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2009/07/12

久留米でフォーカシングを学ぶ会、次回は7/26(日)に臨時開催

 「久留米でフォーカシングを学ぶ会」、本日12日、参加者6名様という、過去最多の参加者においでいただき、にぎやかに開催させていただきました。

 全身の「大船でフォーカシングを学ぶ会」時代には、最終的には毎月3回まで開催日を増やしましたので単純比較はできませんが、実はたいていの回に、参加者は多くても3,4名という形で開催していました。しかも、参加メンバーが常に流動的で、常連の方が少ないことが多く、参加者の過半数(時には全員)がフォーカシングの初心者、あるいはそれに近い皆様のことが多いという状況で開催していました

 私は主として1対1の個別指導という形でキャリアを積んで来ましたので、限られた数時間の間にそうした数名以上の皆様にどういう援助ができるか、試行錯誤してきましたが、今にして振り返ると少し「力み過ぎ」になって空回りしがちでなかったかという反省があります。

 今回は、その轍は踏むまいと、志新たに、できるだけ肩の力を向いて、参加者の皆様のフォーカシング経験の多寡に関係なく、グループとしての無理のない自然な流れをサポートする方向に徹する意識で臨みましたが、幸い、それは参加した皆様全員に好評を持って受け止めていただいたようで、主催者としてほっとしています。

 「シェアリングの中で他の参加者の方が自分の体験の中で感じていたことをを聴いていく中で、それを自分の実感と自然と照合するプロセスが進んで行き、そうしたグループの場の空気に助けられて、自分の身体の内側からの反応をしっかりと確かめられた」 

というご感想をいただけたことは、今後十分に大事にしていきたい事柄です。

 「そうやって参加者ひとりひとりが自分の実感に触れながら言葉にして行こうという場の空気の中にあれば、それに触発されて、自分の実感に触れようとするスタンスが形成されやすいのかもしれませんね」とお答えしました。

 第1部:自分がこの場に参加してどんな感じでいるか、何をやりたいと感じているか。実際に感じている居心地と、自分が理想ならばこうでありたいと感じている居心地のギャップを感じてもらうワーク

→自己紹介を兼ねて、先ほどのワークの中で体験したことの中で、他のメンバーに伝えたいことを1人ずつ話してもらう。

→ひとりの参加者が語るごとに、グループファシリテータである私が、その参加者の身になっての応答(インタラクティヴ・フォーカシングのリスナーに求められる「体験的傾聴と応答」スタイル)と、その参加者と私の体験の共通の接点になるのではないかと実感上感じられた連想を応答をしていく。

→参加者同士のシェア。

(全体で 約1時間)

(5分休憩)

 第2部:ホールボディーフォーカシングの「腕を上げるワーク」→シェアリング(全体で 約1時間20分)

(昼食と歓談 約1時間)

第3部:2つのグループに分かれてのフォーカシング・パートナーシップのセッション(1時間20分)→シェアリング(20分)

(休憩10分)

第4部:インタラクティブ・フォーカシングのラウンドロビン・フォーマットによる集団法(藤嶽法的にカードも活用 1時間40分)

 1名の方はフォーカシング初体験の、かなり遠方からおいでの臨床心理士の方、1名は断続的に長年フォーカシングを学んで来られた、すでに本「学ぶ会」常連の一般社会人の方、4名の方はフォーカシングの自主的な勉強会サークルをお作りの臨床心理士の有志でしたが、そうした皆さんの中の複数の皆様から、

 「これまで、生じてきたからだの感じに対して何か積極的な意味づけをしなければならないのではないかと思い過ぎて、性急に意味付けを探していたようだ」

という感想が語られたのが印象的でした。

「フォーカシングのセッションの中でシフトや洞察が完結しなければならないと思っていたようです。セッションが終わった後の振り返りのシェアリングの中で自然と気づきに至る人もいることや、日常に帰った後に、続きが自然と生じるのに任せるという発想を知った。シフトまで生じなくても、自分の中に言葉にならない違和感やモヤモヤがあることに気がつければ、それと取り組むのは日常に帰ってからでいいという参加者の方もおられるのですね」

 実は、この「フォーカサーは、意味づけを中途半端に頭でひねり出していないか?」ということを、私は若い研究者の方がフォーカシングのセッション記録を明示する形で発表されている場合の、少なからぬ部分に危惧していたことなのです。

 実はそうやって意味づけを焦る結果、フォーカシングのプロセスがむしろ上滑りになり、「自分はフォーカシングをしていたといえるのだろうか?」という確信を何年経っても持てないままの皆さんが少なからずおられる気がしてなりませんでしたから(ある段階の習熟に達すれば、この点で迷うことはまずありえなくなります)。

 私は、「意味は向こうから浮かび上がって来るもので、探さなくてもいいのです。何か自分の生活や存在とどこかで何か響きあっている言葉にならない実感が感じられているという体験ができ、その感じを無理のない距離感で共にいられるるだけで、ホントは十分なんですよ。時にはセッションの度ごとに結局同じ感じに直面し、繰り返し相手をしていく中ではじめてはっきりした変化にたどり着ける場合もありますが、現実の人間関係でも、何回も相手と接する中でやっと信頼関係の糸口が見つかることは少なくないではありませんか。自分の内側の感じとの関わりも同じですよ」

などとお答えしました。

 
*****

 「学ぶ会」は、通例ですと毎月第2日曜に開催しますが、次回は、2週間後の7/26(日)に臨時開催させていただきます。

 その次は、通例の開催日、8/9(日)に開催予定です。

 フォーカシングについての学習経験が全くない方の新規参加も歓迎しております。

 参加エントリー、お持ち申し上げております。 

 詳しくは、こちらをご覧下さい。

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