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2007/02/11

Vistaの最初の印象

 実は予約開始の非常に早い段階で、ultimateで分割払いで予約する決断をしていたのですが、私の職場のパソコンのXP Media Center Edition 2005プリインストール機種からの「アップグレードインストール」は”home premium”か”ultimate”でないとできないことの情報までは一般にはまだほとんど流れていない段階で予約だったので、特にクリーンインストールしかできない"business"にはしてなくて結果的にほっとしているこういちろうであった(^^;)

 アップグレード直後は重いですが、Microsoft updateまで済ませ、普段使うソフトの動作を繰り返して、OSがおそらくその動作を覚えこんで早く起動するように優先順位が上がりだすと、XP末期の方が動作にいびつな無理が生じていたとすら感じます。

 OSと統合されて本来の居場所(?)を得れば、Internet Explorer 7がこんなに「軽快な」ブラウザと思っていなかった。

 ネットのパフォーマンスは、明らかに、素のままでも、Vistaのほうが高速になりますね(ちなみに職場はマンションごと、USENの光ファイバです)。

 意外と一般向けの解説では言及されていない「地味な」仕様変更のようだけど、「マイ・ドキュメント」フォルダを"Documents and Settings"フォルダの下に置くツリー構造をやめ、"Users"フォルダの下位に「ドキュメント」を「ピクチャ」や「ミュージック」と等価の階層のフォルダにする形への変更は合理的と思います。これまでが、ドキュメント全体をバックアップしようとすると、画像や音楽や映像ファイルという巨大ファイルも道連れでみんなついてくるというのは困ったフォルダツリー構造だったのだ。フォルダを下ってはじめて他のメンバーの設定が出てくるこれまでの形が変なのだ(iTunesのデータベースはちゃんと自動的に置き換えられる形にアップデートされます。もっとも、アップグレードVista版の場合、現状のiTunesバージョンは、一度アンインストールして再インストールしないと深刻な問題が生じることがAppleサイトのこの記事.....英語のみ.....で言及されています。この問題に対応したiTunesのアップデートは数週間後の予定とのこと.....私でも何とか読めるではないか)。

 デスクトップへの標準機能としての「ガシェット」の登場(フリーソフトこれからたくさん出るでしょうね)、や、OS用標準フォントとしてOsakaっぽい「メイリオ」が採用された(もっとも、基本のドット数が違うわけですけど)ことで、.....な、何か、Mac OS X Tigerにいよいよインターフェイスと機能が「一見似てきた」ではないか、という感じですが、いいところはどしどしまねあえばいい。

 "AERO"という、多数開いたウィンドウが立体的に斜めに傾いて並べられる表示機能や、タスクバーに最小化した中身が縮小版で表示される表示機能(これは実はおもてにあらわれた部分にすぎない)を統括する「グラフィックチップ統括制御」はMac OSにまだないものと思いますが、次期 OS X LeopardではMacも当然それにあたることをやるでしょう。

 ファイル転送ソフトや不要ファイル削除ソフト、デプラグソフトなど、システムの根幹に関わるソフトは、フリーウェア・シェアウェア含めて全般にVista対応が遅れているようです。

 もっとも、そもそもVista標準搭載の、「ディスク・クリーンアップ」が、やっと不要ファイル削除「標準搭載」ソフトとして最低限十分な水準に到達したし、「インストローラー・クリーンアップ」も「標準搭載」されたので、サードパーティのソフトに頼らなくても、以前ほどゴミファイルの累積によるパフォーマンスの累積的悪化を懸念しなくてよくなったはずとは思う。

 でも「敢えて」サードパーティのこの種のソフトに手を出してみたい人に情報を伝えれば、すでにVista対応が迅速なのは驚速2007です。あいもかわらず(!!)、officeソフトばかりか今回はiTunesまでも高速起動がインストール直後のデフォルト設定にしてあるのは、実際にはパソコン起動の際に負荷をかける形になるので、インストール後に任意に「追加」できる機能にしてくれないと、メモリが少なくてCore DuoではないCPUの人のパソコン起動時にはプリーズの危険を増やす、とんでもねえ逆効果が生じ、いよいよいい迷惑だろうと思うけど(ガシェットや、AEROによって可能な表示すらデフォルト設定ではみーんな止めてしまいます.....もちろん再設定で復活しますが)、価格比的に見て、不要ファイル削除・不要機能停止機能はコンパクトに「まとめられて」いると思う(はっきりいって、現状では、Windowsの設定に少し詳しい人なら別々に手作業でできる工夫を「まとめただけ」のソフトである。まさに1980円が妥当な値段)。

 ”Live OneCare”は、Macで同じ事やろうとすると現状ではサードパーティソフトが必要な機能も統合的に含まれ(簡易デプラグとウィルス/スパイウェアチェックの、ネットを通したエクステント読み込みによる機能のこと。Mac Os X用ソフトMac用iDefragのオンライン最適化機能の一部の、グラフィック表示なしのすごい簡略版みたいなものに、Mac OS X標準搭載の"Backup"にあたるものがOneCareに統合されていると理解)、Macより進んだ標準搭載統合ソフトといえるかも。

 デプラグにあたることが、簡略な形ではあるけど、定期的にバックグラウンドで自動でなされていることは、Macはともかく、Windowsのパフォーマンスにおいては結構影響が大きい筈。

 OneCareだけでも少なくともウィルス駆除の性能においては十分高度というのは、すでにXP版試用版で実感してますが、標準搭載のWindows Defenderと合わせての総合実力で、ファイアーウォールの高度化やスパイウェアやフィッシング詐欺対策への対応性がウィルスバスター以上かどうかはわかりません(ウィルスパターンファイルのアップデートの迅速さという点ではこれまでトレンドマイクロがかなり優位だったと思います。昨年は「お手つき」事件もありましたけどネ!!)

 ちなみに、Vistaでは、サードパーティのウィルス駆除・ファイアーウォールソフトとの「共存」インストールがそもそも不可能になります。Windowsネイティヴ路線でいくか、サードパーティのどの会社かのソフトに任せるかの「二者択一」を求められる設定になっているわけですね。だから、常にOneCare+Defenderよりも高水準の新規ウィルスへの迅速対応とセキュリティ維持を可能にしていること(しかもそれがパフォーマンス悪化の要因にならないこと)を実際の効果としても宣伝上も維持できないと、特にトレンドマイクロやシマンテックのシェアはどんどん下がると思います。

 ultimateのセキュリティそのものが、Windows Updateの"Windows ultimate Extra"に自動対応して、他のタイプのVistaより高度なものが標準搭載・自動アップグレードされるようですが。実は、こうした点からすると、ultimateは,最初の購入費は高いけど、実はサードパーティ系のソフトの追加購入、ないしVistaの追加機能のネット購入なしで済ませられるサービスや機能が最初からついているという意味では、長期的には減価償却できるのかも。

 このあたり、特にすでにXP搭載のCore DuoのCPUのパソコンをお持ちの方がアップグレード版を買う場合、Vistaプリインストールの機種を買う際にhomeにとどめるか、もっと上級の仕様で最初から買うのと結果的にどっちが安く上がるか、事前にシミュレーションして賢く判断すべきかと思います。
 そして、やたらとバックグラウンド動作に依存するVistaの場合、メモリが1024ではなくて2048メモリであるかないかがパフォーマンスに与える「圧倒的影響」も考慮すべきです。立ち上がりのスピードなんて、まるで違いますよ。

(自宅のシングルコアのデスクトップパソコンにベータ版をインストールしてみた時の体験からいえます。職場に初期に持ち込んでいた自宅デスクトップは今やLinuxに鞍替えして動かしていたりして。モバイルのメインがかなり以前からMac系だから、最近メジャーなすべてのOSに分散している(^^;)。
 ホームページ制作は、Macとwindowsの両方の閲覧活況があると、webデザイン上の問題点が容易に気づかれやすくなります。Vistaにドライバ未対応の周辺機器(最後の一つも2月中にドライバが出る予定)を動作させるためには、ファイルをPDF化して、その時だけモバイルのmacを職場に持ち込めばいいわけで。実は周辺機器選びの時点でこうした複数OS対応の有無は最初から意識しているのである)

 あとは”Windows live”などとの、ローカルパソコンのネットを通した機能上のシームレスな一体化がどう進み、「コンテント」と「エクステント」の一体化が、一般個人ユーザにとっても、セキュリティとネットのトラフィックが両立する形で(!)今後どう展開されるのかを見守りましょう。

 CNETでこんな記事も目にとまりました。....そうか、暗号化が鍵ですか。

 VistaのBitLockerについての解説、まだ英語版だけなの、何とかならんのかね。ドライブそのものの暗号化は、すでにMac OS Xはやっていたと思うけど???

※なお、iDefragは、パッケージ販売版ではPower PC用とIntel Core Duo用が同梱、サードパーティ製Mac OS X用ソフトとしては信頼性が高い、いいソフトと思いますが、ダウンロード販売版は、上述のCPUのちがいによって別々の商品、一方では他方はっそもそも作動しないので、Macユーザの方、ご購入前に用心してください。新旧Macをお持ちの方はパッケージ版がいいでしょう。

*****

......以上、例によって、パソコンを自己流でしか学んでいない人間が、とりあえず、半可通な知識と2日操作した実感だけででまとめた感想にすぎませんので、何か用語の奇妙さや誤解が含まれていても、お許しのほどを!!

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