« あさって日曜の「大船でフォーカシング学ぶ会」、未だにエントリーゼロ!!....だったけどもう3人です(^^) | トップページ | このサイトはレディス・サイトらしい(^^;) »

2008/03/14

政治家なんて、本来「使い捨て」の「代理人」に過ぎないはず。(第2版)

 今の日本の政治への関心の構造は、政治家同士の確執を、まるで、芸能人が結婚して離婚するまでの様子を興味本位に、週刊誌的に「観戦」しているのと、平然と「同次元」なんだと思う。

 個々のその政策が実行されると、それが自分の日々の生活にどう跳ね返るか、という部分こそが大事。

「あの政治家、でえっきらいだけど、『この』法律を通そうとしているというその点に関してのみは支持して、今回の選挙には「当選させて」あげよう
その代わり、その他の点で問題が目立ったら、即刻、次の選挙では落としたる!!」

みたいな、

「政治家を「利用』する」ものとしての「主権国民」としての意識

は誰も育てなかった。


 「代議員」って言葉、本来、そういう、自分が議会に出向く代わり「使い捨ての」代理人ってことに過ぎないはずなんですが(^^;)


*****


 これ、れいおとさんが、ブログで、「陪審院制度」に関して書いたエントリーへの私のレスを転載させていただきました。


 でも、実は、このことを、こういう形で書きたくなったきっかけは、れいおとさんに触発されたことだけではないのです。

 今、気分転換に、日本におけるオーストラリア史の権威、藤川隆男さんの、「オーストラリア 歴史の旅」という本(朝日選書)を読んでいたんです。

《参考》オーストラリアの歴史(大阪大学藤川隆男研究室)

 藤川先生のゼミの記録なんだけど、このサイトのコンテンツぐらい、オーストラリアという、日本人にとって近くて遠い国の歴史についての関心をかき立てるサイトはないと思う。


 .....そしたら、オーストリアの歴史で、「パブリック・ミーティング」という、一種の直接民主制のシステムが、重大な政策の決定に大きな意味を持った時期の歴史が詳しく書いてあった。

 政治家は、この制度のおかげで、単に議会を通すだけでは法律が制定できないことへの対抗策として、数千人以上の国民が集まるパブリック・ミーティングの会場に一般国民を入れないようにとか、議決を一方的に進めるために、官憲ところか、国立大学の学生たちを「人間の壁」にするなど、何ともエグいやりかたをとるしかなかった歴史がある。

 日本高校の世界史や政治経済の教科書は、スイスの直接民主制には言及しても、日本にとってもっとも密接な貿易国のひとつであるオーストラリアの「パブリック・ミーティング」のことなんて一言も書いてないんじゃないの?

 その「パクリック・ミーティング」の歴史を読む中で、逆に、「代議員」という、自分の分身を選挙で選ぶことの重い意味について、少し考えさせられていたところだったわけです。

 政治家に「安心してお任せ」しよう、私たち(などという曖昧な主体)の「代表」なんだ、なんていうのは「お人好しが過ぎる」

 そうじゃなくて、ひとりひとりの「私」にとっての、しかも、個別の政策の実現のために雇った「代言人」ぐらいの意識がいいんじゃないか?


*****


 凄く過激な言い方で、「政治家とは尊敬できる人間でないと」という暗黙の前提に挑む、挑発的な言い方なのは、重々承知です(^^)

 自分の意図する個々の政策を実現する法案を議会で通すための「代理発言ロボット」が代議士だ、ぐらいのところまで、国民はしたたかであるべきではないのか???

 そうでないと、まさにそのようにして、代議士を「操縦」して、時としてとんでもねえ法案を通そうとしている「圧力団体」や「企業」や「官僚」対抗できるわけがないではないか!!


******


 これ、極論のようだけど、民主政治が進んだ国家の個々の国民の、政治に対する感覚、議員への感覚って、日本よりよほどこうした意識が強いと思うけども。

 私が伝聞する範囲では、例えば北欧の小さな福祉国家とかでは、国民ひとりひとりが、そういうふうな政治への意識が、日本よりはよほど強そうに思う。

 高い税金と消費税を払うからには、自分が選んだ政治家たちを自分たちの監視下に厳重に置いておかないと、とてもやってらんねえ!! みたいな感覚。

 まだ読み進めていないまま手元にあるんだけど、「平らな国 デンマーク」(高田 ケラー有子 著)という本をめくった時、ふと感じたことなんです。


*****


 話をオーストラリアに戻すと、オーストラリアは、アメリカと並び、第2次世界大戦で、真珠湾の比ではないくらいに繰り返されたオーストラリア北部への空襲や、ニューギニアでの日本軍との地獄の直接戦闘という歴史も持つ。

 「白豪主義」だけでは、今も生きる年長世代に残る「反日感情」の本質なんて何も理解できない。

 そりゃ、中国や北朝鮮の方が距離は近いけどさ、ほんとうに「有事」の時とかになれば、オーストラリアという「隣国」との関係が決定的意味を持つ可能性なんかについては、国を憂うる皆さんの射程にも入ってないんではないか?


BGMは、私の守備範囲だと、やはりオリヴィア・ニュートン=ジョンということになりますか!!


« あさって日曜の「大船でフォーカシング学ぶ会」、未だにエントリーゼロ!!....だったけどもう3人です(^^) | トップページ | このサイトはレディス・サイトらしい(^^;) »

おすすめサイト」カテゴリの記事

おすすめ商品」カテゴリの記事

オーストラリア」カテゴリの記事

ポピュラー音楽」カテゴリの記事

世界史」カテゴリの記事

倫理」カテゴリの記事

思い込み」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

法律」カテゴリの記事

社会学」カテゴリの記事

社会現象」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

誤解」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70854/40497839

この記事へのトラックバック一覧です: 政治家なんて、本来「使い捨て」の「代理人」に過ぎないはず。(第2版):

« あさって日曜の「大船でフォーカシング学ぶ会」、未だにエントリーゼロ!!....だったけどもう3人です(^^) | トップページ | このサイトはレディス・サイトらしい(^^;) »

コメント・トラックバックについて

  • このブログのコメントやトラックは、スパム防止および個人情報保護の観点から認証制をとらせていただいております。これらの認証基準はかなり緩やかなものにしています。自分のブログの記事とどこかで関係あるとお感じでしたら、どうかお気軽にトラックバックください。ただし、単にアフリエイトリンク(成人向けサイトへのリンクがあると無条件で非承認)ばかりが目立つRSSリンク集のようなサイトの場合、そのポリシーにかなりの独自性が認められない場合にはお断りすることが多いことを、どうかご容赦ください。

最近のコメント

はてなブックマーク


最近のトラックバック

last.fm


フォーカシングの本1

フォーカシングの本2

フォト
2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
無料ブログはココログ

banner

  • 携帯アクセス解析
  • Google Sitemaps用XML自動生成ツール
  • Firefox3 Meter
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

ブログパーツたち

  • track feed カウンセラーこういちろうの雑記帳
  • アクセス状況
    アクセス解析

カテゴリー