フェルトセンスに"say, hello"と言ってあげる
アン先生のフォーカシング技法でいう、フェルトセンスの存在や、フェルトセンスからのメッセージを取り敢えず"acknowledging"(認めてあげる)ための教示なんですが。
これを、
「こんにちは」と言ってあげましょう
と訳されたのを(日笠さんを責めてるんじゃないよ!! 定訳としてはこれ以外にない!!)、
金科玉条のようにこの言い方にとらわれているから、セッションがうまくいかないという例がいっぱいあります(^^;)
「こんにちは」なんて言えない、すくなくとも「ざーとらしい」、
というフォーカサーの実感も尊重すべきなんですよね。
私が常々思っているのは、外国で"Hello!"(あるいは"Hey","Hi !"とあいさつする時は、日本で言う「こんにちは」よりははるかに気軽ということです。
「よっ!」
ぐらい。
敢えてayuさんにひきつければ、あの、ちょっと手のひらを上げて、中指と薬指を揺らす、ファンを悩殺するポーズぐらいのものです。私も昨年のツアーの前から4列目で、こちらから大きく手を振ったら、もろにこちらを見てこれをしてもらって殺されました(^^;)
向こうの人は、実に気軽にこの種の小さな挨拶をしますね。ホテルの廊下ですれ違う、知らないどうしすら。
動物行動学者のコンラート・ローレンツふうに言えば、これは相手に敵意がないことを示すための攻撃性の昇華の様式。
最近の日本はこれがないから、ひとは皆孤独になり、対人恐怖になる人を増やし、ちょっとしたことで人と人とがもめだすのかも(^^;)
*****
それはそうと、私が助言者をしているフォーカシングの学び手たちは、実にユニークなacknowlegingを自分の力で次々編み出し、感心するばかりです。以下、その、オンパレード。
「なんやねん?」
「わーった、わーった」
「おるのは知っとーから」
「ほい」
......このへんまでならわかりやすい。
「何よ今度は!! この馬鹿!!」(アスカふう?)
「なんだよー、てめえ、しばいたろか!!」
「ねえ『とろ』、今度はどうしたの?」
......このように、内なる相手に攻撃性を実際に向けて、はじめてinner relationshipをはじめられるフォーカサーたちの気持ちも汲める、トレーナーやガイドに、皆様なってくださいませ!!
・・・・ということで、BGMは、中島みゆきの比較的最近の珍曲、
"とろ"とします(^^)
(アルバム
「ララバイSINGER」収録。「宙船(そらふね)」の入っているアルバムです)
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