我が内なる藤原紀香との対話
この記事では、敢えて、「楽屋ウラ」をさらす内容にします。その理由は後で書きますが・・・・
こういちろうは今も模索している。我が故郷、久留米という地域に根ざしたカウンセラーになることを!!
(繰り返すが、そうした地域活動の全貌をここでお書きすることが必ずしもプラスの意味にはならないばかりか、まるですべてを「営利的宣伝活動」のように誤解される火種になりかねないので、詳しいことについては触れないままにしておきますね)
そうした中で、ある、意外性のある、面白そうな地域活動が新たに見つかったその日の、私の中に生じた困った反応。
「うん、それ、似合ってるよ。かっこいいよ。やってみたら?」
と知人にも言ってもらえたのだが、何か私の腰が重い。
私の中の「内なる批評家」ならぬ「内なるプロデューサー・顧問軍団(^^;)」もまた、
「どうしたのさあ? こういう頃合いのが見つかるのを待っていたんじゃないの?」
「君は『出戻り』の久留米市民(^^;)なんだからさあ、地域とのダイレクトなパイプに乏しいわけだし、自分からそれを探さないと」
「ネット全国区の活動として、鬱の患者さんの医療との関わりについて、ネット上でどれだけ力説してもさあ、そのカウンセラーが福岡県の久留米なんていう日本の辺境(おいおい
)にしかいないと気がついた時点で、10人の読者のうち9人がため息をついてしまうよ。だから活動には地域とのとバランスがやはり大事なわけ」
・・・・・などと、次から次へと「好意的なアドバイス」を雨あられと降り注がせるのである!!
*****
後になってみると、どうしてもっと早くあのことに取り掛からなかったのか? と反省したくなる事柄が山のようにあるのが普通の人間であろう。
フォーカシングでは、その人固有の体験過程のステップというものを大事にする。もしあることを進めていくことについてフェルトセンスが肯定的な身体感覚を返してくれない場合には、何か体験過程のステップの途中を「飛ばして(skipして)」、無理に前に進もうとしている時であり、少しだけでもそのフェルトセンスからの違和の声に耳を澄ますと、そこまでで自覚的に気がついてもおらす、十分な対応をしていなかった、本当はその段階でまずは必要な、先に解決すべき課題が見えてくることも少なくない。それは、そこまで気づいてしまえば、むしろ客観的な問題解決の戦略としてみても、「装備の充実」の上で効果的な戦略の発見につながることも少なくないのである。
*****
さて、この時の私が、ちょっと時間を取って、内側の違和感にしばらく耳を澄まして返ってきた返答は、何とも身もふたもない一言だった。
「だって、・・・・・やだもん!!」
・・・・・な、何という不謹慎なことをいうのだ!!
しかし、そもそも私は、現実の対人関係の中で、何かの誘いに逡巡する際に、ここまでストレートで端的かつ理屈抜きに、嫌な気持ちを相手に伝えたことはないことに気がついた。
(このブログの記事の私の書きぶりからもご想像いただけるように、私はとかく理屈をつけずにいられない人間なので
)
何か新鮮ですらあったのだ。私の中に、こういう、理屈抜きに何かを嫌がり、表明したい部分が確かにあるということに。
そこで、その新鮮さをまずは身体に響かせてゆったりと味わうことにした。
*****
すると、その「やだもん!」の声の主が、私のイメージの中であっさりと実体化した!!
・・・・・藤原紀香である。
しかもそれは、現在放映中のドラマ、「ツレがうつになりまして。」の中に登場する、不器用でグータラで、何かというとホゲーっとテレビを見ていることが多かった、化粧の薄い、あの藤原紀香なのである![]()
(どうして嫌なの?)
・・・・・と、その「ツレうつ版」紀香に問いかけてみる。
すると、「彼女」は、しばらく、「
うーーーーーん
」と考え込んだ挙句、突然大きく目を開けて答えたのだ!!
「
ご褒美が欲しいの
!!」
・・・・・は?
「ご褒美。そうなの、ご褒美。・・・・・別に収入になることじゃないとやりたくないとか、そんな意味じゃないの。ご褒美なのよ
。私だってこれだけ(漫画描いて)好きなことで頑張って来たの!! だ・か・ら、そのことを受け入れて、ほめてくれて、認めて、形にして欲しいってことなのよん
」
(以上、藤原紀香口調で読むように)
*****
(・・・・・よ、要するに、現金でなくていいんだな?)
「そうね。好きなことでなければ、現金もらえてもイマイチつらいかもね」
(わかった。「ご褒美がある」形での活動というのを、現実的にどう実現していくかは次の課題でいいか?)
「いいよぉ![]()
・・・・・でも、何かとりあえずのご褒美、ちょうだい
」
(わかった
・・・・取りあえず「応急処置」はする
)
・・・・・こうして。
こういちろうは、その日のスーパーの買い物で迷った挙句、冷凍食品の、たこ焼き48個入りお徳用パックで手を打ったのであった(^^;)
大丈夫である。紀香、もとい、こういちろうは、何かというと自転車で数キロ移動することを苦にしないことが板についた結果、相変わらす久留米ラーメンを週2回は食べているにも関わらす、2週間前よりもさらに体重2キロダイエットに成功。20年来未曾有の領域に突き進みつつある。
******
私がここで、自らのずぼらさをさらすのを承知で、フォーカシングを学ぶ皆様にお伝えしたかったのは、「フェルトセンスからはっきりと返事をもらえる」とはどういうことかについて、予想外に実体験の上では曖昧な学習者が少なくな現実を感じているからである。
そういう人に欠けているのは何か?
1.フェルトセンスからの返答が、もう、自分で聴いていてもあきれるくらいの「じょーもない
」次元でのもの(として少なくともはじまるもの)であることが少なくないことに気がついていないのでは? もっと、まじめくさった、いかにもセラピー的に見て「カッコいい」、「癒しにあふれた」そういう返事が自分の中から生じてくることだけを待ち望んでいませんか? 普段使いのフォーカシングとは、もっとぐーっと庶民感覚あふれる、ホンネ次元むき出しなものなのです。人に体験談として話しても全然カッコよくないような中身の(^^;)
2.そもそも、ここで私が体験した、「やだもん!!」「ご褒美が欲しい」というフェルトセンスからの返答に感じた「驚き」「新鮮さ」を共有できるようなセンスをお持ちの方がリスナーやガイドをしていないと、フォーカサーの中にこうしたフェルトセンスとの縦横無尽な内的関係性も喚起されない気がします。リスナーやガイドの訓練を受けている、あるいは自分で技を磨いている皆さん。皆さんは、フォーカシングに、変な意味でまじめすぎるのではないかと、ちょっと振り返ってご覧になるのはいかがでしょうか?
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