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2006/10/12

大船の街と、「JR大船駅」の、数奇な歴史

 この記事で説明不足の部分を敢えて補います(^^;)

 実は、大船駅も半分は「横浜市」なんです。でも、戦後すぐまで「鎌倉郡大船町」というものが存在したのです。一方、横浜市が周りをどんどん吸収合併しはじめ、南下の果てに、大船に迫りはじめた(....ここから話題がしばらく外れる ^^;A.)。

*****

その後、横浜市は、ついには、人口で大阪市を抜いて「日本第2の大都市」になります

 その結果、

「どうしてここが『横浜』なんだ!!」現象

が生じ、これで山下公園や中華街や馬車道に簡単に繰り出せる、と信じて疑わず引っ越しした人に、とんでもない失望感をもたらすことになるわけです。

 神奈川県には、同様にして、南武線の沿線だけが、神奈川県の内陸まで、すべて川崎市という、

「どうしてここが『川崎』なんだ!!」現象

があり、この二つの市で神奈川県の山間部以外の膨大な割合の領域をカバーしている。

(こちらの地図参照。)

 .....昨今は、市町村広域合併政策のおかげで、

「どうしてここが『静岡市』なんだ」現象、
「どうしてここが『久留米市』なんだ」現象

(これは、むしろ、「清水市」よ、「浮羽郡田主丸(たぬしまる)町」よ、かたや清水の次郎長と古くからの漁港都市、かたや河童伝説と古代にさかのぼる古墳群を持つ、梨と巨峰葡萄の里よ、地域の「栄光」と「伝統」と「誇り」はどうなったんだ!!......とすら言いたくて書いています。誤解なきよう(^^)

........など、各地でたくさん、急にみられるようになりましたが、そういう現象が、すでに数十年前の神奈川県で、繰り広げられたわけです(^^;)

******

 .....結局、大船の地は、「大船駅」という交通の要衝のおかげで、戦後、駅中心に市街地が「越境して」発達していく一方で、行政区画の上では、長い歴史を経て、「横浜と鎌倉のどっちにつくか問題」が徐々に解決されていくわけです(Wikipediaの「鎌倉郡」の項参照)。

 そうした中、何と「大船」の町の北半分が最終的に「横浜市」に入ることを望み、南半分は「ヤッパリ鎌倉市」という希望を堅持したために、今も大船は、市街地のど真ん中を横断して「市境」があるわけですね。

 これが、私のオフィス(西口から徒歩十分の、喧噪を離れた、古くからの町並みの中にあり)が、「横浜市栄区」なのに「大船駅最寄り」と、「意識的に」宣伝しないとならなくなった一つの原因です。

 そして、JR大船駅の、いわゆる「駅本屋」(駅の本屋のことではなくて、駅の、昔、駅舎の中心だった場所と思ってください)が、今の「西口」にあたる鎌倉市なので、料金体系の上では、あいかわらず「横浜市内」扱いされないのです!!

 現在は、繁華街が発達して、なるほど、この世に「大船市」なるものが実在すると誤解させても仕方がない「東口」(これも鎌倉市)の方が中心だと思われていますが(^^;)。

 Wikipediaの「大船駅」の項はこちら

****

 JR大船駅の構造は、今年(2006年)はじめの「笠間口」(横浜市栄区)新設でドラマチックに近代化、こうして積年の「横浜栄区市民」の屈辱を晴らしてからまだ数ヶ月(2006/10現在)なので、首都圏在住の方でも、久しぶりに「お降り」の方は、「出口はこっちでいいのか?」と戸惑われること必定です。

 しかし、「笠間口」はヤマダ電器テックランド大船店に向かうには絶妙のロケーションを持つものの、「柏尾川」及びそれと並行して走る線路敷地という天然(?)の要堺・防壁によって東西「にも」分割された大船の宿命的地勢に断固として阻まれ、「湘南フォーカシング・カウンセリングルーム」に向かうはじめてのお客様には、

「絶対笠間口には出ないでください」

との呼びかけが不可欠であると私は認識しています。


*****


 この記事、「大船自動車」という、戦前にさかのぼる凄い歴史を誇るタクシー会社と共に戦後を生きて来られた、勤続50年近くという、超ベテランの運転手さんが、客としての私に「街の由来」を詳しく話してくださった時の話を、Wikipediaで肉付けさせていただきました。

 運転手さんとWikipediaの筆者に感謝申し上げます。

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 言うまでもなく、私は「カノッサの屈辱」のファンでした(^^)

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