ファッション・アクセサリ

2009/12/24

サンタクロースは子供の肥満を促進する

という研究が発表された・・・・と、一昨日東京に日帰り出張した時、コンビニか何かで流れていたラジオのニュースで聴きました。

 つまり、あのでっぷりとしたお腹とクリスマスの甘いお菓子が「条件結合」して、子供たちを間食にや甘食に走らせるので、サンタももっとダイエットさせたイメージで描かれるべきである・・・・という。

 欧米の実験心理学者の研究って、時々、こういうトンデモすれすれのがありますが(^^)

 サンタは実は男性の姿をしつつも、実は「おふくろさん」的母性の元型の理想的投影を受けていると思うので、深層心理学的にみても、そりゃ無茶な暴論だと思います。

 それはそうと、私が海外出た一回はハワイで、5月でした。調べたところ、真珠湾(アリゾナ・メモリアル)というのが日本人向けのツアーで組まれることはないのが不満で、当時の連れ合いの提案もあり、公営バスを乗り継いで訪問したら、ちゃんと日本語の同時通訳器も安価で(注:初稿で無料と書きましたが、確かに数ドル払いました)貸し出ししてくれるし、もちろん日系人が多いということもあるのでしょうが、全然アメリカ人観光客たちに白い目ではみられませんでした。

 私もハワイに行くからには日本人として真珠湾を訪問するのがむしろ礼儀だと賛同したのですが、行く前はちょっと勇気がいりました。でも、案ずるより産むが易しでした。

 沖縄には、最初の独身時代(?)に、日本心理臨床学会大会で、観光も兼ねて8日間滞在して毎日国際通りで飯を食い、本島は北端の辺戸岬以外すべてまわり尽くしましたが、これが12月。

 気温28度でこっちが汗を流しながらソフトクリーム食べて南部戦跡をめぐっているそばで、現地の人たちは毛糸の帽子をかぶり、セーターを着ているのですね(^^) 冬にはコタツも出すとか。

 毛糸の帽子は、緯度のせいで日射が強いからという理由で売りつけられた(?)のをよく覚えています。

 いすれにしても、ハワイも沖縄も、もう一度じっくり滞在したい。

 ほんとうはオーストラリア大陸横断鉄道にも乗りたい私です。

●Indian Pacific in the Blue Mountains(YouTube)

*******

 以上、kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)の、「ハワイのクリスマス」というエントリーへの私のコメントの転載です(^^)

 ・・・・・クリスマスネタはこの後にこれこれに続きます(^^)

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2009/12/19

「減価償却」できればよし!!

 これまた、特に久留米に私が帰ってからは、星飛雄馬に対する、中日コーチ移籍後の星一徹の如き、経営の「鬼軍曹」と化しつつも、実は私への精神的溺愛が全然止まっていない、久留米一のスーパー経理職人とうたわれた我が父から、子供の頃から聞かされ続けた定番の台詞である。

 ・・・・ほんと、幼稚園時代から「げんかしょうきゃく(原火焼却?)」とか「すいとうちょう(水筒長???)」、「げんせんちょうしゅう(源泉超臭?)」という魔法の呪文を日々浴びせられながら育ったのだが。

 ここでいう、父が時々比喩として連発してきた「減価償却」とは、本来の意味よりもかなり幅広くとらえて欲しい。

 「一端購入した物品は、そこへの投資のもとを取るまでじっくりとしつこく使い切ればそれでよし

 という、ある種の堅実なプラス思考の実践哲学である。

*****

 「乗りかかった船」という言葉があるが、特にうつ病をはじめとする気分障害圏の人は、自分の自発的衝動からものごとをやった(買った)結果、それを周囲に承認されなかったり、思うように行かなくなると、一転してすごく自責的になり、「自分の内発的な欲求」に基づく行動全般に否定的になりやすい。

 そうしたことを繰り返すうちに、「周囲にうけいれられているかどうか」の方が圧倒的な行動規範になり、自分の内発的欲求(Want)とは何かということ自体つかめなくなる。

 その後遺症として、回復期に至っても、自分から何かを始めて、少しでも周囲と摩擦を起こすと、突如それを白紙撤回してあっさりとやめてしまう傾向にとりつかれやすい。

 それは、端から見ると「のんきで気まぐれで無責任な気分屋」のようにすら見えかねないが、実は本人の中では、内発的な欲求の芽生えを感じると、それが容易に「周囲からの拒絶や無関心」を内在化した超自我と結合してしまい、むしろ「不快な、振り払いたい、自分の中から除去したい感覚」としてしか体験できないという、不幸な条件反射が成立している、非常に苦しい堂々巡りなのである。

 なのに、家族からは「どうせまた長くは続かないよ」「また余計なものを買って」などと、冷ややかな目で、はじめからみられる。・・・・もう、悪循環である。 

 こうした人に対して、私は、この父からの言葉、「いっそのこと、減価償却するつもりでやり続けてみたらどうだろう?」をプレゼントすることがある。

 これは、「一度始めたことはやり通せ」などという、ありふれた道徳規範とは似て非なるものである。

 これは架空の例ですが、買うつもりのなかった服を衝動買いした女性が、買った後、急に自責的になり、それを返却しようかと悩んでいたとします。

 私は、

「その服は今でも気に入っているのですか?」

と尋ねます。

 それに対して、女性が、「ほんとうに欲しくてたまらないくらいに好きだったし、今も気に入っていることには変わりがない」との気持ちをはっきり語ったら、

 「それなら、その好きな服を着て、自信を持って外を出歩くと、思いもよらない新しい出会いを引き寄せるきっかけとなるかもしれない。それともあなたはそれを清算して、前の自分のままに戻ることを選ぶのですか? 前向きに減価償却してみようとしてもいいと思いますよ」

などと提案してみるわけですね。

*****

 こうした人たちは、いわば精神的な「過食嘔吐」状態にはまり込んでいるわけです。摂食障害についてご存知の方には知れ渡っているかもしれませんが、単なる「過食」よりも「過食嘔吐」の方がよほど厄介な事態にはまり込んでいます。

 ほんとうにかなえられたいのは、自分の内発的衝動への、親や交際相手からの、静かな、節度ある共感的承認と受容なのだと思います。しかし親の態度そのものは容易に変え難いわけですね。

 こうした時、仮に最初は代理満足でも何でもいいから、まずは(精神的)「過食」状態を受容してしまうというアプローチ、ありだと思うのです。もとより、そのことで本人がほんとうに「満たされて」いるのか、「味わえて」いるのかについての共感能力を治療者はセンサーとして失ってはなりませんが。

 

そうやって治療者が親の代わりに「見守って」いたら、あら不思議、いつの間にか、ほんとうに欲しいものだけを、直感的に選び抜いて買う方向に本人は自然と軌道修正し始めるんですよ。

 本人自身が、自分なりの試行錯誤の中で「経験から学ぶ」能力が賦活されるのです。

 

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2009/11/13

浜崎あゆみ、RIMMEL LONDONのイメージキャラクターもしてたんだ

 本来なら、自分に課した書評の宿題が現在4冊もたまっているんだけど、先週週末から次から次へと、普段のカウンセリング業務以外のイベントが立て続き、更に今もうひとつ、今後の仕事上で急展開を起こしかねない事柄への対応に追われ出したので、今回は完全に息抜き記事と思ってお読みください(^^;)

*****

 これは東京の友だちから入手した情報。

 最近のayu出演のCMっていうとパナソニックのデジカメ、"lumix"と、ウイダーinゼリーが一般には印象深いと思うけど(他にもいくつかあるみたいですね)、友人が電車のドアのシール広告で発見したのが、イギリスの化粧品メーカー"RIMMEL LONDON"のアイシャドウのイメージキャラになっていたということ。

Wall18_1024_768

↑壁紙もRIMMELサイトでダウンロードできます。

 ayuといえば、
アイライナーとアイシャドウ、そしてつけまつげとマスカラを巧妙に使って、はじめてあの印象深い目の表情を作り上げているわけで(参考サイト:「アイメイクのやり方と方法」)、すっぴんのayuさんは、結構童顔の、意外とほっそりした目の持ち主であることは、本人が様々なDVDのメイキング等で敢えてすっぴんをさらしているので、ファンには知られているかと思います。

 プロモーションビデオでは、SURREAL"SURRAL"ではそうしたすっぴんに近い目の表情がよくわかります(↓)

Sr16

 ↑これ、ayuが若かったからだけではなくて、今でもすっぴんだと、こんな感じのままみたいですね。
*****

 "RIMMEL LONDON"というブランドは、あくまでもお手ごろ価格路線なので、若い人たち向けにayuを起用したのも、なるほどと頷けます。パレットタイプで実売1,600円代、単色で630円ぐらい。

 ・・・・・というわけで、以下は、恒例の、アフィリエイト特集だったりする(^^)

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2009/10/14

カラーペーパー探して天神を巡る

 今日は福岡の天神近辺に所用もあって出かけたので、「久留米でうつと働き方を考える会」のチラシにふさわしいカラー印刷用紙も探す機会にすることにした。久留米あたりではそうやすやすとはパソコン使用に向いたカラー用紙は見つからなかったからである。

 探せば久留米でもあったのかもしれないし(久留米ICが目の前の東合川のベスト電器の久留米本店までは自転車でもさすがに距離がある)、注文すれば取り寄せてもらえるに違いなかったが、早く作りたいのと、すでに店に置いてあって、しかも安く売っているところを見つけたかったからである。

 個人的にはこんな萌黄色系のを捜し求めていた。国産のだとコクヨのKB-KC139NG みたいなの。

楽天だと送料込みで考えるとここのが一番安いかも?

 製造直販メーカーとしてはこんなところのもある。

ペーパーミツヤマ

 最初は以前から場所は知っていたダイソー(ショッパーズプラザ(ダイエー)の中にあります)とかにもないかと思ったが、「色画用紙」の世界に突入してしまう。2,3件文具屋も回ったが、紙質が厚過ぎるか、「お取り寄せ」扱いだった(たまたま運が悪くて、天神界隈でもきっとお店にもよるのだろう)。

 この段階で、私は、やはりビックカメラかヨドバシカメラのようなパソコン売り場面積の広い大店舗狙いだね! という方向に一気に切り替えた。あれば価格設定も高くないはずだし。

 ところが、博多駅近くにヨドバシがあるのは以前から知っていたが、天神ともあろう土地のどこにその種の大型カメラ店があるのか???

 渡辺通り側を見渡しても姿が見えず。何しろ久留米に帰ってから、天神に出たのはまだ数回めという有り様だったので。

 幸い、この日は、先ごろ私が現在携帯として使っているウィルコムの機種のカメラのピント自動調整がうまく行かなくなって、突然すべてピンボケになってしまったので、本体交換となり、その間のつなぎの代品(ネット関連で最低必要な、異様に偏った漢字変換能力しかないという、数年前の機種!)から本来の機種に再度交換してもらうためのサービスステーションでの受け取りも兼ねていた。

 そこの店員さんに「天神の大型家電量販店はいずこぞ?」と、ことのついでにお尋ねすることにしたのである。

*****

 ここで話は一度横道にそれるが、実は、福岡市、春日市より南は、人口30万を誇る福岡第3の都市、久留米市をを飛び越して、いきなり大牟田市まで、ウィルコムのサービスステーションは存在しない!!(もちろん新規購入できる場所は久留米にも幾つかある)

 最近でこそウィルコムは、"ZERO3"や"es"の成功を受けて、パソコン用の高速データ通信一辺倒路線から、"PHS携帯"としての路線を重視する方向に再転換したようだ。"es"登場以前は、通常の携帯会社より2年は遅れたデザインで平然としていたのが嘘のようである。だが、"es"の段階ではややマニアックな面があったと思う。

 Windows mobile(昔で言えばWindows CE)まで搭載しなくていい、あくまでも携帯専用OSだけでいい、フルキーボードも不要、でもデザインもおしゃれでもあるという、敢えて大手携帯3社に再挑戦しようという方向に、この1年ぐらいの間に、あれよあれよと急変貌。

 今一番売れているのは、HONEY BEE 2/WX331KCらしいし、これだとちょっと子供っぽく思える向きには、WX340Kもある。

"03"と名を改めた往年の記念碑的機種の後継機は、フルキーボード搭載だが、"es"に比べても、妙に操作しずらいゴテゴテ感が一掃され、機能性がぐんと高まった。

 一方、メカっぽさを強調して若い男性を意識したのが、X PLATE/SWX130Sシリーズだろう。

*****

 実は、つい先日まで、天神のウィルコムのサービスステーションは、福岡(天神)駅前のビルなのはいいが、日曜日は休業日だったのである!!

 サービスステーションが入っていたテナントビルが、官公庁出先機関が多く入居するタイプのオフィスビルで、ビル全体が日曜日シャッターが降りているという、今時信じがたいビルだったので止むを得なかったのだろうが、このことを知らないまま一度代品を受け取りに行った私は(他の仕事上の用件もあって天神に出たからまだよかったのだが)愕然としたのである。日曜日にサービスステーション閉めるなんて、本気で顧客を広げる気があるのかとも感じていた。

 ところが、いつの間にかサービスステーションの電話番号まで変わっていたので確認すると、西天神二丁目、つまり新天町を突き抜けて西鉄グランドホテルの向かい側、警固神社の北の方という、福岡(天神)駅から歩いて3,4分はかかる場所ではあるが、ちゃんと通りに直に面して、しかも年中無休で営業するようになっていたから、ウィルコムの新規開拓へのやる気は本物だと思った。

 そして、行ってみたら、いつの間にか「高校生なら3年間通話料半額、しかも3ヶ月間無料」キャンペーンまで張っている。九州という、au(CMが派手な割には、相対的に高額な料金体系や、次世代高速通信含めて、今後の戦略、大丈夫かね? 友人は今度携帯を代える時にはauやめると明言している)やソフトバンク(料金体系における、容易に他会社に乗り換えられない戦略がえげつないが、商売だから、こっちが購入時に賢くなるしかないか?)が強い土地柄に本気で挑んでいるようである。

ウィルコムストア

*****

 こうなると、実はそこから最寄りの大型家電量販店までは遠くないのでは? という勘はあたった。店員さんの教えてくれたビックカメラ天神店への道順はシンプルだった。

 なのになぜその存在に気がつきにくかったのかというと、2号店の場合には、駅との間に新天町商店街、その隣の岩田屋デパート本館と新館の大きな敷地、更に警固神社の鎮守の森が隔てていて、ビックカメラのビルがほとんど見通せないことが大きかったせいだと思う。周囲の他のビルに比べて高層というわけでもないし。

 1号館に至っては、灯台もと暗しをもろに地で行っていた。つまり、西鉄福岡(天神)駅と隣の薬院駅の間が高架になったそのガード下そのものに、ひょろ長く店舗を構えていたのだ。

 実は、高架下を横断する道ひとつを隔てて、福岡(天神)駅の一番南端の「南口」があるのだが、実はこの改札口は福岡(天神)駅で一番地味な改札口で、地下鉄七隈線の天神南駅(地下鉄空港線とは、地下街を延々歩くのを別にすれば全く接点がない)をはじめとする、そちらの方角に特に便利がいい人でないと気がつかない可能性がある。

 この前、福岡(天神)駅前に降り立ち、向かい側に横断して振り返ると、まるで「城壁」のように駅ビルが立ちはだかると書いたけれども、西鉄福岡(天神)駅は、私が大学時代に帰省するあたりまで慣れ親しんだ頃からすると南に二、三百メートルばかり移動させて、しかも駅中央口から南側に三越デパートを新規開店させ、ホームも10両編成まで対応できるように長くした(・・・・といっても西鉄の最長車両は今のところ7両に留まります)ために、東京駅から有楽町駅まで歩くのとちょうど同じくらいに南北に細長ーい、同じ高さのビル(しかも多少蛇行までする)になってしまっているのである。

 昔の西鉄福岡駅前(昭和51年だから私が西新の西南学院高校に通っていた時期ですね)と比較したい人にはこちらのサイト(西日本新聞社  TENJIN DETECTIVE)などいかがでしょう?(・・・懐かしいけど、今からみたらここまで古色蒼然としていたのか・・・)

 地下鉄空港線が横断している「天神」交差点側にしか普段地上に出ない人にとっては、「南口」まで渡辺通り側を歩く(まして改札を通らないま、いくつものテナントを乗り越えつつ駅ビル内を歩きとおす・・・これがホームと同じ2階において可能なのはよく設計されているが・・・・)というのは、ちょっと骨が折れることであると言っても大袈裟ではない。

 さすがに他所の人には実感がわかないことを書き連ねすぎたのでcoldsweats01、ここでビックカメラ天神店に置いてあるチラシの地図を引用することにしたい(ビックカメラ様、宣伝だから、転載許してくださいませ)。

Bigkameratenjinmap

*****

 さて、話を本題に戻します(^^)

 萌黄色系のはビッククカメラ「1号店」で、祝い目出度くも(・・・あ、これでは博多か)、実にあっさりと見つかったcoldsweats01

Biotopcplorgreeena8

 バイオトップカラーというシリーズ製品である。日本の総代理店(?・・・・Bio Top Colorで英語検索してもヒットしない。本国にドイツ語名の会社があるのかも)は銀座・伊東屋(ito-ya)

 伊東屋は知る人ぞ知る文具店で、輸入ブランド品から、オリジナルのさまざまなビジネスツールまで取り揃えた、センスあるお店だと知り合いから聞いた。

ito-yaのオリジナル文具を大量に取り扱っている楽天のお店。

 話を元に戻すと、私が買った上記のカラー用紙は、純正紙で、しかもオーストリア製だが、100枚で520円(もちろんポイントもつく)というのなら、直接買うのなら高すぎるとは思わなかった。

 通販でも、この商品はもっと高い700円前後の値段をつけているとことは少なくなかったし、すでに示した再生紙系の国産品でも100枚だと310円が相場、送料まで含めると、せいぜい100-300枚しか買わない限りは送料分を取り戻せる。

 もっとも、ビックカメラには120g/m2の製品しか置いてなかった。この点は、裏書きを読むと厚さに3タイプあることが明記してあったので慎重に確認した。

 でも、ますは最初に心を込めて作るチラシだと考えれば、120g/m2でも決して厚すぎることはないように感じ、200枚分投資した。

 80g/m2の厚さで十分という発想に立つと、通販も見逃せなくなる。この萌黄色系の製品番号BT106。80g/m2となると、楽天にも、100枚セットで495円、ポイントも通常の10倍(500枚なら2,139円)というお店も存在するようだ(PCでお読みの方はこちらの一覧を参照)。

*****

 ・・・・それにしても、天神を北から南まで、随分歩き回った一日だったcoldsweats01

【追伸】

 チラシは完成しています。こちらをクリックしていただけると、実物のPDFファイル(ただし背景は白紙)をご覧いただき、ダウンロードしていただけます(^^) 

 ところが、10/18に福岡臨床心理士会主催無料相談会に相談員として協賛するために再び天神に出向き、ビックカメラで追加購入しようと思ったら・・・・あっさりとコクヨの安い製品(500枚820円)が目に飛び込み、あっけにとられた私であった・・・・・coldsweats01

 楽天だと、もっと安い相場でも売っています。送料と個数込みで判断すると意味があるかもしれません。

【コクヨ】PPCカラー用紙グリーンA4サイズ1束(500枚)PPC-CA4G

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文具ついでに、私の愛用品。ウォーターマンのメトロポリタンシリーズのボールペン。

2009/09/07

鬱から勤務再開したばかりの人の最大の鬼門

 鬱の人は、ただでさえ朝が一番落ち込みやすいのである。

 これを「日内変動」と呼ぶことはよく知られているだろう。

 だから、鬱が深刻化し始めると、まずは朝の出勤時に、圧倒的なパワーで、「行きたくない!!」という気持ちが押し寄せ始める。

 復職をはじめた時も、まさにそうだ。

 ほとんど半べそになりながら、勤め先近くの駅の到着したホームで、駅前広場で、会社のビルの近くで、立ち尽くしている人たちは、たくさんいることと思います。

  中には、その日の朝、髪をしっかり巻いた家を出た女性もあるだろう。

 
私はその人に言いたい。

 あなたの巻き上げたその髪に、いたわりを持って報いてあげるにはどうしたらいいのでしょう?

 その日は、巻き上げたその髪のためにだけにでも、会社のドアをくぐってはいかがでしょうか?

 続けるかどうかは、その日勤務して、家に帰ってから考えるのでも、遅くはないとは思います。

 どうか、その日一日の自分を台なしにしないで!!


BGM : 中島みゆき - 歌でしか言えない - Maybe中島みゆき/Maybe

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2009/09/03

「カウンセラーこういちろうの雑記帳」の主要過去記事を一番簡単に一覧するには

 このブログって、すでに創設4年9ヶ月、過去のエントリー記事総数が、「この」記事で1,914本め、なのに一日あたりの新エントリー、平均1.10本以上を現在も維持、しかも長文が多いという、へヴィー級ブログです。

 おかげで、もはや@ニフティココログが割り振ってくれているサーバー負荷が相当なものになっているせいか、

  • 私の方からトラックバックを送ることがもはや機能しない
  • pingも自動では飛ばせない(その割には随分多くの読者の皆様が、新記事アップ直後においでいただけることを幸いだと感じています)
  • カテゴリーにすべての記事が反映しない(カテゴリーによっては300から400エントリー分表示されようとするわけで)

・・・・・という、新しくおいでいただいた読者泣かせのブログになっていると思います m(_ _;)m

****

 もちろん、バックナンバー全体を表示してくれる、『アーカイヴ』ページ(自身がココログユーザー以外の読者の皆様、お気づきでしたか??? 右フレームの「バックナンバー」という文字そのものをクリックするとたどり着けます)というものも、あるにはあるわけです。

 しかし、このページにお行きになっていただいたとしても、過去の個々のエントリー記事のタイトル一覧があるわけですらない

 このページからの「〇年〇月」を全部めくっていただくだけでも(全く休眠した数ヶ月を除いても、現在50か月分ほどあるわけですね(^^;)。その50ヶ月分、それぞれ月ごとに、毎月30から40エントリーずつはあるわけですから・・・・・

 つまり、私がこのサイトでこれまで書いてきた主要記事がどんなものか、新しい読者の皆さんにおおよその見当をつけていただくには、もうデタラメにご不便をおかけしていることと思います   il||li _| ̄|○ il||li

*****

 この問題を一気に解決し、

  • 新記事の方が上に来る形で、
  • 過去の記事に関しては私がある程度絞り込んでセレクトしたものを、
  • 数百記事ばかり、1ページをスクロールできる形で
  • ブログのような表示の重さがない形で一覧したいただける

そういうページが、実はずっと以前から存在します!!

●阿世賀浩一郎のホームページ/index

 開設1995年12月(つまりWindows95発売直後)開設、日本において、インターネットで個人サイトを作ることが本格的に普及し始めた黎明期から、何と基本的なデザインを変えないまま運営し続けているサイトです。

 かつては、ネットを代表するエヴァ・サイトのひとつ、「エヴァンゲリオン論考」で著名だった時代もありますけど、幸いにして著作化させてもいただきましたので、そのコーナーは全面削除いたしておりますが(「ちーちゃんの部屋」というアニメコーナーがかつて存在したことを覚えておられる方もあると嬉しかったりして ^^;)・・・・

そのトップページから、このブログでの新エントリー記事を書く度ごとに、固定リンクへのリンクを、たいてい速攻の連続作業でお貼りしてもいるのです。

 恐らく、皆様のRSSリーダーに反映するスピードの比ではない「即時性」で「新着情報」が掲載され続けています。

 同一エントリー記事の更新(改版)情報すら、可能な限り早くお伝えしています。

 

そこに並んでいる、当ブログ個別記事へのリンク数は、常時数百あるはずです(古いものから時々、精選のための「ダイエット」をかけますので、一定数以上には増えません)。

 しかし、敢えて今でも、基本的には「素朴なhtml言語の手打ち」に依存し、javaスクリプトすらないに等しいということで、このトップページそのもののバイト数の多さの割には、表示が圧倒的に軽い筈です(このブログのトップページを表示するよりは軽いと思いますよ)

 
当方のアクセス解析によって、「こっちのページで新着情報見つけるほうが手っ取り早い」ことにお気づきの、毎日数名以上の固定ユーザーの方がおられることは掌握しています(感謝!!)。

 しかし、そうした方の占める比率が以前よりもかなり減っているようにも思いましたので、改めてご紹介させていただきました。

 

今後とも、「カウンセラーこういちろうの雑記帳」をよろしくお願い申し上げます。

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2009/09/01

解けた魔法

 街には街固有の風景の空気があります。

 同じ東京近辺でも、東京駅近辺と、新宿と、渋谷と、上野、あるいは横浜とでは、全然町並みの「雰囲気」が異なりますよね。

 まして、東京に住んでいる人が、例えば名古屋、京都、大阪、仙台、札幌の駅前に降り立って、相互比較しただけでも、そうした、街の雰囲気のテイストの違いは、肌にひしひしと伝わるものではないかと思います。

 大学入学時に上京して、その後時々久留米に帰省するようになって以来、私は福岡や久留米の町並みが醸し出す、東京は異なる町の「空気」に、もはや「違和感」のようなものしか感じられなくなることに苦しんできたのです。

 「故郷」のはずなんだけど、懐かしいというより、もう、嫌になってしまったんですよ。

 福岡っていうのは、昔から東京への憧れと「上京指向」が格別に強い土地柄です。古くは井上陽水、近年では松田聖子や浜崎あゆみ(最近の「某事件」の人もですが)に代表されるように、非常に多くのミュージシャンや芸能人・俳優が福岡出身ですし、自民党をはじめとする過去の大物政治家で、福岡出身や、何らかの意味で近い血縁者が福岡という人(麻生さんや鳩山邦夫さんだってそうだ。鳩山邦夫は私の選挙区)の人が占める比率も驚くべきものがあります。

 そのせいか、日本の大都市の中では、実は東京をもろに「模倣しよう」という傾向が、福岡市には特に強い気がします。私見では、東京に首都を持っていかれた京都はいうまでもなく、大阪や名古屋に比べても、東京への「対抗意識」みたいな形で、独自の街イメージをデザインしようという意識そのものが、福岡市には基本的に欠落している気がする。

 (もっとも、天神地下街の空間デザインの醸し出す、白い蛍光灯を全面排除したシックな空間の独創性だけは、1976年、つまり何と33年前に作られて以来、基本的に変更なしを貫いているのに、現在も全く古びることはない、日本に誇る都市空間デザインの傑作と思いますので、福岡においでの若い皆様、キャナルシティ(「カナルシティ」と発音する人も多い)にばかり目を奪われすに、地下鉄で博多から天神まで出て来て、必ず街ブラ楽しんでくださいね。キャナルシティの方が、まだとこにもありがちな光景に近く、すぐに歴史的に古びるデザインに過ぎない私は思う)。

 例えば、福岡の中心である西鉄福岡天神駅前に降り立って、道路を天神コア側に渡って駅側を振り返ってみると、そこに見えてくる、まるで城壁のように立ち並ぶ駅前のビル群の光景は、例えば、西武デパートなどのビル群が立ち並ぶ、池袋東口の光景を一瞬思い出させるようなところがあります。

Fukuokatenjinekimae

 そもそも福岡のベイエリアの風景なんて、ホントにびっくりするほど、「お台場」の模倣そのものなんですよ。このページの下の方に載せた写真だけで明白でしょ? ここまでくると恥も外聞もないといいたくなるくらいに。もっともお台場には「ドーム球場」はありませんけどね(^^;)

 でも、やはり「福岡市」には「福岡市」固有の町並みのにおいがあり、「居心地」的に東京の代用にはならない。ましてや、人口30万以上で福岡県南部地域では最大都市(九州全体でも、いくつかの県庁所在地を抜き去り第8位)の久留米の光景なんて・・・・東京の街に類似の光景を探すのは、ちょっと難しいのです。

 私は、福岡や久留米に戻るたびに、すでにここが自分の「居場所」感覚を抱ける街ではなく、「異郷」のようにしか感じ得ず、安らげる都市ではなくなっていることに、この30年間苦しみ続けていました。

 ところが、ほんとうに不思議なことなのですが、おとといの晩に福岡空港に降り立った時から、何かがすべて変わってしまったのですね。

 福岡空港は、日本を代表する大空港のひとつとはいえ、そりゃ、羽田に比べれば小さいのは当然です。ところが、到着ロビーを歩き、空港発の久留米行き高速バスを待ち合わせていた時から、

「なーんだ、ここって、東京と似たり寄ったりの、東京の「すぐそばの」街に過ぎないじゃん!!」

という感覚が始まったのです。こんなの、これまで一度も感じたことがない感覚でした。

 それが、高速バスが、深夜の西鉄久留米の駅・・・・そりゃ、新宿あたりの深夜0時でも続く大ラッシュの光景からすれば人通りは「ないも同然」・・・に降り立っても変化なし。

「西鉄久留米駅だって、新宿駅のすぐそばにある、新宿と直結した町並みなのだよ」

Nishitetsukurumenishiguchi16

 翌日、(つまり、こっちの記事本文を深夜に書いた昨日の昼になってからですね)、私用で久留米市街地をあちこち歩いて回ったんですが、そうやって昼間の街の光景を味わっても、

「そうなの。ここは新宿とも八王子ともしっかりつながっている、『私の町』という点では同じなんだよ」

 ・・・・・・ついに、30年間、私がかかっていた「魔法」が解けてしまったのです。

 私の心をがんじがらめに縛り続けていた魔法。
 「関東にしか今後の人生はない」という魔法。

 「日本のどこだって日本であることには変わりないし、私のふるさとである」
 「どこでどうやっていくにしても、直面する困難と、果たすべき役割なんて似たようなものさ」

(少なくとも、久留米のような、百万都市まで30分圏内(あと2年で新幹線開通後はわずか12分!)の人口30万の都市に生きている限りは)

 「この」感覚・・・・今後解けることは、もうありえない・・・・そんな気がします。

(この記事、こちらの記事への私のコメントからの繰上げ再掲載です)

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2009/08/11

鬱に陥った人の休養期の衝動買い現象(第2版)

 おいでになるクライエントさんの話を聴いていると、欝になって休養を取って休んでいた時期に、それまでやったことがないくらいの衝動買いに走ったという話を聴くことは決して稀ではない。はっきりいって、かなり一般的ですらあると感じている。

 衝動買いを、双極性障害の人の躁状態における典型的行動である・・・・などという教科書的理解をするたけで説明が済むとはとても思えない。

 SSRIなどの抗うつ薬の副作用で「躁転」した時期に生じやすいという場合は確かに含まれているかもしれないが。

 かといって、このような行為に走る人は、いわゆる「新型うつ病」(非定型うつ病)の人に多い・・・・などということを軽々しく言うのも、避けたほうがいいように思う。 私の印象では、この、「衝動買い亢進状態」は、古典的な「メランコリー型」の鬱に類型してもよさそうな人にも、休養のある段階で実は結構見られる気がしてならない。

 そして、どうも、この「衝動買い」現象は、ある程度以上重度の鬱の人の休養治療初期に見られる、「身体を1メートル動かすのもたいへん」という寝たきりに等しい状態(これは、例えば、気を張り詰めて働いていたのやめ、実際に休むことに決めた翌朝に心身に襲い掛かり、本人もあっけにとられる水準のものとなり、かなり順調に行っても数週間続く場合がある)を脱して小康を得て外出できるようになった、最初の段階ですでに生じることも多いようである。

 鬱の人・・・・むしろ古典的な鬱傾向の人場合にむしろ余計に当てはなることかもしれないが、充実感を感じられる"task”が着実に目の前にないまま、「まったりと過ごす」ということは、病気になる前からそもそも苦手なのである。

 鬱の人は「暇をもてあます」状況にはそもそももろい。「ともかくしばらくはゆっくり休んでください」「無理はしないで」といわれて「そっとされている」鬱の人は、周囲の人からは想像できない次元で、実は窮地に陥っているのだ。

 鬱の人とは、基本的に、自分の中の「何か」が突き動かす「焦り」に巻き込まれ、安らかに穏やかに休息を味わう境地からは「程遠い」中で休養生活しているものである。

 中には、家事や庭いじり、日曜大工(仕事を辞めた人の場合には)ネットでの求職情報収集などを「熱心にこなす」ことに没頭し始める人もあるだろう。

 こうしたことを性急に「熱心にやり過ぎる」と、それだけで再び鬱が悪化する引き金となり、「ああ、まだ私は治りかかったいたわけではないんだ」と落ち込むという、「二次的な鬱」の悪循環になる場合少なくないのだが・・・・

 しかし、そういう性急な活動開始の結果生じたてん末を、単に一緒になって失望したり、「言ったことじゃない!!無理しちゃ駄目じゃない! 休んでいないとならなかったのよ!!」と責めるみたいな反応しかしなかったら、急用中の鬱の人は更に自己嫌悪の泥沼にはまるだけであろう。

 せめて、「残念だったね」とやさしくその悔しさを共にする心の余裕が、見守る人には欲しいものである。

 休養中とはいえ、鬱の人が、自分が「意味のある活動をしていない」ことにいかに耐え難い思いで悶々と心安らがずに過ごしていることが多いかは、家族すらほんとうには察し切れていないことが多いように思う。

 そうした"task"で時間を埋められないとなると、今度は購入した「もの」で空間を埋めたくなるという方向に転化してもおかしくはない。

*****

 もっとも、こうした発想だけでは不十分だったようだ。

 全く別のアングルから、欝で休養経験のある若い女性クライエントさんが、次のように語ってくれた:

「買い物をしている時だけ、自分は病人ではないという気分を味わうことができるんですよ。社会で普通に働けている人と同じフリができるっていうのかな? 

 鬱になってから、お店で店員さんと話し込んで、じっくりと品物を選びながら買うことが増えていた気がする。働いていた頃は、そうやって話し込むタイプでは全然なくて、ひとりで決めるタイプだった筈なんですけどね(^^;)

 街を、流行の服を着て、お店の紙袋ぶら下げて歩いているだけで、病人でない気分を味わえた。実社会から降りていて、普通に働いている人たちとの間に超えられない隔てができてしまっているという、心の空洞を、そうやって埋めてしまいたかったのだとも思います」

 このようにしてまでも自分で自分を慰めるしかない心の機微を汲むことをまずはしないままに、衝動買いのやりすぎ自体はよくないとばかり言い出すようなカウンセラーではありたくない気もする(^^)

 衝動買いが現実的な問題を生み出すことをどうしたらいいのか?ということを一緒に考えていくのは、次のステップである。

 「ものを買うばかりではない形で、そうした心の隙間を埋めるにはどうすればいいのか?」

(例えば、人との出会いもありそうな習い事に投資する形も考えられないかとか)

 あるいは、

「買い過ぎを押さえるには家計簿をつけてみて、検討してみないか?」

 など。

 ・・・・何か、私なりのソリューション・フォーカスド・アプローチじみた物言いだが(^^)

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2009/05/12

第12回 乳幼児てんかん研究会国際シンポジウム 2日めの報告 [第2版]

 お待たせいたしました。コーヒーブレイク(ラーメンブレイク?)をはさみまして(^^;)、前回の報告の続き、2日めです。

Image01500
↑筑後川にかかる久留米大橋(国道3号線)から遠望する、久留米大学医学部の諸施設。


 2日めの圧巻は、ランチタイムセミナーにおける、イタリアのMichele Zappella博士による、"Autistic Regression with and without EEG Abnormalities Followed by Favourable Outcome"と題する講演だったと思う。

 タイトルが示すように、EEG(脳波測定)という物差しを用いて、自閉症スペクトラム(ASD)と診断された534名についての、長期的なフォロー・アップ・データに基づき、脳波異常があるケースとないケースを比較することによって、その差異を考察したものである。

 この発表で強調されたのは、てんかんにしても、自閉症スペクトラムにしても、遺伝的な「宿命の病」と見なされることが多い現状に対して、「良性の転機を迎える」一群の人たちが明らかにいることの指摘であった。

 まずは過去の研究のレビューだが、1997年の調査研究では、自閉症がその後消失したケースは1.7%というたいへん低い数値であった。しかし、2007年の研究では17%、2005年の別の研究では47%が消失という調査データすら登場するようになる。

 この原因としては、時代を経るにつれての、自閉症についての臨床研究の深まりと、現場臨床での認識の深まりの中で、診断基準そのものが洗練され、早期発見がなされ、早期に言語・社会的な訓練が開始されるようになったなどの要因が当然考えられる。

 博士は更に、施設の態勢が貧困だったり、虐待家族のもとで育てられたケースが救済されることが増えたために、いわば2次症状としての、attachmentの障害が克服されていくと改善に向かう、遺伝的負因が相対的に低かったと判断できる一群があることを示唆した。

 今回の博士の2000-2008年にわたる縦断調査研究の中で報告された、脳波異常の消失例(39例/446例。結節硬化症やflagile Xの患者は除外)は、ただ1例を除いて、自閉的退行があった症例である。

 具体例としては、3歳児で、てんかん発作の開始と共に急速に退行が始まったが、診断を受けて1年後にバルプロ酸ナトリウム(デパケン)の投与がはじまってから急速に回復、現在12歳で、一貫して普通学級で教育を受け、若干のサポートは必要だが、言語的・コミュニケーション的な適応はほぼ完治といっていい水準に達しているという。そしてそれはその途中の期間に、脳波上の部分発作が繰り返しあったにもかかわらず生じた回復だった。

 博士の説によれば、こうした、(薬物投与以外)「自発的回復」に近い形で自閉症スペクトラムからの転機を迎える事例がかなりの数ある以上、安易に特殊教育の場でのみの集中的な介入の形で、言語的・コミュニケーション訓練の場に置いて純粋培養しようとだけするのは、ノーマルな子供たちとの接触の自然な接触の中で得られる刺激から遠のけることになるのではないかということであったが、これについては、「早期発見・早期介入」を強調する他の参加者との間で白熱した議論がなされて行った。

 ただ、このディスカッションの成り行きを、乏しい英語力で必死に追いかけていく中で、私の中に生じていたのは、そもそも議論がかみあっていないというか、言語的・社会的コミュニケーションが円滑に進んでいない(^^;;;;)のではないかという思いであった。

 学会発表の場を活性化するためのフロアからのピンポイントの介入的質問が大好きな私であるから、もし私が英語に堪能だったら、絶対に途中で「危機介入」していたことだろうcoldsweats01

 こうしたフロアからのコメントについての私の基本スタンスは、Aoyama Masanoriさんの、


●事例検討のレジュメ(Walk Don't Run  ゆっくりいこうよ)


というエントリーに、僭越ながら、私のコメントとして詳しく書かせていただいています。

 博士も、ABA応用行動分析の積極的効果については繰り返し強調する答弁をしていた。個人的に思うに、ABAは、ベーシックな用いられ方をする場合、あくまでも患者の家族の側の、患者との相互作用を改善する戦略で用いられることになる。つまり、治療者が、患者自身に、患者自身が耐え難い水準でインテンシヴな介入や訓練を押し付けてしまうことによる「二次障害(三次障害?)化」のリスクからも遠い。

 恐らくこの点が博士がABA支持の発言を繰り返す背景にあったと想定できるのだが、とてもとてもこうしたことを英語で噛み砕いて説明できるほどの語学力は私にはないものだから。

 博士の次の発言が印象に残っている:

遺伝負因の発現をむしろ抑止する遺伝子というものが存在し、一度始まった自閉症的(てんかん的)退行からの自然発生的な回復の誘因となっている可能性があるのではないか」

「大事なのは、その患者にあわせて、適切な時間軸において、tailor-madeな形での治療的な介入がなされていくことだ」

 知人に訊いたところ、"tailor-made"という言葉は、今や「オーダーメイド」という和製英語に代わって、日本でも広まってきた言い方だという。

 これを中井久夫先生流に言い換えると、「一品料理」としての治療、ということになる。

中井久夫/精神科治療の覚書 (からだの科学選書)

 なお、てんかんをわずらった患者さん自身による、「てんかんを生きる」とはどういうことかについての、実に整理された、わかりやすい論考があります。

(この圧倒的な几帳面さが、いかにもてんかん性格の人らしい!!)


●あるてんかん患者の日常心理(by Y-Shigeyamaさん)


 たいへんな労作だと思います。てんかんに関心がある皆様は、せひお読みください。


******


 いずれにしましても、自宅間近な、故郷久留米の大学で、こうして、発達障害とてんかんの医療と基礎医学に関わる、世界最先端を行く研究者や臨床家の議論を聴く場を、心理臨床家にも開かれた形で与えてくださった、久留米大学小児科の松石教授をはじめとする、関係者の皆様と、パンデミックの危険も何のその、久留米の地までおいでいただいた、諸外国の臨床医学者の皆様に、厚く御礼申し上げます。

It's Exciting!

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2009/04/27

人間は内面から変わらねばならないというのはウソである

クワバタオハラ 結婚&破局報告会見
●クワバタオハラ 結婚&破局報告会見
(msn=産経)

●くわばたりえ 今、私たちのモテ期が熱い!(AmebaGG)

 クワバタさんのダイエットの結果としての腰のくびれには、男性ながらショックと羨望を覚えたこういちろうでしたが(^^)

クワバタのくびれダイエット~コアリズムでこんなにやせた!キレイになった!~

 この人のダイエットに関しても、色々陰口をいう人もあるみたいだけど、何か、私の用語でいう「知ったかぶり系」(=裏返しの「妄想系」)が多いみたいなので(^^;)

 彼女の、今回結婚するお相手との秘めた交際は最低3年以上(^^)ということですが、ダイエットが成功したのは、彼への思い、そして彼の協力(・・・・ここでは皆様、少しだけ妄想に走っても、全然失礼ではないと思うゾ)あったればこそだろう。


**** 


 どうも、私のような商売をしていると、摂食障害との兼ね合いもあって、ダイエットという現象に対して、つい批判的なことばかり書きたくなる。

 しかし、ただダイエットするのではなくて、適切な形での筋肉の鍛え方と贅肉(内臓脂肪)の取り方となり、そのひとなりのいいバランスに向かうことが、その人の健康と長寿ばかりか、仕事やプライベートにおける活動全般の燃費の向上、疲労回復度の上昇、さらにはメンタルストレスの軽減と自信の向上という良循環となる場合が多いことについいては疑う余地がないだろう。

 ここ何ヶ月かの私の場合には、抗うつ薬から気分スタビライザーへの投薬の変更に出発する、うつ状態からの劇的な回復過程(絶対に躁転もリバウンドもしないのである!! まるでカタカタと軽快な音を立てつつ全く平常心で原稿を打ち続けるタイピストのような、そういうささやかな日常性のなかでしみじみと生きている)がいったん確立してみると、まずはもっぱら脳を使う労働は、このネットでは全然現れていないところまで含めると、我ながらあきれるコンスタントなフル回転状態があたりまえになった。

 実は、それこそが、驚異的に勤勉な、久留米を代表する経理と事務職の職人として、大病を一度も患わないまま、超頭脳明晰に生きて来た、私の父のライフスタイルの血をもろに継いだ、「十分に機能する人間(ロジャーズのいう意味での)」としてのあるがままのライフスタイルだったのだということに、成人して以降、やっとこの歳にしてたどり着けた思いである。

(やりたくない仕事をフルタイムでやらざるを得なかったら、今の私でも持たないかもしれないけど)

 そうなると、自然と外出する気になることも多くなる。つつじを見物して回ったり、地元のコアなグルメを訪問してみたり、自転車を買いなおしてみたり・・・・・ということが自然と生じているのは、このブログで書いてきたとおり。

 これだけで、人によっては、「以前よりずいぶん顔や体型がすっきりしてきたね」と言われ始める。

 そうなると、更にいい気になった私は、もう少し出歩いて運動してみようかとか、マジにクワバタさんの本だけでも、安いから買ってみようかとか思い始める始末である。


 靴も新調した。

 いずれファッションの新調まで分相応にはじまるかも。

 (なぜか、カバンから筆記具まで、身の回りのアイテムは、私が驚くほどの目利きで私にフィットするものを選んでくれる人がいるが)。

 今度皆様にリアルでお会いする時のこういちろうが、一見正反対かと想定されかねない、貴族的なダンディさで知られるフォーカシングの池見陽先生ふうの「チョイ悪オヤジ」っぽく(この先生はジャズ喫茶でペットまでお吹きになる!!)いつの間にか変身しているように、10%でも感じさせれば、大成功なのだが(爆)
 

****


 「内面から変わらねばならない」という強迫観念から、人は解放されねばならないだろう。

 もちろん「行動が変化しなければ何も意味がない」というのも、同じくらいの虚構である。


 そして、「ものごとを、マニュアルや教科書に沿って、きちんと積み上げて学ばねばならない」というのも虚構である。

 自分の納得いくところから、納得いくだけ、自分のニーズに即して、つまみ食いしていく人のほうが、結局途中で挫折することなく、気がついてみると、生真面目すぎる勉強家よりも遥かに深いところまで上達しているばかりか、開発者の原典の読解においてですら、机上の学者たちより正確で緻密という境地にいいたることもある。南方熊楠がこのタイプの空前の天才であったことは一般によく知られている。

 
 同様にして、「ものごとに完全かつ周到な準備が必要」というおもいこみは打破すべきだろう。

 時には、しったかぶりやはったり、出たとこ勝負で切り抜けることも必要である。

 さもないと、実践的な問題解決能力や、ネゴシエーションの能力はいつまでも育つまい。


*****


 「化粧セラピー」という、矢野実千代さんが開発したジャンルがある。

●コスメティックセラピー

 これは狭い意味での「美人になるための」お化粧のしかただけではなくて、例えば生きる張りを失いかかったお年寄りや、やけどや傷などの跡についてのコンプレックスに苦しんでいる人のためのものでもある。

矢野 実千代/高齢者のコスメティックセラピー (介護福祉ハンドブック)

 数年前、テレビでじっくりとドキュメンタリーを見た時、この人の発想とマインドは下手なカウンセラーすら超えていることを痛感した。

●瀧澤 祐希/お化粧セラピーが高齢者にもたらす影響について [医療法人耕仁会(札幌太田病院、介護老人保健施設セージュ山の手/新ことに) 学術研究論文集 第12 号]

 そして、この人をカウンセラー関連の学会の研修会かセミナー、あるいは大学学生相談センター主宰の学生向け公開セミナーに講師としてお呼びしたら、すごく刺激的な事態になるはすと夢想した。それはいまだ実現できていない。

 上記のウェブサイトの更新が止まっているので心配だが、このネタ、公開しますので、カウンセリング系の研修で研修講師のマンネリに困っている企画書の皆様、どうかご検討ください。

 不況の世の中で、彼女の事業が発展的に展開した結果、ネット検索できなくなっているだけなら幸いだが。

 (出資者が手を引いた、とか、一番ありそうなので)


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