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2007/11/26

iMix「きまぐれオレンジ☆ロード・mini sellection」を作ってしまった。

 CDの整理を進めていたら、私にとってはなんともなつかしい「きまぐれオレンジ☆ロード」のアニメの音楽集のCDが4枚発掘できてしまったんです。

 アニメファンとしての私の過去の「アニメージュ」「OUT」での1990年代の投稿暦を知る同世代のアニメファンの人がどれくらいいるかわなんないけど(「阿世賀浩一郎」という本名で載ってます)、ともかく時流と関係なく、気に入った作品にはとことん十字軍と化す私で、「うる星やつら」のやまざきかずおさん演出作品、「魔法のスター・マジカルエミ」への思い入れの深さ、後者と「クリィミーマミ」などの望月智充さんの演出への傾倒、「エヴァンゲリオン」でおなじみ、庵野監督の「トップをねらえ」(アマゾンにあった!!)や「不思議の海のナディア」へのひたすらシリアスな心理主義的傾倒。

 (なお、「トップをねらえ!」のOPとEDだった、のりピーこと酒井法子酒井法子 - LOVELY TIMES - NORIKO Part III - アクティブ・ハートアクティブ・ハート酒井法子 - LOVELY TIMES - NORIKO Part III - トライ Again・・・!トライ Again...!はiTuneでも入手可能!)

 更に、「セーラームーン」っていったら「劇場版R」(幾原邦彦監督作品)だぜい!!!・・・・で、人間性心理学会で「対象関係論的考察」として学会個人発表してしまうなど(当時はVHSビデオしかない。それを上映している。「学術研究」ならこんなことも著作権上許されるのさ!)。

 ともかく20代になってから、自分の感性に馬鹿正直に暴走した歴史が今日の私を築いたのであります(^^;)

 ....で、最後の締めくくりが、「エヴァ」で、「エヴァンゲリオンの深層心理」という単著まで出せてしまったわけです(さすがにまた中古価格普通に戻りましたね)。

 なお、これらの軌跡の一部は、今も、「阿世賀浩一郎アニメ論アンソロジー」のページでお読みになれます(^^)

 ......そうした中、「きまぐれオレンジ☆ロード」(まつもと泉原作)アニメ版も、忘れられない作品なのでありまする。


*****


 1987年から88年にかけて放映された、アニメ版「きまぐれ☆オレンジロード」のTVシリーズは、特に前半、原作のラブコメタッチが、何か凄くウエットなラブ・ストーリーとして19時台にお茶の間に向けて放映されるという点では、あまりに時代を超えた作品でした。

 それを更におし進め、当時のトレンディ・ドラマも甘ったるく見えるくらいに、予定調和を徹底的に排して、「危険な情事」化してしまったのが、知る人ぞ知る「劇場版 あの日にかえりたい」(望月演出)だったのです。

 これ、すでに「危険な情事」(監督:エイドリアン・ライン 「ナイン・ハーフ」もこの人ですね)を観ていた私、マジに、そっくりとも言えるシーンがあることを発見していました。まどかが明かりをつけたり消したりを延々繰り返すシーンなんですけど。そして、ひかるははっきり言って、(当時なかった言葉ですが)ストーカーそのものなんですね。

 私はそのひかるのストーカー性を褒め称える記事を書いてしまっていた。当時は振られまくっていましたので(^^;)

 でも、当時の私は、まだまだ女性心理を読みきれていなかった。「三角関係」とか、「新しい彼女のためにそれまでの彼女との関係を清算する」なんていう経験はないけど、この映画の中で、まどかが、恭介に「けじめをつける」ことを求める上で、結局まどかはひたすらそれを恭介にやらせるという点では残酷そのものという点だとか。ほんとうはこわいんのはまどかの方ともいえると、30代に入って、やっと感じるようになった。

 そういう意味では、キス以上のシーンはないにもかかわらず、実はこれほど苦味のあるラブ・ストーリーは滅多に観れるものではない。むしろ今の時代の普通の若い人たちの方がすんなりと受け止められる可能性すらあると思う。

 それでも「なぜフィクションでここまでやるのか???」という思いをもつ人も多いかもしれないけど。「危険な情事」ですら、ラストシーンにまだしも救いがあるともいえる。

 この「劇場版」、Amasonにも楽天の中古にもないんだけど、「在庫なし」でLDジャケットが映ってるのがあったので、リンクはしておきます。もしDVDとかで収録されてるのを見つけたら、リンク張り替えますね。


******


 いずれにしても、が、アニメ版全体の魅力を大きく支えていたのは、ひとつには鷲巣詩郎さんのBGMをはじめとする、すばらしい音楽だったのですね。

 ほんとうは挿入曲を含めると(「新・きまぐれ」を別にして)確か13曲、歌があるんですが、iTunesで今のところ集められるものをコレクションしてみました。ラストの後半3曲は「劇場版」での使用曲です。TVシリーズを含めて和田加奈子さんの深みのある歌声が忘れがたい。

 劇場版の衝撃のエンディングを飾る、和田加奈子 - Vocu - あの空を抱きしめて「あの空を抱きしめて」なんて、今聴いても、曲だけでも感動的だと思う。
 
 ......というわけですので、iTunesお持ちの方は、 ここiconをポチっとな!!

Orangeroadminicolletion2


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