フォーカシングを学ぶ皆様の質問、コメント欄で歓迎いたします
ネットサーフィンしていて、あるフォーカシングサイトにたどり着きました。
そのサイト、匿名にしても「運営者の顔が見えない」サイトなので、ここではどのサイトかをお伝えしないことをお許しください(他のサイトの情報を無断で流用しているだけの可能性がかなりあります。違っていたらゴメンなさい!! 少なくとも「フォーカシングは薬の代用になる」とまでお書きになるのはいかがなものかと。個人的体験としてそうお感じになった、というのなら、それを明記なさる方がいいかと。老婆心ながら)
そこに、内容的には、多くの初心者の方が興味を感じる短い記事がありましたので、僭越ながらコメントさせていただき、私のほうからトラックバックもお張りしています。
Q:フォーカシングCDを使っていますが、なかなか答が返ってきません。
「何があなたをそんな風にさせているの?」と問いかけても反応がありません。
何も反応もない日も多いです。
......これに対して、適切な短い返事も(コメントではなく)記事本文に続けて掲載されていますが、私は以下のようにコメント投稿しました:
*******
(発信者:こういちろう)
ネットサーフィンしていてたまたまたどり着きました。ご参考までに。
「答えが返ってくる」という際に、いきなり言葉が向こうからやって来ることを期待される方も少なくないようです。フォーカシング初体験でそういうメッセージが確かにフェルトセンスからはっきり言葉で返ってくる体験をなさる方もありますが。しかし、アン・ワイザーさんが著書でお書きのように、フェルセンスは、それまで十分相手にすらしてもらえなかった小動物が縮こまって黙りこんでうずくまっていたようなものですから、そもそも問いかけてもらうことそのものにあまりに不慣れなんですね(^^) だから、
1.言葉ではなくて、「態度」や「しぐさ」や「顔色」で何となく返事を返してくる。
2.「まだあなたのことを信頼できない」みたいな様子を示してくる。
3.具体的にフォーカサーが、「『私』としては、....が......だからじゃないか、とかとも感じているけど、どうかな?」と具体的な仮説をひとつひとつ控えめに提案して、フェルトセンスが、
Yes/No/どちらともいえない
という選択式の返事を態度で示せばいいようにしてあげるといいかもしれません。
「イヤイヤ」や「不機嫌そう」な様子を返してくるか、「まあ、それはそうかもしれないが、でもその答えでは何かしっくり来ないの」と返してくるか、ともかくさっきまでよりは「身を乗り出して」来るか。
イメージというより、「相手の気配を察する」つもりで、フェルトセンスの反応を感受するといいかと思います。
長文で失礼いたしました。
****(引用終わり)****
このサイトでも、フォーカシングを学んでいる皆様からの、質問には、ブログ上で率先してお答えいたします。
とりあえずの対応として、この記事のコメント欄をご活用ください。歓迎いたします。
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はじめまして。B.Mといいます。
フォーカシングを数年学び続けている者なのですが、いまだにペアでのフォーカシングセッションがなかなかうまくいかず、困っているので、阿世賀さんのご意見をお伺いしてもよろしいでしょうか?
私がフォーカサーになるとき、なかなかフェルトセンスを感じるまで時間がかかるのですが、そうすると、たいていの場合、「リスナーを困らせていないだろうか」という思いで一杯になってしまって、フォーカシングどころではなくなってしまいます。
その「リスナーを困らせないだろうか」を、ひとつのフェルトセンスとして付き合ってみればいいのだろうかとも考えるのですが、そこでもまた、そんなことをフェルトセンスとして取り上げて、「リスナーを困らせないだろうか」という思いが出てきてしまいます。
リスナーの気持ちを勝手に先読みして想像し、自分にブレーキをかけてしまうという傾向が、私にはあるようなのです。そのうち慣れるのかなと思っていたのですが、恥ずかしながら、ずっと変われずにいます。
ご意見を伺えると幸いです。よろしくお願いします。
投稿: B.M | 2007/11/23 21:49
B.M.さん、ようこそ。
早速good!な質問ありがとうございます(^^)
これ、実は非常に多くのフォーカシング学習者が直面しているはずであるにもかかわらず、あまり語られないできた問題だと私は確信していますので。
私も直面しました。おかげでリスナー相手のフォーカシングは、自分のためにやっている気すらしなくなって、1人で引きこもって「ひとりフォーカシング道」を極めたぐらいですが、そうしたらなおさらリスナー相手が苦痛な時期が来まして、ふんだりけったりでした。今では、大勢の前でのフォーカサーのデモでもほとんど気になりませんけどネ(^^;)
そういう非情の道(?)を取らなくてもいいかもしれない、いくつかのアドバイスをお書きしたいと思います。
1.「リスナーを困らせていないだろうかと気になっている」ことをリスナーに打ち明けて下さい。リスナーが「「いや、そんなことはない」のどとなだめることを言い始めたら、それも遮り(!)、「今の私にとってはこれが大きな気がかりなんです!!」と伝えてしまうこと。これで取り乱すかどうかでリスナーの度量がわかりますが(イジワルな私^^;)。
少なくとも、ガイドとして経験豊富な人でしたら、「では、そのことそのものについてフォーカシングしてみましょうか?」と提案してきてくれます。
2.それ以前に、あなたが「迷惑をかけていまいか」とセッション中にリスナーに口にしたことがなければ、口にしてみたら、それだけであなたの心にスペースが少しだけ生まれているかもしれません
3.しかし、「そのことについて」フォーカシングしようとしてもうまくいかない場合があるでしょうね。その場合には、リスナーに、例えば、次のようなレスを返してみてくれるように頼んでみて下さい(これは、フォーカサーの当然の権利です)
「あなたのフェルトセンスのある側面は、フェルトセンスが浮かんでこないことがリスナーに悪いことをしているかのようにも感じているのですね」
(論理的にすごい文章ですけど、これでいいかと思います)
これをリスナーに実際に言ってもらって、味わっているだけで、あなたのフェルトセンスが何らかの反応(抗弁・修正も含む)をしてくれたり、何らかの気持ちの余裕がともかくも生じることは、大いにあり得ると思います。
ともかくここまでを試してみて下さい。ダメならまた別の提案はしますので、ご遠慮なく。
何かお役に立てば、少なくとも刺激剤になれば幸いです。
投稿: こういちろう | 2007/11/23 22:32
早速のお返事ありがとうございます。
今まで、「リスナーを困らせていないか気になっている」ことを、実際にリスナーに打ち明けたことは一度もありません。
今、そう打ち明けることを想像しても・・・、なんだかブレーキをかける気持ちが出てきてしまいそうです。
セッションを始めるより先に、「自分はリスナーに気を使ってしまいやすいことで困っている。あなたとの間でもそれがでると思う。そのことについてフォーカシングをしてみたいんです」と、ある程度まとめた形で、あらかじめリスナーに説明してから始めるのなら、少し大丈夫そうかなと思いました。
3つ目にご提案いただいたアドバイスの、「フェルトセンスが浮かんでこないことがリスナーに悪いことをしているかのようにも感じているのですね」。この部分を読んだときに、胸の中でちょっとホッとしたのを感じました。ただ画面の文字を読んだだけでもそう感じたので、実際のセッションでそれを聞けば、さらに何か動きが現れるかもしれません。
実際にペアセッションを体験するまでは、どんな結果になるかはまだ分かりませんが、次にセッションを持てる機会には、いただいたアドバイスを参考にして、色々試してみたいと思います。ご助言をいただいて、本当にありがとうございました。
投稿: B.M | 2007/11/24 20:50
「フォーカシング Q&A」、いよいよ独立したブログとしての運用を開始しました。
そこで、今後、新たなご質問は、新サイトの「質問箱」にお願いいたします。
投稿: こういちろう | 2007/12/11 18:58