視する形で、欧米の音声圧縮形式、そして機器そのもののチューニングは当然のごとく作り込まれます。

 ちなみに、この子音成分への敏感性という点だけ取り出すと、これまた母国語の子音の性質に拠るのでしょうが、ドイツ系の音響機器メーカーのものが一般にみてすごく水準高いのです。

 ヘッドフォンでいえば、なぜかAKGには趣味があわないのですが、ベイヤー、ゼンハイザー、B&O、そしてまだ日本ではあまり普及してませんが、UlTRASONE、そしてオランダですが、フィリップスの製品系列の中に、声の生々しさと、息づかいを含めた空気感の生々しい再現という点で、日本製品にはない「はまっちゃう」音の製品を「どれか」見つけられる可能性は高いのです。

 映画のセリフ、いや、地上波テレビで昔のモノラルのアニメの「日本語の」セリフでもいいので、イギリスやドイツ系のスピーカーの「バランスのいい音(値段は無関係)」を聴かれると、その「生々しさ」に、初体験のときからぎょっとすることになる場合もあると思いますよ。私が30年以上前のタンノイスピーカー(いつもお書きするように「スターリング」)を使い続け、テレビの音声や映画まで、このAV対応まるでなしの2チャンネル再生で満足しているのか???? 生々しいんですよ。声の帯域が。それと、「音から音への移ろい」みたいなものに敏感。映画館の空気だけは、ドルビーサラウンドなしでも結構再現できるのです。

 BOSEやJBLは、アメリカ系の、全く違う基準での音作りですが、やはり質的には全く次元が違うけど、「子音成分にこだわった生々しさ」はある(ピーク成分の置き方の発想がヨーロッパ系とは全く異質にしても)と思うし、「ジャズやアメリカのハードロックははJBLでないと」という人のお気持ちも理解できます。

 不思議と、オーディオの世界となると、フランスのメーカーが「全く」かすんでしまうのも、フランス語という言語の性質と関係あると思います、イタリア製や北欧製の方がまだ高級市場では結構「知る人そ知る」の製品群があります。ただ、これらの国々はヘッドフォンは自社開発しないことが多いので。

******

 ちなみに、17キロヘルツの「モスキート・トーン」のことがいろいろ話題になるようになりました。例えば、Pc Viewサイトのこの記事

 「モスキート・トーン」とは「一般に大人になると聴こえなくなる周波数帯域」の音のことです。私も30歳過ぎから聴こえなくなりました。

 蛍光灯がずっとついているときの「シーーーーーン」という感じの音が近い帯域。これはもちろん、英語やドイツ語のヒアリングに決定的な子音の周波数帯域よりは、かなり上です。

 でも、この問題についての現時点での紹介記事の多くは、大いなる誤解を引き起こす危険に満ちています。

「CDの周波数帯域が高域20kHZまでになったのは、人間の耳の性能がそうだからと教わったけど」

→「そんなら、中年のオーディオオジさんには17kHZすら「聴こえていない」のだから、その人たちの語る蘊蓄には全く意味がないのでは?」

 それをいったら、楽器の演奏者だって、歌手だって、CDやPAを操作する技術者だって、オーディオエンジニアだって、30歳過ぎたらみんなお払い箱にすべきなの?

 ......になるわけでして。

 なるほど、17KHzの音「だけ」を流されたら、30歳過ぎた人はまず「聴こえ」ません。ところがどっこいギッチョンッチョン、「聴こえてもいる」のです(^^)

 わかりやすいのは、いわゆる低周波騒音。今度は逆に20Hz以下なので人間の耳には「聴こえない」のに、なぜ健康被害になるのだと思いますか???

 17kHzのモスキート・トーンであっても、一定以上の音の大きさで延々聴き続けたら、若者にも「大人にも」ものすごいストレスになる筈なんです。

 いわゆる聴覚器官の「刺激域」の外側の音を、人間の「身体は」何も感受していないわけではない。脳細胞そのものは、内蔵は、骨は、直接その振動を受け止めているはず、と考えてみればわかりやすいでしょう.

*****

 だから、実は、例えば大人の「耳の」周波数帯域である20Hz-16kHz以外の周波数特性の部分に、変なピーク成分があったりする音響機器は、実際に耳で聴いているよりもはるかに「大きな音」を「身体で」受け止めている可能性があります。これじゃ身体に変調が生じてあたりまえ。少なくとも聴いているうちに疲れて来て当たり前なんですね。

 ヘッドフォンでも、中級以上の製品になると、スペック上、高域が30kHZまで周波数特性が伸びているものがたくさんあります。こうした機器の中で秀逸製品、しかもエージングをきちっとやって十分慣らし込まれた製品の音は......意外でしょうが、新品を買った直後を別にして高い音が決してキンキンうるさく「ない」はずです!!

 むしろ、なんでかしらないけど、音の広がりの空間のスケールが大きくて、ホールに響く残響や、間接音成分、ピアノのタッチ、歌手の歌い回しが繊細に響く。一般的にいうと、透明感と音の解像度、ステレオ低位の細やかさが増して、ふと、機械の音を聴いているのを忘れて、ヘッドフォンの外からの音と勘違いする.....

 そういう、「これみよがしではないさりげなさ」、「機械の音を聴いていることを意識しないで済む」という方向に聴感上はむかうはず。

 なぜなら、自然界には、その可聴帯域外の周波数の音が、「全く自然な周波数特性」で存在するから。自然界の周波数特性は0Hz-無限Hzでしょうから!!(そりゃそうだ!!これこそA=Aのトートロジー(同義反復。前期ウィトゲンシュタインはこの点では正しい)。

 ただし、人間が存在する通常の環境における物理学的周波数帯域の「高域上限」はあるかも。電子や原子の振動以上の帯域なんてないでしょうからね!!

 これらの周波数の中で、人間の「心身機能全体に」何らかの影響が「ない」周波数帯域ってのがほんとはどのへんか? までくると、まだ科学的に真相は究明されず、いろんなオカルトまがいの似非科学が流通している段階でしかないのではなかろうか???

******

 更に、オーディオ機器の「エージング」について触れます。

 エージングとは、音を繰り返し鳴らし込む過程で、アンプやCDプレーヤーの中の様々な部品、ケーブル、スピーカーなどの音を発生させる部分が電気的に、あるいは物理的に「使い込まれて」装置本来の性能を発揮できる方向に少しずつ「馴化して」、しなやかな、うるささのない方向に音質が変化して行くこと、あるいは、それを意図的に促進することです。

 論理的には、ある『寿命」を経過すると、今度は電子部品や機器のサスペンションや可動部分、スピーカーのコーンそのものの性能の自然劣化がはじまることにもなります。でも、部品に良い質の素材を吟味した良い設計の製品だと、この「マイナスのエージング」はなかなか生じないまま、いわば年代物のワインやウイスキーみたいな「熟成」がどんどん進むことになります。どんどん「オトナの音」としての持ち味が出てくるわけですね。

 ところが、たいていの人が聴く音楽ジャンルは偏ってますし,本当にバランスいい録音は少ない。
 だから,音楽をただ大量に聴き続けているだけでは,エージングのスピードとバランスはいびつなものになります

 (意外にも、ayuの最近のCDなら、ayuの片耳難聴をサポートして来たスタッフの耳が凄くいいんでしょう、もともとオーディオ的にひどく凝り性な上に、最近のayuのレパートリーは、アコースティックからテクノ、ハードロック系まで一枚のアルバムにすごい多様性で入っていて、ともかくバックのバンドの曲ごとのアレンジのひねり具合とパートの重ね方が壮絶の域、なのに欧米の超一流クラスの音作りの洗練に比べると「冒険的に過ぎる」スリリングなミキシングバランス(^^;A)なので、エージング効果は高い筈です。マジに、ayuを聴くようになって、うちの装置はクラシックすらウェルバランスになる方向に向かい続けて来たのである)この,音の複雑性と多様性、周波数レンジの広さという点では、今でもavexで,制作コスト「特別扱い」以外の何者でもないと思う....。もとより、その最近のayuのアルバムを気持ち良く聴けるところまでエージングするには、どうしたらいいの? となると,以下の内容を読まれたし)

 理想としては、ジャズもクラシックも、バリバリのジャーマン系トランス・ミュージック(これ,特に高域の周波数特性、のっけから自然にない人工音だから、とんでもないパルシブなこと,特に本国ドイツ盤のマスタリングでは平然とやります)も、ワールドミュージックの太鼓の音も、教会堂の音も、波打ち際などの自然界の様々なサウンドも、SLやF1やジェット機の発進の生録音,高域成分に独特の美しさのあるグラス・ハーモニカ(音階に調節された多数の水を入れたワイングラスとかの縁を指で濡らしてならす、あれのこと)の音や古い大仕掛けのオルゴールの音、梵鐘の音、尺八の音、雷の音も、花火の音も。

 そして、それこそ17kHZのモスキート・トーンや低周波の一定周波数のピンク・ノイズの、それぞれ1分程度の持続音、およびそれらの周波数特性を波を打つようにゆっくり行き来する音、同じくその周波数の音を徐々に1分ぐらいかけて減衰していくサンプル、更にすべての周波数の音が同時にランダムに響く音=「ホワイト・ノイズ」と呼ばれるもので、チャンネル設定されていない、画面は「砂漠」状態のときのテレビの「ザーッ」という音をもっと広帯域に広げたと思ってもらうといいでしょう)さらに、手を「パン!!」とたたく時のような瞬発的な"clap音"の繰り返し。そして左右のチャンネルをわざと逆相にした音(これは,スピーカーケーブルのつなぎかたの極性の確認だけではなく、ステレオアンプのチャンネルセパレーションに関わる回路にとってはエージングの意味があるだろう)

 ......ゼイゼイ(^^;A

 これくらいの、広帯域の良質な録音のサンプルだけを集めた一枚のCDとかを「通して」再生すると、エージングは高スピードで万遍なくすすみ、新品の機器ばかりではなく、既に長年使い込んだ音響機器でも、この種のCDを「数回通して」鳴ら込んだだけで、アンプやスピーカーやCDプレーヤーの音が「ドラマチックに」音が整い、美しくなることがあります。まるで、汚れとほこりだらになっていた眼鏡をきれいに拭いた後の「見える」爽快感に似ています。
  
(ただし、近所迷惑にならないように(1分間ずーっと、"ピーーーーー””ボーーーーーー””キュイーーーーン””ドン!!」,更にそれの繰り返し.......ってな具合なので,音楽が微かに聴こえるのなら平気な隣室の人も怒鳴り込んでくる危険はある(^^;)),機器を逆に痛める危険を回避するために、ボリュームをあげ過ぎないことに注意!! このあたりは,この種のCDに録音されたナレーションで口をすっぱくして「おせっかいなまでに」次のトーンを出す前に「事前警告」してくれますが。

 この種の「オーディオ・チェックCD」とか「XLO CD」「Burn-in CD]と呼ばれるものは、いわば機器の潜在力をめいっぱい活性化させる「虎の穴」の特訓じみたCDなので、ずーっと真面目に聞いていると怒濤のように神経が疲労するので(波の音や花火の音に、ほれぼれと身を任せ、「自然界にはこんなにすばらしい音の世界があるのに,音楽に熱中しているだけではもったいないな」と思わず感動したりもすんですけど、念のためにいますと、ヒーリングCDとかに入っているそういう自然音は,必ずしも高品質の録音のものばかりではありません)、適当に、CDプレーヤーをリピートに設定してリスニングポジションを離れてほっとくぐらいでいいです。

*****

 この種のCDは,何と、iPodやその対抗製品群、MDプレーヤーにコピーしても、エージング効果が鮮明に出ます。当然ヘッドフォンにも!!

 私は、すでに20年は前に買った、"The sheffield/XLO Tests & Burn in CD"とい製品宝物にしています。そしてiPodに、トラックをセレクトしてですがロスレスでコピーして、 iPodやヘッドフォンに「寝起きの悪さ」を感じた時には、機器に「活を入れる」ために活用していますいます(このCDタイトルを読んで、懐かしい思いにかられた古くからのオーディオ・ファンの人、少なくないでしょう。↓これですねね)

Burnincd

 現在発売されているこの種の"Burn-in CD"を探してみましたが、

Burn-In-CD:EMZ zounds Power Disc

XLO/Reference Recordings Test&Burn-In CD RX-1000

が楽天で見つかりました。後者はHDCD用ですが,恐らく普通のCDプレーヤーでの再生もできます。

 あと、高級なオーディオ機器の中には、この種のCDが製品とセットでついているものもあるみたいですなので,特にCDプレーヤーやスピーカー、ヘッドフォンの部門に目を光らせてみるのもいいかもしれません。

(後日記:ULTRASONの高級機になると最初からこの種のCDついてるみたいです。"From a northern place"(by "Blue Yuta"氏)というブログ(私なんか、てんでかなわないくらいの「ヘッドフォン専門Site」ではないか!!)のこのベージのぐぐぐーっと下の方の記事参照。けっこうエージング後の音の変化について、私の述べたこと,私よりディープなマニアの方が裏付けて下さる内容と思います)

.....最近、この種の、音楽再生機器の「エージング」問題についてのまとまった情報、あまり見かけないので,この記事も,当ブログの「意外な長期ヒット記事」になっていくかも......

1.今週のセール(週替わり)

2006/07/16

先週の人気記事ベスト20!!(最終確定版)

 @NIFTYココログの、月曜日-日曜日の「先週」記事別アクセス解析機能を使って、客観的データとしてはじき出してみました。

 ただし、トップぺージへのアクセスではなくて、固定リンクでのアクセス率のみから集計しています。

第2版の数値は16日(日)24:00での確定値です。

 今後、毎週月曜にはこの週ごとのランキングを定期連載にしたいと思います。

 このランキングの掲載の結果、まあ、ワールドカップの終了後の連休2日めで皆さんにネットをじっくりと読んでもらう余裕があったのでしょうが(新規記事がないにも関わらず、17日の延べアクセス287)、明らかに、過去の古い記事を含めて、どの記事が読まれるかに、すでに明白に「異変」が生じました。

 もっとも今回は、この記事「初版」を日曜19時頃載せてから5時間の間に生じた影響バンドワゴン効果?)も含まれていることになりますが。

 次回からは、「完全に」日曜24時締めの「先週」ランキングが、1週間、アクセス解析記録として表示されたままですので、忙しければ、月曜でなくとも、翌週の暇な時にいつでも作れます。

 もちろんそれでも「バンドワゴン効果」は残るのですが、いい意味で古い記事を掘り起こして読者の皆様に読んでいただけるのは、私にとっては「過去の遺産」を埋もれさせずに読んでいただき、「新たな読者の皆様の当ブログへの勧誘」を検索エンジンやSEO対策にのみ頼らなくていいので、生産的意味があると思います。( )内は7/16の19:00からの5時間の間に生じた変動です。

********

1.あなたの身近な「町のカウンセラー」を目指しています。(→)

2.フォーカシングは、分野に関係なく、その人が「現場経験」から学び取る力を圧倒的に高める(→)

3.子供との関わりのためのフォーカシングの本、新刊(↑)

4.音抜けが圧倒的に良く、決して低域がダブつかない、究極のオールラウンド密閉型ヘッドフォン!(↓)

5.「死にたい」と言ってもらえること(↓)

6.クライエントさんに「共感できない」気持ちを糸口に、クライエントさんへの深い「共感」への道を開くこと (↑↑)

7 . 夢フォーカシングについてNEW!

8.「共感的に」人の話を聴くとは?(入門編)(↑↑)

9.「『信』なき理解」(↑)

10.欝とは、自分が無理をしていることを認識できなくなる時期にすでに始まっている(↑↑)

11.続・『信』なき理解 -援助職の人自身の人間関係の光と影-(↓)

12.目覚めれば午後3時半(↓)

13.プロ・カウンセラーの6つの条件("7.11 Asega Doctrine")(↓)

14.ヘッドフォンと共に過ごした「安息日」(↓)

15.インシュレーターは使わないに越したことはない(↓)

16.単なる「ロールプレイ」より効果的なカウンセラー訓練(↓)

17.真っ白な灰には決してならないうちに、(予告付)(↓)

18 .今週の人気記事ベスト20!!(初版)NEW!

19.あなたの身近な「町のカウンセラー」を目指しています。(への「コメント」(↓)

20.iPod向けヘッドフォン・イヤフォン・小型スピーカーの記事index(↓)

********

こうしてみると、私のページが、現状では、

カウンセラー(およびカウンセラーを目指して勉強中)の方々と、

iPod用のヘッドフォンを探している人、

ピュア・オーディオ・ファン、

向けのサイトであり、

浜崎あゆみ中島みゆきサイトではない!!

というリアルな現実やはり私は直面せざるを得ないのであった(^^;A

 .....まあ、ある意味では、特にこの3週間ぐらい、若いカウンセラーの方に読んでもらうことに、実際私も「一番」力を注いで来ましたので、本望といえば本望そのものの結果です。

 これからも、どうかよろしく!!

2006/07/14

音抜けが圧倒的に良く、決して低域がダブつかない、究極のオールラウンド密閉型ヘッドフォン!!(第4版)

HEADPHONE(ヘッドフォン)STANTON(スタントン) DJPRO3000STANTON(スタントン)/ DJ PRO 3000

 さて、忘れた頃にやってくる「万国iPod用ヘッドフォン大博覧会」、続編です。

 しかも、この製品の紹介ぐらい、「意表を突きまくった」チョイスはないことだろうと思います。

(それより、あの、ディープなカウンセリングの記事を書く「こういちろう」のブログだよね......と、最近からの読者の皆様、愕然としないで下さいね。私のブログのあり方そのものが「意表を突きすぎて」いる???

 もっとも、以前すでに、ピカリングのOEM供給のVESTAXDM-01を紹介したくらいではありますから。

 昔、アナログカートリッジで著名だったメーカーのかなりの部分が、ヘッドフォンの制作に比重を移すことで生き延びたケースは、、日本では、オーディオテクニカ、外国ではSHURE(シェアー)が典型です。

   要するに、
   「針先の振動をコイルで電流に変換する技術」
   と、
   「電流をヘッドフォンの小型スピーカーという、
    実際の音の振動に変換する技術」

どちらもコイルが絡むわけで、しかもそこには、単なる音響工学を超えた、職人的な音のセンスの伝統が決定的です。何しろ、耳たぶの形や耳道は人によってまるで違う

 ...が、もともと、アナログDJ用の、要するに、ターンテーブルの「逆走に強い」「乱暴にビックアップを上げ下げされてもびくともしない」針の構造を持っていたスタントンピカリングが、現在もアナログカートリッジやプレーヤーを含む、現役バリバリのDJ用品総合メーカーであり続けている、というあたりになると、実は、DJに興味のある人(秋葉原でも、特別な大型店でない限り、「DJ用品専門ショップ」に通う人)か、アナログ再生に今でも関心を向けているオーディオファンしか、もはや視野に入っていないことが多いということになるかと思います。

 まして、スタントンピカリングアナログカートリッジ「クラシック向きではない」という評価が、少なくとも昔は高かったので、いよいよプロ・アマ問わず、DJの世界でのみ著名という構造が定着し、それを、こともあろうにiPodを聴くためのヘッドフォンとしての選択範囲に入れるなどという発想は、通常はないと思います。

****

 さて、今回ご紹介のSTANTON(スタントン)/ DJ PRO 3000に話を戻しますと、

   この機種、何と日本では
   11,000-13,000円
   の価格で売られています!!

 大抵の「高級」iPod用ヘッドフォンやイアフォンより安いわけですね!!

   ところがどっこいぎっちょんちょん、
   驚異の音です。

 クラシックからロック、トランス・ミュージック、浜崎あゆみを含むJ-POP、昔の歌謡曲やフォーク、古いアナログ録音から最新のデジタル録音まで何でもOK!!

 いわゆる、 アメリカの「ウェストコースト」サウンドそのものであり、ある意味では、湿度の低い「サラリとした」音です。

  この点では我が愛器、GRADO(グラド)/ SR325I(ただしそちらはものの見事な後面開放型)が持つ、音の移ろいに大変敏感な繊細な生々しさ緻密さと両立する、圧倒的なパワーと「熱さ」、とはかなり異質なのですが、

    両チャンネル間の音場空間の
    細やかな端正さ(位相特性の良さ)、

    低音が決してボンボンいわない、
    ハイスピードでタイトにゴリゴリと押してくる
    エネルギー感のすばらしさ

という点では、大抵の密閉型の常識を覆します

 クラシックですら、録音が古いものは古いなりの周波数帯域の狭さを実感させつつ、でも、ものすごい解像度で、独特の品格のある音の世界を作ります。

「ドンシャリ」に全然ならないんですよ!!

******

 ちなみに、音量にあわせて左右についた青色ダイオードがチカチカ発光する仕掛けがついています。しかしこれはスイッチでON/OFFできます。発光させても音が変わる感じがまるでしないのは見事です。

 インピーダンスを3段階に切り替えるスイッチもついていますが、これは中間の標準のままで、iPodでは耳が痛いくらいの音量が出ますので、いじらなくてもいいはずです。

 ちなみに、フライホイール部をベッドバンドの中に折り畳んで小さく収納できますけど、基本的にはかなり堅牢な構造の部類でしょう。ただ、「重く」はないけど「軽い」と言う部類にはいれられません。私のグラドの方が堅牢度は高いのに軽量で、頭への圧迫感は低いです。でも、耳を覆ってしまう密閉型大型ヘッドフォンの中では、これでも軽い部類でしょう。この辺はさすが、DJがかなり身体を動かしながら機械の操作をすることを考慮していますね。また、ヘッドフォン本体へのケーブルを根っこから着脱して別にできます


******

 欠点をいくつか上げます。

 1.標準装備の、ステレオ標準ジャックからミニジャックへの変換プラグがあまり上質ではない。ビニール系のペナぺナした音に私は感じます。

 この点については、以前ご紹介したように、テクニカやソニーやビクターから出ている、オール金属削りだしタイプの変換プラグに、、スーパーの台所・水廻り用品売り場や、TVアンテナケーブル売り場で「防水用テープ」として売っている程度の、あまりベトベトしない[UT-19] 融着テープ 19mm×1M「ブチル(自己融着)ゴム」テープを、

   「分厚く」
   「何重にも」
   「引き延ばしながら」

巻き、表面がべとつかないように、ティッシュか布で巻いて「鳴き止め」加工を自分でなさったものがお薦めです。

Henkanplug
 以前の記事ではその実物はお見せしなかったので、今回は私のを写真にとってお見せします。

 ちょっと写り具合の関係で、ブチルがむき出しすぎに見えるでしょうが、私が使ったブチルが柔らかめのものだったので、ティッシュを二枚重ねのまま、数日ごとに更に3、4重巻いてということを、最初の1ヶ月は続けました。黒いゴムは「ティッシュを透かして」見えてるだけで、実際には手も汚れません。

 でも、ブチルの中にティッシュは数ヶ月単位でいえば、長期間のうちに次第に「沈み込んで」いきます(^^;)し、これからは夏場の温度上昇で柔らかくなることも考えられますので、月に一度ぐらいはティッシュを更に上から巻く作業は必要かもしれないし、尖ったものがぶつかると、そこからブチルがしみ出して、他のものを黒く汚す危険はあります。

 まあ、そこまでするか? は、

     「マニアの世界」

と割り切ってくださいね(^^;)

 表面をこれ以上加工すると、今度は「その素材の」音が出る可能性があります。ビニールテープとかの方がよほどのりがはみ出して汚くなるんですよ。私の予感では、ブチルゴムの表面にとかを巻くと、仮に音が変わっても、少なくとも嫌な音には変化しないだろうと思います。

 ブチル巻かなくてもオール金属削り出しのブラグの方が音がすっきりするのはわかるかと思いますので(そんなら最初からそう書けって? でも、高域に輝きが出過ぎ、低域も引き締まらない可能性はあります)

*****

欠点その2:

  密閉型のはずなのに,
  外への音漏れかなり大きい

イヤパッドが少し堅めなんですよね。

少なくとも、例えば、

新幹線の中で、隣に座っている人に迷惑をかける可能性、

●夜行寝台の個室でないB寝台車で上下や向かい側の人寝るのに迷惑をかける可能性

はあるでしょう。通勤電車や、国内線の(....というか、乗客の多くが仮眠をとる「長距離国際線」では「ない」)飛行機の中や、街頭では、耳掛け型やオープンエアよりは「よほど」シャリシャリした音漏れ少ないので大丈夫とは思いますが。

*****

あとは、ヘッドバンドにデカデカと描かれた、

STANTON

の、ロゴマークを、

ファッションの一部だい!!」

開き直れる度胸

がすべてです。

ともかく、私の常用ヘッドフォンに一気にのし上がった逸品です。

2006/07/13

あなたの身近な「町のカウンセラー」を目指しています。(第3版)


ispot ココロとカラダの癒しすぽっと検索ispot
会員の皆様、はじめまして。

 神奈川県の大船で「湘南フォーカシング・カウンセリングルーム」を開業しております、臨床心理士(資格証明書↑)の資格を持つカウンセラーの、阿世賀(あせが)と申します。

(「臨床心理士」ですが、「医者」ではありません)

 20年近くにわたる、大学学生相談と、社会人の方を中心とするカウンセラーのキャリアを経て、2005年7月11日に独立開業いたしました(ちょうど1周年!)

 臨床心理士と共に、アメリカに本拠を置く、フォーカシングのNPO国際組織、"The Focusing Institute"から、

  ○フォーカシング・トレーナー
  ○フォーカシング指向心理療法(FOT)セラピスト

更に、

  ○コーディネーター
  (トレーナー、FOTセラピストの養成、資格認定資格者)   

としての国際資格を頂いております。

 フォーカシングを学べる場所は日本各地に数十箇所ありますが、土日、平日問わず、定休日以外、一日8時間開業しており、しかもその相談機関の公式名称そのものに「フォーカシング」を冠した常設相談機関は、不肖私が、「日本初」のようです(2006年7月13日現在)。

*****

 では、私に相談して下さる場合に、その「フォーカシング」という技法だけが使われるのか.....ですって?

 いえ、そんなことはありません!!

 私が開業をする際に心に決めたこと、それは、地域に溶け込む、

   「町医者」ならぬ、

   「町のカウンセラー」

になるぞ!! ということでした。

 「町医者」は、もちろん重たい疾患の場合でしたら、検査や入院・手術のの施設の整った「専門の病院」や「地域の中核となる総合医療施設」、「大学病院」などを紹介するでしょう。

 でも、「町医者」は、とりあえず「内科」の看板を抱えていても、傷の応急手当のような「外科」的な緊急処置もとらねばならないでしょう。「目や耳にゴミが入って取れない」という訴えにも応じなければならない。時には、時間の余裕があれば、孤独な老人の話し相手にもなるのが自然かもしれませんよね。

 実は、「現場カウンセリング」というのも、そのような「町医者」と、似たところがあると思っています。

 現実の医療現場では、特に緊急の場合、

「私は『内科医』だから、『外科』『脳神経外科』『婦人科』がふさわしい方は最初からお断りします」

.....なんてことないでしょ? 

 必要な基本的診察はした上で、患者や家族が必要以上の動揺しないようにいさめた上で、自分で対応できないと感じたら他院への紹介状を書いたり、連絡先は教えるでしょう? 一刻を争うようなら救急医療の手配までしてくれるでしょう。

 これと同じようなことがカウンセラーにも必要だと思います。 

 「ストーカーの被害に遭っているんです」
 「.....それじゃ警察に行きなさい」

 「キャッチセールスにひっかかったようです」
 「....それなら、消費者センターに電話しなさい」

 「リストラの後、仕事が見つからなくて、困っています」
 「....それなら、ハローワーク(職安)に行ったらどうですか?」

だけで終わらせているカウンセラーがいるとすれば、

  「そんなことは、とっくにわかっている」
   はずのその人が、
   なぜ「カウンセリングの」門をたたいたのか

という、「一番大事な」その人の「思い」を見落としていると思うんですよね。

 もちろん、私も、それが適切と考えれば、警察や医療、地域精神保健、消費者センターなどを速(すみ)やかにご紹介しますし、そういう外部機関との関わり方についての「コツ」も伝授いたします。

 でも、恐らくその人は、

  「誰にも相談できない」という、
  「孤立無援」の思い

を抱えて、行き詰まった果てに、まずはカウンセラーの門をたたいた、ということは、決して忘れてはならないと思っています。

******

 あと、もうひとつ、

    なかなかよそでは読めない、
    「ホンネの話」

を書きますね(^^)

 カウンセリングや心理療法、いろんな「流派」「手法」があります。

「精神分析」「分析心理学(ユング派)」「来談者中心療法(ロジャーズ派)」「認知行動療法」「行動療法」「論理療法」「森田療法」「内観療法」「催眠療法」「箱庭療法」「絵画療法」「プロセス指向心理療法」「解決指向(ソリューション・フォーカスド)心理療法」「EMDR」などなど。

 どの療法が「すぐれている」かですって?

 実は、特殊なケースを除くと、

  ある「療法」より、
  別な「流派」の別の「療法」の方が
  効き目がある

なんていうことは「ほとんど全くない」ですよ!!

 どの「流派」を看板に掲げていても、大抵のクライエントさん(相談においでになる方)にとって、

  いいカウンセラーはいいカウンセラー

なんです!!

 おもしろいもので、そういう、各流派の「達人」の域に達したカウンセラーの人同士は、

  「カウンセリングのエッセンス」

のところではお互いに予想外に理解し合えるし、他流派のカウンセラーの方々からも尊敬され、その他流派の「達人」の発言や著作に、感銘を受け、耳を傾け、謙虚に学ぼうとするものなのです。

 私も、まだとても「達人」の域には届きませんが、20年のキャリアの中で培われた「経験値」のすべてを動員して、皆様のお役に立てるように努めるつもりです。

*****

 実は、そういう「現場から学ぶ」経験値を高める上では、「私が」何より「自分個人のための」スキルとして、フォーカシングを学んできたことは、「私にとって」役に立ってきたという確信はあります。

 そして、皆様にとっても、フォーカシングを学び、身につけることは、例えば、

「経営者として」
「営業担当として」
「インディーズの街頭ミュージシャンとして」
「ファッションデザイナーとして」
「理系の研究者として」
「求職中のリクルーターとして」
「コンビュータのSEとして」
「役者として」
「地域の自治会役員として」
「専業主婦として」
「サーファーとして」
「イラストレーターとして」
「運動選手として」
「浜崎あゆみのコンサートツアーの『追っかけ』として」
「牧畜業者として」
「趣味のオーディオファンとして」
「新聞記者として」
「フリーターとして」
「テレビ局のディレクターとして」
「政治家として」

そして、

「カウンセラーとして」

のあなたの「経験値」を、分野に関係なく、

   「最大限に効率よく」

高めるものではないか.....とは、思っています。

(2006/7/12 23:38 記)

================

以上、
ispot ココロとカラダの癒しすぽっと検索
「支店」Websiteの、「メッセージ」という、私が自由に書き換え可能な部分に掲載した文章のタイトルまで、そのまんまの転載です。

*******

 7月11日に開業一周年を迎えました。
 
 その節目に当たり、

この文章ほど、私の経営理念を、現段階で「総括」した文章はない、

という確信が持てました。

 そして、

  なぜこのブログが、
「こういう」何でもありのブログなのか

についても、これ以上の解答はないとも自負いたします。

*******

 なお、私がこの「メッセージ」を書く時に、絶えず脳裏に浮かべていたのが、中島みゆきの中島みゆき/銀の龍の背に乗って銀の龍の背に乗ってであり
中島みゆき - 恋文 - 銀の龍の背に乗って

(アルバム【CD】中島みゆき / 恋文 <2003/11/19>「恋文」
および、スタジオライブDVD、ライヴ!〜Live at Sony Pictures Studios in L.A."Live at Sony Pictures Studios in L A."収録)

であり、しかも正確には、中島みゆき/歌姫 LIVE in L.A.収録のブロモーションビデオの方の映像が脳裏に浮かび続けていたことは、白状しておきます(^^;A

つまり、◆ただいまポイント2倍! Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション 1 ◆20%OFF!「Dr.コトー診療所」っぽかったりして?(ちなみに、私はこのTVドラマ,全然観てませんので)

いかにも、過ぎる?
 iTunes Music Store(Japan)

より以前の記事一覧

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