ジャズ

2010/02/14

池見陽著 : 「僕のフォーカシング=カウンセリング」のご紹介を兼ねて

 「書店で目にすることができる多くのフォーカシングの著作は、『誰々が演奏するフォーカシング』になってはいない」(p.2)

 ジャズを勧めるとしたら、最初にジャズの技法や奏法の本を勧める人がどこにいるだろう? ライブかCDを勧めるはずだ。「○○の演奏による」が存在しないジャズの名曲など存在しないというわけですね。

 趣味でジャズ・トランペットを奏することでも知られた池見先生による、「革新的な」著作です。

 全編が、鹿児島で催したワークショップへの出発から大阪への帰着までの「ドキュメンタリー」というより、「私小説」に近いタッチで書かれています。

 こういうかっこよくてクールな文の書き方は、池見先生でないとお似合いになりません(^^)

 先日私もご紹介した、ジェンドリンの「セラピープロセスの小さな一歩」のはじめの方の、

フォーカシングであれ、リフレクションであれ、他のものであれ、
二人の間に挟み込んではならないのです。

(中略)
武装しているという感じになってくる。


を引用して、「武装解除」宣言からはじまるわけですね(^^)


池見陽/僕のフォーカシング=カウンセリング

(楽天ブックス)

*****

 「久留米でフォーカシングを学ぶ会」、本日、滞りなく開催されました。

 その参加者の方から上記の本をご紹介いただきました。

 この本、その方はたまたま偶然Amazonでの発売予告を目にして予約購入なさったそうですが、2月10日に発売されたばかり。私も、何の情報も持ち合わせていませんでした。

【追記 10/11/16】:実際に自分で入手して、お読みしてからの感想はこちら

 そのご紹介からの影響からか、今回は、スコット・ラファロ在籍時のビル・エヴァンズ・トリオのような、「各奏者が対等な」、しかし完全に「脱技法化された」対話だけで数時間がじっくりと柔軟に進行しました(^^)

 次回は3/14(日)に開催です。

 フォーカシングについての学習経験が全くない方の新規参加も歓迎しております。

 参加エントリー、お持ち申し上げております。 

 詳しくは、こちらをご覧下さい。

blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
携帯アクセス解析
ビジネスブログランキング
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村 音楽ブログへにほんブログ村

2009/11/19

ビル・エヴァンズの"Waltz For Debby"(第2回)

 私が偏愛するジャズ・トリオの歴史的名盤、ビル・エヴァンズ・トリオの"Waltz For Debby"を、YouTubeで全部ご紹介してしまうという企画、前回に続いて第2回です。

ワルツ・フォー・デビイ+4

ビル・エバンス・トリオ - Waltz for Debby

●Detour Ahead

 ↑これだけはYouTubeでいくら検索しても、アマチュアのギタリストさんによると思える動画しかなくて。ビル自身の作曲ではなくて、もっと以前からのスタンダード・ナンバーのようです。

●Bill Evans Trio - My Romance (tune3)

 ↑これは1979年のライブなので、ビルの急死の前の年のものです。

●Bill Evans - Some Other Time

 ↑指揮者としても著名だった、レナード・バーンスタインが、ミュージカル"On The Town"のために書いたナンバー。歌詞の日本語訳はこちら。YouTubeは、静止画のまま、アルバムオリジナル音源だと思います。 ・・・・ああ、どうしてもアルバムオリジナルがいいなあ。

●Miles Davis - Milestones

 ↑これもエヴァンズ・トリオ版の動画発見不能。やむを得ず、マイルスのオリジナルアルバムのタイトル同名曲を音源としたものから引っ張ってきました。セクステットという大規模な編成、コルトレーンも参加している豪華なセッションですが、そろぞれのソロ・プレイのかけあいが実にかっこよく、ハードで豪快なので、ビルのアルバムとは異質な空気ですね。

 なお、ビルとマイルスは親交が深く、このアルバムの次に来る、デイヴィスの歴史的名盤、"Kind of Blue"では、ほとんどの曲をビルがピアノを弾いて、このアルバムそのものがビルのクリエイティビティ抜きには考えられないくらいですが、このYoutubeの中で「地味ーに」ピアノを弾いているのは、もちろんビルではありません。

*****

 ここまでが、アルバムオリジナルの曲目ですが、現行CDのボーナス・トラックに入っている、別テイク以外のものまで追加しましょう。

●Bill Evans - "I Loves You Porgy" Solo - NYC 1969

 ↑ここではビルのソロ・プレイ。原曲はガーシュインの「ポーギーとべス」のナンバーです。

 「ポーギーとべス」といえば、何を置いても"Summertime"でしょうから、このアルバムからは離れますが、ビルによる演奏も。

●The Bill Evans Trio - Summertime (1965)

*****

 おしまいに、ビルとしてはやや軽いノリの演奏かと思いますが(それでもインタープレイが始まれば凝ってるよな、やっぱり)、いわば「アンコール」の意味を込めて「いつか王子様が」。

●Bill Evans Trio - Someday My Prince will Come

 なお、ビルの演奏記録としては、DVDでも幾つも出ているようですが、私も1本め以外は観ないままですけど、ここでは、次の3つを紹介しておきます。

ザ・ユニヴァーサル・マインド・オブ・ビル・エヴァンス [DVD] ※こちらは本格的ドキュメンタリーです。演奏というより、じっくりとしたインタビュー中心。

ワルツ・フォー・デビー/ジャズ・セット’72 [DVD]
※こちらは、amazon評では「調子が悪そうで痛々しい」とあります。

Oslo Concerts [DVD] [Import]
※これはamazon評が絶賛。

(この項おわり)

blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
携帯アクセス解析
ビジネスブログランキング
にほんブログ村 
メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村 音楽ブログへにほんブログ村

2009/11/16

ビル・エヴァンズの"Waltz For Debby"(第1回)

 私は基本的にはクラシックを中心に聴いてきて、時々ビートルズと、マドンナやオリヴィア・ニュートン・ジョンやカーペンターズと一部のプログレを聴くのを別にすると、J-POP、しかも中島みゆきと奥華子を除くとavex系に偏向し、浜崎あゆみ命な人間なんですが、1,000枚を超える所蔵CD、とても全部はiTuneに入れられるわけもない。それでも私のiTunesは、楽章や変奏や歌劇の番号アリアごとに別れると、現状でも1万曲を越えている状態です(^^;)

 ところが、以外にも、独身時代、ジャズを聴くことににチャレンジした時期があります。いわゆる「名盤」はコルトレーンでもコールマンでもマイルスでもそこそこ持っていて、全部で数十枚にはのぼる筈ですが、結局繰り返し聞いて偏愛している唯一に近いアルバムが、ビル・エヴァンズ・トリオの"Waltz For Debby"なんですね。

 ところが、一度その膨大な音楽データベースごとメインのHDをやられてしまって(iTunes Storeで購入したものだけは別にしていて生存)全部CDからセレクトし直してコピーしなおすというとんでもない労力がかかることを、久留米に戻って、まだ開業が閑古鳥の極限だった頃やっていくために、段ボール8箱にも及んだCDを確認して行ったのですが・・・・・ううう、未だにこの愛聴盤が出てこない(^^;)

【追記】:結局買い直しました(^^)

ワルツ・フォー・デビイ+4

ビル・エバンス・トリオ - Waltz for Debby

 知り合いとの会話で、「クラシックの延長で、このアルバムなら凄く自然となじめるかと思う。・・・・けど、でもすんごく本格的なジャズの名盤でもあるらしいよ」と勧めたくなったのをきっかけに、YouTubeをあさりまくりました。

*****

 まずは明らかにアルバムそのものの音源=ベーシストが、このアルバム発売8日後若くして亡くなった、スコット・ラファロによる、ヴィレッジ・ヴァンガードでライブ収録された、1961年6月25日(私すらまだ0歳!)の、アルバムタイトルと同名曲を。

 CDには同時収録された、テイク1の方かテイク2の方かはもう忘れました。(注:画像がこのサイトに取り込めません)

●Bill Evans  Waltz for Debby(YouTube クリックすれば該当ページに飛びます)

 ほんとうは、このオリジナルアルバムを、是非CDで聴いていただきたいのです。もちろんステレオ音源で、音質はかなりいいほうではないでしょうか。ワイングラスがかすかに触れ合う響きがむしろ心地いいというか、場の雰囲気も繊細に伝わりますし。

*****

 以下はYouTubeの映像検索を駆使して、アルバムのオリジナルの順序で、アルバム収録からは数年後以降の映像記録をすべて並べます!!

   もっとも、曲によっては、メンバーが入れ替わりつつも継続された、ビル・エヴァンズ・トリオでのものが見つからなかったので、突如、ビルと関わりが深かった、マイルス・デイビス(でもこれもピアノはビルかもしれない???)や、ジムジム・ホールに登場いただきます。更に意外な演奏も・・・・

●Bill Evans-My Foolish Heart

 ↑ほんとうは、アルバムでは冒頭曲なので、はるかにしっとりと静かにはじまるんだけど、この演奏だと、前の曲からメドレーで続けてるっぽくて、アルバムの雰囲気とかなりテイストが違うかも。音だけですが、こちらにアルバム音源のものがあります。
 

●Bill Evans - Waltz For Debby

 ↑これはかなり収録条件がいい演奏みたいですね。

●Waltz For Debby/Kronos Quartet

 ↑現代音楽が得意なクラシックの弦楽四重奏団、クロノス・カルテットによる知る人ぞ知る名演・名編曲。楽器が変わっても、ビルのオリジナル・アルバムへのが感じられて仕方がない。

Music of Bill Evans

Kronos Quartet, Eddie Gomez & Jim Hall - Kronos Quartet: Music of Bill Evans

 なお、このクロノスのアルバムには、ビルと縁が深いベースのエディ・ゴメスとギターのジム・ホールがそれぞれ3曲ずつ参加しています。

(以下、第2回に続く)

blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
携帯アクセス解析
ビジネスブログランキング
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村 音楽ブログへにほんブログ村

続きを読む "ビル・エヴァンズの"Waltz For Debby"(第1回)" »

コメント・トラックバックについて

  • このブログのコメントやトラックは、スパム防止および個人情報保護の観点から認証制をとらせていただいております。これらの認証基準はかなり緩やかなものにしています。自分のブログの記事とどこかで関係あるとお感じでしたら、どうかお気軽にトラックバックください。ただし、単にアフリエイトリンク(成人向けサイトへのリンクがあると無条件で非承認)ばかりが目立つRSSリンク集のようなサイトの場合、そのポリシーにかなりの独自性が認められない場合にはお断りすることが多いことを、どうかご容赦ください。

最近のコメント

はてなブックマーク


最近のトラックバック

last.fm


フォーカシングの本1

フォーカシングの本2

フォト
2012年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

banner

  • 携帯アクセス解析
  • Google Sitemaps用XML自動生成ツール
  • Firefox3 Meter
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

ブログパーツたち

  • track feed カウンセラーこういちろうの雑記帳
  • アクセス状況
    アクセス解析

カテゴリー