「ハウルの動く城」についての極私的感想(第2版)
私のまだ観ていなかった、「最後の」ジブリ制作による、宮崎駿の長編作品である。
結論から言おう。
私は、宮崎駿作品の中で、この作品に一番心を揺らされた。
・・・・というか、現段階では、「サマーウォーズ」と並んで、日本の長編アニメの中で格別に私の好みであると断言してしまいたい。
*****
深層心理的・心理=社会的含蓄、特に「辺境人」性を持つ魔女の文化に関わる形で、ハウルの存在のあり方について参考になりそうなことは、すでに「魔女宅」の記事のほうでかなり書いたことになると思う。
途中までは、ここまで書いた2本と同じくらいに緻密な分析を組み上げながら観ていたのだが、物語のかなり最後の方のある箇所で、私のメモが停止してしまった。
文字通り「絶句して」しまった。
・・・・・・だから、わかりやすい解説をご期待だった読者の方には、たいへん申し訳ない。
肝心なことは「書かないで」おきたいのです・・・・・
******
ひとつだけ。
この映画の主役は、あくまでもハウルであって、ソフィーではないということ。
この作品が、当初は、「時をかける少女」、「サマーウォーズ」の細田守さんを監督として作る予定だったことは知っている。
だが、結果的に、宮崎さんは、「千と千尋」の中で未消化に終わった「あるテーマ」(具体的に言うと、千尋とハクの関係である)を、より率直に描き直したことにもなり、結果的に宮崎さんご本人が一番「やりたいことを思う存分描き切った」のではないかと、私なりに推察します。
*****
【追記09/10/31】:一晩寝て、少し冷静になったので(^^;)、やはりこの作品の「絵解き」の一部を、差し触りのない範囲で(^^;)、本日の午前中、仕事をはじめる前に書いてしまいますね。
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