児童教育心理

2012/01/04

「こころの天気」のご紹介

島根県松江市でフォーカシング・トレーナーをなさっている土江正司さんは、活発にグループワークやワークショップを開催されており、独自のユニークな技法をいくつも実践しておられる注目すべき存在です。

もっとも著名なのは、「こころの天気」と呼ばれる描画法的アプローチです。

この技法は、非常にシンプルであり、小学校低学年を含む学校教育現場でも十分活用できます。

詳しくは、土江さん自身のサイトでわかりやすく解説されているので、以下のサイトを御覧ください。

●こころの天気描画法(by 心身教育研究所)

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2011/12/20

「こども達とフォーカシング」書評

共著者のひとり、マルタ・スタルベルツは、長年、発達障害の子が沢山いる学校で、児童心理士として活躍しておられた方である。

しかし、本書は、子どもや親や学校の関わりのみならず、大人自身が、様々な個人的現実世界や、組織・施設の中で、フォーカシングをいかに役だてられるかにも様々な示唆を与えてくれる。

フォーカシング関連の書物の中でも、訳はたいへん秀逸な部類に入ると思う。原著そのものに、難解さがない、流れるような自然さがあるであろうことも容易に想像がつく。

多少フォーカシングに馴染んだ人であれば、全くスムーズに読めるであろう。

著者は、こども達と関わる上で、普段思わず使ってしまうような物言いをほんのちょっと控えてみて、親や教師の側が、まずは自分の内側の感じに注意を向け、心のスペースを取り戻すことの重要性を説く。そして、子どもの傍らにいる中から生じてくるボディ・センスに感情移入的に注意を向け、丁寧に気持ちを察しながら言葉を返していく(これを「ミラーリング」と呼ぶ)、それだけでも、子どもとの関係性が、たとえそれが赤ちゃんとの関係ですら変わることを示唆する。

そして、子ども自身が自らのボディ・センスに注意を向け、程よい間合いを見い出すことで、自らにやさしい関係を作り、それが行動(かなりの問題行動すら含む)の好転を無理なく促すことに結び付けられるかを、様々なケースについて、思春期に至るまで、年代別に注意すべきポイントを少しずつ変えながら解説してくれる。

子どもがボディ・センスから自分の細やかで複雑な感情や状況を表現するために、言葉だけではなく、絵画や文字などを媒介することを子どもに提案すると、相互作用が深まる様も、こども達の描いた豊富なイラストを挿入ながら理解できる仕様になっている。

また、技法が決して押し付けにならないように、いかに細やかに関係性を築いていくかが前提になっているかについても、非常に示唆に富んでいるだろう。子供達といかに寄り添うか。それは、子ども自身が自分のボディ・センスに親和的になるかと感応しあっているかのようである。

学校教育の現場では、SSTやアサーショントレーニング、認知行動療法的アプローチ、いじめ対策のためのワークがなされている場合も多いであろうが、ここで述べられたフォーカシングの活用は、それらの技法と矛盾したり取って代わるものではない。むしろそうした技法と統合され、しなやかなエンジンオイルを供給するものといえるだろう。

本書の事例を読んでいると、言語の発達や学習障害、自閉、多動、感情の統制などという点で、実は全く平均的児童との隔てがない関わり方の次元があることが生き生きと伝わってくる。本当に「現場型」でフォーカシングの教師としても有能な人たちが書いた本だと思う。       

「ここの部分は◯◯技法に似ている」などと安易に類型化して読まないで欲しい。本書の行間に身を委ねて味わって欲しいと思う。そこにはpersonとしての大人と子ども、「人と人」との豊穣なコミュニケーションの世界が広がっているのに気づくだろう。

===========

以上、未だ途中までの読みかけですが、とりあえずアップ。読み進めるうちに必要を感じれば増補改定します。

2011/11/19

児童福祉施設内での暴力に対する「安全委員会」方式についてのとりあえずのまとめ(togetter)

児童福祉施設内での暴力問題というと、施設職員から入所児童に対する暴力がまずは問題として表面化した。

しかし、近年、児童間の暴力、児童から職員への暴力も問題であることが言われ始めている。この問題についてこの10年ほど臨床心理士とし関わってきた九州 大学教授の田嶌誠一先生が提唱する「安全委員会」方式については、著書「現実に介入しつつ心に関わる」「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応」に詳 しい。

以下のまとめは、そこで述べられた内容をネット上でどう紹介するのか、とりあえずの大雑把な備忘録に過ぎず、未だ言葉足らずで説明不足ですが、まとめてみました。

こちらからどうぞ。

これに関しては拙ブログの、

http://kasega.way-nifty.com/nikki/2009/12/post-0b71.html

http://kasega.way-nifty.com/nikki/2011/11/post-3b4f.html

を、まずはお読みいただければ幸いです。

*****

このtogetterはまだ私の備忘録的なものであるの過ぎません。「安全委員会方式」は、半可通でわかったつもりになると相当な誤解を招く可能性があります。

今後、前掲書と丁寧に付きあわせて間違いのないように更に推敲し、拡充して当ブログでまとめてご紹介する機会を作りたいと思います。

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2011/11/15

田嶌誠一 著:「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応」

私には児童相談所や児童福祉施設、少年院等、それどころかスクールカウンセラーとしてのキャリアもない。現場臨床的には大学学生相談と成人向けの個人開業だけがキャリアの全てである。

そういう私が、全750ページ、税込9,000円もする、田嶌先生の、「児童福祉施設における暴力問題の理解と対応」という本を手に取り、熟読することができたのは、他ならぬ田嶌先生からこの著作を進呈していただければこそである。

田嶌先生とは、主として学会等での飲み会の席で何回か同席させていただいた程度のお付き合いしか直接にはない(もっぱら、フォーカシングと壺イメージ療法の異同についての喧嘩とか)にもかかわらず、こうしてご著書を送っていただけたのは4回目である。

本書に先立つ「現実に介入しつつ心に関わる」もその中に含まれており、その本について簡単に解説していただいた上で、分不相応ながら、拙文をレビューとしてネットに上げさせても頂いているが、こうして度重なる形で配慮をしていただいていることには心から感謝申し上げている。

******

本書は、先生が今年度(2011年度)に大学のサバティカルをお取りになったことを活用して一気にお書きになった内容が中心のようである(最新の内容にはこの秋の事柄に言及している箇所もある)。

ここで先生が提示した、「安全委員会」方式というシステムは、ここ10年ほどの先生の児童福祉施設との関わりの現場の中で編み出され、実践されてきたシステムである。

先述のようにして、私の現場臨床キャリアからすればこの本についての感想はおこがましい気もするし、そうした領域の現場の空気を実際に味わってもいない門外漢が感想を書くことは、ひとつ間違うと非常に一面的で主観的な理解になりかねないし、そうした現場で実際に働いている対人援助職の皆様に対しても僭越だという思いも強い。

そこで、既にネット上のリソースとして、この「安全委員会」方式についてまとめた記事はないかと検索したところ、すでに幾つかの言及がある。

11/11/15現在、一番まとまったものは、

●田嶌誠一 ”児童福祉施設の子どもたちの体験と「日常型心の傷」”(里子/里親・人間の by いたち猫様)

これは、「現代のエスプリ」2010年2月号に掲載された田嶌先生自身の論文のp86~95.から抜粋したものであり、ここでは「安全委員会」のシステムそのものについては具体的に述べられてはいないが、その前提となっている問題意識についてコンパクトに述べられており、下手に私が今回の本自体から要約しなおしたりして紹介するよりはよほどふさわしいと思えるので、まずは上記のリンク先をお読みいただければ幸いである。

検索したところ、他にも2,3、この「安全委員会」システムに関連する多少の言及記事もある。

また、出版されたばかりの本書について、読みすすめながら丁寧に感想を継続的に綴っておられる児童養護施設の対人援助職の方のTwitterも拝見した。

だが、ここで、その方に許可なく直接ご紹介するのは、その方がマイ・ペースで綴っておられる過程に水を差し、ご迷惑になりかねないと思えるので遠慮させていただく。

******

この「安全委員会」方式は、現在全国で17の施設で実施され、それらの施設を結ぶネットワークの大会も、2011年度までにすでに3回実施されているとのことである。

ただ、この「安全委員会」システムに関しては、(田嶌先生自身本書で念を押してお書きだが)、その概要について一回講演やシンポジウムなどで知っただけで半可通になると、多大な誤解と批判を招くものらしい。

田嶌先生自身、本書の中で、この方式の導入と定着のためには、施設のみならず、その施設と連携体制にある児童相談所や学校等の関係者が一同に会した最低3回の研修と、顧問を迎えての年単位で継続的なアプローチが必要であると釘を差しておられる。この方式を導入できるためには単にその施設にとどまらない様々な条件が整う必要があるのである。

そして更に、このシステムを採用した全国の施設間のネットワークが機能し、互いに交流していないと容易に「形骸化」するし、このシステムの(施設改善の姿勢を示すための)「言い訳的」導入は、むしろ事態を混乱させるに終わることを示唆しておられる。

******

巻末に膨大な補足資料が付属しているとは言え、750ページ近い本書を読破することだけでもかなりのエネルギーを要するだろう(文体としてはいたって平易で、何ひとつ難解な専門概念は使われていないのだが、テーマの深刻さもあり、私も読み通すのに10日以上かかった)。

また、論の進め方が必ずしも「スマート」とは言えず、多分に内容的に繰り返しになっているともいえる。田嶌先生に差し出がましいことを申し上げれば、編集と推敲を重ねれば、3分の2の厚さでまとまったという気もする。

だが、同時に、先生がくどいまでに、少しずつ脈絡を変えながらお書きになっていることに一度身を浸し、虚心に読み進めてはじめて浮かび上がって理解されてくる「勘所」というものがあるのではないか?

いわば、「パワーポイント的プレゼンテーション」の対極を行く「ローテク」としての分厚い者作であるからこそ伝わる性質の「何か」がある気がする。

そして、ひょっとしたら、私は当事者ではないからこそ「素直に」読めるという側面もあったかもしれないと思い始めた。

「うちの施設ではそんなことはないよ」

とか、

「それに近いことはうちの施設でもすでにやっている」

などという物差しを当てて読まないで済む立場なのではないか?

先述の通り、高価でぶ厚い本であるが、関係者の皆様には、人づてで本書の内容を理解したつもりになることなくお読みいただくことを、僭越ながら、お勧めしたい。

******

そして、そうした児童福祉臨床を畑としていない対人援助職の皆様、それどころか、はるかに幅広い読者層の心を揺らす、何か非常に大事なことが詰まっている気がした。

大上段に振りかぶったことを言えば、児童施設内暴力とそれに対する田嶌先生の主唱するアプローチの中に、一見特殊な空間について書かれているようでいて、実は、現代日本の教育や組織・集団に欠けているものについての重大なヒントが隠れている気すらして来ている。

・・・誤解を恐れず申し上げたい。

私自身が生まれ育つ過程で一番「受けたかった」教育や援助のあり方が、本書に書かれている気がして、胸がチクチク傷んだのである。

*****

【追記】:田嶌先生の前著、「現実に介入しつつ心に関わる」については、当ブログのこちらの記事で、かなり詳しく私なりに紹介していました。一部私なりの要約も含んでいます。

*****

【更なる追記】:まだ読解が不十分であると思いますが、とりあえず、「安全委員会方式」とはどのようなものであるかの今後のまとめ記事のための備忘録のようなものをtogetterとしてまとめました。こちらからご覧ください

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2011/06/18

「格差社会と新自由主義」結語

 「格差社会と新自由主義」 は、少しずつ読み進めたが、非常に読みがいのある「教科書」だった。読む前と後で日本の現代史と現状と今後についての見え方が変わる。

 単に危機感をあおるのではなく、読者ひとりひとりに考えさせる指標となる好著である。

*****

「これまでの諸制度のように、高齢者、障害者、女性、若者、子どもなどに区分した対象や、介護、福祉、医療、就労支援などの制度別に構築した支援体制では、どこでも複雑に絡み合った問題の全体的構造を把握し、受け止めることは難しい。

人間をまるごと掌握し、そのニーズに丸ごと応えるようなパーソナル・サポート・サービスの営みが地域社会で豊富になれば、新たなリスクに対する早い段階での予防的施策がとられ、本来の意味でのセフティ・ネットの構築につながることとなる。

事後的施策から予防的施策への転換である。

さらに、現役稼働年齢層が急激に減少する中で、この世代と将来の担い手である若年世代に投資する意義は大きい。

特に、困難を抱える人々が社会の死角に落ち込むことを防ぎ、市場や社会への参画を促進して、一人ひとりのもつ潜在的な能力を引き出し、全員参加型の社会を構築するために、そのような新しい社会サービスの機能が求められている。」

 ・・・・以上、「格差社会と新自由主義」、最終章、「新たな連帯と共生の創造」、宮本みち子氏による結語。


 ・・・・もう、昔には戻れない。多面的に人々の絆をつなく総合的な「社会サービス」を創造する必要があるのだ。

*****

 本書を読み終えて感じたのは、雇用不安定で結婚すら躊躇する低所得層の若い世代の生活の安定と雇用機会をサポートしないと、今後日本はとんでもないことになるということ。

 ところが選挙に出向くのは老人ばかりだから、このことの重要性がなかなか浸透しない危険が大ありだというのが私なりの感想です。

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「PTSDにおける脳科学研究の臨床への考察」抜粋(togetter)

6月2日に明治大学心理臨床センター主催でで開催された、ベッセル・A・ヴァン・デ・コーク医学博士(ボストン大学医学部精神科主任教授、トラウマセンター医療主任)による講演会,「東日本大震災とトラウマ」で配布された、「PTSDにおける脳科学研究の臨床への考察」という論文の抜粋中心です。

邦訳した先生がどなたかもご紹介できないまま、殊に勝手ながら恐縮ですが、震災後のPTSDへのサイコセラピストのかかわりが問われる今、その内容を広く知っていただく価値があり、公開に値すると判断させて頂きました。

認知行動療法に関わる皆様、そしてフォーカシング指向心理療法に関わる皆様にもいろいろな刺激があろうかと思います。

こちらからどうぞ。

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2011/06/15

「ゆとり教育」の思わぬ背景と、それに対応した「親世代」の限界

 「ゆとり」教育については、「それまでの詰め込み教育の弊害の解消」ということばかりが強調されるが、更にその「背景」が何であるかに巨視的に立ち入ることができることが見過ごされてきている。

 すなわち、ゆとり教育が、実は当時の外交的、そして産業界からの要請で成立したという側面があるという指摘を、本書ではじめて知った。

  1.  輸出依存型経済から内需拡大型経済に転換するように欧米諸国から圧力がかかる
  2. →「貯めた金をケチらず使う」消費拡大のために勤労者に週休2日制の導入
  3. →海外へのパックツアーの隆盛・東京ディズニーランド等の建設
  4. →教師への5日制の導入にあい伴い、学校5日制の導入(2002)
  5. →政財界、労働界の要請(!)をも受け、文部省は授業時間短縮を迫られ、「ゆとり教育」が単なる「教育のスリム化」にすり替えられる。

 (以上、第8章「教育の自由化と学力格差」pp.132-3 岩永雅也執筆 より要約)

 こうして「ゆとり教育」とすることで、児童生徒が学校外で過ごす時間が50日分増えた。

 ところが、家庭にそれを引き受けるだけの能力があったか?「教育は学校が行うもの」と長年信じられていたのに、教育のかなりの部分が家庭に返され、「私(わたくし)事化」されることになったのである。(同p.134)。

 この頃バブルが弾けて、多くの家庭でに塾などの教育についてのお金をつぎ込む余力がなくなり、「教育格差」が生まれる引き金となったわけだが、実は事態はそんな単純な話ではないと岩永氏は述べる。

 「親たちの社会的主体としての資質に大きな問題があったという話なのである。資質と言っても、単に学力とか知識とかではなく、挨拶や人間関係の構築といった対人能力、協調性。忍耐力などの社会的能力、身の回りで日常的に起こるさまざまな事態を理解し、それに対応する能力など。まさに『生きる力』というにふさわしい能力のことである」(p.135)

 つまり、親世代自身が、子供のモデルとなるだけの、個人としての社会性がないということになる。

 よく考えてみれば、昭和一桁世代を親として持つ、現在の親世代(=私とほぼ同世代)は、受験戦争真っ盛りの中で成長した。その競争の勝者であるしても、敗者であるにしても、ともかく「生きる力」そのものを育める教育環境・・・というより、「社会」環境に恵まれていなかったことのツケが、今度は子供の教育の際にまわってくることになる。

*****

 「潤沢に教育資金は出してもらえても、『真空の中で』勉強しろと要請されているようでどうしたらいいかわからなくなった」私の生い立ちは、こうした状況の一側面として思い出されたのである。

 この放送大学教材は、一見経済学的社会学の観点からの著作に見えつつ、通常の教育学よりもはるかに巨視的な視点を提供してくれる。

 まだ読み進めている途中である。これからも具体的記事を追加するかもしれない。

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続きを読む "「ゆとり教育」の思わぬ背景と、それに対応した「親世代」の限界" »

2011/06/11

「障害受容」を取り巻く同調圧力(togetter)

元は@ynabe39さんの発言にはじまる一連の論争への私なりの感想から出発しましたが、その論争の「傍流」でのささやかなやりとりです。

障害当事者やご家族の「障害受容」についての同調圧力が基本テーマです。

キーワード : 障害受容、パターナリズム、愚行権

 

こちらからどうぞ。


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2011/05/31

虐待と精神医学 1 (Togetter)

 昨日の続きとも言えますが、今回は、著作「うつは薬では治らない」で知られる、上野玲さんにもご参加いただきました。4者入り乱れての、しかし生産的な対話になったと思います。

 

こちらからどうぞ。



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2011/05/30

フォーカシングについての対話 1 -トラウマへの対応を中心に-(togetter)

 mskzmmrさんのお許しを頂いた上で、とぅぎゃらせていただきました(Twitterのまとめ記事)。mskzmmrさんとの対話があって、初めてこういう解説に仕上げられました。感謝申し上げます。

 主として"clearing a space"(空間作り)と"acknowleging"(認めてあげる)を技法的な中心として述べています。

 なお、ここでの対話は、被虐待者をまずは虐待者から引き離すことが必要な場合があることは、すでに自明の前提とした上で、「過去の」虐待トラウマ体験のPTSDといかに対処すべきかという話の流れです。

 過去の虐待者を「セラピーに」参与させる必要はすぐにはない、という意味でなされています。

  mskzmmrさんもそういう脈絡で話を進めておられるかと思います。

こちらからご覧ください。

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