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2006/07/21

「人生が二度あれば」vs.「命のリレー」 (第3版)

 この直前の「引きこもり」現象についての記事、「後編」までの間の「間奏曲」

井上陽水の代表作の一つに井上陽水 ベスト・コレクション「人生が二度あれば」という歌
井上陽水 - 井上陽水: シングル・コレクション - 人生が二度あれば
がありますよね。老いて行く、自分の父母への思いを歌った歌です。
 
 平凡な、多忙な人生を送って老いつつある両親のことを思う時、アングラ時代から音楽の道一筋に突っ走り、放ったらかして、迷惑ばかりで、親孝行できなかった自分への後悔の念がこもった歌、というのが、一番自然な受け止め方でしょうかね。

 でも、この歌、「人生が二度あれば」
 と高らかに繰り返し歌い上げこそすれ、
 「もし2度あれば、どうしたいのか」ということまでは、
 言葉で具体的に語っていない。

 ......などという言い方は野暮の骨頂で
 
    「もう、取り返しがつかないんだ!!!」

ということこそ、この歌の言葉にならない深い思いなんだとおもいます。

 そして、実はその絶望的な思いと「直面した」瞬間、実は「癒し」が微かに始まるのかもしれない。

******

 これに対して、中島みゆきの比較的最近の作品、中島みゆき/転生「命のリレー」(スタジオ録音版はアルバム「転生」収録、
中島みゆき - 転生 - 命のリレー
2004年「夜会」ライブバージョンは、帰れない者たちへシングル「帰れない者たちへ」
中島みゆき - 帰れない者たちへ - Single - 命のリレー <'04夜会ヴァージョン>
に収録)

 自分という「個体」の果たし得なかった夢や願いは、後続世代にバトンタッチするしかない。

 そして、自分の見ている夢や願いそのものが、実は「過去の世代の」無念の思いを引き継いだに過ぎないものなのかもしれない。

******

 私は、散々親に甘え、迷惑をかけてきた。
 気がついたら両親が年老いている。
 そのことへの深い、いいようのない罪悪感は一方にある。

 しかし。「独立開業」という道を歩み出した時、「経理」「心理」という、まるで違う畑ではあるが、父の「後継者」になったといえる。

 父(祖父)を戦争で失い、大陸から無一文で引き上げ、学歴も何もないまま市役所の小僧から叩き上げた、顧客数、久留米近辺随一といわれた「経理の職人」の父の「血」と、「生き様」が、今の私を支えている。

 税理士事務所の仕事とは、中小企業の「経営」の実態を、裏の裏まで知り尽くすということだ。

 その父が、今、私の「経営・経理部門」最強の「参謀」なのである。

 教員やカウンセラーの世界しか知らない人の常識を越えているかもしれない「個人開業」の手法そのものは、私が自分で、ほんの2,3時間で考えたものである(独立開業を思いたった正真正銘「直後の」書き込みこれである。現実の現在のWebsiteと比較していただくと、ほとんどそのまんま!!

 しかし、何らかの契約締結などの際には、常に父の助言を参考にし続けている。

 父から学び続けられる日々、そしてその父を支え続けた母との日々が、末永く続くことを、祈り続ける息子なのである。


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コメント

 今日の更新は、ズボラしていて張らないままでいたみゆきの「命のリレー」2004夜会バージョンへのリンク追加以外は、この記事に限らず、他の記事への誤字修正やリンク追加など、細々としたものがほとんどです。

 意外な記事の意外な場所にリンクがいくつか増えていることにより、相乗効果が出るようにしましたが、マイナーアップデートと呼ぶにも大げさすぎるので、個々の記事ごとに告知することはしていません。

ayuと私と同じ福岡県人の陽水と、みゆきお姉様という意外な取り合わせ、私にとってはふたりともそこそこ兄貴・姉貴の世代ですが、一応同時代ファンといえる特殊な思い入れがある二人だからこそ、私の頭の中で、「人生が2度あれば」と「命のリレー」をぶつけてみようというアイデアが浮かんだのだと思います。

 御好評いただいたようで,昨日の固定アクセスリンクシェア5%の堂々1位に輝きました。やっと少しは音楽サイトらしさも取り戻せたかも(^^;A

 第3版は、実は私の引いた最初の青写真(明学をやめると決まっての帰り道の2時間ぐらい、品川から鎌倉までの横須賀線の電車の中で収支とコースごとの値段の試算まで一気に有り合わせの紙に書き上げたもの)、ほとんどそのまんまで現在も開業している「証拠」とのダイレクトリングが中心です。
 
 実は、楽天ともショップとして連携できないかとまじめに模索した時期もあります。だから先日のispotとの契約は、いよいよ私の青写真そのままに事態が動いていることになります。

 開業1年間は我慢のしどころ、いわば「試行期間」でした。しかし、気がついてみると、カウンセリングのスタイルそのものが、いつのまにか、学生相談時代の長所を残したまま、「開業カウンセラー」に「変身」できてしまったな、と最近つくづく思います。

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