大船でフォーカシングを学ぶ会

2009/09/03

「カウンセラーこういちろうの雑記帳」の主要過去記事を一番簡単に一覧するには

 このブログって、すでに創設4年9ヶ月、過去のエントリー記事総数が、「この」記事で1,914本め、なのに一日あたりの新エントリー、平均1.10本以上を現在も維持、しかも長文が多いという、へヴィー級ブログです。

 おかげで、もはや@ニフティココログが割り振ってくれているサーバー負荷が相当なものになっているせいか、

  • 私の方からトラックバックを送ることがもはや機能しない
  • pingも自動では飛ばせない(その割には随分多くの読者の皆様が、新記事アップ直後においでいただけることを幸いだと感じています)
  • カテゴリーにすべての記事が反映しない(カテゴリーによっては300から400エントリー分表示されようとするわけで)

・・・・・という、新しくおいでいただいた読者泣かせのブログになっていると思います m(_ _;)m

****

 もちろん、バックナンバー全体を表示してくれる、『アーカイヴ』ページ(自身がココログユーザー以外の読者の皆様、お気づきでしたか??? 右フレームの「バックナンバー」という文字そのものをクリックするとたどり着けます)というものも、あるにはあるわけです。

 しかし、このページにお行きになっていただいたとしても、過去の個々のエントリー記事のタイトル一覧があるわけですらない

 このページからの「〇年〇月」を全部めくっていただくだけでも(全く休眠した数ヶ月を除いても、現在50か月分ほどあるわけですね(^^;)。その50ヶ月分、それぞれ月ごとに、毎月30から40エントリーずつはあるわけですから・・・・・

 つまり、私がこのサイトでこれまで書いてきた主要記事がどんなものか、新しい読者の皆さんにおおよその見当をつけていただくには、もうデタラメにご不便をおかけしていることと思います   il||li _| ̄|○ il||li

*****

 この問題を一気に解決し、

  • 新記事の方が上に来る形で、
  • 過去の記事に関しては私がある程度絞り込んでセレクトしたものを、
  • 数百記事ばかり、1ページをスクロールできる形で
  • ブログのような表示の重さがない形で一覧したいただける

そういうページが、実はずっと以前から存在します!!

●阿世賀浩一郎のホームページ/index

 開設1995年12月(つまりWindows95発売直後)開設、日本において、インターネットで個人サイトを作ることが本格的に普及し始めた黎明期から、何と基本的なデザインを変えないまま運営し続けているサイトです。

 かつては、ネットを代表するエヴァ・サイトのひとつ、「エヴァンゲリオン論考」で著名だった時代もありますけど、幸いにして著作化させてもいただきましたので、そのコーナーは全面削除いたしておりますが(「ちーちゃんの部屋」というアニメコーナーがかつて存在したことを覚えておられる方もあると嬉しかったりして ^^;)・・・・

そのトップページから、このブログでの新エントリー記事を書く度ごとに、固定リンクへのリンクを、たいてい速攻の連続作業でお貼りしてもいるのです。

 恐らく、皆様のRSSリーダーに反映するスピードの比ではない「即時性」で「新着情報」が掲載され続けています。

 同一エントリー記事の更新(改版)情報すら、可能な限り早くお伝えしています。

 

そこに並んでいる、当ブログ個別記事へのリンク数は、常時数百あるはずです(古いものから時々、精選のための「ダイエット」をかけますので、一定数以上には増えません)。

 しかし、敢えて今でも、基本的には「素朴なhtml言語の手打ち」に依存し、javaスクリプトすらないに等しいということで、このトップページそのもののバイト数の多さの割には、表示が圧倒的に軽い筈です(このブログのトップページを表示するよりは軽いと思いますよ)

 
当方のアクセス解析によって、「こっちのページで新着情報見つけるほうが手っ取り早い」ことにお気づきの、毎日数名以上の固定ユーザーの方がおられることは掌握しています(感謝!!)。

 しかし、そうした方の占める比率が以前よりもかなり減っているようにも思いましたので、改めてご紹介させていただきました。

 

今後とも、「カウンセラーこういちろうの雑記帳」をよろしくお願い申し上げます。

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2009/05/18

「私はフォーカシングができているのでしょうか?」

 先週開催されておりました、「第21回国際フォーカシング会議in淡路島」は、参加者数300名近くを集め、無事、成功裏に終了したことを、大会準備委員会メーリングリストでの池見陽準備委員長のご報告を通して知りました。

 久留米への移住問題を抱えていたことと、申し込み当時の体調・経済(^^;)不安定要因も考慮し、ご迷惑をおかけしないために、私は残念ながら参加を見送る選択をしましたが、多くの若い院生の方が参加されたとうかがっています。

 会場となったウェスティン淡路は、ある意味で「日本にいるのを忘れてしまう」くらいの、すべてにおいて国際規格のリゾートホテルです。明石海峡を越えた、比較的「孤立性の高い」場所にあるこの地は、日本人参加者にとっても、外国からおいでになる方と同じくらいに「異国に来ているかのような」錯覚に陥れる場所だったはず。関西空港からのアクセスも良く、神戸の市街地や京都や姫路に足を伸ばすアクセスにも恵まれていましたしね。

 実は、池見先生の提案を受け、候補地を最初に下見をして、選定の段階で積極的に関与した私が注目したのは、この地のそうした無国籍性でした。

 「日本にいるのにもかかわらず、あたかも外国の国際会議に出席したかのような擬似体験になること」

 敢えて、外国からの参加者を「ジャポ二ズム」に引きずり込みたくなる誘惑から意識的に遠のけ、日本からの参加者と外国からの参加者が対等にコミュニケーションできる場を設定することが、私の深謀遠慮だったのです。

 だって、例えば、「ドイツ的フォーカシングのあり方」なんていう話、聴いたことありませんでしたからネ!!

 お医者さんに比べると、臨床心理系の国際会議に参加する機会は、日本ではあまり多くないかと思います。そうした中、体験された貴重な経験を、殊に若手の臨床研究者の皆様、現場カウンセラーの(・・・をめざす)皆様、どうか、今後への刺激として是非生かしていただければと思います(^^)


*****


 昨日も、「久留米でフォーカシングを学ぶ会」をささやかに開催しました。そうやって国際会議で刺激を受けた若手の皆様が、九州の福岡県の久留米という、日本の中でひどく偏った土地にいる私ですが、今後うまく利用してくださることを歓迎いたしております(^^)

 昨日も感じたのですが、大船での「学ぶ会」時代から常々感じていたことをひとつ書いてみましょう。

 表題の、

「私はフォーカシングができているのでしょうか?」

 という質問を、こうした催しの中で頻繁にいただきます。フォーカシングを学び始めて数年以上を経た方からも結構うかがうことです。

 私はそうした問いに接するたびに、「なぜこうした問いが繰り返されるのか?」ということに思いをめぐらせて来ました。

 いくつかのことを述べてみたい心境です。

1.フォーカシングがあなたにとって成果を上げているのかを判断できるのは、あなたの実感だけです。フォーカシングを先に勉強してきた人やフォーカシングのトレーナーがそれについてどのように答えてくるかをすべて脇において、あなたの実感だけで判断していいのです。

2.仮に、体験過程のステップが前に進むということについて、的確に観察し、判断する方法論があったとします。そして、その基準に基づくと、あなたの中にステップが生じていたことになるらしいことが「理解できた」としますね。でも、それがあなたにとって何か言葉にならない違和感や欲求不満をもたらしたり、確かに自分のもの見方、感じ方が「落ち着いた」とか「変化した」とか、「その場に居やすくなった」という実感を感じさせてくれないままだとしたら、それはあなたにとってどんな意味があるというのでしょうか??

3.ジェンドリン自身、どの著作かで、「フォーカシングだけが人生に役立つわけではない」という、ある意味でひどく当たり前のことを書いていたと記憶します。フォーカシングでうまく成果が上がらなければ、たとえばちょっと休憩したり、ストレッチしたり、音楽を聴いたり、ひとりになってみたり、そうしたことを自由にやっていくのは全く自然なことです。

 毒舌に響くかもしれませんが、今回の国際会議や、あちこちで開かれているフォーカシングの集い(私の主催するものをも含む)やワークショップに参加してみて、それまで抱いていたフォーカシングへの関心がむしろ醒めてしまったり、幻滅してしまった人すらあるかもしれない(この世にある「イベントへの参加」とは、ayuのライブ体験から新装開店のスーパー、異性とのデートまで含めて、およそそのような参加者を「ある一定の比率で」含むはずのことでしょうし)。

 そうした時に、フォーカシングと関わることを一度止めてしまったりしてみるのも健全な選択でしょう。ただ、あるひとつの場での、一回の印象で、その対象や相手についての判断を生涯にわたって恒久的に決め付けてしまうことだけはしないで欲しいなあ、というのが、私の自然な思いでもあります。


*****


 こうした一般論を書いた上で、それでも敢えて、当初の問いかけに答えてみましょう:

1.フォーカシング技法において、教示というのは、あくまでの刺激剤であるに過ぎません。一つ一つの教示がピンとこなかったとしても、それはフォーカサーとしてのあなたの責任では全くありません。

 教示の進行と関わりなく、体験過程のステップは、セッションの中の、いつ、どこでも刻まれ始め可能性があるのです、それは「向こうからやってくる」ものであり、「引き起こす」ものではありません。

 いや、敢えて言いましょう。

セッションが終わった後の雑談の中で、
ふと、ひとりでお手洗いに立った時に、
帰り道の電車の中で、
夜寝る前に、
数日後、職場の中で、

突如ステップの進行が実感できることなど、ありふれているということを。

「お告げ」は、その人がその人が何をしているかなんかにお構いなく天から降ってくるから「お告げ」らしいのかも。教会でのミサの祈りのさなかにではなく(^^)

 フォーカシングのセッションのただ中で、自分がシフト体験できないとならないなどという思い込みは、むしろ捨ててしまう方がいいと思います。そうした思いは、フォーカシングの集いの「優等生」として認められたいという「煩悩」に過ぎないとすら思い定めてもいいかもしれない。


2. フォーカシングに伴う身体の感じや居心地や気分の変化というのは、それが一見かすかなものだったとしても、一度体験してしまえば、生じたかどうかについて迷うことは生じません。

 それが持続性に乏しい、短時間の変化や安らぎに過ぎず、しばらくたつと移ろい去ったり、見失うことはよくあることです。

 そういう時には、そうした変化や安らぎや変化が生じた少し前のところまであなたの記憶と実感のビデオを巻き戻してみるのはいかがでしょうか。

「ここまで」は以前と同じ、「こんなふうな」感じだった、「ここ」で、思いもよらないきっかけで「こういう」感じやイメージや連想が自分の中に生じて、その後で、自分の身体の感じや居心地が「こんなふうに」変わった。 

 そのときの実感が、仮に今はかすかな痕跡、ないし余韻のようにしか「再現」できなかったとしても、こうした「反芻(すう)的な味わいなおし」を何回か繰り返してみるだけで、それをしないよりは、その後に何かいい影響が残るものです。

 「反芻する」うちに自然と実感がよみがえり、更なる続きのプロセスが勝手にはじまることもありふれていますし、少なくとも次にセッションを持つ機会があった時、前回の続きをやろうと全く意識しなくても、セッションの展開がいつの間にか前回の続きになってしまい、少しだけ前回より先まで展開するなどという可能性を増してくれるかと思います(^^)


******


 日本のフォーカシング関係者の大半の皆様、私と最後にお会いしてから2年近く立っておられる方がほとんどかと思います。皆様もきっとお変わりかと思いますが、私もまた、皆様の記憶の中にあるこういちろうとはどんどん別人になってきているかと思います。

 そうしたあたりの片鱗は、ネットでの私の文体のトーンまで含めて、実は現れているとお気づきの方もあるかもしれませんが(^^)

 再びお会いできる日を楽しみにしております。

*******


「久留米でフォーカシングを学ぶ会」次回は、普段どおり、第2日曜日、6/14に開催の予定です。

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2009/03/13

認知行動療法について -NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」への感想(6 一応の最終回)- [第6版]

 さて、いよいよこの連載、前回に引き続き、このエントリーで最終回です。

 前回で紹介した、「非定型うつ病」の現在の診断基準と、その具体的治療法については、実に様々なサイトですでに詳しく言及されておりますので、そうしたサイトをご覧になる読者のご判断にお任せいたします。

*****

【ここから第2版で追加】

 でも、「非定型うつ病の人は、認知行動療法によってアサーティブさ(自己主張能力)を身につけることが必要

という意見を読むと、

「日本人は、うつ病に限らないこととして、むしろ心理療法全般を受けることによって自己主張能力を身につけたおかげで、周囲との摩擦に耐え、孤高の道を歩む苦しみを感じているんじゃないか」

とも思うし、その一方、

「今の若い世代は、生きる糧を得るために働くという経験に乏しく、自己主張的になっているので(!)、昔の人のように、典型的(=DSM-IVで、過去の遺物から突如復活(^^;)した、「メランコリー型」)うつ病になれなくなっている」

という全く正反対の記事を読むと、

「ああ、オヤジの『今の若い者は』のバリエーションに過ぎなくなってる。要するに、古典的うつ病の人のほうが従順で、扱いやすかったという医者本位の愚痴なんじゃない?」

と感じてため息をつくのは、私だけではないと思います。

 繰り返します。DSM-IVでの診断基準に適う意味での「非定型うつ病」と同じ病態の人は、昔も今もたくさんいただけです....と。

 【ここまで第2版で追加】

*****

 さて、いよいよ、番組後半で取り上げられた「認知行動療法」に関してですが。

 認知行動療法についても、この番組に関する、しないにかかわらず、様々なサイトを見ていくと、バランスのいい記事もたくさん見受けられます(お医者さんによるもの、実際認知行動療法を受けた人の体験談etc.)ので、多くはそちらにゆずるとします。

【ここから第5版】

 私としての推薦は、

●【認知行動療法とは】 (インチキWriterの棲みか by isshy☆さん)

 うつの人のではないのですが、「プロのライターさん」がマジになって書いたら、専門家の入門の文でもなかなか読めないような、これだけ小気味いい紹介の文章になるというあたりに注目!です(^^)

【ここから第4版】

 ただし、英語ですが、次の記事の存在は是非お知らせしておきます:

●Petition Against Over-Regulation of Psychotherapy(心理療法への過剰規制に反対する嘆願書) (Moving Toyshop)

この記事は、裕さんのサイトの、

* イギリスにおけるセラピーに対する国家の規制

というエントリーで紹介されていたものです。 

 これについての私の意見はこちらの記事で紹介。

【ここまで第4/5版】

 そして、次の点だけ、開業臨床心理士としての私のスタンスを明言させていただきます。

 私は、基本的に、ある特定の心理療法が他の心理療法と比較して優れているかどうかという論の建て方に懐疑的です。

 いいカウンセラーにめぐり合えば、それが精神分析でも行動療法でも箱庭療法でもフォーカシング指向心理療法でも(!)、さらに特定の心理療法流派を標榜しないカウンセラー(例えば村瀬嘉代子先生や増井武士先生.....来年度から九州産業大学です....)でも、うつ病に関するカウンセリングに関して、的確な見立てと、個々のクライエントさんにふさわしいカウンセリングの進め方、医療の必要性まで、クライエントさんの考えも尊重して、一緒に納得のいく解決を模索していく力があります。

 このNHK特集でたっぷりと矢面に立たされたお医者様たちへの公平のために申し上げれば、カウンセラーや臨床心理士の場合にも、専門能力として不十分な場合が「同じくらいにたくさん」見られる点では同じかもしれません。私もまた、多くのクライエントさんに、「未熟なカウンセラー」として記憶に残っていることも少なくないであろうことは十分認識しています。

 しかし、それでも敢えて断言します。

 標榜する心理療法の流派やアプローチの違いと、「現場」カウンセラーとしての力量とは無関係だと。

 むしろ、カウンセラーは、経験を積めば積むほど、

「他の流派のカウンセラーでも、現場臨床的に力量がある人は、根本的なところでは自分と共通のことを自明の前提としてやっている」

ことに気づき、そうした技法についても実際に謙虚に学んでみる姿勢を保てるカウンセラーこそ、実は、その人の標榜する心理療法に限定しても、奥の深い現場臨床での実力を持っているものです。

●参考記事 : 「「オモテ」技法と「ウラ」技法 または収穫逓減の法則(久留米フォーカシング・カウンセリングルーム)

 誠に僭越ながら、私が目指しているのも、まさにそのような、他の心理療法や技法に偏見のないカウンセラーに他なりません。

 私がそういうカウンセラーにどのくらいなっていて、現場臨床でも有能かを評価するのは、おいでいただくひとりひとりのクライエントさんに他ならないと思います。

 それどころか、クライエントさんに限らず、どんな人間同士でも、他人が自分のことを「誤解する権利(!)」が保障されていなければ、それは「支配」を原理とするファシズムであり、むしろお互いに更に理解を深めるきっかけを失ってしまうものだと確信しています。

(もちろん、「理解を深める」なんてしてほしくない、というクライエントさんの訴えがあれば、それも大事にしたいと思っています。自発的に訴えて下さらなくても、「私はこのクライエントさんにすでに踏み込み過ぎ、それを苦痛とのみ感じさせてはいまいか?」という自問自答はいつもして、チェックしているつもりではいます)

 クライエントさんからのどんな苦情や不信の念もぶつけてもらえることを、「クライエントさんが心の中でいつまでも抱え込んでいるだけにならずに済んで良かった」と、少なくとも心の中の「一方の自分」は受け止め、仮に、「他方で」、クライエントさんの誤解を解きたい気持ちがどうしてもカウンセラーの中にある場合にも、そのことでクライエントさんとの溝を深めるだけにはならないだけのことができること。

 更に、それが単にクライエントさんの「言いなりになる」ことではなく、クライエントさんにほんとうに役立つ援助へと前進するきっかけになるということが、絵に描いた理想ではなく、試行錯誤を重ねつつも、クライエントさんと共に実現に近づけるカウンセラーでありたいと思いながら、ひとりひとりのクライエントさんと毎回お会いしているつもりです。

 そして、「どうしてすぐに治してくれないの?」というお話に対しても、一方的な説明にとどまることがないように努めているつもりです。

 これを読んだ私のクライエントさんたちへ:

 今度お会いした時に、これを機会にこれまで言えなかった本音をいってくださっても歓迎します(^^) 
 今度ではなくて、もう少し先のいいタイミングで言ってみよう、でも自分の中で決して忘れないではおこう、というのも歓迎です(^^)

*****

 更に、私のカウンセリングルームの宣伝めいたことも、もう少しさていただくことをお許しください(^^)

 私は、まだまだ不十分かと思いますが、精神分析、行動療法、認知行動療法(まもなくこれに「最新の」臨床動作法が加わる予定です)など、様々な心理療法流派の、現場で一流という評価がある先生方の研修会に参加するように努めてきました。

 私の『普段の』カウンセリングをお受けになったクライエントの皆様の中には、私のカウンセリングを、例えば「認知行動療法」っぽいなと感じた方も少なくないようです。

 別の方は「まるでユング派みたいだ」とお感じかと思います。

 更に別の方は「ゲシュタルト療法みたいだ」とお感じの方もあるようです。

 なんだ、普通のロジャース派(来談者中心療法)と何も変わらないではないか、とお感じの方もあるでしょう。

 通常の面接の際には、「どこがフォーカシングなのか見当もつかない」とすら言われます。

 なのに、フォーカシングを技法として教える教師としては、

 「これほど理論や技法に厳格で、実践的な指導を具体的にしてくれるトレーナーにはこれまで会ったことがない。どんなぶしつけな質問をしても答えてくれる」

というご意見と、

 「こんな和気あいあいの自由なフォーカシングを学ぶ場を体験したことがない」

というご意見が両方あるのです。

 更に、

 「私の個性が強過ぎる」

というご批判と、

 「ネットの記事から想像していたよりは、よほど控えめな方ですね」

という感想も両方いただきます(^^)

*****

 しかし、このように、おいでいただいた皆様によって全然異なる感想をいただけることは、「フォーカシング指向心理療法」本来の性質に、ある意味で厳格に従っている結果だという少なからぬ自負もあります。

 「フォーカシング指向心理療法」という著作のなかで、創始者ジェンドリンは次のように繰り返して書いています。

 「フォーカシング指向心理療法は、単に技法としてのフォーカシングを面接のさなかに時々部品として差し挟むような次元にとどまるものではない

 「フォーカシング指向心理心理療法は、それがどんな技法的アプローチであるかに関係ないものである。さまざまな技法的なアプローチをそれぞれ別種の「エンジン」だとすれば、フォーカシング指向心理療法はどのエンジンであるかに関係ないで生かせる「エンジンオイル」のようなものだ。

 「フォーカシング指向心理療法」の特に下巻は、まさに、そうやってさまさまな流派ややり方にフォーカシングをさりげなく生かすための、ジェンドリンなりのヒント集です。

 この下巻の、「認知行動療法的アプローチ」に関する章は、私が特に熟読して来た章のひとつです。

【ここから第3版への追加】

 私なりの部分的には認知行動療法的といえるアプローチのバリエーションのいくつかの具体は、こちらこちらで紹介しています。

【ここまで第3版への追加】

【ここから第6版への追加】

 私なりのフォーカシング指向心理療法的認知行動療法的アプローチとりあえずの総括(まだまだ不勉強で、初期の探索段階だと思いますが)を、やっとご紹介できました。ご参照頂ければ幸いです。

●フォーカシング指向心理療法の認知行動療法的活用についてのとりあえずの覚え書き(当サイト)

 

【ここまで第6版への追加】

 もとより、私よりもより優秀な「認知行動療法」本来のセラピストが、皆さんのより身近にもいらっしゃることを、私は心から祈っています。

*****

 ●謝辞●

 この記事を書くために何らかの意味で参照させていただいたサイトは、記事の途中でご紹介したサイトのみならず、非常に多くのサイトです。

 しかし、この記事を書くそもそものきっかけとなったのは、Lithiumianさんという方から3ヶ月ほど前にいただいた、私のプライベート・サイトのある記事への厳しいご批判でした。その方から、推薦サイトをいくつかご紹介いただいたことがそもそものきっかけです。Lithiumianさんには、特に篤く御礼申し上げます。

 更に、「ブログ論壇」というサイトを運営されている、ともあきさんから、最初は別の記事にいただいたトラックバックの記事の内容にも励まされました。この「精神療法の荒廃」と題するエントリー記事では、このNHKの番組の再放送を含む放映日程が詳しく紹介されているばかりか、この番組についての様々なコメントも掲載され、更に、ともあきさんご自身の認知行動療法体験についても、簡潔に自己レスコメントをされています。

 実は、私の方からも、今回の連載が進むたびに、繰り返しトラックバックをともあきさんサイトに差し上げ、ともあきさんからもトラックバックをそのたびごとに返していただきましたが、私の方のトラックバックの欄に見かけ上同じ記事からのトラックバックが並び過ぎてしまいますので(^^;)、私の勝手な判断で、私の方の表示はふたつに集約させていただきました。ともあきさん、どうかお許しください。

 更に、これまた少し以前の別の記事にトラックバックをいただきました、このサイトでもすでに具体的にご紹介した、ご自身精神科医である猫山司さんのブログ、「メンタルクリニック.net」の、他の様々な記事もたいへん参考になりました。私の愛読サイトになりました。ありがとうございます。

*****

 最後に、私は福岡県南部(筑後地方)に、私が知らないだけの、十分な診断と薬の処方をしてくださるお医者様が少しでも多いことを信じたいと思っております。

 筑後地区の病院のお医者様、あるいはこの地区の病院に通う患者様の中で、ご不快であったり、ご不安を増してしまわれた皆様もあるかと思います。

 まだ実際にクレームをいただいた例はございませんが、これからも、不適切な表現が見つかりましたら、できるだけ変更してまいります。 

****

 そして、何より、これまで私のカウンセリングルームに相談して、話を聞かせてくださったクライエントの皆様にこそ、ほんとうに厚く御礼申し上げます。

 この3ヶ月の間、この問題について私なりに猛勉強する中で私の認識が急に変化したことは、もう読者の皆様もお気づきかと思います。

 ここに書いたような、恐らくまだ不完全であろう認識すら不十分だった、久留米での開業初期にお会いした皆様、神奈川・大船開業時代のクライエントさんを含めた皆様、「もし現在お会いしていたら、まだ何かお役に立てたのでは?・・・」という後悔の念を禁じ得ないでいます。どうかお許しください。

(実はこの連載、ここで終わりませんでした

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2008/10/12

速報!! 「久留米でフォーカシングを学ぶ会」、ついに成立!!

 「久留米でフォーカシングを学ぶ会」
http://kasega.way-nifty.com/kurumefocusing/cat20590332/index.html

9/14の第1回めは、エントリーいただいた方の都合が付かなくなり、成立しませんでしたが、第2回の、本日10/12は、ともかくも行うことが出来ました

 今回の内容については「久留米フォーカシング・カウンセリングルーム」サイト(=【開業サイト】)の方で、おおよその「枠組み」がどうだったかはこの後ご報告するつもりです。


**** 


 ただ、私としては、神奈川県大船での「大船でフォーカシングを学ぶ会」、最終回から約2ヶ月半ぶりのものであったにもかかわらず、久留米に移転してからの「学ぶ会」が、大船時代より確実に2周りはバージョンアップした水準で今後も実現できそうだということを強く確信しました。

 一応定員8名様となっていますが、これは上限であるに過ぎません。

 参加希望者がある限り、1名様でも2名様でも実施する予定です(月2回制の大船時代も、参加者2-4名程度の日がほとんどでしたので)。

 さすがに1名様の時には、次以降の開催日以降に移っていただくか、時間短縮のご提案をいたしますが。

 何しろおひとり様の場合90分8,000円(日本フォーカシング協会メンバー〔年会費3,000円.誰でも入れます〕のみ7,000円)のフォーカシング個別指導コース(日時は自由に設定可能)より格安ですので、むしろ参加者がすごく少ない日は「狙い目」かも知れません。

 個別指導の3名様でのお申し込み(180分)の場合の割り引き料金(一人あたり6,500円 協会メンバーの場合だとひとりあたり5,500円)と比較しても安くなるシステムにしています。

 「学ぶ会」料金は4,000円で、原則毎月第2日曜日開催という限定はありますが、昼食時間を除いても5時間半が標準設定ですので、他の方が同時参加されることを別にすると、圧倒的なコストパフォーマンスが生じるように敢えて設定しています。

 フォーカシング個別指導コースには二の足を踏まれる方も、「お試しコース」的な意味で参加なさってみることをお勧めします。


 「学ぶ会」は、繰り返し参加する常連中心のクローズトなグループではなく、大船の「学ぶ会」時代も、実は参加者の半分はいつも新規参加の方々という、一番オープンなブログラムだったのですね。

 このあたりのことを、まだ【開業サイト】側ではわかりやすく解説できていなかったように思います。

 この点については更に工夫したいと思っています。


******


 .....以上、とりあえず速報いたします。

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2008/09/24

昨日からにほんブログ村に参加しています。どうかよろしく!!(第2版)

 すでにお気づきの方もあるかもしれませんが、やっと昨日午後から参加しています。

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 私のプロフィールはこちらです。


 《2008/9/25 19:08更新》

・メンタルヘルスランキング 573位 -5167サイト中
 └心理カウンセリングランキング 14位 -130サイト中
・音楽ランキング 1022位 -9033サイト中
 └女性ミュージシャン応援ランキング 8位 -60サイト中
・ニュースランキング 392位 -2540サイト中
 └ニュース批評ランキング 60位 -226サイト中
・総合ランキング 29793位 -218968サイト

です(^^)

今後は、以下のクリック、どうかよろしく!


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2008/09/16

「久留米でフォーカシングを学ぶ会」、次回は10/12(日)開催予定

●「久留米でフォーカシングを学ぶ会」(久留米フォーカシング・カウンセリングルーム)

 9/14の開催予定だった第1回は、予定された2人組みの参加お申し込みの方の都合があわなくなり、残念ながら流会となりました。

 2,3ヶ月後には、九州・福岡における、フォーカシングを学べる新しい拠点として、存在が幅広く知られ始め、大船時代と同じくらいの参加者が十分に見込めると、ゆったりとした構えで判断しておりますが(^^)

 原則として、毎月第2日曜日、10:30-17:00の開催です。

 つまり、今後は、

●10/12(日)
●11/09(日)

に開催予定です。

会費 4,000円(昼食はご持参ください)
(日本フォーカシング協会メンバー割引3,500円)

定員 8名様

 すでに2回先の11月9日分のお申し込み(日本フォーカシング協会メンバーの方)をいただいております。

 詳しくはこちらをご覧下さい。

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2008/08/29

「久留米でフォーカシングを学ぶ会」、第1回は9月14日、日曜日に開催!!

 ついに「大船でフォーカシングを学ぶ会」スタイルをそのまま久留米に移植した、「久留米でフォーカシングを学ぶ会」の月例開催を9月から開始することにしました。

 久留米フォーカシング・カウンセリングルームは、私の旧宅の1階部分の2部屋を充てることにしました。

 面接室が6畳のフローリングの改装した洋室
 

 そのとなりに、12畳スペースの、これまたフローリングに改装したダイニング・キッチンがあります。そちらを「クループ・ミーティングルーム」として活用するということが可能になりましたので、「湘南フォーカシング・カウンセリングルーム」時代のように、6人を超えたら窮屈ということはもはやありません( ^ ^ )

 そこで、定員を8人に増やし(10人でも実はゆとりがあるのですが)、原則毎月第2日曜日開催からスタートすることにしました。

 開催時間帯も10:30-17:00とし、昼食休憩(原則参加者持参)を挟んで、午前1パート、午後2パートの3部構成にするというスタイルに転じます。

 繁華街とか駅前ではない代わりに、こうした点ではゆとりがある場所を獲得できた大メリットがあるのですね。


 九州/山口地区における、フォーカシングの全くの初心者から臨床専門家まで参加自由の、新しいフォーカシング・コミュニティを目指します。


 内容/今後の日程/予約状況/料金など、詳しくはこちらをご覧下さい。

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2008/07/21

大船でフォーカシングを学ぶ会、最終回報告

 最終回には3人の参加者がありました。

 Aさんは、「学ぶ会」初参加の、新幹線で遠方からおいでになった開業臨床心理士の男性の方。

 Bさんは、同じく初参加の、フォーカシングを、すでにフォーカシングを別の熟知者から学んだという社会人の女性の方。

 Cさんは、この「学ぶ会」の常連として、様々な意味で私を支えて下さった、フォーカシングを生活の中で、社会人としていかに生かすかに独自のスタンスを歩まれている、リスナー経験も豊富な女性の社会人の方です。

 すでに引っ越し荷物の大半を積み出しした後の、床の広いカウンセリングルームで、車座になってのひとときとなりました。

*****

 メニューは、


●第1部:身体感覚中心のクリアリング・ア・スペース、ホールボディ・フォーカシングとの複合版(全体で)


というおなじみのフォーマットを全体で試み(そうそう、このやり方、別記事で、今日明日のうちに、詳細なやり方をマニュアル風に公開いたします)、


●第2部:二人ずつペアに別れてのフォーカシング・セッションと、全体での振り返り


と進みました。


 第2部では、Bさんの「リスナーもやってみたい」という提案を生かして、キャリアのあるCさんとペアを組んでもらい、まずはCさんがフォーカサー、Cさんがリスナーとなって、"Focuser as Teacher"形式でのセッションを持っていただいたあと、お互いに役割交換。

 フォーカシング・パートナーシップについてご存じない方はやや驚かれるかもしれませんが、お二人はマンションの一階ロビーにおりて、そこのベンチでセッションを進める選択をされました。

 これ、日本各地のフォーカシングの集いではごく当たり前になされていることですが(会場の周りの自然の中のベンチで、とかも普通です)

 その一方で、平行して、個人セッション初体験のAさんを私が丁寧にガイディングする片道セッションを、面接室内で持ちました。

 40分ほど立ったら再度面接室に集合、全体で体験をシェアするという形でした。

 はじめて顔を合わせたAさんとBさんは、そういう設定でお互いに十分な体験ができたようです。
 フォーカシング・セッションって、多少の経験者同士だと、それが普通なんですが。


******

 今後、Cさんは神奈川県でのフォーカシング・クループを新たに始めることも中期的に視野に入れているとのこと。それにBさんも興味を示して情報交換していました。

 ほんとうは、すでに全国にかなりの数がある筈の、そのようなささやかな「フォーカシングの集い」がそれぞれ独自にサイトを立ち上げたりして、お互いにネットを通して緩やかなつながりを形作っていくたけの状況は、すでに可能な筈だと私は常々考えています。

 そもそも、私のサイトだけがむやみに検索エンジンで「フォーカシング」でヒットするのはとっくにおかしい(爆)


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 Aさん、最終回に申し込んでいただき、遠方からおいでいただきましたことに感謝いたします。お住まいの地域も、日本でフォーカシングに熱意を持つ人たちがたくさん居る、層の厚い地域です。フォーカシングの実際を実体験していただたけたことが、何かのお役に立てばと祈念しております。

 名古屋へとお帰りのAさんを定時にお送りした後、BさんとCさんには、最後に残していた荷物を片付けて、駅そばの私の自宅までタクシーで分乗して移送するまでのお手伝いをいただけたことに、心から感謝申し上げます。

 非常にすっきり、さっぱりした「学ぶ会」最終回でした (^ ^)


 


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湘南フォーカシング・カウンセリングルームを閉じました。

 昨日、7/20の「大船でフォーカシングを学ぶ会」を持ちまして、3年間にに及んだ、湘南フォーカシング・カウンセリングルーム全活動を終了させていただきました。

 これまでご利用くださいました皆様のご期待にどれだけお応えできたかという思いは残ります。

 しかし、私にとっては、ひとりひとりの利用者様との出会いは、かけがえのない思い出となり、財産になりました。

 厚く御礼申し上げますとともに、今後のカウンセラーとしての活動の肥やしにしたいと思っております。 m(_ _)m


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 今後も、これまでのご利用者様へのフォローアップは続けております。

 メールアドレス、

 shonanfocusing@hotmail.co.jp

 は今後もアクティブにしておきます。「久留米フォーカシング・カウンセリングルーム」開設後もアクセス可能な状態を維持したいと思っています。

(もちろん新オフィスのためのメールアドレスも作りますが)


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 私自身は、恐らく8/10まで大船の自宅には住んでいます。まだフォローアップは継続中ですし、今度は、大船の自宅そのものを引き払うための準備もはじまります。

 実は、故郷、福岡県久留米市には、私が子供時代から生まれ育った実家の建物がそのまま残っています(久留米市東櫛原町。西鉄大牟田線櫛原駅より徒歩10分)

 とりあえずそこで「久留米フォーカシング・カウンセリングルーム」を、8月中旬には仮開業させていただく予定です。

 今後の続報は、これまでの公式サイト、および、このブログで
お知らせしてまいります。


 「大船フォーカシングを学ぶ会」最終回については、記事を改めてご報告します。

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2008/07/19

残すは明日の「フォーカシングを学ぶ会」最終回のみ

 本日、湘南フォーカシング・カウンセリングルームのオフィスでの最後の個人面接が終了した。

 昨日の引越し時には、やっとここまで持ち込めたという達成感のほうが高かったが、今日は、ほとんど何もないオフィスへの一抹の寂しさのほうを感じた気がする。

 いよいよ、明日の「大船でフォーカシングを学ぶ会」で、オフィスは閉室となります。
 
 まだ「学ぶ会」申し込みは受け付けています。

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