一生モノのセルフ・セラピースキルとしてのフォーカシング
フォーカシングとは、本来セラピスト要らずのセルフ・セラピー・スキルとして開発されたと私は理解している。
更にいえば、そのスキルとは、そのスキルを身につけた人物のパーソナルなモチベーションに基づいて、そのスキルそのものを、試行錯誤的にセルフ・バージョンアップして行けるだけの「メタスキル」が最初から内包されているものである。
そうした中で、著名で実力もあるトレーナー(のチーム)が、それぞれ具体的な観点から「特化」させ、著作やセミナーなどの形態をとる「商品」として、レディ・メイドのアプリケーション・ソフトウェアが、すでにいくつも「発売されて」いる、ただそれだけのことである。
しかし、基本的なフォーカシング・スキル・トレーニング(これそのものがかなりの程度自分ひとりでも研鑽可能なのだが)を、各種心理療法の技法にとどまらない、およそ人間のいかなる領域におけるどのような活動におけるスキルの向上に役立てようとすることも可能である。
つまり、ひとりひとりのフォーカサーが、ほぼすべて手作りで「自分のためだけの」フォーカシング・スキルを一生涯「開発」し、適用範囲を広げ続けることが可能なのである。
そして、このブログ全体が、私にとっての、フォーカシングの「アプリケーション」そのものである。
フォーカシングを学ぶことは、そうした意味で、自分のために、「一生モノ」のスキルを身につけることである。
フォーカシングとは、私にとって、「世界」と私との間に置かれた、てこの視点である。
*****
たとえ、50年後、フォーカシングがこの世の中から忘れ去られようと、いや、フォーカシングをすることが法律上重罪になったとしても、私は「隠れフォーカサー」だろう。
でも、フォーカシングとはどういうものか知らない人にとっては、フォーカシングをしていることそのものに結局気がつかれようもないので、私は、結局、無事生き延びるだろうし(^^;)。
そして、「愛することと、働くこと」、更に、ささやかな楽しみの中で、後半生のそこそこ多くの時間を過ごせればいいかと思う。
そして、私は、私が地上の最後の一人になろうと、フォーカシングをしていそうな気がする。
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(一度、ここまではっきりあっけらかんと書いてみたかったので、年度はじめの辞として、書いてみました。)
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