イチローとフォーカシング
フォーカシングにおいて、フェルトセンスを大事にしていくとは?
フォーカシングを学んだ人たちが、フォーカシングを活用しながら日常を生きるとは?
恐らくそれは、ある特定のフォーカシング・セッションやひとりフォーカシングの「場の中で」生じたシフトや気づきの内容に基づいて、その後の行動を判断していくことではない。
そのときそのときのフェルトセンスを刻々と感じながら、自分が何を言葉にし、決断し、行動していくのか(あるいは、しないのか)を決めていくことである。
今「決めていく」と言ったが、
1.それは自我の決断で決めるというのがふさわしい場合もなるだろう。
2.むしろ「私の中の『何か』の導きに従う」というのに近いこともあるだろう。
3.いや、それどころか、「感じながらの反射運動」というか、まるで「脊髄に注意を向けるだけで反応していく」のに近いこともあるだろう。
4.そして、そうやって少しだけ言葉にしたり、行動したりしたがら、新たに自分の中生じてくるフェルトセンスから生じて来る反応(微妙な質的変化)を受け止める。
そこには一種の、心身感覚=認知的フィードバック回路が形成されることになる。
これを、フォーカシングの領域では、「アクション・ステップ」と呼んでいます。
(上記の説明そのものには、ジェンドリンのオリジナルに、少しだけ、私のアレンジも入っていますが)
******
さて、フォーカシングをご存じない読者の皆様も、これを読んでいるうちに、
「それってまるで、
例えばイチローが、
試合の中で、
バッターボックスに立つたびに、
塁に出るたびに、
守備をしている最中に、
いや、
ベンチで試合の流れの大局を俯瞰(ふかん)しようとしていく中で、
いつもいつも、
当たり前のようにセンサーをめぐらして、
発揮し続けている、
センスのようなもの、
そのものではないか?」
とお感じかもしれません。
・・・・・・そう、それは、スポーツ選手におけるような身体に染み付いたスキル(技能)と一体になったセンスそのものだと思います(^^)
皆さんも、よく知っている事柄なんです。
人によっては、野球よりも、相撲を含めた格闘技の選手を連想する方が、比喩としてわかりやすいと言う人もあるでしょうね(^^) ・・・・少なくとも、昔のプロレスのように、マッチメイクが計算され過ぎた格闘技(今の総合格闘技となると、時々TV観戦する私にもまだ何ともいえない)でない限り、当てはまるかもしれません。
ほんとうは、文字通りの「真剣」勝負でこそ、生々しく発揮されているのかもしれないけど、そうしたものは生じないで済むに越したことはないので(^^)
「いやいや、ネットを媒介としていても、対戦型ゲームでは、まさにそういう感覚とセンスこそ必要だ」
と、ゲーマーの皆さんが言われるとしたら、私も、なるほど、ごもっとも!! とお答えします。
つまり、フォーカシングを学ぶと、ゲーマーとしての実力も確実に伸びると思います(きっぱり)
******
最近、フォーカシングのトレーナーとしての記事は書かず、我ながら、幅広い読者向けの記事を書く資質が、ずいぶんと伸びやかに余裕を持って開花して来たなあと感じてました。
その流れに、自分でちょっと水を差す記事になるのは覚悟で、このことを書いてみました(^^)
なぜなら、私は、こうした記事全部を、まさに、自分の身体に染み付いた経験値をフル稼働させることを可能にした上で、こうした「反射神経のセンス」だけで書いているといっても過言ではないからです(^^)
******
↑こちらは比較的ベーシックなお勧め本ですが、こういちろう的にはフォーカシングの核心に迫るのに必要な「何か」を秘めた本たちを選んだつもり。
↑こちらは、フォーカシングについてすでにご存知の皆様向けものも含んでいます。
(とりあえず12冊選びました。もっとも、Amazonのくるくるリンクって、6冊が1セットという上限があるし、本の表紙の映像が表示できるという制約が選択上あるんです。選外になった著作が悪いと感じているわけでは決してありせんのであしからず!!)
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