理解「しようとする」と、理解に「近づけない」場合がある
「理解し『ようとする(try to)(make effort to) 』こと」は「理解するに『至れるようになること』」を必ずしも意味しませんし、「導き出し」もしません。得てして「逆効果」というのが私の認識です。
『自分の中で』相手の何を理解できていないと感じているのかを細かく「できるだけ詳細に言語化」し、「リストアップ」することまでなら、「確実に」相手への理解を前に進めることに貢献すると私は考えます。
しかし、相手の話が、得てして、一見テーマと無関係に思われる内容に飛んだ場合ですら、上記のようにして、まずは,「自分の中だけで」理解できない点のリストアップを「更に」重ねて行き、あとは相手が自然に語りたいことを「語りたいがままに任せて」おくと、必ずといっていいほど、「当初のテーマ」について、相手の言わんとしていたことが、「おのずから理解できて来てしまう」糸口が見いだされ、そうした場面で、最小限、ピンポイントで、項目を1つに絞り込んで、相手に疑問点について質問する(私の用語法体系では、これを「訊く」(きく)と呼び、「問う」とは厳格に区別される、より限定的な、他者への働きかけの様式です)。
そうすると相互了解に達する確率は極めて高水準である。
これは、ネット場面でも、日常場面でも、治療的面接場面でも「普遍的に」通用する法則と私は認識していますので。
つまり、逆説的ですが、これが、私の「理解しようとすること」の方法論の基本です。
.......以上、ロテ職人さんのサイトへの私への書き込みからの転載です。
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