すてんか・らーじん!!
コネタマ参加中: ここぞというときの「おまじない」ある?
これは以前も一度自分でこのブログのネタにしたことがあるんですけど、私は、小学生時代に、帝政ロシア時代の盗賊のリーダーで、ツァーリにはむかう抵抗のシンボルとして民衆の間で伝説的英雄となった、ステンカ・ラージン(スチェパン・ラージン)についての有名なロシア民謡、
♪ヴォルガの流れ流れは、果てなく続き....
の歌詞の直訳を最後まで通して読んだ時、船上のラージンは、ペルシャ遠征で虜にした姫を自分が寵愛する姿に、部下たちが嫉妬交じりの陰口を言っていることにいくら気がついたからといって、なぜ突然ヴォルガの流れに姫を放り込んでしまうのかということがどうにもわけがわかんない!!! と、一種独特の戦慄と恐怖と共に感じ取った時以来、自分が窮地に陥ったり、理解不能な現実に直面するたびに、心の中で「すてんか・らーじん」といつの間にか唱えるようになったのですね。
wikipediaより。「姫投げ」はこの後の出来事とされる。
私にとっての、「あんびりーばぼー」や"Oh,my God!!の代わりといえば言えます(^^;)
「超時空要塞マクロス」のぜんとら語で言えば、「でかるちゃー!!」というところでしょうか。
大人になった今の私から振り返ると恐らく、ロシア時代からソビエト時代においては、部下たちの恨みを買うぐらいならば、自分の宝物を犠牲にしてしまうことも厭わないラージンの姿に、民衆のためのヒーローというファンタジーを読み込んだのだと思います。確かラージンは石川五右衛門みたいな義賊であったという伝説もあったと思いますが。
思わずこの映画"GOEMON"のブログパーツ(^^;)
しかし、私は今では全然別の解釈をしています。彼にはてんかんの素質があり、そのために普段は静けき人、むしろぼーっとして何を考えているのかよくわからないような人でも、突如火山のように乱心する性質があったのだと。
つまり、突如の脳内異常放電の結果として我を失い、前後不覚にああいうことをやらかしたのだと。
更に言えば、「欠神(けっしん)発作」説。 実は姫を「投げた」のではなくて、抱いていた両腕から、ヴォルガ川に「落とした」のかもしれないと。
実は、このようにとらえるあたりが、私が子供時代に歌詞を読んで感じた、あの「狂気に等しい仕業」という戦慄感と一番リアルに一致する気がするのである。
クレッチマーの体型三分類による性格論的に言えば、てんかん質の人は筋肉や骨格系が発達した「闘士型」の体格を持つとされます。大盗賊の首領だったラージンがこのような骨格であった可能性は決して低くないでしょう、残されている肖像画(wikipedia参照)をみても、ずんぐりむっくりの「闘士型」体型に見える気がしなくでもない(想像画の可能性もあるのだろうが)。
......で、私が、なぜ「すてんか・らーじん!」がパニック時の呪文になったのか?
そう!! 私に隠されたてんかんの素質があったからに違いない!!
この言葉をつぶやくことによって、私の脳内異常放電は抑止されるのである!!
この、全然科学的根拠のない、論理の飛躍を重ねた大仮説を検証すべく、私は久留米での国際的なてんかん医学会に参加することにしたのです (3分の1ぐらいはマジにそれが理由です)。
(だって私自身、現に、ハルプロ酸ナトリウムだけにしたら、ここまですっきり、あっさりと元気になったんだもの!! こんなに効き目の安定した薬は未体験ゾーンだったわけです)
※なお、私のてんかんについてのまだまだ知識や臨床体験の乏しさを暴露してしまうようなことを書いているのかもしれませんが、少なくともこれは、実際にてんかんで苦しんでいる皆様やご家族を誹謗中傷する意図は全くございません。この点でお気に障る皆様がいないことを祈っています。
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